古代王者恐竜キング 暁の始祖竜   作:あーくこさいん

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後編

その頃、大英博物館地下階層ではカナとエオちゃん、マルムとパラパラがサイカニアを捜索している。

 

カナ

「それにしても流石大英博物館…沢山の展示がある分かなり広い……!」

 

マルム

「ホントね〜。こんな所で見つけ出せるのかしら?」

 

カナはふとエオちゃんの方を向くと、二人に着いて来てるのはエオちゃんだけだった。

 

カナ

「…あれ、パラパラは?」

 

マルム

「えっ……ってああっ⁉︎」

 

カナに言われて振り返るとパラパラが置かれている観葉植物の葉っぱを食べていた。

 

マルム

「ダメよ、パラパラ!」

 

観葉植物は博物館の備品の為、マルムはパラパラを叱る。

するとパラパラは植木鉢の影に隠れ、怯えるかのように弱々しい声を上げた。

その姿にカナは既視感を覚える。

 

カナ

「…ねぇマルム、今のパラパラってレックスに叱られているエースに似てない?」

 

マルム

「確かに……あっ、もしかしてエースも⁉︎」

 

先程のエースと同じ様子のパラパラを見て二人は何かに気付く。

そんな二人をエドとノラッティ〜が曲がり角から覗き見していた。

 

エド

「今度は逃がさないっス……!」

 

ノラッティ〜

「逃げられない場所に追い込むザンス……!」

 

そう言うとノラッティ〜はアクトホルダーにスピノのカードをスラッシュする!

 

グァギュオオオオッ‼︎

 

成体化したスピノが降り立ち、カナとマルム達に襲い掛かる。

 

マルム

「スピノサウルス⁉︎アクト団に捕まった…」

 

カナ

「…っ⁉︎危ない、エオちゃん!」

 

スピノの向かう先にはエオちゃんがいた。

このままでは踏み潰されそうになった矢先、カナは全力で走り、大きく跳躍してエオちゃんを抱え込んだ。

勢い余って床をゴロゴロと転がり、背中から壁にぶつかってようやく止まった。

彼女は背中を思いっきり打ったものの、怪我は無かった。

 

カナ

「いてて…エオちゃん、大丈夫?」

 

エオちゃんに声を掛けながら起き上がり、周りを見渡すがマルムの悲鳴とスピノの足音だけが暗い館内に響いていた。

慌てて彼らが通っていったと思われる道を辿るも、その先は防火シャッターによって塞がれていた。

 

カナ

「どうしよう…マルムと離れた上に分断されちゃった。早く合流しないと…!」

 

カナは急いで別の道からマルムへの合流を試みる。

 

 

 

 

 

その頃マルムはカナとはぐれ、スピノから逃げ続けたものの行き止まりまで追い込まれてしまう。

すぐ前にはスピノが立ちはだかっている上に非常口のドアは開く気配が無く、完全に追い詰められている。

 

マルム

「…いいわ!やってやろうじゃない!」

 

覚悟を決めたマルムはパラパラをカードに戻し、ディノホルダーにスキャンした。

 

マルム

「ディノスラッーシュ!芽生えよ!パラサウロロフス!」

 

キュオオオオオン‼︎

 

成体化したパラサウロロフスが現れ、スピノと対峙する。

そこにエドとノラッティ〜がスピノを追いかけてやって来た。

 

エド

「もう逃げられないっスよ〜?」

 

ノラッティ〜

「この恐竜でもウサラパ様は喜んでくれるザンス!」

 

今対峙しているパラサウロロフスとスピノサウルスでは大型肉食恐竜のスピノサウルスが有利である。

こちらが不利なのは分かっている為、マルムは声の限り叫び助けを求めた。

 

マルム

「リュウター!レックスー!カナー!」

 

エド

「無駄っスよ!」

 

ノラッティ〜

「此処は地下で一番深い場所ザンス!助けを呼んでも聞こえないザンスよ〜!」

 

エドとノラッティ〜が馬鹿にしていると、パラパラが自身の頭部を振動させ重低音を発生させ始めた。

 

