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今回は瑞鳳と装甲空母姫による一騎討ちです
楽しみにしていてください
それではどうぞ!
と私が装甲空母姫へと視線を移した瞬間
私の体は宙を舞っていた
「え?」
思考が一瞬止まり、私は海面へたたきつけられた
「グアッツ!?」
身体がきしむ音が鳴る
なんだ!?
何だこいつは!?
私は素早く体を起こし、私の方へ飛んでくる砲弾をよける
砲弾は私のわきをかすめて海面にぶつかり水柱を立てた
「っ!」
ドスン
私は条件反射で私へ砲撃をしてくる浮遊要塞へ向けて拳銃を放った
...が、浮遊要塞の装甲部分へと着弾したため、拳銃弾は装甲にはじかれてしまった
うそぉ
「アラアラ、ソンナモノカシラ?」
装甲空母姫はそういって私の方へ急速接近してきた
「ガッツ!?」
私は急速接近してくる装甲空母姫から放たれるこぶしを腕でガードしたものの、それでも後方へ吹っ飛ばされた
「グッツ!」
やべぇ、どうしよう
とりあえず、浮遊要塞を叩かないと
浮遊要塞は装甲空母姫の周りをまわりながら私の方へ砲撃を開始してきた!
ドスン ドスン
私は浮遊要塞から放たれる砲弾へ拳銃弾を当てることで弾丸の進行方向をそらし、海へ着弾させた
そして、私の方へ砲身が向いている間に私は拳銃を発砲し、二発目の弾丸はまるで吸い込まれていくかのように、浮遊要塞の砲身へ入り、砲弾が砲塔内で爆発した
「!?」
直後浮遊要塞は全身を爆裂四散させた
私は水龍天花を抜刀しながら浮遊要塞へ接近し、装甲部分の間を狙って刀を振るった
浮遊要塞はとっさに角度をつけて刀を装甲で防ごうとしたが、私の方が一瞬早く
浮遊要塞の体が一刀両断され、切れた部分から勢いよく血液が噴き出した
後一隻
どこ?
私がそう思っていた直後、背筋に悪寒が走り
私はとっさに後ろへ向けて拳銃を発砲した
ズドン カキン
私が放った弾丸は運よく浮遊要塞が放った砲弾へ当たり、砲弾はそれ、海へ着弾した
浮遊要塞はすぐに二発目を発砲してきた
ズドン
私は砲弾をよけ、いまだ私の方を向いている砲身へ向けて拳銃を発砲した
弾丸は浮遊要塞の装甲に阻まれはじかれてしまったが、浮遊要塞に一瞬の隙ができた
私は瞬時に浮遊要塞へ接近し刀を振るった
私の水龍天花は浮遊要塞の装甲を豆腐のようにスパッと切り浮遊要塞は真っ二つに割れた
あれ?こいつってそんなに装甲柔らかかったっけ?
まぁいいや
私はそう判断した直後、近くでとてつもない爆音と仲間の悲鳴が鳴り響いた
「!?!?」
私がそちらを振り向くと
「あ.....え?」
視線の先に大破した第Ⅲ艦隊のメンツがいた
りゅうほうは?
そして、さらにその先には、
「装甲...空母姫....?」
装甲空母姫が余裕そうな表情で龍鳳の頭をつかんで持ち上げていた
龍鳳は全身血まみれで、ぐったりとしていた
「あ、あぁ?」
私は目の前が真っ暗になりそうになりながら装甲空母姫を見つめていた
「アラ?ヨウヤク気ヅイタノ?」
装甲空母姫は龍鳳をつかんでいる手を振りながらそう言った
あしが....うごかない.....?
足が、動かなかった
なんで?なんでなんでなんでなんで?
何で動かないの?
動けよ!
その役割を果たせよ!
祥鳳の同じ轍を踏むのか?
私は、また仲間を喪うの?
私のせいで?
わたしの....セいで?
気づけば私は水龍天花を握りしめる力が強くなっていた
そうだ、あいつを、装甲空母姫を、殺せば、龍鳳達は助かるのではないか?
祥鳳の時と同じような結果にならないのではないか?
