ジュエルライダー   作:セレブロス

1 / 4
1-1

 

 ジュエルライダー。

 

 陰謀と破壊と犯罪の渦巻く街、沼津。

 その街に颯爽と現れた現代の堕天使。

 

 黒澤サファイア。

 漆黒のカスタムカー、ジュエル3000に乗り、法の届かぬ悪人共を倒す。

 孤高のヒロイン。

 人は彼女をジュエルライダーと呼ぶ。

 

 国木田花丸。

 サファイアの良き理解者。

 黒澤グループの代表補佐でサファイアの上司。

 

 ヨーソロー。

 スーパーカー、ジュエル3000搭載のスーパーコンピュータ。

 感情のある超AIの呈をしたBシステムという人の脳を模した有機コンピュータシステム。

 

 黒澤ルビィ。

 黒澤グループの現、代表者。

 サファイアには特別の感情を持つ。

 

 桜内梨子。

 ジュエル3000の専属エンジニア。

 コンピュータシステムのプロ

 

 

 強大な悪に立ち向かう現代に蘇った正義の堕天使。

 ジュエルライダーを今日待ち受けるのモノは?

 

 ~~~~~

 

 (全く!金持ちの護衛だなんて……)

 

 津島善子は渡辺曜と共に、小原ホテルグループの代表の鞠璃の護衛をしていた。

 

 「善子ちゃん、仕事だよ」

 「分かってるわよ!」

 

 本日は鞠璃の誕生日パーティー。

 

 私設警備の人間が闊歩していた。

 

 

 「用意は良い?鞠璃さんが、会場から離れたわよ」

 

 「バッチリだよ、善子ちゃんこそ気を付けて」

 

 鞠璃社長と護衛の松浦果南を少し離れて追いかける善子と曜。

 

 鞠璃の前に小柄な少女が出て来て……。

 

 「きゃ!?」

 

 「鞠璃!この……そんな……うっ!」

 

 鞠璃を倒そうとして、守ろうとした松浦が刺された!

 

 「松浦さん!」

 「曜はあの娘を追いかけて!私は応急処置をするわ!」

 

 「分かったよ……待てぇ!」

 

 ~~~~~

 

 「待てっ!」

 

 「くっ!」 

 

 曜のタックルで倒れた少女。

 

 「ち、千歌ちゃん!」

 

 その顔を見て、幼馴染みの変わった姿に動揺し対応が遅れる。

 

 「く!ご免、曜ちゃん……」 

 

 パッシュ!

 

 「く……ち、ち……か……ち……ゃ……ん」

 

 サイレンサー付の銃で胸を撃たれ絶命してしまう。

 

 ~~~~~

 

 「貴方!!よくも曜を……って、千歌さん」

 

 「善子ちゃんか……ご免ね」

 

 パッシュ!パッシュ!

 

 「銃を捨てて!」 

 

 何とか避けながら、知人のよしみで説得しようとしたが……。

 

 「残念だね」

 「え?うっ」

 

 パッシュ!

 

 至近距離で撃たれ倒れてしまう。

 

 ~~~~~

 

 その様子を上空で見守っていた1台の黒いヘリが下りて来て。

 

 「いけません……間に合わなかったのですか?」

 

 「大丈夫ずらダイヤさん……絶対に助けるずら……善子ちゃん」

 

 「そちらの方は……無理そうですわね……」

 

 「心臓を一撃……頭は無傷……使えます」

 

 「では、花丸さん、梨子さん宜しくお願いしますわ」

 

 『分かりました、ダイヤさん』

 

 ~~~~~

 

 後日。

 

 『淡島に本社の有る小原ホテルグループの代表取締役社長小原鞠璃さん。その秘書の松浦果南さん。警備員の津島善子さん、渡辺曜さんの死亡が確認されました』

 

 その様な報道が為されたのだった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。