~第Ⅲ出撃口にて~
昼は第Ⅲ出撃口から出撃をするので私たち第Ⅲ艦隊はここに集まっていた
私を含む四隻は第三出撃口から海へ飛び下りそのまま出撃を開始した
が、私たちが鎮守府正面海域へ航海しようとした瞬間提督から通信が入った
私が何事だ?と思っていると補給艦の護衛出撃だったようで、正面海域ではなく山口県日本本土方面へ行かなければならないということだ
「了解」
私はそういって通信を切り、第Ⅲ艦隊へ通達した
「進路180度反転、これより第4戦速で本土方面田布施町漁港へと向かう」
「「「了解」」」
なぜ漁港へ向かうのか、疑問に思ったことだろう
元々、深海棲艦がいない頃は近くの長島から物資を船で運んでいたのだが、ここ、柱島第Ⅱ鎮守府は激戦区であり、深海棲艦が出現してきてからはかなり通商破壊が激しく本土から丈夫な船+艦娘の護衛を付けて祝島へ物資を運ぶことになったためである
本土にある港で祝島から一番近い港が今さっき言った漁港だったのだ
まぁともかく私たちは本土にある漁船へ進み始めた
そういえばそろそろ月に二回の定期運搬の時期かということを唐突に思い出した
柱島第Ⅱ鎮守府は祝島という島に存在している鎮守府で日本本島とはつながっていない孤島の鎮守府である。
その為、月に数回物資補給をしなければならない、なぜなら島には物資を調達するすべがないからである。
そして、祝島には町がある関係で祝島に運搬される補給物資はかなり大量に物資が運搬される。
なので必然的に船もかなりの大型船ということになり、大型船は物資を大量に運ぶために大量な物資を船に積んでいるため、かなり重い
その為、かなり低速である。
深海棲艦はヒトぐらいの大きさでかなり早く機動性が高い
対して人間が運用する大型船は速度が遅く機動性が悪い
だから必然的に物資輸送などの大型船は深海棲艦の格好の攻撃の的である。
だからかなり厳重な護衛が必要なのだが......本当に四隻で足りるのだろうか?
そんなことを考えながら海を滑っていると、偵察機から入電が入った
ん?
何だろう
私はそう思いながら通信内容を確認すると、大型船を発見したという旨の報告だった
私たちにも視認することができたため、通信を行いながら接近した
我柱島第Ⅱ鎮守府所属第Ⅲ艦隊旗艦ノ瑞鳳デアル 応答ヲ願ウ
とりあえず通信を行っているがどうだろうか?
私がそう考えていると通信が帰ってきた
「我大型物資輸送船U-523デアル 護衛ヲ願イタイ」
「了解シタ コレヨリ 護衛ニハイル」
現実でどう行われるかは知らないが私は大型船へそう通信を返した
それにしてもかなりデカいな
私は大型船の近くに航海しながらそう感想をこぼした
今私は艦娘で、かなり小柄な部類に入る軽空母だ
身長も低いためより一層デカく見えるのかもしれないが、それを差し引いてもかなりデカいことがうかがえる
全長は150メートル越えかな
全長も全幅もかなりデカくかなり大量の物資を輸送できそうだ
私はそんなことを考えながら後ろの龍鳳達へ命令度出した
「龍鳳は後方 日向は右 照月は左 私は前の護衛を行う 龍鳳と日向は直掩機として艦載機を少なくとも10機は射出しておいて。照月は対空警戒を密に、直掩は私が行う」
「「「了解」」」
私は仲間にそう、指示し
龍鳳達は大型船を囲むように航行を開始した
取りま前方
私は結構適当にこの配置を決めたのだが、大丈夫だろうか?
まぁいいだろう、どうせ数時間の辛抱だ
私はこの時かなり楽観的に物事を考えていた、これがのちの悲劇につながるとはこの時私たちはそんなこと微塵も考えていなかった
今現在時刻はヒトロクヒトゴー
まだ辺りは明るく視界は良好である
そんな時だった、それは唐突に、かつ私たちが想像もできないような形でそれはやってきた
唐突に目の前の海域に深海棲艦が現れたのだ
!?
私は驚きながら高速で深海棲艦たちへ接近していた
直掩機は零戦隊6機烈風一一型6機 計12機
万が一の為、天山一二型6機 彗星二二型6機も発艦していた
現れた深海棲艦はざっと18隻
空母ヲ級flagship6隻 戦艦タ級flagship3隻 重巡ネ級flagship3隻 駆逐艦ハ級後期型elite6隻
からなる連合艦隊だった
私はすでに発艦させていた航空攻撃隊を重巡都選管の方へ攻撃するように指示を出し、私は駆逐艦と空母を仕留めに行った
駆逐艦は簡単だった
砲撃を相手にさせる前に水龍天花を抜刀し輪切りにする、
一隻が私へ攻撃をしてきたので爆弾を投げることで攻撃を相殺しながら敵艦を沈める
簡単に駆逐艦を蹂躙し、私はもうすでに攻撃隊を発艦させている空母ヲ級へと近づいた
さすがflagshipということもあるのか、かなり持っている杖で抵抗をしてきた
一人目は杖を叩き切り拳銃を目と心臓へ叩き込んで沈め、二隻目は爆弾を口の中に詰めて爆散させる
直後後ろの方で大爆発が起きた
私は少し後ろを確認すると、戦艦タ級3隻と重巡3隻が全身から火を噴きだしながら静かに海へと沈んでいた
とりあえず爆弾と魚雷を少しばらまき死亡確認をし、最後の一隻へと目を向けた
最後の一隻は簡単だった、盛っている杖を突きだしてきたので私はそれを刀で払い脳天から一直線に切り裂いた
断末魔をあげながら空母ヲ級は死んだ
とりあえず第一波はしのいだようだ、とりあえず私は後ろを向くと、直後、私のわきに水柱を上げた
私はすぐに後ろを向くと....空母ヲ級
ただ一隻がそこにいた
なんだ?