直後、私の体を包み込むように黒いナニカが爆発した
「アハハ?」
私は水龍天花を構え、一気に装甲空母姫へ切りかかった
「ッ!」
装甲空母姫は私が切りつけてくることを予想していなかったのか、大きく避けてしまっていた
その隙に私は龍鳳をつかんでいる右手へ向けて刀を振り、右手首を切り落とし、龍鳳を抱えて離れたところにいる日向達のもとへ移動した
ついでに超低速魚雷を多数ばらまいておいたので少しは時間が稼げるだろう
「日向、照月は龍鳳を守りながら鎮守府まで撤退して、私も提督に連絡を入れておく」
私は日向たちへ説明している間に龍鳳の艦載機の矢をとり直掩機、護衛機として紫電改四ら、全機を発艦させた
「とりあえず、三人は撤退、副旗艦の龍鳳の意識がないため、旗艦は日向」
と、私が説明していると、照月が恐る恐るといった感じで私に話しかけてきた
「ず、ずいほうは?どうするの?」
「私?私は二人が撤退するまでの時間を稼いでから撤退する。時間がないから早くいって」
「「りょ、了解」」
私は二人をせかして撤退させた
この間に攻撃隊全機が帰ってきたので着艦させ、補給をさせた
私は三人に撤退するまでの時間稼ぎをするといったが、毛頭そんなつもりはない
私はあいつを殺さねば気が晴れない
私が水龍天花を構えながら装甲空母姫の方を向くと
「アラ?ナカマヲ守ルタメニヒトリ戦ウノカシラ?トンダオ馬鹿サンナノネ?」
そういって笑っていた
こいつ、本当にユルサナイ!
私は装甲空母姫の方へ一瞬で近づき、水龍天花を一振りした
「フン!」
ズドン
装甲空母姫は私の刀を最小限の動きでよけ、砲撃をかましてきた
私は砲弾をよけ、本体とは別にある装甲ばっかりついているやつの側面砲塔を本体から切り離し、本体へ向けて爆弾をたたきつけた
「グッツ!」
装甲空母姫は予測していない部分へ攻撃されたのか、少しよろけていた
私は装甲空母姫から少し離れて六五三空を発艦させた
「六五三空順次発艦始め」
私は直掩機の零戦52型甲を一度着艦させてから零戦隊6機を直掩機として発艦させ、烈風一一型9機を天山一二型6機 流星12機 彗星二二型12機を発艦させた
私は弓を艤装の後ろへひっかけ、取れないようにした
瑞鳳の残存兵力
発艦済み
零戦52型甲12機 烈風一一型9機
流星12機 天山一二型6機
彗星二二型12機
彩雲4機
収容機
彩雲2機
拳銃残弾12発
水龍天花一振
そして、私は右手に水龍天花を構え
左手に魚雷を2発
持ちながら装甲空母姫へ突撃した
「シズメ!」
装甲空母姫はそういって全主砲を私に向け、砲撃を開始した
砲弾が何発か私をかすめ後ろで水柱を上げていく
が、私は進むのをやめない
分かっている、あの装甲空母姫に軽空母が単騎で挑んだって決して勝てないことだって
ちゃんとわかっている、頭で理解はしているんだ、
でも、負けない
最低引き分けまでに持ち込む
相打ち覚悟、何がどうやっても、私が沈みそうになったらあいつを巻き添えにして沈んでやる
あいつだけ生かしておくことはできない
そして、私は装甲空母姫の至近距離まで近づき、魚雷を顔に向けて叩き込んで目隠しをした
「グッツ!」
装甲空母姫は少しよろけながらも私へけりを放ってきた
私はそれをいなし、海面を思いっきり蹴って
装甲空母姫を飛び越え、空中で回転しながら装甲空母姫へ向けて拳銃を発砲し、ありったけの弾丸を叩き込んだ
拳銃の弾は尽きたのでホルスターに収める
これで目隠しにはなっただろう
私はそのまま装甲空母姫の後ろに回り込み
本体とは別の兵装ユニット的なものへ攻撃を仕掛けた
まず、上部の砲塔の半分を刀で叩き切り、砲身をゆがませ、装甲板もいくつか切り離した
が、さすがに反撃をしてこない敵でもなく
艦載機を多数発艦させて、攻撃をしてきた
直掩隊が頑張ってくれるだろう
私は艦載機の攻撃をよけながら爆弾を装甲空母姫へ向けて投げた
「フン!」
装甲空母姫は爆弾をよけながら砲撃をかましてきた
私は飛んでくる砲弾を刀で切断し、そのまま本体へ向けて刀を振るったが
ガキン!
なんと、装甲空母姫は砲身で刀を止めたのだ!
「フン!」
装甲空母姫はそのまま砲身を振り払い私に殴りかかってきた
私はそのこぶしをいなし、魚雷を叩き込み、側面へ回り込んだ
魚雷が爆発し、爆風が装甲空母姫を包み込んだ
「ガガッツ!?」
私は装甲空母姫が爆風に巻き込まれている間に側面の砲塔を刀で切り離し、蹴り飛ばした
装甲空母姫はそのまま海面をごろごろ転がっていった
私は追い打ちをかけるように追跡したが、
装甲空母姫はすぐに起き上がり、砲撃をかまし始めた
私はとっさに砲撃を避けた
思わず私は大きく砲撃を避けてしまった
しまった!
