古代王者恐竜キング 暁の始祖竜   作:あーくこさいん

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皆さん、あけましておめでとうございます、あーくこさいんです!

新年一発目の投稿は『古代王者恐竜キング』を原作とした二次創作小説です。

最近恐竜キングにハマり、ハーメルンに二次創作が無いか探していたところ、アルティメットルパン三世さんの作品を見て、自分も作る決心が湧きました。

楽しんで貰えたら幸いです。


第1話 誕生!私の恐竜(パートナー)、エオちゃん!
前編


何処かの空間ーーー

床が透明であり、内部にコードやらが無数に接続され、壁には液晶パネル、パネルに映っている映像は荒廃した都市ばかりが映し出されていた。

この異様な空間にて二人の男が対峙していた…

 

???

「とうとう追い詰めたぞ、Dr.ブラック!」

 

白衣に身を包んだ男がもう一人の男を指差す。

その男は白衣の男とは対照的に、黒色のコートにスーツと黒一色に統一している。

 

Dr.ブラック

「フン、ここまでくるとは…少々見くびってたよ。だが、今更邪魔したところでこの文明の崩壊は免れんよ。」

 

彼…Dr.ブラックのいう通り既に人口の99.9%は彼の手によって死滅し、どうあがいても文明の滅亡は避けられない状況であった。

 

???

「…お前のいう通り文明の滅亡は避けられない。だが、人類という種を次の文明に残す為にお前を倒す!」

 

そう言うと白衣の男は左腕に装着しているガントレットを構える。

 

Dr.ブラック

「…まあいい。なら僕は君を排除し、人類(ヒト)という下等生物を完全に滅ぼすだけだ。」

 

Dr.ブラックもガントレットを装着しており、カードをスラッシュする。

するとガントレットが二画面ゲーム機のようにパカッと開き、音声が流れる。

 

《ダイナライズ、アウストラリス!》

 

次の瞬間、床から遺伝子のエフェクトが浮かび上がり何かが召喚される。

それは外見はティラノサウルスのようだが、それより一回り大きく、何より皮膚がなく筋繊維が剥き出しであり、所々に電流が走っているなど異様な恐竜である。

 

ギャオオオオ‼︎

 

召喚された人造恐竜アウストラリスは咆哮を上げる。

 

???

「いくぞ、アルティス!エアロン!」

 

《ダイナライズ、アルティスピナクス!アエロステオン!》

 

白衣の男もガントレットに2枚のカードをスラッシュし、それぞれ炎と風のエフェクトが浮かび上がり、2体の恐竜が召喚される。

 

灰色の身体に背中に大きな棘を生やした肉食恐竜…アルティスピナクス

青色の身体に頭部と首周りに黄色の羽毛が付いた肉食恐竜…アエロステオン

 

ギャオオオオ‼︎

 

ギャオオオオ‼︎

 

召喚された2体の恐竜も咆哮を上げる。

 

Dr.ブラック

「いけ、アウストラリス!」

 

彼の命令を受け、アウストラリスは2体の恐竜に襲い掛かる。

 

???

「かわせ、アルティス!エアロン!」

 

彼の指示を受けた2体はアウストラリスの攻撃をかわす。

 

???

「アルティス、ビックファイアキャノンだ!」

 

《エレメントアビリティ発動、ビックファイアキャノン!》

 

そう言うと白衣の男はカードをスラッシュし、音声が流れるとアルティスピナクスに変化が起こる。

口内から炎が溜り、やがて火球を形成する。

その火球のエネルギーが最大まで溜まると、アルティスピナクスは火球を放ち、アウストラリスに着弾する。

次の瞬間、アウストラリスの身体が燃え上がりダメージを受ける。

 

???

