転生したら女の子だった   作:カヤをいじり隊

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周年ガチャの大爆死でやる気を失くしてたところに便利屋と美食のイベントでモチベ戻ってきたので復帰…

とあるスレをみて思い浮かんだやつですイベントストーリー風?
さっさと連邦生徒会のカヤ出したいって思って書いたけど、これ失脚後の話だから結局カヤが連邦生徒会じゃないというねΩ\ζ°)チーン




払底した間欠泉、再び湯の華は咲くか①

 

「先生、仕事を手伝いに来たわ」

 

”こんにちは。ヒナがこんな時間に手伝いに来てくれるなんて珍しいね”

 

「うん、最近は問題児たちが大人しくて時間が取れたわ。…パンデモニウムからの嫌がらせは相変わらずだけど」

 

”マコトは相変わらずみたいだね。じゃあこっちの書類を手伝ってもらおうかな”

 

「任せて」

 

ヒナと一緒に溜まっていた書類仕事を終わらせた。途中で入った暴徒鎮圧の依頼もヒナが手伝ってくれたのですぐに終わってお礼にヒナに夕食を奢った。

 

 

”今日はありがとうヒナ。お陰で仕事が凄く捗ったよ”

 

「役に立てたならよかったわ…私もずっと先生と一緒に居れて嬉しかったし

 

”ん、なんて言ったの?ごめん聞き取れなかった”

 

「な、何でもないわ先生!」

「私はもう帰るからご飯ありがとう。先生も気を付けて!」

 

”あっヒナ!行っちゃった…”

”それにしても問題児たちが大人しい…ね”

 

 

数日後

 

 

「うえ~ん せんせぇ~‼」

「温泉が~!私たちの温泉がぁ~っ」

 

”どうしたのメグ!?”

 

「このままじゃ温泉開発部がなくなっちゃう!」

 

”…詳しい話を聞かせて”

 

目の前で泣いているメグをあやしながら話を聞いた。

 

 

 

 

 

 

「最近私たちの作った温泉を荒らす奴が増えてきて…」

「せっかく心を込めて皆で掘った温泉なのに、すぐにお湯を抜いて好き勝手に荒らしていくんだ。」

「最初は部のみんなと一緒に爆破したりしてたんだけど…やってもやっても居なくなるどころか日が経つにつれて増えてきて」

 

「初めは気にしてなかったカスミ部長や温泉開発部のみんなも元気がなくなってるの~!」

 

”温泉を狙っている企業がたくさんあるんだね”

”ヒナが言ってたのはそういう…とりあえず温泉開発部の様子を見に行こう”

 

メグを連れてゲヘナへ向かった。

 

 

「ひゃーあ!先生お疲れ様」

「先生ご無事ですか?」

 

”お疲れさまメグ”

”ありがとうチナツ助かったよ”

 

「いえいえ、これでもゲヘナで起きる戦闘が減って風紀委員会も仕事も減って楽になっているんですけどね」

「それで先生は何をしにゲヘナに?メグさんを連れていますし温泉開発部へと行かれるんですか?」

 

”うん、温泉開発部が大変だってメグから聞いてね”

 

「あー、その件ですか…」

 

”チナツは何か知ってる?”

 

「知っているといいますか…うーん。カスミさんから直接聞いた方がいいと思います。あっ少し待ってください」

「アコ行政官、今先生がゲヘナにお出ででして…はい温泉開発部の件です」

「ありがとうございます。では私も同行して先生のサポートと事の顛末を見届けて…」

 

「ということで先生、温泉開発部に私もお供します」

 

”ありがとうチナツと一緒なら心強いよ”

 

ゲヘナの校舎を通り過ぎて温泉開発部の拠点へと向かった。

 

 

「先生ーこっちこっちー。もうすぐ温泉開発部の部室につくよ~。ってたくさん人がいるね」

「はぁ最近比較的大人しいとはいえまだこんなにスケバンが…鎮圧します。先生指揮をお願いします」

 

”うん、いくよメグ、チナツ”

 

