ジュエルライダー。
陰謀と破壊と犯罪の渦巻く街、沼津。
その街に颯爽と現れた現代の堕天使。
黒澤サファイア。
漆黒のカスタムカー、ジュエル3000に乗り、法の届かぬ悪人共を倒す。
孤高のヒロイン。
人は彼女をジュエルライダーと呼ぶ。
国木田花丸。
サファイアの良き理解者。
黒澤グループの代表補佐でサファイアの上司。
ヨーソロー。
スーパーカー、ジュエル3000搭載のスーパーコンピュータ。
感情のある超AIの呈をしたBシステムという人の脳を模した有機コンピュータシステム。
黒澤ルビィ。
黒澤グループの現、代表者。
サファイアには特別の感情を持つ。
桜内梨子。
ジュエル3000の専属エンジニア。
コンピュータシステムのプロ
強大な悪に立ち向かう現代に蘇った正義の堕天使。
ジュエルライダーを今日待ち受けるのモノは?
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(全く!金持ちの護衛だなんて……)
津島善子は渡辺曜と共に、小原ホテルグループの代表の鞠璃の護衛をしていた。
「善子ちゃん、仕事だよ」
「分かってるわよ!」
本日は鞠璃の誕生日パーティー。
私設警備の人間が闊歩していた。
「用意は良い?鞠璃さんが、会場から離れたわよ」
「バッチリだよ、善子ちゃんこそ気を付けて」
鞠璃社長と護衛の松浦果南を少し離れて追いかける善子と曜。
鞠璃の前に小柄な少女が出て来て……。
「きゃ!?」
「鞠璃!この……そんな……うっ!」
鞠璃を倒そうとして、守ろうとした松浦が刺された!
「松浦さん!」
「曜はあの娘を追いかけて!私は応急処置をするわ!」
「分かったよ……待てぇ!」
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「待てっ!」
「くっ!」
曜のタックルで倒れた少女。
「ち、千歌ちゃん!」
その顔を見て、幼馴染みの変わった姿に動揺し対応が遅れる。
「く!ご免、曜ちゃん……」
パッシュ!
「く……ち、ち……か……ち……ゃ……ん」
サイレンサー付の銃で胸を撃たれ絶命してしまう。
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「貴方!!よくも曜を……って、千歌さん」
「善子ちゃんか……ご免ね」
パッシュ!パッシュ!
「銃を捨てて!」
何とか避けながら、知人のよしみで説得しようとしたが……。
「残念だね」
「え?うっ」
パッシュ!
至近距離で撃たれ倒れてしまう。
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その様子を上空で見守っていた1台の黒いヘリが下りて来て。
「いけません……間に合わなかったのですか?」
「大丈夫ずらダイヤさん……絶対に助けるずら……善子ちゃん」
「そちらの方は……無理そうですわね……」
「心臓を一撃……頭は無傷……使えます」
「では、花丸さん、梨子さん宜しくお願いしますわ」
『分かりました、ダイヤさん』
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後日。
『淡島に本社の有る小原ホテルグループの代表取締役社長小原鞠璃さん。その秘書の松浦果南さん。警備員の津島善子さん、渡辺曜さんの死亡が確認されました』
その様な報道が為されたのだった。