~れ瑞鳳side~
さぁ、ここからどうあがこうか
残りの艦載機から私はあと2回しか攻撃はできない、
つまり残り2艦隊にしか航空攻撃をすることができないということだ
いや、敵に四方を囲まれている状態で勝てるわけがねぇ....しかも相手は4第鎮守府の精鋭の精鋭ぞろいだ
もう敵の戦力削りに削りまくって退場するしか方法はないな...
と、思考を巡らしているときだった
艤装艦橋へ第一次攻撃隊からの伝令が入った
「我敵艦隊へノ奇襲に成功セリ 一時の方向 距離9500 扶桑改二 山城改二 矢矧改二乙 小破 最上改二特 朝霜改二 中破 初霜改二 大破 我損害ナシ コレヨリ帰投スル」
さっすが私の六五三空!
いつも素晴らしい戦果だ!まっじで助かる
私はそう考えながら次の作戦行動を考える
最上と朝霜中破、初霜大破させたのはすごくでかい
問題はぁ......すでに扶桑山城の砲戦距離に入っているからこいつらを仕留めない限りは砲弾の嵐が止まらないということか...
正直もう止めるすべはない
何故なら今から航空隊を派遣しても、もう敵の砲戦距離に入ってしまっているため残念ながらもう間に合わない
そして空襲だ、直掩機の零戦隊が上空で待機してくれているが......正直守り切れるとは思えない
相手の正規空母の数は6隻
たいしてこちらは軽空母が2隻だ
単純計算で相手の総航空機数489機、こちらは112+57機....約3倍だ
普通に考えて勝てる見込みなんてほぼない
いくら我々が精鋭だとしても、数の暴力に押し切られる
零戦隊がいくら強かろうとうち漏らしは必ず出てくる
あぁ.....完全にチェックメイトとまではいかないが、戦力差がありすぎる
そもそもとしてナンデ敵艦隊に私たちの位置が割れてるんだ..
完全に仕組まれているぞ...この演習
あっきらかに私たちを圧倒的な物量でフルボッコにするつもりだ
くそ、原初の艦娘に目を付けられるなんて....これほど不幸なことはない
ほんとにどう対処すればいいんだ.....各艦で回避行動をとってもらいながら砲撃を繰り返すぐらいしかもう残されていない
とりあえず指示を...
「照月と三日月は艦隊防空を!日向は敵艦隊へ向けて長距離砲撃と直掩機をできるだけあげて!龍鳳は直掩機と9時の方向の敵艦隊へ向けての攻撃隊発艦を!ゴーヤは敵艦隊へ向けて潜水雷撃を頼む!」
「「「「「了解!(でち)」」」」」
そしてそう命令を出した直後、艤装艦橋にモールス信号の音が響いた
彩雲3番機からだ
なになに?
「我、敵艦隊を発見セリ 6時の方向 距離14000 金剛改二丙 霧島改二丙 五月雨改 時雨改三 飛龍改二 蒼龍改二 単縦陣で航行中 我任務続行ス」
マジかよ...二航戦
しかも単縦陣ってことは僚艦夜戦突撃するつもりじゃねぇか!
待て待て、ちょっといったん整理だ
1時の方向から西村+坊ノ岬沖組がきてて
4時の方向からヤマムサタッチ+あまぎかつらぎ空母が来てて
6時の方向から金剛姉妹+二航戦が来てて
9時の方向から航空隊が来てる....ということは一航戦組か!
うん、完全につぶしに来てるね笑えません
とりあえず脅威は先に潰しておきたい
9時の方向へ航空隊を発艦させておこう
1部隊は最後の切り札だからな
私はそう考えながら第二次攻撃隊を発艦させるためにに格納庫から零戦21型4機 九九艦爆二二型4機 九七艦攻改4機の矢を取り出し、弓につがえた
弦を限界まで引き、手を放す
「六五三空発艦始めてください!」
そう言葉を発した直後、私は弦から指をはなし、艦載機の矢が空へ向かって勢いよく放たれた
燃え盛る炎の中から零戦零戦21型4機 九九艦爆二二型4機 九七艦攻改4機がきれいな編隊を組みながら出てきて
そのままきれいな編隊を組んだまま9時の方向の空へと姿を消していった...
