トレセン学園の謎〜ウマ娘達が消費する食料は何処から来ているのか?〜 作:筆先文十郎
土曜日昼。
スペシャルウィークはコンビニエンスストアの前に立っていた。その様子に脳内の各国スペシャルウィークが戸惑いの声を漏らす。
この日の夜。スペシャルウィークは他のウマ娘と共に
にもかかわらずコンビニの前に立ち止まるスペシャルウィークに各国スペシャルウィークは戸惑いを隠せずにいた。
その時だった。
バンッ!!
議会室の扉が乱暴に開けられ、複数の足音が部屋に響く。そこに立っていたのはコンビニエンスストアの制服を着たスペシャルウィーク、コンビニスペシャルウィーク(以降コンスぺ)達だった。
「どういうつもりだ、ここは神聖な議会し……ウワァァァッッッ!?」
ニヤリと笑ったコンスぺによって退室を促そうとした声は悲鳴へと変わる。その悲鳴を合図に、コンスぺ達は一斉に各国のスペシャルウィークに襲い掛かった。
「くっ! この
「「「…………」」」
地面に倒れる三人のコンスぺ。しかし
「「「……う、
驚きの声をあげる三人のスペシャルウィークの視線の先にいたのは、コンビニエンスストアの制服を着た丸太だった。そして
「ウグッ!? ────」
米国スペシャルウィークの
「ガハッ!? ────」
命を狩るかのような
「グ……ウゥ……ッ……────」
音も無く背後に回ったコンスぺに首を絞められた中国スペシャルウィークは意識を失った。
圧倒的な強さのコンスぺに各国のスペシャルウィークの抵抗はむなしく、議会は瞬く間にコンスぺ達に占拠されることになった。
「くっ! なぜです!? なぜこんなことに!?」
地面に顔を押し付けられた議長スペシャルウィークは思わず叫ぶ。しかし彼女は知らなかった。
ウマ娘には何故かコンビニでドカ食いしたくなることがあることを。そうなれば理性はもちろんバランスやカロリーなど、後のことは何も考えられなくなることを。
「……!」
コンスぺが占拠したのと同時にスペシャルウィーク本体も動く。
入店すると一瞬でも「これは!」と思ったものは吟味することなく次々とカゴに放り込んでいく。
「何をしているんですか!?」、「止まって!」、「目を覚ましてください!」
コンスぺ達に抑え付けらつつも各国のスペシャルウィークがスペシャルウィークに訴えかける。しかしその声は届かない。否、届くはずがない。なぜならば今のスペシャルウィークの胃は胃壁がうごめき胃酸が荒れ狂う大シケ……ムシャクシャしている状態だったからだ。
「……!」
一通りの商品をカゴに入れたスペシャルウィークは免罪符と言わんばかりに野菜ジュースをカゴに入れると会計。すぐさまレジ横のイートインコーナーに座る。それは禁忌の凶悪メシの宴が開催されることを意味した。
スペシャルウィークはカップ焼きそばにお湯をいれて、三分待った後にお湯を捨てるとポテトサラダとゆで卵を入れて流し込むように口に運んでいく。その間に紙のお皿にもやしを置き、豚の角煮、レンジで出来るラーメンを電子レンジで温める。
ポテトサラダ&ゆで卵入りカップ焼きそばを食べ終わると、今度はラーメンの上に温めたもやしと角煮を置いて某有名ラーメン風のラーメンを勢いよく頬張る。その後すかさず大量のおにぎりをほとんど
その後スペシャルウィークは少しだけ野菜ジュースを飲み、大量の菓子パンにフライドチキン、エクレア、デザートのフルーツサンドを食べると挽きたてのコーヒーの上にアイスクリームを乗せたウインナーコーヒー風のコーヒーを飲み干すと、最後に残っていた野菜ジュースを胃に流し込んだ。
「あぁ、見てください!」
脳内スペシャルウィークの一人が喜びの声をあげる。
「あれだけ暴れていたコンビニスペシャルウィークさんたちが……」
「天に召されていく……」
「終わったんだ、この悪夢は……」
その後。妊婦と錯覚するお腹のままスペシャルウィークはライブに参加。一部の観客にボテ腹という特殊な性癖を植え付けることになったのは闇へと