エー皆様お久しぶりです、作者のZuihouです。
投稿遅くなってすみません!
一回書き終わっても嫌なんか違うなって思って消して再構築を繰り返していたらいつの間にかこんなに日数がたっていました。
そしてネタ切れ、演習のネタが切れたのも合わさって、かなーり難産でした。
今回は久しぶりの1万字越えなのでボリュームはあると思います。
今後もしばらく不定期投稿が続きますが、今後ともみてくれると嬉しいです!
それでは、演習大会鎮守府予選最終編、どうぞ!
~瑞鳳???side~
今現在私は第一演習場で演習大会柱島予選の決勝戦の最中であります、はい最高ですね
気分が高揚してきました
とりあえず、相手の動き方をうかがいつつ、周囲警戒行動をとっているんだけどなんか嫌な予感がする
私はそう考えながら周りに視線を配らせる
周りにはただ水平線が広がっているだけで、何も見えない
空も雲はあまりなく、太陽がちょうど真上を通過している....
・・・・
太陽が直上にある?
私がそのことに気が付いた直後右羨望の水平線の奥が少し発光したように見えた..
直後、ヒューと何かが風を切る音がだんだんと私の耳に入ってきた
それと同時に装備艦橋の通信室から一通の電報が入った
「敵艦隊砲撃、航空機ニヨル攻撃ヲ実施、気を付けたれし、我任務続行ス」
頭の中でモールス信号が日本語へ自動翻訳された
敵の砲撃だと瞬時に判断し
「全艦回避行動!」
直後私は第Ⅲ艦隊の面子にそう叫び、第Ⅲ艦隊は一斉に回避行動をとった
私は回避行動をとっている間に格納庫から九一式魚雷を3つ五〇番通常爆弾二型を4つ手に取り左手に持った
視線を上げると、だんだんと黒い点が私たちの方へ向かってきているのが確認できた
全員避けられない.....!
と思った直後、砲弾が空中で打ち上げ花火のようにあたりに鉄の破片を巻きつらしながら爆発した
!?
私は左手に構えていた自家製爆弾を即座に敵の砲弾に向かって投げ、右手に構えていた拳銃で打ち抜き、誘爆させた
直後あたりに爆音が鳴り響き、あたり一面に硝煙のにおいが立ち込めた
「全員無事!?」
私は後ろにいる第Ⅲ艦隊の面子に向かってそう言葉を発しながら後ろを確認した
「っ!敵機直上!急降下!」
私が第Ⅲ艦隊の面子を視界に収めた瞬間、龍鳳が私にそう叫んだ
私が上を向いた瞬間、わたしへ向かって急降下爆撃をしようとしている彗星一二型が視線に入った
(あっつ....やべ)
自家製爆弾は今さっき使ってしまったし、手持ちの爆弾はいま格納庫にある、今すぐ出そうにも爆弾を落とされる方が早い...
対空火器で撃ち落そうにも射角が取れないからおそらく不可能
水龍天花も抜刀しても意味なし...
水中に飛び込むか?
いや駄目だ!
第Ⅲ艦隊の面子の艤装には防水加工なんてしてないし、水中に飛び込んで回避する方法はもう無理だ
後はなんだ?全速力で爆弾を駆け抜けるか?
いやだめだ、私が逆を向いている上に自分の再加速は遅い...
あれこれやっぱり詰んだんじゃね?
※ここまでの思考約0.1秒である
やっぱり最後は大和魂で潔く散れと?
私がこう考えている間にも敵爆撃機はこちらへどう爆弾を落とそうか狙いを定めている
いや!まだだ!
諦めちゃ駄目だ!大和魂はどうした!考えろ!最後まで最後まで考え抜いたうえで!特攻だ
なにかあるはずだ、まだ
私はそう考えながら視線を少し下げ、視線の先であるものを発見した
私の視線の先にはホルスターに収まっているリボルバー式拳銃のSAAが収まっていた
SAAピースメイカー、この拳銃はこの世界で一番早打ちに適している銃だともされている
(これならいける!)
