転生したら~ブラック鎮守府の瑞鳳でした~   作:Zuihou

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あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします!




第一章 第LⅥ話 横須賀第一鎮守府にて

私はその艦娘と一緒に執務室から追い出された

 

「..........なぜ私を助けたんですか、瑞鳳秘書官」

 

目の前の艦娘は目じりに涙を受けながらそう言葉を発した

 

見た目はきれいで、まだ服装も新品同様だ。つまりこの艦娘は最近建造された艦だとうかがえる

 

「....それは、君が大戦時私を守ってくれた護衛艦()()()で、私が瑞鳳だからだよ」

 

そんな言葉が私の口から発せられた

 

ほぼ無意識のうちに頭の中でその言葉が浮かんできた

 

私もだいぶ瑞鳳に()()されたものだ...

 

『第Ⅲ艦隊全艦へ通達 ヒトマルヨンゴーまでに第七出撃所へ集合 鎮守府近海紹介へ向かう』

 

艤装通信を通して艦隊へそう命令を出した

 

「いくよ、三日月」

 

私は三日月にそう言葉をかけて第七出撃所へ足を運んだ

 

 

 

「ん?その艦娘はどうしたんだ」

 

私が第七出撃所へ到着した時にはもうすでに日向たちがそこに立っていた

 

「今日から第Ⅲ艦隊に配属された三日月」

 

私は三日月の方をやさしくたたきそういった

 

「三日月か、私は日向だこれからよろしくな」

 

「私は三日月です....これからよろしくお願いします」

 

自己紹介は終わったようである

 

それから少し遅れてゴーヤがやってきた

 

「少し遅れちまったでち」

 

ゴーヤは駆け足でやってきた

 

「大丈夫時間ぴったりだから」

 

私はゴーヤへ手を振りながらそう言葉をかけ

 

「...第Ⅲ艦隊出撃、」

 

そういって我々第三艦隊は出撃をした。

 

この日は珍しく、はぐれ艦隊のイロハ級駆逐艦すら見ることはなかった

 

近海をただぐるぐるぐるぐる回り哨戒機を出し確認しただけ

 

昼なので太陽光が海面に反射し暑い

 

深海棲艦は黒色の体をしているものが多いからか今日は休みなんだろうか、そうだとしたら裏山けしからん限りだ

 

私はそう考えながら帰投した

 

三日月との会話は何もなかった

 

 

「艦隊、帰投いたしました」

 

私は僚艦を部屋に戻し一人で提督の前に立っていた

 

「被害なし、敵艦接敵なしです。特に気になるような場所もありませんでした」

 

私は淡々とそう言葉を発した

 

「フン、そうか。部屋に戻って明日の準備でもしておけ。」

 

提督は椅子にふんぞり返りながらめんどくさそうに言葉を発した

 

「........了解しました。」

 

私はそう言って執務室をあとにした

 

 

失礼しました

 

私はそう言って執務室を出て、自室へと向かうのであった...

 

 

 

■ ■ ■ ■ ■

 

 

 

それから数日が過ぎ、私たちは船に乗って大本営第一演習特殊海域へ到着していた

 

「....」

 

私の目の前にはたいそう立派な門....そう、横須賀第一鎮守府の門が目の前に建っていた

 

 

 

横須賀第一鎮守府....通称始まりの鎮守府

 

この鎮守府は深海棲艦との戦争が始まってからの最初期からある鎮守府であり、原初の艦娘が初めて出現した場所でもある。

 

そして

 

「やぁ、よく来たね」

 

そう、大日本帝国海軍の提督の中で鎮守府の中で最も戦果を挙げている。それと同時に最も優秀な提督

 

「坂本大将....か」

 

そして坂本大将の後ろには、原初の艦娘である電がいた

 

原初の艦娘の電か.....

 

電は見た目もかわいらしく改二もない、だからこそ戦闘能力はあまりないように思われるが...原初の艦娘となれば話は違う

 

この鎮守府に所属する電は原初の艦娘だ、つまり戦闘能力はその見た目と比例していない

 

この可愛い見た目をして平気で深海棲艦の連合艦隊を単艦で壊滅させられるほどの戦闘能力を持っているのだ

 

だからこそ今回の演習は気を付けなければならい

 

何故なら

 

「よぉ、坂本。会議ぶりだなぁ」

 

舞鶴鎮守府の高森中将

 

佐世保鎮守府の杉本少将がそこにはいた

 

そして、高森中将の後ろには原初の艦娘の漣、杉本少将の後ろには五月雨がたっていた

 

あぁ、原初の艦娘が3隻.....しかも今回は演習

 

これは確実に演習で当たる

 

私がそう考えている間提督らは何やら話しているようだった

 

 

にしても、原初の艦娘3隻....参ったな勝てるビジョンが見えない

 

私がそう小さくため息をついているときだった

 

「おい、お前行くぞ」

 

突如提督にそう言われ私は提督についていった

 

提督に連れていかれたのは横須賀鎮守府の工廠裏だった

 

何だろう、とても嫌な予感がします

 

「今回の演習に勝てなかったら....分かってるよな?」

 

提督はそう言いながら私の胸ぐらをつかみにらみつけてきた

 

「俺の鎮守府の代表としてやってきてるんだ....分かるな?負けたら俺の昇進にもかかってるんだからなッ!」

 

結局....昇進のことか。子の提督は私たちのことなんてこれっぽっちも考えてなんていやしないんだ

 

「.....」

 

そう私が黙っていると

 

「返事は?」

 

そういってお腹を思いっきりけられた

 

胸ぐらをつかまれているため私は避けられず、もろに鳩尾に提督のけりが刺さった

 

「っぐッ....分かりました」

 

私はお腹の鈍い痛みを耐えながらそう言葉をこぼす

 

「フン!、わかればいい。負けたら承知しないからな」

 

提督はそう言って私を乱雑に床に投げた

 

「.......ッ」

 

そのまま私は床に倒れ、提督は横須賀鎮守府本館へと歩いて行った

 

「....」

 

私は目の前に広がる空を見つめ、ゆっくりと立ち上がった

 

そして服の乱れを整え小走りで提督の後を追うのであった.....

 

 

 

 




この小説もついに一周年を迎えました!

これからもしばらく月一投稿が続くと思いますがこれからもお願いします!

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