久しぶりすぎてミスった...ユルシテ
~零戦隊隊長づほまるside~
我々零戦隊は今現在第Ⅲ艦隊の直掩として高度6000m付近を飛んでいる
横や後ろに頭を回して周囲を警戒するが、敵機は見当たらない
「....いないな」
「ですね」
まぁ、敵機が来ないなら来ない方がいいのだが...
まぁいい、とりあえず警戒を,,
と、そんなことを考えているときだった
キラっと太陽が何かに反射した光が見えた
「4時方向 高度6500メートル おそらく敵偵察機だ」
私は音声通信で僚機へ向けてそう言葉を発した
「隊長、行きましょう!」
あずきが自信ありげに言葉を返してきた
「あぁ、いくぞ!全機!突撃!」
「「「「「了解!」」」」
私は機体をバンクさせ、敵偵察機隊に突入した
こちらの方が高度が少し低いため突き上げる形となるが...まぁ相手が偵察機なら何とかなるだろう
私はそう考えながら燃料スロットルを絞り、エンジンの回転数をどんどん上げていく。
二一型自慢の栄一二型エンジンが唸りを上げ速度がどんどん上がっていく
,,,,,が、もともと二一型はそこまで高高度での速度性能は高くない、速度計は520km/hをさしている
まぁ、これくらいあれば速度的には問題ないな
だんだんと視界正面に敵機が見えてきた
「.....二式艦上偵察機だな」
「ですね」
れいがそう返してきた
二式艦上偵察機なら大体速度はこちらとあまり変わらないだろうな
私はそう考えながらも標準器を覗き、操縦桿から片手をはなし7.7㎜機銃の引き金に手をかける
まずは牽制だな
燃料スロットルを一気に絞り、速度を最大速度限界にまで上げる
速度計の針が530km/hをさしたあたりで、標準器を覗かなくても敵機の姿をしっかりと確認することができるようになるまで接近した
私は照準器をしっかりと除きこみ、敵機との偏差を測りながら7.7mm機銃の引き金を引いた
直後機首についている7.7㎜機銃2門が火を噴き、二式艦上偵察機の目の前へ向けて曳光弾が大量に発射される
私が放った弾丸は狙い通りに二式艦上偵察機のエンジンに被弾し、赤いペイントで真っ赤に染まる
完全に奇襲が決まった
私はそのまま二式艦上偵察機の後方を通り抜けた
その直後、私は思い切り操縦かんを引っ張りフラップを展開して高速で縦旋回を行う
そして急降下を始めている二式艦上偵察機へとどめを刺すため20mm二号銃の引き金を引く
コクピット内に軽い音が響き、私の放った弾丸は後部コクピットと胴体に直撃しペイント弾で真っ赤に染まった
撃墜判定だ
2機目はどうやら僚機のまいが仕留めたようだ
さて、艦長に連絡を入れましょうかね
んーと、こんな感じでいいか
私はそう考えそのモールス信号を艦長へ向けおくった
「我、敵偵察機を発見セリ、距離600 高度6500 二式艦上偵察機2機 全機撃墜確認 損害ナシ 我任務続行ス」
ヨシこれで問題ないだろう、
「さて、直営任務に戻るぞ!」
「「「「「了解!」」」」」
私がそう命令を出した直後、背中に何やらつーと、いやな汗が伝った
「!?全機ブレイク!」
私はとっさにそう命令を出し操縦桿を思いっきり倒し機体を若干横滑りさせた
直後尾翼に青いペイントが付いた
私が後ろを向くと、そこには.....
「烈風改二戊ガタァ!」
烈風改二戊型(一航戦/熟練)がいた
「一航戦かよ!」
この体になってからホント一航戦にはいい思い出がねぇ!
寄りにもよって烈風改二の電探装備機かよ!
しかも複座仕様か!?それ!
クソッ!
本当に厄介な相手じゃねぇか!
私はそう考えながら機体を90度に曲げフラップを展開して高速で横旋回する
敵機もすでに横旋回を始めておりこちらへ向かってきている
おそらく旋回戦ならこっちの方が上だ....!
私はそう考えながら燃料スロットルをさらに絞り、上昇で少し下がった速度を降下の勢いと合わせてどんどん機体を加速させていく....!
私は標準器をのぞき込みながら20mm機銃の引き金に手をかける
敵機はまだ旋回している最中だ
敵機のエンジン部分が標準機に入った瞬間
20mm機銃の引き金を引いた
コクピットに軽い音が響き
両翼から20mmの曳光弾が発射された
私が放った弾丸は狙い通りに敵機のエンジン、コクピットに被弾し真っ赤なペイントで染まった
「撃墜確認」
「....横か」
私は静かにそうつぶやき
操縦桿を押し倒し機体を急降下させて敵機の攻撃をよける....が
「マズッ!?」
高速で機体を急降下させた影響か、フラップが降下速度に耐えられず吹っ飛んでいった
ヤバイヤバイこれはまずい!