私はそう考えてホルスターからSAAを抜き真上の爆撃機へ向けて銃弾を三発銃口から射出した
ドドスン
私が弾丸を射出するのと、敵爆撃機が爆弾を投下したのはほぼ同時のことだった
直後、敵爆撃機が落とした爆弾が空中で爆発した
「!?」
私の放った弾丸は爆弾の爆発に巻き込まれ塵になり、私たちめがけて鉄の破片が大量に降ってきた
これはだいぶまずい状況だ
日向と照月はおそらく爆撃機の範囲外だろう
問題なのは龍鳳だ、龍鳳は敵爆撃機が爆弾を投下した直上にいる
今回は実弾演習、いつもの演習弾ならばいいだが今回はダメだ、今回の爆弾は空中でいきなり爆発した
おそらく弾種は三号爆弾 三号爆弾はB-29も撃墜できる凄まじい威力を持った爆弾だ
いくら小型化したとはいえ、威力は変わらない、絶対に顔から何まですべて爆弾と鉄の破片でずたずたになるだろう
私ならまだいい、あと少しで入渠の許可が出る日にちになる、だが龍鳳はダメだ、絶対に入渠させてくれないだろう
それに龍鳳は初期の初期からの大切な友達仲間だ!
自分が旗艦だが大丈夫か?そんなのどうでもいい、今回は殲滅戦、敵艦隊に所属している艦娘全てを大破状態にしなければならない、だから私が大破さえしなければ問題はない、大丈夫だ、いざとなったら海中に潜ればいいだけのお話
龍鳳は絶対に傷つけさせない
私はそう考えとっさに龍鳳を思い切り突き飛ばした
「え?」
龍鳳がそんな言葉を発した直後私は体を右に捻り、右足で海面を思い切り蹴った
間に合うか!?
その直後のことだった
とてつもない爆風と鉄片が私の体を襲い
私の視界唐突に漆黒の暗闇に染まった
そして私の体は爆風で吹き飛ばされ、海面に思い切りたたきつけられた
「がっ!?」
『左正面、後頭部から左半身にかけて損傷を確認、損害中破』
思い切り海面にたたきつけられ、一瞬息が詰まった
私はせき込みながら艤装の損害警告音声を聞き流し、海面に震える腕をつき体を起こす
その時だった
私の体が若干海に沈んでいるのに気がついた
中破の影響だろうか?
まぁそんなことはどうでもいい、龍鳳は第Ⅲ艦隊の面子は大丈夫なのか?
私は動きがいつもより少し鈍い体を動かし立ち上がった
「おっと」
視界が不安定で、少しふらついてしまったが、腕を使ってバランスを取る
そして、龍鳳と、第Ⅲ艦隊の面子の方へ体を向けた
「全員無事?」
私は第Ⅲ艦隊の面子の姿を見渡しながらそう言葉を発した
龍鳳は、パット見たところだと怪我はなさそうに見える
日向も、照月もぱっと見だと怪我はなさそうだ
旗艦が何してんだと思うが、これに関しては見なかったことにしようと思います
「わ、私は大丈夫だけど、ず、瑞鳳。頭からち、血が」
龍鳳は顔を青ざめながら私の頭を指さしそう言葉を発した
「頭?」
私はそういいながら左手を頭に当てる
何やら生暖かいような、べちゃっとしている感触が感じることができた
私は左手を頭から離し、顔の前に持ってくる
私の左手には大量の鮮血がこびりついていた
正直大戦時に大量に見た光景だ、あまり驚くことではないが、左手全体にべったりと血がこびりついているところを見ると相当ヤバイ状態な気がする
それに怪我したことを自覚したせいで後頭部が今かなり痛み始めている
「あぁ、大丈夫だよ」
私は龍鳳にそう微笑みかけ、腰から高速修復材をしみこませた包帯を取り出し、頭に巻いた