ノラッティ〜

「…あ?何ザンシょ、この音は?」

 

マルム

「パラパラ?」

 

3人は不快ではない謎の音を出したパラパラの意図を図りかねていた。

 

 

 

 

 

一方、カナは合流を急いでいたものの道に迷ってしまい、ますます焦りが強くなる中、パラパラの出した重低音が聞こえる。

 

カナ

「この音…!もしかしたら…!」

 

そう言ってダイナライザーを操作すると、音の発生源と大英博物館の地図を照らし合わせ、カナのゴーグルの液晶ディスプレイにカーナビがごとく矢印が表示される。

 

カナ

「やっぱり…!ナビの案内の通り進めば辿り着ける!行こう、エオちゃん!」

 

エオちゃん

『キュアッ!』

 

そう言って駆けて行き、その道中エオちゃんをカードに戻す。

 

カナ

「ディノスラッーシュ!導け!エオラプトル!」

 

《ダイナライズ、エオラプトル!》

 

キュアアアア‼︎

 

エオちゃんを成体化したカナはカードホルダーから一枚のカードを抜き取る。

そのカードには雷の紋章が描かれていた…

 

 

 

 

 

その頃、リュウタとレックスもパラパラが出した重低音に気付き、そこに向かおうとした。

 

エース

『ギャウ!』

 

レックス

「っ!うわっ!」

 

すると突然、エースがレックスの背中に飛び掛かり倒れてしまう。

何事かと振り返ると、先程まで自分が立っていた場所にティラノの足があった。

もし数秒遅ければレックスは踏み潰されていた。

そしてエースは目の前のティラノに対し威嚇していた。

 

レックス

「エースお前……ボクを助けてくれたのか?」

 

先程レックスから逃げ回っていたエースとは思えない行動に疑問を感じていると、包帯まみれのウサラパが現れた。

 

レックス

「あっ!ミイラおばさん!」

 

ウサラパ

「誰がおばさんだゴラァ‼︎……まぁいいわ、サイカニアの前にそのカルノタウルスをいただいていくわ!」

 

立ちはだかるティラノを前に覚悟を決めたレックスはエースをカードに戻し、スラッシュする。

 

レックス

「ディノスラッーシュ!吹き抜けろ!カルノタウルス!」

 

グォォォォォォン‼︎

 

レックスの掛け声と共にエースが成体化しティラノと対峙する。

 

ウサラパ

「オーッホッホッホッ‼︎1人でティラノに勝てると思ってるの〜?」

 

ウサラパの言う通りパワーではティラノに軍配が上がる為、ティラノに勝っているスピードによる撹乱で勝負する。

素早い動きでティラノの股下を潜ったり、周囲を回りながら撹乱しようとするが、痺れを切らしたティラノの尻尾攻撃を受け、壁に叩きつけられてしまう。

 

レックス

「エース⁉︎」

 

レックスが心配そうに声を掛ける。

すると大量の野菜と草を詰めたカゴを持った古代博士がやって来た。

 

剣竜

「現れたな、ティラノ!」

 

ウサラパ

「何それ?残念だけどコイツは肉食、そんな草なんか食べないよ〜んだ!」

 

剣竜

「コイツは近くの動物園から持って来たカバの餌だ!サイカニアを誘き出す為にな!」

 

ウサラパ

「ホーッホッホッホッ‼︎アタシの為にサイカニアまで誘き出してくれるなんてアンタは本当におカバ………おバカさんね!」

 

果たして古代博士の作戦は成功するだろうか…?