「畳みかけろ、エアロン!」

 

《エレメントアビリティ発動、ソニックブラスト!》

 

続いてカードをスラッシュすると、アエロステオンの口内に風の力が溜まり、そのまま口から竜巻を放つ。

竜巻を受けたアウストラリスは先程燃え移った炎の勢いが激しくなり、しかも吹き飛ばされて壁に激突する。

 

立て続けにダメージを受けたアウストラリスだが、すぐさま体勢を立て直し反撃に移る。

 

《エレメントアビリティ発動、エレクトリックチャージ!》

 

Dr.ブラックがカードをスラッシュすると、アウストラリスの身体全体に電流が走り、身体に纏う。

続いてカードをスラッシュする。

 

《エレメントアビリティ発動、フレアソード!》

 

するとアウストラリスの上空に巨大な炎の剣が出現し、アルティスピナクス目掛けて振り下ろされる。

 

???

「回避しろ、アルティス!」

 

彼の指示の甲斐あって、アルティスピナクスは回避に成功する。

そのまま剣は地面に刺さったが、なんと炎の剣に電気エネルギーが纏ってあり広範囲に電流が走る。

流石にそれは回避できず、アルティスピナクスは感電してしまう。

 

???

「アルティス!」

 

感電して動けなくなったアルティスピナクスを見てほくそ笑んだDr.ブラックは、炎属性の超わざ(エレメント)カードをスラッシュする。

 

《エレメントアビリティ発動、バーニングダッシュ!》

 

アウストラリスの口周りに炎を纏いながら、アルティスピナクス目掛けて突撃する。

このままではアルティスピナクスが危ない…

 

???

「エアロン、カゲロウだ!」

 

《エレメントアビリティ発動、カゲロウ!》

 

するとアエロステオンはアウストラリス目掛けて、風の力を纏いながら猛ダッシュする。

そして消えたかと思えば、目にも止まらぬスピードで連続攻撃を仕掛ける。

その甲斐あって、アルティスピナクスに対する攻撃を中断するが、Dr.ブラックは雷属性の超わざ(エレメント)カードをスラッシュする。

 

《エレメントアビリティ発動、プラズマアンカー!》

 

アウストラリスは口内に電気エネルギーを溜め、雷の錨を一直線に飛ばしアルティスピナクスに突き刺す。

そのまま渾身の力でベックレスピナクスを引っ張り、持ち上げようとする。

 

だが、これをチャンスと捉えた男は超わざ(エレメント)カードをスラッシュする。

 

《エレメントアビリティ発動、ビックファイアボム!》

 

雷の錨によって持ち上げられるが、その勢いのままアルティスピナクスは炎を吐きながら飛び上がり、アウストラリスの首に噛み付く。

次の瞬間、大爆発が起きアウストラリスに更なるダメージを与える。

アウストラリスはダメージが蓄積し、立っているのがやっとだ。

 

???

「トドメだ!」

 

トドメを刺すべくカードをスラッシュする。

 

《エレメントアビリティ発動、マグマブラスター!》

 

渾身の力を溜め、高密度の火炎を一直線に吐きアウストラリスに命中する。

アウストラリスは強力かつ高密度の火炎を受け、さっきよりも燃え上がる。

 

《エレメントアビリティ発動、トルネードブロー!》

 

アエロステオンはアウストラリスの周りを高速で走り回り、竜巻を起こす。

竜巻によって炎の勢いがさらに激しくなり、そのまま炎の竜巻になる。

炎の竜巻はアウストラリスを焼き尽くす。

やがて激しさを増す炎の竜巻に耐え切れず、アウストラリスは物理的に燃え尽きる。

 

勝敗は決した。

 

Dr.ブラック

「ほぅ、まさかアウストラリスを倒すとは……」

 

???

「そこまでだ、Dr.ブラック!貴様の野望の為に犠牲になった人々に償う時が来たぞ‼︎」

 

だが、Dr.ブラックは余裕の態度を崩さない。

 

Dr.ブラック

「…君には毎度驚かされるよ。おかげで未完成のコイツも出さなければならない状況に追い込まれたじゃないか。

 

???

「何ッ⁉︎」

 

するとDr.ブラックの立っている後ろの壁が横にスライドして開き、中の様子が明らかになる。

そこは…

 

赤い液体で満たされており…

 

中にアウストラリスよりもさらに一回り大きい人造恐竜が入っており…

 

身体の所々にチューブが接続されている異様な光景だった…

 

Dr.ブラック

「膨大な全属性恐竜のデータに加えて、今まで作り上げた人造恐竜のデータをもふんだんに組み込んだ、ありとあらゆる環境でも生き抜く生命力…そしてこの僕の叡智…負ける筈は無い。」

 

彼はそう言い切る。

 

???