正直、二次大戦時に医務室で大量に見た光景を真似しているだけから正直あってるかどうかはわからないんだけどまぁ自分だからいいんだけどね
とりあえず応急処置としてはこれで大丈夫だろう
正直まだ痛むし視界は悪いし最悪な状況なわけだが、まぁいい戦闘続行に支障はないな
「とりあえず、怪我はないか?」
私は再度第Ⅲ艦隊の面子の方へ視線を向けそう問いをかけた
「我々は小破で怪我と言える怪我もほとんどしていない、戦闘続行に支障はないレベルだ」
日向がそう私に言葉を返してきた
「そうか、それなら問題はない、全艦陣形、単縦陣、周囲警戒を怠るなよ」
私はそういって前を向き、周囲警戒を再開した
その時のことだった、艤装艦橋の通信室へある電報が届いた
どうやら攻撃隊所属のづほからの電報のようだ
「我敵艦隊へノ奇襲に成功セリ 一時の方向 距離19000 軽空母龍驤 小破 戦艦伊勢 駆逐艦冬月 時雨 中破 損害ナシ 我任務続行ス」
ふむ、素晴らしい戦果だな
さすが私の大戦時からのかわいい仲間だな相変わらずいい仕事をしてくれるぜ
私はそんなことを考えながら次の作戦行動を考える
龍驤を小破、伊勢、冬月、時雨を中破にできたのは大分デカい
龍驤はもちろんのこと伊勢の砲撃制度も、冬月の対空砲火も、時雨の攻撃力もこれで半減とまではいかないが、ある程度は抑えられるだろう
今回は艦隊決戦で終わるかな...
私がそんなことを考えていると突如として艤装艦橋の通信室へある一方の電報が入った
「我、敵航空隊を発見セリ、距離340 高度6500 紫電改二6機 流星改12機 彗星一二型甲12機 全機撃墜確認 損害ナシ 我任務続行ス」
おう....まじか
いつも思うけど零戦隊が優秀すぎて少し怖くなってきた...
この編成ってことはおそらくこれ龍驤の航空隊でしょ?
鳳翔さんにはさすがに劣るとはいえ、それでもさぞかし優秀な戦闘機と乗組員を積んでいるだろうし、練度も古参勢だからかなり高いことが安易に予測できる....
大戦時から今までの間にあいつらは何があったんだ..
私は零戦隊乗組員妖精に対してそんな疑問を抱きつつ、攻撃命令を飛ばそうとした
......そんな時だった、唐突に、そう、それは唐突に起きたのだ
私が違和感を感じ取る前に、いや、正確には違和感自体はわかっていたのだ。
だが、その違和感を勝手に問題ないと無視していたんのだ、普通機考えてみればわかるだろう、相手は歴戦の、それこそこの国全体で見ても艦娘全体で見ても最初期のころからずっとエリート部隊としてこの柱島に君臨している最強の第零特殊主力艦隊。
よくよく考えてみればそんなエリートの中のエリート、言い方は悪いが化け物艦娘が集まっている第零特主艦隊にいくら構成艦娘が柱島泊地第Ⅱ鎮守府古参勢こんなまだ編成されて2カ月しかたっていない新米第Ⅲ艦隊が勝てるわけがないのだ
だがその時の私にはそんなことに気が付いてすらおらず、それは唐突に起きた
目の前の水平線がぴかっと光ったと感じた
そして、副長妖精の「危ない!」の声がかすかに聞こえた直後
私たちはとてつもない爆風に襲われた
「っ!?」
あまりにも唐突な出来事にもかかわらず反射で私の体は無意識に拳銃弾を叩き込みながら急旋回をして水しぶきを上げた
だがそのかすかな抵抗もむなしく爆風は私たち第Ⅲ艦隊に直撃した
私の体は勢いよく吹き飛ばされ海面を数回バウンドした
