転生したら~ブラック鎮守府の瑞鳳でした~   作:Zuihou

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今回は瑞鳳の初出張の回です。






第一章 第ⅩⅩⅩⅥ話 瑞鳳初出張!?

私は朝、総員起こしの喇叭を聞く前にとベットから起き上がった

 

今現在時刻はマルヨンサンゴー

 

約束の時間にはまだずいぶんと時間があるが一応起きておく

 

何らかの問題が起きた時に時間がないと大変だからな

 

私はそう考えてとりあえず鏡で自分の姿を見ておくことにした

 

身だしなみを整えるのは大切だろう、なぜなら

 

今回の出張は年に二度の大本営での提督総会議だからだ

 

提督総会議というのは年に二度しか行われない全国の鎮守府の提督が集まりそれぞれの鎮守府の情報や戦果、やり方など様々な情報を交換したり議論する大切な会議だ

 

もちろん提督総会議には秘書艦の出席が不可欠である

 

なぜならいろいろな書類を持つ荷物持ちの役割を担ったり説明をするときに使う資料、護衛など様々なことをしなければならないし、提督の安全をしっかり守らなければならないからだ

 

とりあえず私は鏡で自分の姿を確認することにした

 

の、だが、

 

「えっ、やっば」

 

結構血まみれだったのである

 

制服のところどころに赤い血痕が付いていたし、かなりやばい状態だった

 

正直ちゃんと鏡で自分の姿を見ておいてよかったと思う

 

私は制服を取り換えるためにロッカーへ向かって歩みを進めた

 

ロッカーには数着の制服と一冊の日記帳、万年筆のインクが置いてあった

 

私は数着の制服の中から一着、一応とっておいた新品の制服を手に取って、その制服に着替えた

 

私は今さっきまで来ていた制服をハンガーにかけ、ロッカーの中にしまった

 

私はもう一度鏡で自分の姿を見て、自室のポストを確認することにした

 

ポストには一枚、私の今日の予定に関する資料が入っていた

 

私は資料の内容を確認し、書かれている内容に少し唖然とした

 

「風呂に、入れ...だと?」

 

そう、風呂に入れとの命令が出されていたのだ

 

まだ時刻はマルヨンゴーゴー

 

まだまだ時間はたっぷりとある、私は命令通りに入渠施設へいき、とりあえず体を洗うことにした

 

私は入渠施設に併設されているシャワー室へ歩みを進め、体を洗った

 

今思ったのだが、私は少し臭かったのだろうか?

 

まぁいいや

 

この世界に来て初めて体を洗ったのだが、結構感動した

 

あぁ、シャワーってこんなにいいものだったのか

 

まぁ、それと同時に女子の髪の洗いにくさにすこしめんどくささを覚えたが、さっぱりとして感動をした衝撃でどうでもよくなっていた

 

私はそのままシャワー室を出て、体を拭き、制服を着て、髪をしっかりと乾かし、櫛で髪を梳いた

 

私はそのまま鉢巻きを付け、髪を結い、錨の髪飾りを括り付けた

 

時間を確認すると、まだマルゴーヒトゴー

 

提督との集合時間はあと10分

 

私は少し時間に余裕を持たせて提督の執務室へと向かった

 

 

私は執務室の前までたどり着き、ノックをした

 

コンコン

 

「瑞鳳です」

 

「入れ」

 

私は提督に促されるまま執務室の扉を押し開け中に入った

 

提督は椅子に座り机で何かの資料とにらめっこをしていた

 

私が執務室に入って少しうろたえていると

 

「瑞鳳の荷物はそこだ」

 

そういって提督は部屋の隅に指をさした

 

そこには一つの革製のトランクケースと、革製のベルトポーチが置いてあった

 

「その荷物はお前にやろう」

 

「え?」

 

「今後も出張で使うからな、お前が持っておくといい」

 

「なに、もともと祥鳳が持っていたものだ、それが後任のお前の物になっただけだ」

 

提督はそういって椅子から立ち上がり私の方へと歩み寄ってきた

 

「荷物を持て、行くぞ」

 

提督はそういって私に革製で黒いビジネスバッグを渡してきた

 

私は急いでベルトポーチを制服のベルトに括り付け、トランクケースと提督から渡されたビジネスバッグを手に取って、提督について行った

 

 

提督はそのまま鎮守府の正面玄関を出て、車庫へ向かった

 

私達が車庫へと向かうと、そこにはもうすでに提督の私兵と化した鎮守府の憲兵が車に乗り込んで、待機していた

 

