転生したら~ブラック鎮守府の瑞鳳でした~   作:Zuihou

39 / 80
第一章 第ⅩⅩⅩⅦ話 瑞鳳初航海

ふむ、護衛してる他の艦娘があげたのかな?

 

私はそう考え、なんとなく甲板の端まで行き海の方を見てみた

 

少し下方に、護衛をしている艦娘を数人確認することができた

 

5,6隻?かな、まぁまぁ多いような少ないような

 

上空を旋回する戦闘機が少ないような気もする

 

あれ?これもしかしてやばくね?

 

今現在私たちの乗る船は長島と平郡島の間を通り屋久島をまわり情島と津和地島の間を通り柱島の東海域を通り大黒神島江田島をまわり、呉鎮守府へと向かう算段となっている

 

一応制海権はとれており、柱島泊地第Ⅰ鎮守府の東海域を通るときに柱島へ一度より、そこの提督も回収して呉へ向かうらしい

 

なので一応柱島泊地第Ⅱ鎮守府、第Ⅰ鎮守府、呉鎮守府の航空援護もあるため、この船はかなり安全だということが分かる

 

・・・・・一応私も直掩機を上げておくことにしよう

 

私はそう考え、艤装を展開させた

 

そして、

 

「六五三空、順次発艦始めてください!」

 

六五三空の零戦隊6機、を直掩機として発艦させた

 

零戦は見事な編隊を作りながら自慢の誉二一型エンジンを唸らせ、急上昇し、視認できないほどまで高度を上げ、上空で旋回直掩を始めた

 

多分こういうのって提督に許可もらったり要請したりいろいろしなきゃいけないんだろうけど、ばれなきゃ犯罪じゃないんでね

 

づほまるにはバレないようにって伝えてあるから問題はないだろう

 

さて、どうしたものか

 

私は艤装を収納し、甲板の手すりに体重をかけながら黄昏ていた

 

暇だな

 

明らかに暇

 

やることがない

 

この船はあまり早くなく、一度柱島にもよるため、呉に着くまでに一日はかかるとのことだ

 

なんかまぁまぁ時間かかるし結構暇だからマジで何もすることが出来なくて暇なのでどうしようかと思っていたのだが、

 

「そういえば荷物確認してないじゃん」

 

そう、荷物確認をしていなかったのだ、私

 

車の中で後で荷物を確認しておけとは言われたものの、全然確認してなかった

 

そのことを思い出した私は一度部屋まで戻るのだった

 

 

 

 

部屋に戻った私は提督から渡された荷物を確認していた

 

「ふむ、日用品と書類?」

 

そう、トランクケースの中には小型のメモ帳と万年筆、バインダー、替えの制服などといった日用品と、ファイルにしまわれている何かの書類、が入っていた

 

「何の書類だ?」

 

私はそう疑問に思っているのだが、正直よくわからない

 

会議で使う書類だろうか?

 

海域について、艦娘の練度について、会議に関する様々な書類のコピーだろう物がそこに入っていた

 

ふむ、練度か、正直自分がどれくらいの練度なのかすごく気になるし、見てみたい気持ちもあるが、なんか見たら怒られそうなので今はやめておこう

 

私はその書類をファイルに綴じ、トランクケースへしまった

 

今度はベルトポーチの中身である、正直付けた時からちょっとだけ重くて何が入っているのか気になっていたところではあるのだ

 

で、私はベルトポーチを開けて中を確認したのだが、

 

「なんだこれ?」

 

なんか変な板状の機械と、財布が入っていた

 

財布の中を開けてみてみると、中には数枚のお札と硬貨、私の身分証が入っていた

 

「私に身分証なんてあったんだ...」

 

正直驚きである

 

秘書艦証明書ぐらいだと思ってたんだけどな、私の身分を示すものなんて

 

まぁあるのであればいいんだけど

 

私の身分証には特二式海軍免許証という謎の文章が書かれていた

 

特二式海軍免許証っていうのか、これ...

 

特二式内火艇に似てるな、名前が

 

まぁ関係ないんだけど

 

それにこの免許証、私が死ぬまでこれは効果が続くらしいのでかなり有効的な免許証だ

 

特二式海軍免許証には普通自動車などの免許項目があって

 

「結構いろんな乗り物の免許持ってるんだな、私」

 

免許項目のほとんどにマルが付いていて私は少し驚いていた

 

小型特殊から大型特殊まであるし、牽引もすることができる。

 

さすがに戦車は運転できないが、小型船舶操縦士、海技士、事業用整備士、無線通信士、騎乗整備し、射撃など本当に様々な免許にマルが付いていた

 

自衛隊かな?私

 

っていうか今気づいたけど、これ、ヘリも運転できるじゃん

 

やべぇぞこれ

 

結構使えるじゃん

 

なにかあった時に使えるように持っておくことにしよう

 

私は財布に特二式海軍免許証をしまいながらそう考えるのだった,,,,

 

 

 

 

ガタン

 

「ん?」

 

私は用意された部屋のベッドで横になっていたのだが、船の衝撃で目が覚めた

 