海面を転がりながらも海面を蹴り上げ体制を整え水龍天花を抜刀し海面に突き立てて勢いを殺した
少しとはいえ爆炎を浴びてしまったせいで私の制服はところどころ焦げさらには爆発の影響によって対空火器はスクラップ同然の鉄塊となり、胸当ては吹き飛ばされてしまった
爆弾の破片でもかすったのか頭からは血が滴り、素足はところどころ血だらけになり、肉がズタズタに引き裂かれている
『後頭部、左腕、胴体正面中央部、左脚部に損傷を確認、損害中破(大破一歩手前)これ以上の戦闘は危険です』
その時の私はすでに警告を発している艤装損害警告音性に気づかなかった
正直艤装に痛みを軽減する装置がなければ痛みで動けなかっただろう
そしてこれだけ被害を受けても大破判定ではないというところに私は驚愕した
傷口からはどくどくと鮮血が噴出し、だんだん視界が狭まってきた
後ろを振り向くと第Ⅲ艦隊の面子は多少なりとも被害を受けているとはいえ損害は小中破、戦闘続行に支障はなさそうだ
正直艤装の被害より出血の被害の方がやばいな
私がそう考えているとき視界の先に雪風、時雨の姿を確認することができた
は!?あいつら超優秀な彩雲5機の索敵網+零戦隊+レーダー(旧式)の索敵網を潜り抜けてきたってこと?!?
正直、彩雲5機の索敵網はパターンさえつかんでしまえば抜けることは可能だだがレーダーの探知からは逃れられないはずだ
だが、現にあいつらはこうやって現状最強だと思っていた索敵網をいとも簡単に潜り抜け私たちに攻撃を加えた......ここまで格の違いを見せつけられると古参と我々の間にはそれほどの差があるといやでも理解させられる
さて、どうしようか
私の索敵網をいとも簡単に抜け私たちに攻撃を加え私はほぼ大破状態にまで追い込んだ第零特主艦隊
経験、力量、装備、練度全てにおいて凄まじい差が私と第零特主艦隊との間にはある
10年、日数で表すと3650日、時間で表すと87600時間、分で表すと5256000分....これだけの時間の差がある
10年間ずっと訓練に明け暮れ、深海棲艦と戦争をし続けていたわけではないにしろとてつもない差がある時間の差がある
ここからどう巻き返す?
どう勝ち上がる?
戦術も、戦略も考える力は私にはない
私はいつだって最速で、最高火力で、最短距離で敵を叩き潰す
ただそれだけでこの4か月戦い抜いてきた
たった4か月か、紙にこの世界に産み落とされてから4か月それしかたっていないのか、私は
10年と4カ月凄まじい差がある
だけれども不思議と負けるような感じは全く感じない
引き分けには持ち込んでやる
正直、私の体はかなり限界に近付いているはずだ
だが、ここではい降参しますといえるほどの性格と度胸を私は持ち合わせてはいない
相手の力はすさまじいそして何もかもがすべて優遇されているはずだ
だがな、何度も言うが私はこの試合負けるつもりはない
だって私は攻撃型軽空母、この世界に7番目に建造された祥鳳型(瑞鳳型)軽空母の2番艦(1番艦)の瑞鳳だ、かの大戦時を戦い沈んだ幸運艦と呼ばれた瑞鳳だからだ
呉の雪風佐世保の時雨、どちらも素晴らしい活躍をした武勲艦だ
そしてどちらも相応に強い、この鎮守府の主力艦だ
滅茶苦茶強いだろう、それこそ は?こいつら化け物か??と言われるくらいの強さを秘めているだろう
それがどうした??
装備が上?練度が上?経験が上?力量が上?
それがどうした??