「Dr.ブラック…なんてものを造り出したんだ……!」

 

Dr.ブラック

「フフフ…さぁいけ!究極生物ゲルバライ‼︎」

 

彼の掛け声と共に地獄の釜の蓋が解き放たれる………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

「ん…うぁ……?」

 

現代日本、三畳市、暁家。

まだ太陽が顔を出していない明朝。

 

一人の少女が夢にうなされ目を覚ます。

 

???

「…まただ、変な夢。」

 

最近、このような夢を見て彼女は疑問に思っていた。

今思えば幼い時、彼女の父親が亡くなり忘れ形見であるガントレット型の装置を受け取ってから、このような夢を見るようになったのだ。

 

夢から覚め今更寝付けない為、気分転換にベランダに行き空を見上げる。

すると…

 

???

「ん…?あれ…」

 

なんと流れ星が飛んでいた。

しかも、流れ星はそのままこの町にある裏山に激突した。

 

???

「嘘…」

 

ジリリリリリ‼︎ ジリリリリリ‼︎

 

彼女が呆然とするのも束の間、突如として家の電話が鳴り出す。

彼女が受話器を手に取り対応する。

 

???

「はい、も『起きてるか、カナ!裏山に隕石が落ちたんだ‼︎急いで俺ん家来てくれ‼︎』…やっぱり。ま、私もDキッズの一員だし行きますか。」

 

そう言うと彼女は支度をする。

パジャマから青色の化石発掘用作業着に着替え、オレンジ色の髪をサイドテールにに纏め、最後に左腕に【ガントレット型化石探査デバイス】を装着する。

 

部屋を出る直前、幼い頃のカナとその父親が写ってある写真立てに目を向けると…

 

カナ

「いってきます、パパ。」

 

そう言って部屋を出る。

 

彼女の名前は(あかつき)カナ。

D-KIDSのメンバーであり、恐竜好きな少女である。

 

 

 

 

 

午前7:30、他のD-KIDSメンバーと合流したカナ一行は裏山を歩いていた。

 

マルム

「もう何よ、こんな朝早くから呼び出して……」

 

Dキッズメンバーである桃髪の少女『竜野(たつの)マルム』は朝早くから呼び出された為、少し不機嫌である。

 

リュウタ

「マルムもカナもD-KIDSの仲間だから連絡してやったのに文句言うなよ。」

 

Dキッズリーダーである茶髪の少年『古代(こだい)リュウタ』がDキッズメンバーの証であるバッジを手にしながらそう言う。

 

リュウタ

「この辺りに空から何かが落ちて来たんだ。」

 

カナ

「確かに空から落ちてきて裏山に激突したのは見たけど…レックス、何か情報無かった?」

 

レックス

「ネットで調べたけど何の情報も無かったよ。」

 

金髪の少年『レックス・オーエン』はカナに聞かれて、情報は無いと答える。

 

リュウタ

「宇宙の生命体かもしれないんだぞ〜?」

 

レックス

「隕石の次は生命体かよ……」

 

カナ

「じゃあUFOなの…?」

 

マルム

「Dキッズは恐竜を調べる集まりでしょ?宇宙の生命体が何で……あれ?」

 

するとマルムは何かを発見する。

 

マルム

「ちょっと、これ見て!」

 

レックス

「これは…⁉︎」

 

そこには数本の木が斜めに切断され、一本の少し大きい木の真ん中に大きな穴が空いているという異様な光景だった。

 

リュウタ

「言った通りだろ!ココに落ちたんだ!」

 

カナ

「待ってリュウタ!少し調べるわ!」

 

テンションが上がったリュウタを抑え、カナは左腕のガントレットを構える。

すると二画面ゲーム機のようにパカッと開き、大きな穴が空いてある箇所をスキャンする。

 