私が気づいた時にはもうすでに遅く
装甲空母姫の蹴りをもろに食らってしまった
「ぐっつ!」
肺から強制的に空気が吐き出され、私は海面にたたきつけられていた
直後私はとてつもない衝撃に襲われた
「グアッツ!?」
おそらく砲撃を食らってしまったのだろう、私は大破寸前の中破になってしまっていた
身体のところどころから血がにじみ出て、制服も、艤装もボロボロだ
装甲空母姫も中破
私も中破
制空権は私の方が優勢、がまだわからない
私は砲撃をすることができない
だって、砲塔を持っていないし、唯一の拳銃も弾が尽きてしまった
爆弾も、魚雷も残弾は残りわずか、
あるのは己のこぶしと水龍天花、のみ
はたから見ても私の方が劣勢だってのはわかりきっている
けど、!
諦めない
私は立ち上がり、装甲空母姫を睨んだ
私も装甲空母姫も中破
まだ戦える
私は、マだ戦える
私は水龍天花を構え、装甲空母姫へ向けて走り始めた
「マダツヅケルノォ?アナタモケッコウシブトイノネェ」
そういって私と装甲空母姫は攻撃を再開した
戦ってて分かったことがある
こいつは、この、装甲空母姫は
ただの装甲空母姫ではない
普通装甲空母姫はこんなに強いわけがない
それこそ、あの龍鳳が圧倒的なまでにやられるほど強くはない
この深海棲艦は、歴戦の猛者だ
よくよく観察してみればすぐにわかることだった
全身に何やら黄色いオーラをまとい
所々装甲ははがれているものの、おそらく艦娘の装甲板だろう物で補強されている
砲塔も少し変わっているところがあった
おそらく、幾度となく艦娘と戦い怪我をするたびに怪我した箇所を治し
装甲が剥がれたら補強する
そして、艦娘から鹵獲したものを使う
それで強くなっていったんだろう
随伴艦もある程度は強かった
そして、私も圧倒されている部分がある
だけど!
私は勝つ!
水龍天花を構え、極限まで接近し裏に回り兵装ユニットを破壊する
「フン!」
装甲空母姫は砲身を振って反撃してきた
私は砲身を刀でいなしながら切断した
「ナッツ!?」
装甲空母姫は驚きながらも残っている砲塔で砲撃を仕掛けてきた
私は刀で砲弾をそらしながら装甲空母姫へ切りつける
そして、左足を根元から切断することに成功した
「ッ!」
装甲空母姫は痛すぎて言葉さえも出ないといった感じだったが右足で私を蹴り飛ばし砲撃をしてきた
私は思いっきり吹っ飛ばされたが、空中に投げ飛ばされながらも魚雷を1本投げつけた
魚雷と砲弾が交差し
私には砲弾が
装甲空母姫には魚雷が
激突し、それぞれが爆発した
「「グアッツ!?」」
お互いが痛みにのたうち回る
私はそのまま海面に激突し、何度かバウンドを繰り返した
私も大破し装甲空母姫も大破まで追い込んだ
私は立ち上がり、水流天花を構えながら装甲空母姫を睨み
動いた
「シズメ!シズメェ!」
装甲空母姫はそういって砲撃をしてきた
だが、明らかに今さっきより弾幕が少ないし、精度も悪い
明らかに牽制用だろう
私は砲弾をよけながら装甲空母姫の目の前まで走り
刀を振る
もちろん砲身に阻まれる
だから、私は装甲空母姫の髪の毛を思いっきりつかむ
「!?ハナセ!」
さすがに痛いのか暴れるが私は離れない
私は装甲空母姫の胴体に刀を突きさし抜けないようにする
「グアッツ!?」
装甲空母姫は痛みに顔をゆがめるが
私にけりを放ってきた
痛い、が離さない
何度も何度も何度も蹴られ、砲撃を浴びせられた
でも、離さない
そこで私は魚雷を手に取った
私の行動に予測ができたのか装甲空母姫が目を思い切り見開いた
「オマエッツ!正気カ!?」
装甲空母姫はさらに暴れる
装甲空母姫は私を難なく倒せると思っていたのだろう
これまで通り
予測はよかった
私は何度か攻撃を食らったし
大破まで追い込まれた
でも、
装甲空母姫の唯一誤算は
私が
特攻、自爆をすることを予測していなかったことだろう
私はありったけの魚雷と爆弾を手に取り
爆弾を
爆発させた
今回はいかがだったでしょうか?
一言だけでもいいしどんな内容でもいいので感想でおしえてください。
そういえばUAカが8100を超えました!ありがとうございます。
次回は今回の続きです。
瑞鳳と装甲空母姫はどうなってしまうのでしょうか?
次話は明日の0時00分に投稿します。
楽しみにしていてください。
それではまた次回!
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