そんなもの関係ない
ただ圧倒的な力でねじ伏せるだけただそれだけだ
私が頭でそう考えていた直後、時雨、雪風は動いた
時雨と雪風は左右にわかれ時雨は12.7cm連装砲.......おそらく見た目から推測してB型改四(戦時改修)+高射装置を両手に構え雪風は12.7㎝連装砲だろうか?を左手に構え私に向けて砲身を向け発砲してきた
私は機関出力を上げ第5戦速で旋回し飛来してくる砲弾を回避する
砲弾は海面に着弾し水しぶきを上げた
その直後私は嫌な予感がし左に飛んだ
直後今さっきまで私がいたところに先ほどの水しぶきとは比べ物にならないくらいの大きさの水しぶきが上がった
遠距離砲撃!?
おそらく戦艦によるスナイプ射撃だろう
........これは厄介だなあ
おそらく艦載機による攻撃も飛んでくるはずだ
明らかに私を殺しに来ているね
私はそう考えながらも急制動急旋回をしてこちらへ向かってくる砲撃をよける
う~む、このままだとじり貧だな燃料もだいぶ少なくなってきてしまったし、艦載機もあと1回は出撃させることが可能だけど、今すぐに出撃できる部隊はいないから肉弾戦で決めなきゃいけないんだけど...
直後急制動をしたせいで少し体がよろけてしまった
雪風たちが私の隙を見逃すわけもなく即座に砲弾を放ってきた
私はそのまま体を倒し海面を転がるようにして砲弾を回避する
だんだん血液が足りなくなってきたのか、視界がぼやけてきたし体もふらふらする
ハハハッ、乾いた笑い声しか出ないね
正直こんな状態でコンディションであいつらに肉弾戦を挑み勝てる未来が見えないし
今も防戦一方だし、これじゃあまずいね
.....この状況を打破するにはあれしかないか
私は龍鳳に近付き、耳元である作戦を言った
私の作戦を聞いた龍鳳は驚愕の表情で目を見開いていたが私はそれを無視して命令を発した
私はそう考えている間に第Ⅲ艦隊の面子へ命令を出した
「これより第Ⅲ艦隊は撤退戦を行う、殿は私、旗艦権限を龍鳳へ移行、第Ⅲ艦隊はこれより龍鳳を旗艦に、日向、龍鳳、照月の順で撤退、龍鳳が艦載機を発艦した瞬間に撤退を開始、日向は副砲で威嚇射撃、照月は対空警戒を怠らず、撤退開始!」
龍鳳達の抗議の声が聞こえたが、私は無視し、拳銃弾を雪風たちに向けた発砲し私を追うように注意を向けさせる
そして私は機関出力を最大にし、仲間たちが撤退する方向とは反対方向へ舵を切る
私の背中に仲間たちの視線を感じた
そして私に向けた何かを言っているような感じがするが、無視する
私はそのまま出力全開で、私へ向けて降りかかってくる砲弾の雨をよけながら海を疾走する
おそらくもうすでに龍鳳は私の考えに気づいたのだろう、私が囮になることで第Ⅲ艦隊を撤退させ、私は撤退する気が全くないということに
でももう遅い、砲弾の雨が降り注ぐ中ここまで来ようとするほど龍鳳は馬鹿じゃない、この試合後は龍鳳達に託すことにしよう
私はそんなことを考えながらも砲弾を回避する
数は劣勢、仲間が撤退する方向とは反対向きに進んでいるため正面には雪風たち、後方には敵主力艦隊がいるという挟み込まれている状態
正直、どれくらい敵を引っ掻き回せるかわからない
まぁとりあえずある程度敵を混乱させる必要がある
手っ取り早いのは敵の司令塔を潰す.....鳳翔さんをとりあえず大破させることさえできれば、相手は混乱するはず
私はそう考え、発艦準備の整った攻撃隊を発艦させようと弓矢を構え格納庫から零戦21型8機 九九艦爆二二型8機 九七艦攻改8機の矢を取り出し、弓につがえた
そして弦が限界まで張るまで引っ張り、空へ向け、弦から指を放し艦載機の矢が空へ向かって勢いよく放たれた
私の放った矢は空中で火花を散らしながらそれぞれの艦載機の形へと変化されていった
そして零戦21型8機 機九九艦爆二二型8機 九七艦攻改8機はそれぞれきれいな編隊を組んだまま敵旗艦の方向へと姿を消していった
目標は敵旗艦鳳翔と伝えてある、敵艦隊には航空戦艦、防空駆逐艦の護衛がいるが、まぁあいつらならやってくれるだろう、
さて、残艦載機はほぼゼロ、軽空母としてはもう活躍することは不可能だろう
艦載機はなし、爆弾も、魚雷ももう鹵獲品の4本以外は全て使い果たしてしまった、残っているのは残弾7発のリボルバー、水龍天花のみ
........この手持ちでどう敵艦隊をかき回す?