 

 

 

「あれもう終わり?先生と一緒だと早いね~」

「戦闘終了お疲れさまでした」

 

”うん、二人ともお疲れさま”

 

そのまま暫く歩くと温泉開発部の拠点が見えてきた。

 

 

「私たちは温泉開発部…だよな?」

「また温泉が無くなって…アイツらぶっ殺してやる!」

「また開発の依頼が…あぁ!私たちは土建屋じゃなーい!」

 

温泉開発部の拠点にきた。温泉開発に使われる機器や資材などが雑多に並べられている。

そしてそこにいる温泉開発部の生徒たちの雰囲気はどんよりと曇っていた。

 

”これは…なんというか酷いね”

 

「みんな~!しっかりして私たちは温泉開発部だよ!!」

「報告では聞いていましたがこれほどとは…」

 

意気消沈している生徒の世話をメグに任せて、チナツとともにカスミに話を聞きに行く為に奥へと向かう。

そこには書類の散らかったした机に突っ伏しているカスミがいた。

 

 

”カスミ?”

 

「サープラーイズぅ…なんてな」

「先生の声がした気がしたが…ここに先生が来るはずない」

 

”最近温泉開発部の様子がおかしいって聞いてね”

 

「先生!?」

 

机から立ち上がり振り返ったカスミがこちらを見た。

 

「…ふふっ、はーっはっはは!やはり神は我らを見捨てていなかった!!」

「おっと失礼した。ようこそ温泉開発部へ。これ以上ないタイミングだったよ。ちょうど先生に頼みたいことがあったところなんだ」

 

”…温泉を荒らす企業の話?”

 

「うむそれある。だが…それより先にどうしても解決しなければならないことがあるのだ」

「幾ら温泉を荒らすものたちをどうにかしたとて意味がないからな。この状況を引き起こした元凶をどうにかしない限り」

 

”元凶って?”

 

「あぁ聞いてくれ先生。ここまで我々が追い詰められているのはあの血も涙もない拝金主義の女のせいなのだよ!しかし先生ならあの女の野望も挫くことが出来るに違いない」

「そうだよ先生~!あいつが温泉を…私たち温泉開発部を滅ぼそうとしてるの!」

「ここは我々を助けると思って一肌脱いで貰おうじゃないか」

 

「…はぁ、大丈夫でしょうか」

 

 

 

 

 

カスミとメグから話を聞いてその元凶がいるという場所へ行くことになった。

 

「ハーハッハッハッハ! 素晴らしい先生がいるとここまで心強いとは……先生、温泉開発部の顧問にならないか?君とならワンダフールな温泉開発が行えるに違いない!」

「いいねー!先生がいてくれるとみんなも喜ぶよー」

 

「やめてください先生!そんなことになったら委員長が…風紀委員会が停止してします!」

 

 

”…ごめんね、私はみんなの先生だから”

 

 

「そうか残念だ。しかし先生ならば何時でも部室に顔を出してくれてかまわないぞ」

「うぅー。いいと思ったんだけどなー」

 

「分かってはいましたが心臓に悪い…。あっ先生そろそろ目的地に着きますよ」

 

”キヴォトスから温泉を失くそうと暗躍する秘密結社…一体どんな組織なんだろう”

 

「そうだ気を付けたまえ先生!気を抜いてるとあの慈悲も容赦もない女に何をされるか」

「そうだそうだー!温泉開発部のみんなが何度返り討ちにされて心に深い傷を負わされてきたのか」

 

「なんと言いますか…いえ実際に行ってみれば分かりますね。と、その前に…」

 

「行く手を塞ず不良たちか…我々の邪魔をするとどうなっても知らないぞ?」

「温泉開発の時間だよ!」

 

 

”お願いみんな”

 

 

"至って普通の建物に見える。あっ!あそこに看板があるね"

 

「あー!匂うっ匂うぞ!良質な原泉の香り」

「やった、久々に部長と温泉開発だ」

「うむ、行くぞメグくん!いざ温泉開発だ」

「わーい」

 

"待って2人とも!って行っちゃった…"

 

 

「先生!…その、こちらへ」

 

"どうしたのチナツ…それより2人を追わないと!"