時計を見ると免許をしまってベットで寝てから一時間ほどが経過していた

 

自分が寝たのはヒトヒトヒトゴー

 

柱島泊地第Ⅰ鎮守府の港へ着く到着予定時刻はヒトフタヒトゴー

 

なんだ、柱島についただけか

 

私はそう考え一応柱島がどんな感じか見ておこうと思い部屋を出た

 

「さっむ」

 

部屋を出た瞬間冷気が私を襲った

 

今は艤装をしまっているからか風が直で当たるため正直かなりさむい

 

とはいえここで艤装を展開するのはかなりまずい

 

なので我慢をすることにしよう

 

私はしっかりと自室の鍵を閉め甲板の方へと向かった

 

甲板に出ると自分から見て左側に大きな島を見ることができた

 

「これが柱島...か」

 

柱島は船の上から見てもかなりの大きさを誇っていた

 

ここから鎮守府も視認することができ鎮守府自体も相当デカいのだと知った

 

柱島には町もあるとのことで祝島と同じでかなりの大きさを誇るそうだ

 

でも、ここ柱島は激戦区なこともあり町の住民は深海棲艦の影響で少し減ってしまったようである

 

が、それを差し引いてもかなりの大きさを誇ることには変わらない

 

ここからでは柱島泊地第Ⅰ鎮守府の提督などは確認することができなかったがまぁ乗り込んでは来るのだろう

 

私は船が出向するその時まで甲板の手すりに体重をかけ柱島をゆっくりと眺めていた

 

やがて船がゆっくりと動き始め、だんだん柱島から離れていった

 

私が黄昏ていると、唐突に甲板へと出る扉が開け放たれた

 

おそらく誰かがやってきたのだろう、私は気にせず黄昏ていたのだが、話しかけられた

 

「そこで何やってるの?」

 

「何って、黄昏てるだけだけど」

 

「いや、寒くないんですか?」

 

「寒いけど」

 

「中でやればいいのに...」

 

そういいながらも私に話しかけてくる相手は私の隣で私と同じように手すりに体重をかけた

 

「そういうあなたも部屋の中じゃないじゃないですか」

 

「まぁ、否定はしないわ」

 

いやマジでなんだこの瑞鶴

 

よくわからないんだけど....どこの艦娘だ?

 

「あなた、どこの艦娘ですか?」

 

私がそう問うと

 

「私?私は、柱島泊地第Ⅰ鎮守府所属だよ。あなたは?」

 

柱島第Ⅰか、今さっき来たばっかりそうだな

 

「私は柱島泊地第Ⅱ鎮守府所属」

 

「あれ?もしかしてあなたって第Ⅲ艦隊所属の瑞鳳?」

 

何で知ってるんだ?

 

「....そうだけど、どこでそれを...」

 

私が凄く疑問に思っていると瑞鶴は少し笑いながらそう答えた

 

「いや、だってあなた有名だし」

 

「有名?」

 

「そ、結構有名よ?あなた」

 

・・・・は?

 

おいまて、瑞鶴私は有名になるようなことをした記憶はない

 

あれ?正直私そんな有名になるようなことしたっけ?

 

「ほら、前の大規模作戦ですごく暴れてたじゃない?艦娘たちの中で少し話題に挙がってたのよあなた」

 

暴れた?

 

「そ、そうなんだ」

 

正直そんな記憶はないものの一応反応はしておく

 

もしかしたらこれからも話す場面があるかもしれないからな

 

「いや~まさかこんなところで出会えるとは思ってなかったのよね~」

 

「いや、なんで」

 

「そりゃ普通、あれくらいやばい艦娘なら会議になんて来ないで鎮守府防衛をしてるでしょうしね。」

 

柱島は言わずもがな激戦区だからね

 

彼女はそういって海を眺めた

 

彼女の目は暗い

 

なにかあったのだろうか?

 

私が声をかけようとすると

 

「さむっつ!それじゃあ私そろそろ部屋に戻るわ、じゃあね」

 

といって彼女はそそくさと部屋へ行ってしまった

 

「聞きたいことがあったんだけど」

 

まぁいいや

 

 

やることがなくなった私は艤装を展開し直掩に出していた零戦隊を回収した

 

づほまるは上空に敵影はありませんでした!

 

と結構流ちょうに話していた

 

きみ、流ちょうに話せたのね

 

正直底に驚いたがとりあえず頭をなでてお礼を言った

 

えへへといって彼女は私の艤装の中へ入っていった

 

本当にやることがなくなった私は私は艤装を収納し部屋に戻るのだった.....

 

 




UAがついに10600を超えました!

読んでくれた人めっちゃうれしいです!

あと、お気に入り登録が100を超えました!ありがとうございます!

感想とかしてくれると嬉しいです!

次話の投稿は未定です。

少し番外編を書こうと思っているので違うお話になると思います。

楽しみにしていてください!

次の投稿は今週の水曜日になると思います。

投稿時間って何時頃がいいですか?

  • 20時00分
  • 21時00分
  • 22時00分
  • 23時00分
  • 0時00分
  • 1時00分
  • 2時00分
  • 3時00分
  • 4時00分
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。