そんなのもうこれしかないに決まっているだろう
私は雪風の方を見つめ、敵が砲撃する瞬間を見定める
そして雪風、時雨が砲撃をした瞬間私は着弾地点へ向けて体を進めわざと着弾地点を踏んだ....着弾した0.5秒後に
その直後私の体は水柱に押され、私の体は空高く飛び上がった
空中で私は拳銃を構える
ホルスターの弾倉には弾丸が一つも入ってない....つまるところ残弾ゼロ、滞空時間はあとざっと2.5秒.....間に合うかな
私はそう考えながら左手で弾丸を投げ拳銃を右に振ってリロードする
私の放った弾丸はそのまま吸い込まれるように拳銃の弾倉に入りリロードが完了した
そして拳銃を前に構え時雨の
ダダン
艦娘は極限状態に陥ると通常の300倍もの力を発揮することができるらしい
私は頭の片隅でいつぞやの時に聞いたその文章を思い出しながら私の放っただ弾丸の行き先を確認する
私の放った弾丸は寸分の狂いなく時雨の足首へ向けて飛んでいき、時雨のアキレス腱のあたりを通過した
落下の衝撃を相殺するために海面を転がるように着水し、転がる勢いで立ち上がり海面左足で思い切り蹴り飛んだ
私は空中で拳銃を構え雪風の艤装と生体部分の境目を狙って発砲する
私の放った弾丸は寸分たがわず偽造と生体部分の境目に着弾するかと思われたが、雪風が体をとっさに斜めにずらしたことにより当たる角度が変わりは私の放った弾丸は火花を散らしながら弾かれてしまった
まぁそりゃ歴戦の雪風がたったの弾丸一発で戦闘不能になるなって私も思ってはいない
私は機関出力全開のまま雪風に突っ込み後ろに回って魚雷発射管に装てんされている魚雷へ向けて弾丸を放ち雪風の正面へ回った
直後魚雷が大爆発を起こした
雪風はとっさに魚雷発射管を艤装リンクから切り離し魚雷発射管を蹴り飛ばしたことで爆風から逃れた
うぉまじか!と思いつつも私は一瞬の隙をついて雪風を押し倒しお腹に2発拳銃弾を叩き込んだ
「うっ」
とうめき声を発しながら苦悶の表情をする雪風にとてつもない申し訳なさを感じながらも雪風の手から12.7cm連装砲を奪いさらに2発叩き込む
雪風はお腹に合計6発もの12.7㎝弾を叩き込まれたことによって大破したこれでもう私に攻撃を加えることができないね
時雨の方を見ると左足首をさすり苦悶の表情を浮かべながらも私の方へ標準を合わせている
いやはや、アキレスけんを切ってなお私のことを攻撃しようとしている意思が消えていない.....尊敬に値する艦娘だよ時雨は本当に
私は雪風を引きずりながらゆっくりと時雨の方へ歩く
何故ゆっくり歩くのかって?