彼女が装着している【ガントレット型化石探査デバイス】は地質・地形スキャニング機能によって化石の発掘作業が捗っており、こういう調査において役に立つアイテムであった。

 

カナ

「やっぱり…穴の中に何かあるわ!」

 

リュウタ

「おっサンキュー!カナ!」

 

そう言うとリュウタは穴の中を覗き込み、頭に被ってあるサンバイザーに付いてある角型ライトで中を照らす。

 

マルム

「やめなさいよ!危ないわよ⁉︎」

 

リュウタ

「大丈夫!俺達Dキッズのモットーは『発見したら掘り起こせ!』だろ?」

 

レックス

「それは化石の事だろ?」

 

カナ

「まぁスキャンした結果、危険物では無い事が分かったよ。それよりレックス、マルム。周りをスキャンしたら同様の物が周辺に二つほど落ちてるわ。」

 

カナの報告を受けてレックスとマルムが周辺を探していると、二人は何かを見つける。

それと同じタイミングでリュウタも何かを見つける。

 

それは手のひらサイズの石で、真ん中の側面にチップらしきものが埋め込まれている。

表面に紋章が刻まれており、リュウタは雷、レックスは風、マルムは草の紋章が刻まれていた。

 

リュウタ

「何だ、これ?」

 

すると石が光りだし、リュウタは黄色、レックスは青、マルムは緑の光に包まれ、やがて収まる。

 

カナ

「みんな、大丈夫⁉︎」

 

リュウタ

「何だったんだ、今の…ん?」

 

するとリュウタは卵型のカプセルを発見する。

その中には2枚のカードが入っていた。

 

リュウタ

「これはトリケラトプス?裏面は俺が持ってる石板と同じマークがあるぞ?この石板と何か関係があるのかな……?」

 

そう言いながら、リュウタは石板をカードに近づけ奥から手前へスライドさせた。

 

その時カードが光りだし、木がいくつか爆散すると中から光の物体が現れた。

光の物体は徐々に形を変え光が収まるとそこには……

 

黄色の身体に三本の角、大きなフリルが特徴的な草食恐竜…

 

《暴君の好敵手》

トリケラトプス

 

そう、本物のトリケラトプスが4人の目の前に現れた。

突然の状況に数秒は固まっていた4人だったが次の瞬間…

 

Dキッズ4人

「「「「うわ(きゃ)ぁぁぁぁぁ⁉︎」」」」

 

悲鳴を上げ、急いで木のある方に身を隠した。

恐る恐る顔を出してトリケラトプスを見ると、ジッと4人を見つめてると思ったらゆっくりと近づいていく。

 

カナ

「こっちに来るよ!」

 

マルム

「リュウタ、何とかしなさい!」

 

リュウタ

「えぇ⁉︎何とかしろったって!」

 

レックス

「石板とカードで何かしたろ!」

 

リュウタ

「あっ、そうか!」

 

レックスに言われ思い出したリュウタは石板とカードを弄るが何も反応が無い。

その間にもトリケラトプスはリュウタに近づく。

 

その時だった。

突如としてカナのガントレットが反応を示す。

 

《角竜トリケラトプス出現!ダイナライザー、バトルモード起動!》

 

カナ

「えっ⁉︎」

 

彼女が驚くのも束の間、ガントレットの液晶画面が光りだしカードが形成される。

形成されたカードはガントレットの溝にそってスライドする。

 

次の瞬間、カナの目の前に遺伝子のエフェクトが浮かび上がり一匹の恐竜が召喚される。

 

その恐竜は体長約1メートルの体躯に白と紫の模様が特徴的な小型恐竜…

 

《暁のプリンス》

エオラプトル

 

キュアアアア‼︎

 

エアラプトルが咆哮を上げ、トリケラトプスに威嚇する。

トリケラトプスもエオラプトルが目の前に立ち塞がった事により動きを止める。

 

カナ

「え、え、エオラプトル⁉︎」

 

リュウタ

「なんで⁉︎」

 

トリケラトプスとエオラプトルとのバトルが始まる…そう思っていたが、トリケラトプスが再び光出すとカードに戻った。

 

レックス

「消えた……のか?」

 