 

 

 

 

 

一方、マルムの方はパラパラとスピノが一進一退の攻防を繰り広げていた。

スピノの強烈な尻尾攻撃を顔にくらうがパラパラはそれを耐え、お返しとばかりにスピノの横腹に突進し、突き転がす。

 

エド

「ノラッティ〜!技カードを使うっス!」

 

ノラッティ〜

「了解ザンス!ショックウェーブ!」

 

ノラッティ〜がアクトホルダーから技カードをスラッシュする。

するとスピノの足元から水が渦潮が現れ、咆哮すると同時に水がパラパラ目掛けて流れて包み込み、再び渦を巻き始める技…【激流封印(ショックウェーブ)】が発動する。

激流の中で揉まれ、パラパラは苦しみ始める。

 

マルム

「アンタ達も技カードを持ってるのね…!」

 

ノラッティ〜

「技カードを持っているのはお前らだけじゃないザンスよ!」

 

このままではパラパラは倒されてしまう……その時だった。

 

カナ

「フォームチェンジ!轟け!ロキケラトプス!」

 

《フォームチェンジ!サンダーフォーム!》

 

掛け声と共に成体の姿で現れた恐竜が突進し、角を使ってスピノを投げ飛ばす。

スピノの体勢が崩れたことで技が解け、パラパラは解放される。

 

パラパラを守るように前に陣取ったのは、ガブより一回り小さい黒褐色の身体、頭部の二本の角にフリル上部にある左右非対称のホーンレットが特徴的な角竜…

 

《恐竜界のロックスター》

ロキケラトプス

 

コォォォォォォ‼︎

 

ロキケラトプスがやって来たと同時にカナもマルムに合流する。

 

カナ

「マルム、大丈夫⁉︎助けに来たよ!」

 

マルム

「カナ、正直ピンチだったから助かったわ!…パラパラが音を出したのはここに居ることを知らせる為だったのね!」

 

カナ

「うん、そのおかげで合流出来たの!今助けるね、エオちゃん!」

 

《エレメントアビリティ発動!サンダーボルト!》

 

カナは雷属性の技カードをスラッシュすると、エオちゃんの二本の角から雷球が出現し、エネルギーチャージが完了するとその雷球をスピノ目掛けて発射する技…【轟雷球(サンダーボルト)】を繰り出す。

放たれた雷球はスピノに命中し弱点属性である雷属性の技を受けた為、スピノは力尽きカードに戻った。

 

ノラッティ〜

「スタコラサッサザンスー!」

 

エド

「さっさっスー!」

 

スピノのカードはノラッティ〜が素早く回収し、二人は脱兎の如くその場から逃げ出した。

戦いが終わりエオちゃんとパラパラはカードに戻るが、バトルフィールドは展開されたままだ。

 

カナ

「…あれ?バトルフィールドが解けない…?」

 

マルム

「きっとリュウタかレックスが()()()()と戦ってるのかも!急いで合流しましょう!」

 

そう言いマルムとカナはレックスの元へ急ぐ…

 

 

 

 

 

ウサラパ

「あぁん⁉︎また誰かがアタシのことオバさん呼ばわりしたわね⁉︎」

 

彼女特有の地獄耳で注意が逸れた隙にレックスは技カード【疾風無敵(サイクロン)】をディノホルダーにスラッシュする。

 

レックス

「サイクロン!」

 

空から現れた竜巻を身体に纏いティラノに体当たりを喰らわせるも耐えられてしまう。

 

ウサラパ

「やるじゃない〜?でもこんな時の為に新しいカードを用意してたのよ!ボルケーノバースト!」

 

ウサラパが技カードをアクトホルダーにスラッシュすると、ティラノの口から火炎を吐き出し焼き尽くす技…【爆炎壁攻(ボルケーノバースト)】が発動する。

放たれた業火によりエースは焼き尽くされ、カードに戻ってしまう。

 

レックス

「エース⁉︎」

 

ウサラパ

「そのままいただきー!」

 

エースがやられて愕然とするレックスをよそに、ウサラパは床に落ちたエースのカードを拾おうとする。

 

剣竜

「そうはさせん!」

 

だが、古代博士が投げ縄によってエースのカードをいち早くゲット。

そしてこちら側に引き寄せる回収するとカードはレックスの手元に戻った。

 

レックス

「パパさん!」

 

剣竜

「レックス、今のうちに逃げるんだ!コイツは私が!」

 

レックス

「そんな無茶だよ、パパさん!」

 