雪風がいるから戦艦で砲撃すると雪風に当ててしまうかもしれない、そして空母での攻撃ももしかしたら雪風に当ててしまうかもしれない、雪風は今現在大破状態、いくら応急修理女神がいるとはいえ、大破状態で攻撃を食らえば痛いうえに轟沈する可能性もある。
だからいま私はゆっくり歩いているというわけだ
時雨は苦悶の表情を浮かべ脂汗を流しながらも私の方へ標準を定めている
私は雪風から
そして時雨の目の前まで歩き頭部へ砲身の先を付けた
その直後私は12.7cm連装砲を放し時雨の肩をつかんで思いっきり左に飛んだ
直後あたりに爆音と水しぶきが上がり砲弾の嵐が私を襲った
「....まさか同士討ちをもいとわないとは思わなかった」
私は今時雨がいたところに上がっている水しぶきの方を見つめながらそう言葉をこぼした
それだけ切羽詰まっている状況なのか、脅されているのか、どうなのかわからないがそれだけの覚悟を持ってるということか
私はそう考えながら時雨の方に再度12.7cm連装砲の砲身を頭部へ突きつける
「・・・」
時雨は無言で私の目を見つめ返してくる
「降参するなら痛くないようにするけど、どうする?」
私は少し微笑みながら時雨にそう話しかけた
「......降参なんてしないよ」
時雨は少しの間があったもののそう即答した
私は時雨の返答に少し残念になった
「そっか、それじゃあごめんね」
私はそう言葉を発した直後砲身で時雨の顎を強打し腹部に3発12.7cm弾を叩き込んだ
「っ......」
時雨はそううめき声をあげながら海面にあおむけにぶっ倒れた
時雨の様子は明らかに大破状態、攻撃不能、戦闘続行も不可能だろう
これで駆逐艦2隻は落とした
後は敵司令部、に突っ込んでかき回し退場するだけかね
私はそう考えながら雪風を静かに海面に下して腹部に包帯を巻いた、もちろん時雨の腹部にモダ
時雨は気絶しているし、雪風もほぼ失神状態だからだれが応急処置しているかはわからないだろう
私はそう考え、時雨の魚雷発射管から魚雷を4発鹵獲した。
それと同時に1時の方向から六五三空が帰ってきた
ちょっと時間かかったのは少し敵航空隊と戦闘があったからかな
私はそう考えながら航空隊を着艦させ、燃料弾薬補給をさせた
君たちには爆装雷装でしっかりと敵艦隊を削り切ってもらわねばならないんだ.....連続出撃で大変だと思うけど頑張ってくれ
私は時雨の包帯をしっかり締め第零特主艦隊の方向へ視線を向けた
『彩雲位置情報オクレ』
私は艤装艦橋から彩雲1番機へ向けてそう伝令を送った
答えはすぐに帰ってきた
「我彩雲1番機 1時の方向 距離7020 複縦陣デ航海中 我任務続行ス」
敵との距離は7千、水平線の先に見えるくらいだな
まぁあと少しで有視界戦闘ができるようになる
それにあと少しで攻撃隊が攻撃を始めるころだろう
直後敵艦隊の方から爆炎と爆風が上がった
直後私の艤装艦橋の通信室に一つの伝令が届いた
我敵艦隊へノ攻撃に成功セリ 戦艦 伊勢 中破 軽空母 鳳翔 中破 龍驤 小破 駆逐艦 冬月 大破 我コレヨリ帰投スル
よくやった!
鳳翔中破+冬月大破はでかい!
これでゴーヤのスナイプ雷撃が通りやすくなったし、航空攻撃も零戦隊で十分に対処できるようになった。
た
素晴らしいね!