 

カスミたちを追おうとするとチナツに呼び止められた。

 

「いえ、追わなくても大丈夫でしょう。そうなることまで想定してるでしょうし」

 

 

"それはどういう…"

 

 

??「おや、これは珍しいお客さんが来ましたね」

建物の中からピンクのアホ毛を生やした生徒が出てきた。

 

"カヤ!?"

 

「はい先生、お久しぶりです。あの事件以来でしょうか…快復した折、挨拶にも行けず申し訳ありませんでした」

「チナツさんも居ますし、風紀委員会からの依頼でしょうか?」

 

"いや、そっちじゃなくて…"

 

(チュードン!)

後ろでカスミの爆薬が炸裂した。

 

「あぁ、なるほど… とりあえず事務所に入りませんか。ちょうど今日は会合の日でしてね全員が揃っているんですよ」

「チナツさんも一緒にどうぞ」

 

"…うん、お邪魔するね"

 

「お邪魔します」

 

爆発音がなり響く中、カヤに案内されてチナツと事務所に入った。

 

 

 

 

 

 

「少し外が騒がしいですがどうぞ寛がれてください」

事務所のソファに腰かけるとカヤがコーヒーとお茶請けを持ってくる。新築らしく室内は建材の香りが残っていた。

 

 

”それでここは何の事務所なの?チナツは事情知っているみたいだけど”

 

「それはこの基金を設立する際に各地の治安維持組織へ連絡しているからですよ。特に一番影響を受ける風紀委員会においては直接説明をしに行きましたから」

「そしてここは温泉開発部(資源開拓者)被害者救済のための基金の事務所となっております」

 

”温泉開発部被害者救済の基金事務所?”

”なんか温泉開発部のニュアンスが違ったような…”

 

「はい、文字通りですよ。気づいたら『家が青天井になっていた』『ペットの墓が跡形もなく爆殺四散していた』『学区の名所が一夜にして様変わりしていた』など不幸な事故にあった方々へ僅かばかりの支援と今後の相談を受け付けております。先生も心当たりがありませんか?」

 

 

”カスミ、メグごめんね…”

”やってることが真っ当過ぎて何も言えない…”

 

「まぁそういう訳でして当事務所で行われていることを先生が心配されることはありません。所望されるのでしたら活動報告と事務所の帳簿の写しをお送り致しますよ?」

渡された基金の活動報告書に目を通してみるが怪しいところはなかった。

被害者からの相談にも全部とはいかないが答えていて復興の一歩へ手を貸している。えらく()()()()()()()()が慈善事業のために行われているのは間違いなさそうだ。

資料を読んでいる隣ではカヤとチナツが会話に花を咲かしていた。

 

「チナツさん、最近の風紀委員会はどうですか? 最近は忙しくて交流が途絶えておりますからね、働きづめだったヒナさんが少しでも休めていればよいのですが…」

「はい、最近は風紀委員も出動案件が減って週一で休みが取れて…本当に助かってます不知火防衛室長」

 

「ゲヘナの治安を維持してくださる風紀委員会の負担が減っているならこの基金を作った甲斐があるというものです。もうその肩書はありませんので気軽にカヤとでもお呼びください」

「慣れませんね、ではカヤさんと…」

 

「はい、一緒に活動できる時間は少ないでしょうが今後ともよろしくお願いしますね」

「こちらこそゲヘナにいらしたときは是非風紀委員会へ顔を見せてくださいみんな喜びます」

 

少女たちの心地よい声をBGMにカヤの淹れてくれたコーヒーを飲む。

美味い…日々の仕事の疲れが癒えていくようだ。

今回の依頼も終わったことだしこの一杯を飲み終わったらシャーレへ戻って書類仕事に精を出さないと…

 

 

 

 

払底の間欠泉 再び湯の華は咲くか

 

 

 

 