私はそう考えながらも操縦桿を横に倒し機体を横旋回させて追撃してきた敵機の攻撃をよける
そのまま操縦桿を引き起こし、機体を急上昇させる
後方を確認し敵機がしっかりとついてきてるかを確認してから
エンジンをいったん止める
機体は推力を失いだんだんと速度が遅くなり落下し始めた
私は落下し始めるタイミングで操縦桿とラダーを操作し機体の向きを反転させた
「エンジン始動!」
そしてエンジンを再稼働させ推力が戻ったゼロ戦は速度が増した
敵機は急いで旋回させようとしていたが...もう遅い
私はすでに7.7mm機銃の引き金に手をかけており....敵機が標準器の中に入った瞬間
引き金を引いた
私の放った曳光弾はそのまま敵機のエンジンとコクピット胴体に直撃し真っ赤なペイントで染まった
敵機と高速ですれ違い一航戦熟練妖精と目が合った
「いい腕をしていたが....私の方が上だったようだな」
そう言葉をこぼし私は次の敵機を探し始めるのであった....
~瑞鳳side~
ヒューというカザキリ音とともにあたり一帯が砲弾の雨に包まれた
「回避ぃッ!」
直後、第Ⅲ艦隊は散り散りにその場から飛びのき、砲弾の雨をかわした....が
「っ........!」
海面で爆発した砲弾の破片が私のわき腹に刺さり、肉がえぐれた
くそっ!何で我々の距離がばれているんだ!何か仕組まれたか!?
私はそんなことを考えながら敵爆撃機がこちらめがけて放って来た爆弾を間一髪でよける
「弾幕を張ります!」
そして照月の対空CIにより敵爆撃機隊は全機撃墜された
「照月ナイス!」
「対空レーダーに感あり!1時の方向 敵航空隊第二波来ます!」
照月がそう言った瞬間、1時の方向の空に敵攻撃隊が飛んでいるのが見えた....
距離はものすごく近く、肉眼で何機飛んでいるか見えるレベルだ
いや、まじかよまじか、レーダーどころか肉眼でとらえらられるということはもうすでに我々の艦隊とかなり距離が近いということだぞ!?
いそいで対空警戒の輪形陣に変更したり対航空機戦の準備をしなければならない
いやそんな時間網ねぇ!
零戦隊に連絡をしようにもこちらの対空砲火に巻き込まれる可能性があるため無理だ
こちらの対空砲火でやるしかないな
「艦隊輪形陣へ変更! 照月、三日月は対空警戒を、日向は三式弾を!。ゴーヤは潜水して退避。龍鳳と私は対空砲火をしながら敵艦隊がいるであろう方向に航空攻撃を!」
「「「「「了解!」」」」」
いいだろう、9時の方向から攻撃隊を飛ばしてきた相手に、うちの精鋭航空隊を送ってあげようじゃないか
私はそう考えながら第二次攻撃隊を敵艦隊へ送るために格納庫から零戦21型4機 九九艦爆二二型4機 九七艦攻改4機の矢を取り出し、弓につがえた
弦を限界まで引っ張り、9時の方向へ向けてる
「六五三空、発艦はじめ!」
私はそう言って弦から指を外し、矢を空へと放った
バシュン
私が放った矢は空中で火花を散らしながらそれぞれの艦載機の形へと変化されていき...
零戦21型4機 九九艦爆二二型4機 九七艦攻改4機はそれぞれきれいな編隊を維持しながら9時の空へと姿を消していった
これである程度は大丈夫だろうか...
と、そんなことを考えているときだった
日向の表情が一気に青ざめた
「れ、レーダーに感あり。1時、9時、4時、7時の方向から数えられないくらいの敵機が押し寄せてきています!」
「...............は?」
まて、それは非常にまずい
『艦長、日向からのレーダー情報を分析した結果、後2分足らずでここの上空に到達すると推測されます』
艤装艦橋内部にいる副長がレーダー情報を確認し、報告した
あと2分足らずで数えきれないほどの敵機がこっちに来る?おそらく零戦隊だけじゃ無理だぞ
そして今さっき第一次、第二次攻撃隊に艦載機を割いてしまった
残り艦載機数は二一型8機、九七艦攻改7機、九九艦爆二二型7機,,,,あと2回しか攻撃隊を発艦させることができない、これはまずいぞ
あと2分で敵航空機の数の暴力が始まり、敵艦隊おそらく4艦隊が四方から押し寄せてきている....
さぁ、ここからどうあがこうか
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