まぁ、提督を乗せる車は私が運転するのだから、信頼しているのかしてないのかよくわからないが、

 

提督は私にカギを投げ渡してきたのでそのまま鍵で車の扉を開け、荷物を助手席に置き、車のエンジンを入れた

 

提督がしっかりと車に乗り込み、シートベルトをしたのを確認して、提督に言われた通りに港へ車を進めた

 

 

時間に少し余裕をもって鎮守府を出たのが良かったのか、少し時間に余裕をもって港についていた

 

私は車を港の軍専用の駐車場に止めて、荷物を持ち、しっかりと施錠をした

 

「鍵は渡せ」

 

提督はそういってきたので私はおとなしく鍵を提督に渡し、港へと歩いて行った

 

港に着くと、目の前に大本営が用意したであろう軍艦が港に泊まっていた、周りにはおそらく護衛だろう、連合艦隊が近くに浮かんでいた

 

そして、軍艦の前にいるおそらく大本営の役人だろう人物が提督へ話しかけた

 

「柱島泊地第Ⅱ鎮守府の楠 成之(くすのき なりの)提督で合っているでしょうか?」

 

「あぁ、俺が楠 成之だ」

 

提督がそう言うと

 

「わかりました。それではそのままお乗りください」

 

「ありがとうございます。」

 

提督がお礼を言ったので私は頭を下げた

 

後ろにいる憲兵たちも頭を下げていた

 

提督と憲兵はそのまま役人に促されるままに大本営が用意した軍艦に乗り込んだ

 

私は乗るときに役人にすごい冷たい目で見られたが、会釈をして、私は提督の後をついて行った

 

役人に足を引っかけられたが、私はそれを難なく躱した

 

「ちっ」

 

役人には舌打ちされたし、この世界の艦娘って結構煙たがられてたりするのか?

 

それとも私が凄く嫌われているだけ?

 

一応身だしなみはしっかりと整えているし、艤装も装備しているとはいえ収納している

 

はたから見れば少し特殊な和服をきて弓道の防具を付けているだけのちょっと変わった少女にしか見えないはずだ

 

まぁ気にしないでおこう

 

提督は船にいる間は憲兵が護衛をするらしく、提督たちはいわゆるスィートルームに案内されるようで、船の上の方へと案内されていった

 

これから少し長い船旅が始まるわけだが、私は役人から部屋のカギを受けとり、部屋の番号を私に伝え、去っていった

 

 

私はとりあえず艦内案内図を見て、自分に用意された部屋を確認した。

 

役人には提督たちのようなスィートルームではなく、一番底辺の、一番グレードが低い、一番狭い部屋に案内されたようである。

 

....が前方甲板へすぐ行くことができるという利点があった

 

一応隣にある階段を上がりそのまままっすぐ進めば提督たちがいるところに行けるようだが、

 

まぁその必要はないだろう、私はそう考え、部屋の扉を押し開け中の様子を確認することには、

 

「あれ?なんか思ったよりもいい部屋じゃん」

 

そう、私に案内された部屋は、一般ビジネスホテルのような感じの、少し手狭だったが、かなり快適に過ごせるように様々な家具がそろっている

 

ベッドは柔らかく、毛布も二枚置いてあった

 

机も椅子もしっかりと普通に会社のオフィスによくあるようなしっかりとした、鍵付きの物が置いてあった

 

電気スタンドもあり、かなり使いやすい

 

今気づいたが、部屋に入ってすぐのところにはちょっとしたキッチンのようなものが併設されていた

 

いや、最低グレードとは聞いていたが、結構普通にいい部屋じゃん

 

とりあえず私は部屋からでて、鍵を閉め、甲板へ行くことにした

 

 

私は甲板へ出ると、やはりというべきか、こんな寒い時期に甲板へくる人物はおらず

 

甲板には誰にもいなかった

 

すでに船は港を出ていたようで、海の上をゆっくりと進んでいた

 

ふむ、大体20ノット程度だろうか?

 

この軍艦は巨体のわりに思いのほか速度が出るらしく、結構速いスピードで海の上を航行していた

 

私がそう考えいた時、私の上空で艦載機が旋回行動をとっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は如何だったでしょうか?

面白かったなら幸いです。

次話は、今回の続きです。

楽しみにしていてください。

次話は、来週の月曜日の、0時00分に投稿します。

それで話又次回で、お会いしましょう。

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