リュウタ

「消えたんじゃない……カードに戻ったんだ!」

 

マルム

「戻ったってどういうこと?」

 

レックス

「今のはホログラムか何かか?」

 

カナ

「いや、木の倒れ具合や足跡からトリケラトプスは本物よ!それにエオラプトルもほら!」

 

カナは現れたエオラプトルに近づき、顔を撫でる。

エオラプトルに触れた為、このエオラプトルは本物であるのが証明された。

エオラプトルはカナを確認すると口を近づけ、彼女の頬を舐める。

 

カナ

「あはは!くすぐったい!」

 

リュウタ

「ほら見ろ、今のはマジモンのトリケラトプスだったんだ!」

 

マルム

「本物ぉ?まさか…」

 

リュウタ

「信じられないなら、もう一回出すぞ!まずは石板にカードを近づけて…」

 

レックス

「やめろよ!また出すつもりか!」

 

カナ

「落ち着いてレックス。さっきも戻せたし、大丈夫でしょ。」

 

カナがそう言う中、リュウタはカードを手前から奥にスライドする3回ほどカードが点滅し、小さな光として地面に舞い降りる。

 

『ガブ?』

 

再び現れたトリケラトプスはぬいぐるみサイズの小ささで、あれだけ立派だった三本角はサイズに合わせてとても小さい。

 

レックス

「あれ?今度は小さくなった?」

 

マルム

「可愛い〜!」

 

これには可愛いもの好きのマルムもメロメロである。

 

リュウタ

「何だコイツ?『…………ガブッ』痛てて⁉︎噛むなよ!」

 

リュウタが近づくとトリケラトプス(チビ)が彼の鼻を噛んだ。

噛まれたリュウタはトリケラトプス(チビ)の口を右手で抑えて怒った。

 

『ガブウッ♪』

 

リュウタ

「うわあっ!や、やめろって……」

 

カナ

「ふふ、犬と飼い主のやり取りみたいだね。」

 

すると嬉しそうな顔でリュウタに飛び掛かり、彼の顔を舐め始めた。

 

マルム

「あははっ、リュウタ好かれてるんじゃない?」

 

レックス

「食われるなよ〜?」

 

リュウタ

「トリケラトプスは草食だぞ?俺を食うわけないだろ……痛たた⁉︎だから噛むなってば!」

 

レックス

「食べたいぐらい好きなんだよお前の事がw」

 

カナ

「てことは、この子も小さくなるのかな…?」

 

するとガントレット…ダイナライザーから音声が流れる。

 

《ダイナライザー、通常モードへと移行。》

 

そう音声が流れると同時にエオラプトルはカードに戻り、カナの右手に収まる。

不思議に思いながら彼女はエオラプトルが描かれてあるカードを左から右へスライドすると3回点滅した後、トリケラトプスと同様小さな光として地面に舞い降りる。

 

そこに現れたのはさっきのエオラプトルより一回り小さく、より可愛いさが増したエオラプトルだ。

 

ここで小さくなった恐竜達を便宜上チビ恐竜と呼ぶ。

 

『キュアッ』

 

チビ恐竜のエオラプトルはカナに近づくと飼い犬のように懐く。

 

マルム

「こっちの子も可愛い〜♡」

 

カナ

「さっきより小さくなってより可愛さが増したね!」

 

これにはマルムはもちろんのこと、カナもメロメロである。

活発なトリケラトプスと違って、エオラプトルは飼い主に懐く以外は比較的大人しい。

 

レックス

「取り敢えずどうする?」

 

カナ

「一旦リュウタの家に行って剣竜さんに話してみよう。何か分かるかもしれないし。」

 

こうしてカナ達はチビ恐竜を連れてリュウタの家へと向かうのであった……

 

リュウタ

「痛ってええ⁉︎頼むから噛むのをやめてくれーーー‼︎」

 

マルム

「まだやってる……」

 

因みにトリケラトプスはリュウタを噛み続けていた…

 

 

続く‼︎

 

 




第1話の次回は後編の二部構成か、中編を挟んだ三部構成にするか迷っています。

それでは次回も楽しみに!
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