ウサラパ

「ホーッホッホッホッ!そうそう無駄よ!さぁ大人しくカードを渡しなさい!」

 

古代博士がレックスの前に立ち、ウサラパとティラノを睨む。

その時だった。

突如としてサイカニアが急ぎ足で現れ、体当たりでティラノを吹き飛ばす。

 

剣竜

「おおっ、サイカニア!」

 

そのまま古代博士の用意したカバの餌を貪り始めた。

 

剣竜

「うむ、やはりカバの餌に誘き出されたか!」

 

更にサイカニアを追ってリュウタとガブが現れる。

 

リュウタ

「オレも忘れてもらっちゃ困るぜ!」

 

レックス&剣竜

「「リュウタ!」」

 

リュウタ

「いっくぜー!ガブ!ディノスラッーシュ!轟け!トリケラトプス!」

 

ゴオォォォォォォ‼︎

 

リュウタの掛け声と共にガブのカードをスラッシュし、成体化させる。

成体化したガブが目の前のティラノと対峙する中、相も変わらずサイカニアはカバの餌を貪っている。

 

ウサラパ

「ぐぬぬ……ティラノ!まずはサイカニアからやっておしまい!」

 

ウサラパの指示通りティラノは餌に夢中なサイカニアに突進し、尻尾の一撃を喰らわせる。

これが決定打となりサイカニアはカードに戻ってしまうが、同時にティラノに隙が生まれた。

 

リュウタ

「今だ、ガブ!エレクトリックチャージ!」

 

この隙を見逃さず、リュウタは技カード【来雷蓄電(エレクトリックチャージ)】をスラッシュする。

 

雷雲からその身に雷を受け、二本の角の間に電気エネルギーを貯め突進していく。

ガブの攻撃を受けたティラノは大きく吹き飛び、壁に激突するとカードに戻っていった。

 

剣竜

「それもいただきー!…ってああっ⁉︎」

 

古代博士が再び投げ縄を使ってサイカニアのカードをゲットしようとしたが、それよりも早くウサラパがカードを回収してしまった。

 

ウサラパ

「二度も同じ手は喰らわないわよ!」

 

そう言うウサラパの元にティラノのカードも回収したノラッティ〜とエドがやって来た。

 

ノラッティ〜

「ウサラパ様ー!」

 

エド

「スピノがやられたっス!」

 

ウサラパ

「そうかい、まぁこれで今回の目的は達成よ!ティラノもスピノもやられはしたけど土の石板もサイカニアのカードも手に入れたから結果的にはアタシ達の勝利よー!さっ、お前達!今日の所は引き上げるよ!」

 

ノラッティ〜&エド

「「ほいさー!」」

 

そう言うと工作員トリオは脱兎の如く逃げ出し、あっという間に見えなくなってしまう。

 

リュウタ

「くっ!サイカニアが……!」

 

今回も恐竜を奪われてしまい悔しがるリュウタ達の元へ、カナとマルムも合流した。

そんな中レックスはエースをチビ恐竜の状態で呼び出す。

 

レックス

「エース、さっきはありがと……って何隠れてんだよ?」

 

ティラノから助けてくれたエースにお礼を言おうとするも、当のエースはすぐさまマルムの後ろに隠れる。

 

カナ

「…ねぇレックス。さっきマルムに叱られているパラパラを見て思ったんだけど、もしかしてエースはウンチした事を叱られたからそれを隠そうとして食べちゃったんじゃないかな?」

 

レックス

「そ、そうなのか?」

 

カナの発言にレックスは少し驚いた顔になりエースの方に目を向けると、エースは恥ずかしそうに顔を隠した。

それを見たレックスはゆっくり近寄ると、エースを優しく抱きしめる。

 

エース

『ギャウ…?』

 

レックス

「ごめんな、エース?ボクが驚いて大声なんか出したから……もういいんだよ気にしなくて。ボクも悪かったよ……」

 

エース

『…ギャウ!』

 

謝るレックスにエースは顔が明るくなり、元気に鳴いた。

一時はどうなるかと思ったレックスとエースの絆は元通りになった。

そしてリュウタとマルムとカナ、ガブとパラパラとエオちゃんも輪に入り笑い合うのだった。

 