私はそう考えながら水龍天花を抜刀した
そして、敵艦隊が私の視界に収まった瞬間
私は12.7cm連装砲を5連発、発砲した
そして私は機関出力を全開にし、敵艦隊へ正面から突っ込みに行った
私の放った弾丸はそのまま敵艦隊の目の前に着弾し水柱が上がった
敵艦隊は水柱で私のことを一瞬だけ見失った私はそのすきに敵艦隊の側面に回り12.7cm連装砲を構え、旗艦鳳翔の腹部へ向けて2発発砲した
ドドン
私の放った弾丸はそのまま鳳翔の腹部へ着弾するかと思われたが、飛行甲板で防がれた
「っく」
直後鳳翔が体を傾けたその次の瞬間鳳翔の後ろにいた伊勢が主砲を構え発砲した
「ッ!?」
直後あたりに爆音と爆炎が鳴り響き私の方へめがけて弾丸が飛び込んできた
私は体を傾けながら水流天花で主砲の弾道を曲げたが2発目の弾丸は弾道を曲げきることができず、わき腹を擦った
「っがっ!?」
いくらわき腹をかすめただけとはいえ41㎝一式徹甲弾改の質量は尋常ではなく私の体は若干吹き飛ばされた
私は技と吹き飛ばされ、空中で一回転し、追撃してくる砲弾を回避し、海面に着水し、弓を構えて航空隊を2編隊発艦する
発艦した直後私は機関出力を全開にし再加速して龍驤の航空隊の機銃掃射と爆弾投下をよける
そして12.7cm連装砲を構え発砲するために引き金を引くが
カチン
と音が鳴ったまま主砲弾が発射されなかった
玉切れ!?
私は即座に12.7cm連装砲を下げて機関出力全開で海面をけり、迫りくる砲弾を回避した
拳銃弾はつき、12.7cm連装砲の主砲弾も尽きた
さて、どうするか
艦載機も全機発艦の地龍鳳に着艦するように命令を出した、直掩機として零戦隊が私の上空で粒状の艦載機と戦っている
だから艦載機は全機攻撃に転用することは不可能
残りは水流天花のみ......か
龍鳳達はまだか!?
そろそろ時間稼ぎも限界だぞ!?
私は伊勢の副砲連射をギリギリのところで避けながらそう考えた
その時だった
「......通信つながってますか?!」
そう艤装艦橋の通信室へ音声通信が入ってきた
ようやくか!
「つながってるぞ!」
私はその音声通信へそう返事を返し
刀で砲弾の軌道をそらした
「っく」
砲弾をそらした衝撃で体がふらついた
通信がつながった!
私はそれを確認したと同時に龍鳳と反対方向へ舵を切った
それと同時に12cm30連装噴進砲を第零特主艦隊へ向けて発射した
私の発射した12cm30連装墳進砲はそのまま伊勢と鳳翔と龍驤へ直撃した
その直後小爆発を起こした
これで私へと注意を引くことができただろう
私はそう考え最後に一発技をかましてやることにした
私はわざと体をふらつかせた
私のそんな隙を伊勢が見逃すはずもなく伊勢は私へ向けて主砲を発砲してきた
私へ向かってくる主砲弾へ向けて私は12.7cm連装砲を思い切りたたきつけた
直後ガキンと鉄と鉄がぶつかり合いえぐれる音がした
そして伊勢たちの前に雷線が突如として現れた
「っ!」
伊勢たちは魚雷を見て一瞬止まった
私そのすきに体を傾け飛んでくる12.7cm連装砲をよけ海面を思いっきり蹴り飛ばし
そのまま機関全開で龍鳳が言った方向とちょうど対角線の方向へなる要へ舵を切り、ちょうど対角線になったところで音声通信を送った
「攻撃はじめ!」
私がそう言った直後海面を思い切り蹴って跳躍し鳳翔に抱き着き鹵獲した酸素魚雷1本を鳳翔の腹部へ、3本を伊勢たちの方向へ向けてぶん投げた
鳳翔たちが私の作戦を理解したのか驚愕の表情を浮かべた
「もう遅いよ?」
私がそう言ってかすかに笑った直後
あたりにとてつもない爆音と爆風が広がり
私たちを爆風で包み込んだ
...........
....................
..........................
私は爆風にのまれ、爆風で吹き飛ばされながらも、大破した第零特主艦隊のメンバーを一瞬視界にとらえた
これで.....私たちの...勝ち....だね
私はそう考えた直後、だんだんと意識が深い闇の底へ落ちていくのであった......
感想、評価待ってます!!!!!
まってます!
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