「待ってくれ先生!まだ何も解決してないじゃないか!!」

「そうだよ先生ぇー!流されちゃダメだよ!」

「こいつが…こいつがみんなの元気を奪っていったんだよ!?」

 

「あぁそういえば居ましたね…」

「ようこそ()()()()()のお2人。もう発掘に整備までしてしまうとは流石ですよ…採掘料お支払いしましょうか?」

 

「温 泉 開 発 部 ぅ !」

「ノーセンキューだとも不知火()防衛室長どの。それに我々は温泉開発部だよ?部活の名前一つロクに覚えられないなど役職を解かれてすっかりボケてしまわれたのかな?」

 

「あぁ、これはすいません」

「何しろ最近お付き合い頂いている方の中ではその呼称は既に()()()()()となっておりましてつい…」

「では、改めて温泉開発部のお二人作業料は必要ですか?」

 

 

目の前でカヤをメグとカスミと睨み合つけて口喧嘩が始まった。

 

「白々しい!貴様のせいで我々が管理していたゲヘナの大源泉の一つが枯れたのだぞ!どうしてくれる⁉」

「そうだよ!ずっと前から掘り進めてみんなで管理してたのに~っ!」

 

「おや、そのようなことがあったのですか。源泉が枯れてしまうとは痛ましいことですね、とても胸が痛みますよ」

「見舞金を差し上げたいのですが、そこの所有者の方は何処にいますか?(どうせ無断でしょ)

 

「この諸悪の根源め」

「こいつ嫌いー!」

 

「そうですか?私は好きですよ自分の利益となってくれる人は。ですのであなた達温泉開発部には()()()活動を続けていただきたいものですね」

「えぇ…たとえ最後の一人となっても、ね?」

 

 

ヒートアップする口論が終わりそうにない。事情を知っているチナツへと話しかけた。

 

 

”チナツどうしてこんなことになってるの?”

 

「はぁ、えっとですね先生。ここは温泉開発部の被害者を支援する基金事務所であると同時に…湧き出た温泉を精錬して貴重な鉱石や燃料を精製する特許などを管理する事務所でもあるのです」

 

”温泉から鉱石や燃料を取り出す…?”

 

「えぇ、私も最初聞いたときはびっくりしましたが実際に目の前で精錬するのを確認していますので」

 

”すごい技術を開発したんだね…”

 

 

??「ふーふっふっふっ、その通りなのだ!キヴォトスの温泉に含まれる鉱石や各種成分はすごく多くて抽出も精錬もとても難しい。でもそんな難題もぼく様の手にかかればこの通り!」

「もうぼく様の前ではキヴォトスで沸く温泉は全て資源に過ぎないのだー!」

 

”サヤ!?どうしてここに⁉”

 

「今日は不知火カヤに呼ばれてなー。ここに来ては精錬技術の改良や簡略化などしているのだ。それにカヤは時たま被検体を用意してくれるから研究がとても助かってるのだ」

 

”なるほどね。…後でカヤに聞かないといけないことが増えたね”

”その温泉を精錬する作業はサヤが一人でやってるの?”

 

「そんなのぼく様が一々やる訳ないのだ。やり方考えたらあとは丸投げ、ぼく様は入ってくる使用料?でクレジットがウハウハ、被検体も確保できて一石二鳥なのだ」

「あとこっちに来ると美味しいチーズもたくさんあるし、実験器具もそろってる。カヤは本当に使えるやつなのだ」

 

”そうなんだね。でも、それならどうやってカヤは特許料を集めてるんだろう?”

”サヤには簡単に出来ることでもやり方を教えられた程度で簡単にマネできるような方法じゃないはず…”

 

 

??「それなら何の問題もないわ先生。今あなたが考えている問題は全て解決されるわ」

 

”こ、この声は…っ⁉”

”あのダサ…独特なシルエットは⁉”

 

 

「そう、このアバンギャルドくんがいればね」

 

 

そこには何時ものスーツを着たリオと、何故か頭にハチマキを巻いているアバンギャルドくんがいた。

 

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