 

 

 

 

アジ島

 

Dr.ソーノイダ

「…よし!三つ目のアクトホルダーが完成したぞい!これで石板は、あのガキ共が持っているものを含めて全部見つかったことになるぞい!」

 

ソーノイダがそう言ってアクト団工作員トリオに新しいアクトホルダーを手渡すと、彼らははしゃぎ出す。

 

エド

「やったっス!これで石板コンプリートっス!」

 

ノラッティ〜

「あとは恐竜カードを集めていくだけザンス!探すものが減ると気も楽になるザンス!」

 

ウサラパ

「早速アクト恐竜達の顔合わせと行こうじゃないか!出てらっしゃ〜い!」

 

そう言ってウサラパがティラノ・スピノ・サイカをチビ恐竜で召喚する。

するとチビ恐竜達は工作員トリオに襲い掛かり、噛みついたり背中に乗っけたりして痛めつけたのだった。

 

ウサラパ&ノラッティ〜&エド

「「「お、お助け〜!」」」

 

工作員トリオがチビ恐竜達に追われて研究室を出ていくのをソーノイダは呆れ顔見送りながら、再び技カード作りに取り掛かる。

 

Dr.ソーノイダ

(…それにしてもヤツらの話ではガキ共は四人。しかし石板はこちらの三つを除くと残りは三つ……ということはもう一人のガキが使ってるのは何だ?………そういえば石板のコピーができるのはワシとノーピスを除いて()()()しか居ない!…けど変だぞい?コピー品では恐竜の成体化は出来てもチビ恐竜として呼び出すことは出来ない筈……⁉︎う〜ん、分からんぞい……)

 

 

 

 

??????

 

その頃、何処かの研究施設…

ある映像をモニターで見ている男がいた。

その男は黒のコートに黒のスーツと服装は黒一色に統一されている。

 

その男が見ていたのは先程の大英博物館での戦い。

ロキケラトプスに変身したエオちゃんがスピノを倒す映像だった。

 

???

「流石だな…エオラプトルの力の源である【超進化シミュレーションプログラム】の恩恵であらゆる属性の恐竜に変身できる。あの男が作った【超進化恐竜(スーパーエボルバー)第零号】…惜しむべきはあの恐竜が手元に無いことだな……」

 

そう呟くと男は椅子を回転させ、後ろの強化ガラスで区切られた区画へと視線を移す。

そこには赤い液体で満たされた上に、身体の所々にチューブが繋がれている大型肉食恐竜がいた。

 

???

「あの男の妨害のおかげで計画に遅延が生じたが……まぁ何とかここまで進めることが出来た。」

 

男がカプセル内にある大型肉食恐竜の出来に満足すると、椅子の向きを向き直す。

そして手元のリストを閲覧する。

 

???

「手駒は多いに越したことはない。これだけの適合者を集めれただけでも良しとしよう。」

 

男は再度エオちゃんの映像を見る。

果たしてこの男の企みとは一体…?

 

 

 

 

古代家

 

エース

『グンヌヌヌ……!』

 

リュウタ&レックス&マルム

「「「…………」」」ジーッ

 

エース

『プギッ!』ポンッ

 

イギリスから帰って来たDキッズ達(カナ以外)は、トイレの便座に座ってウンチを出そうと踏ん張っているエースを見守っている。

そして遂にエースの肛門からウンチが出た。

 

レックス

「いいぞ、エース!」

 

マルム

「エース、トイレが好きになりそうね♪」

 

リュウタ

「良かったな、仲直りができて。」

 

レックス

「うん!」

 

リュウタ&レックス&マルム

「「「ハハハハッ♪」」」

 

その光景を見ていたカナは、足元にいるエオちゃん・ガブ・パラパラの三匹と目が合うとこう言った。

 

カナ

「…やれやれ、エースも大変だね。」




次回、『ジャングルに消えたガブ⁉︎』

次回もお楽しみに!
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