「なるべく低空を飛んでいくんだぞ」
私はそう言葉をこぼした
そして視界の端に黒いぽつぽつとしたものが見えてきた
ついにやってきたか....
「空襲警戒!全艦、各自回避行動を、対空戦闘はじめ!」
「「「「了解!」」」」
私は冷静に僚艦に向けてそう命令を出し敵機が来る方向へ体をむけ、12.7cm連装高角砲を打ち始めた
私の12.7cm連装高角砲が敵航空機体へ向けて火を噴き
照月の長10cm砲ちゃんが毎分19発の速度で94式高射装置の演算結果に基づいた弾道で砲弾を発射する
三日月の10cm連想高角砲が火を噴く
日向が六三四空熟練が操る瑞雲改二を稼働機すべて直掩機として発艦させ、三式弾を発射する
龍鳳が紫電改四を直掩機として打ち上げ。攻撃隊を発艦させ、弾幕を張る
私たちは各々ができる最大の防空を行った
そして、視界の端で零戦隊が敵航空隊へ勇猛果敢に突っ込んでいく様子が見えた
「零戦隊頑張れ....ッ!」
日向たちが打ち上げた直掩機隊も続々と敵航空隊へと突撃していき、上空で激しい空戦が始まった
おそらく制空は拮抗
私たちも対空砲火で敵機を落とし、直掩機隊も敵機と交戦し、敵機を撃墜した
ちらほらと直掩機も撃墜判定を食らっているようだ
私はIEDを敵攻撃隊のど真ん中に放り投げた
もちろん直掩機に退避させた空域へだ
そして時限装置が仕込まれたIEDは空中で爆発し
ペイント弾が空中にまき散らされた
相当機数を落としたはずだが.....
「数が...おおいッ!」
一向に敵機が減っているような感じがしない
相手の航空機の数が単純に多いのだ
物量というものはすさまじい....そして、それに精鋭搭乗員が加わるともっとやばいことになる
本来こちらは少数精鋭、数が少ないが相手よりも経験があり、経験の差で敵機に対抗する
しかし、その相手に経験、熟練度が付いたらどうなるだろうか?
今まで経験値の差で対抗していたものが、対抗できなくなる
つまり押し負けるのだ
そして、この猛烈な対空砲火をかいくぐってきた敵攻撃隊がちらほらと現れ、こちらへ向かって接近してきた
そして、敵雷撃隊が魚雷を発射した
私は拳銃をホルスターから抜き、海中を爆速で走る魚雷へ向けて発砲した
何発の魚雷は打ち抜かれ、その場で爆発し大きな水柱が上がり....視界がふさがれる
敵艦隊はこれを予想していたのだろうか、そのタイミングで
私たちの耳にヒューという風を切る音が聞こえてきた
おそらく4時の方向....そしてこのカザキリ音は
「ヤマムサタッチだ!」
私は僚艦へ向けてそう叫び、緊急回避行動をとろうとすると敵航空隊が私たちの進路を阻むように爆弾を投げ、魚雷を発射した
マズイ!避けられない.....ッ!
「これはやばい.....ッ!」
直後
「ドッカーーーーーン」
凄まじい発砲音と着弾音があたりに響き渡り
私たちは砲弾の嵐に包まれ、あたり一面に水柱が上がった
ドーモ、最近戦果を走り始めた影響で投稿が遅れそうでYABAIと感じている作者です...
イベントに、戦果に、進学の準備に...思ったより忙しい日々を過ごしていますが小説は書きます
そろそろ演習も終盤戦に突入します
次回も見てくだされば幸いです
評価とか...感想とか...下さい
作者のモチベが上がり投稿頻度が上がります
それではまたじかい!
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