私はそう考えていると、直後空母ヲ級が話しかけてきた
「オマエカ?」
「?」
「オマエガ、装甲空母姫ヲシズメタノカ?」
空母ヲ級はそう聞いてきた、装甲空母姫?確かに私が沈めたような沈めてないような..あれ?なんか記憶があいまいだが確かに戦った記憶はある
「あぁ、私が沈めた」
私がそう答えると空母ヲ級は笑いながら話を始めた
「ソウカ、クックック、アーハッハハッハハッハッハハ!」
いきなり笑い始めたので私が少し眉を顰めると、ヲ級は失礼といってから話を始めた
「ソウカ、ナラバオマエガ、瑞鳳ダナ?」
「そう、私は瑞鳳だけど、」
「ソウカァ、オマエガ瑞鳳カァ、ナァ瑞鳳、ワタシトショウブヲシナイカ?」
「勝負?」
なぜ勝負なのだろうか?
それに勝負をするにしても私は今大型船を護衛しているため、ここから離れることはできない
「アァ、ソウカ、ナラコンカイハソノ大型船ヲミノガシテヤルトシヨウ」
「なに?」
こいつは今、何と言った?
見逃す?
この大型船を?
なぜ?
私が疑問に思っているとヲ級が説明を始めた
「アァ、ナゼカ?ソレハナ、オマエトショウブガシタイカラダ、瑞鳳」
「?」
「フフフ、ソリャ、イチドハ戦艦レ級ヲ単騎で仕留メタトカ、南方棲戦姫ヲシトメタトカ、ソンナイクツモノ伝説ヲツクッテイル強者トイチドハタタカッテミタイトオモウダロウ?」
「そういうものなのか?」
「ソウイウモノナノダ」
私はヲ級からの要望にどうするか考えていた
こいつが本当に大型船を見逃してくれるのか、信用できるやつなのか、全然わからない
どうしたものか、私がそう考えていると、
「ワタシハ、ウソハツカナイゾ?」
「龍鳳達3隻を含む4隻を無事に、攻撃を加えず祝島まで見逃せ、物資を補給し、寄航するまでだ、それが条件、守れなければお前は無視する」
空母ヲ級は少し考えていたが
「...ワカッタ、シッカリト4隻二コウゲキヲ加エナイ、コレデイイカ?」
「わかった、約束はしっかりと守れよ?」
「了解シタ」
謎の空母ヲ級はそういって私を案内し始めた
私はとりあえず龍鳳達へ音声通信を入れた
「龍鳳達へ通達 私ちょっとこれから空母ヲ級と戦ってくるから護衛を継続、正面は私の航空隊が護衛ををするから問題はないし、深海棲艦から攻撃を加えないという約束を取り付けたから一応周囲警戒をしておいて」
「え?ちょまって!どういうこと?」
「今言ったまま、取り合えずこれは旗艦命令、私判事に帰るかわからないからもしかしたら夜になっても帰ってこないかもだけど、トリマ護衛をしてて」
「「「「りょ、了解!」」」
龍鳳達は一応理解したみたいで護衛を続けているようである
私はそのご空母ヲ級の案内のままに軽息を進んだ
おそらくここは陸地から少し離れて、広い海が広がって周りには深海棲艦の大軍が私たちをかこっている
「アァ、安心シロ、周リノ仲間ハタダノギャラリーダ、攻撃ハ加エナイトイウコトヲ約束シヨウ」
私が少し睨んでいることを見て察したのか、そういってきた
「そろそろ、自己紹介をしてもらいたのだが、いいだろうか?」
私がそう言うとヲ級は顔をニヤッとさせて自己紹介を始めた
「私ハ正規空母ヲ級改Ⅱflagshipダ」
改...Ⅱ?......だと?
うっそー絶対にこんなところでは出てこないほどの強力な深海棲艦のはずだ
おい、なんでこんなところに?
私が少し驚いていると、ヲ級が私の自己紹介を促してきた
「私は軽空母瑞鳳改二だ」
私たちはそういって、少し間合いを開けた
「サテ、オマエハドレクライノジツリョクノモチヌシナンダロウナァ?」
ヲ級はそう笑い杖を構えた
「そういうお前は、どれくらいの実力を持っているんだ?」
私も同様に笑いながら水龍天花を抜刀し、構えた
謎の空母ヲ級改Ⅱflagshipと転生瑞鳳改二による、戦争が始まった。
今回はいかがだったでしょうか?
面白かったなら幸いです。
週一投稿にしようと思ったんですけど、週3くらいで投稿をすることにしました。
なので、次話は来週の月曜日に投稿します。
月・水・金・土くらいで投稿をします。
楽しみにしていてください
それではまた次回
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