セルフ脳破壊で過酷なソロぴょいをしてしまうカワイイカレンチャン   作:名無しの権兵衛

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雑誌

「見てみてお兄ちゃん、これカワイイよ!」

 

「あぁ、カワイイなカレン」

 

 今カレンは、お兄ちゃんと一緒にアクセサリーショップに来ています♪

 

 今日はお兄ちゃんとのデートの日、この前遊園地に行けなかった分までいっぱい楽しんじゃお!

 

 『カレンチャンのカワイイダービー♪』も終わり、こうしてお兄ちゃんとゆっくり遊べるようになったんだもん。

 

 お兄ちゃんに心配かけた分、今日はいっぱい楽しんでもらおっと♪

 

「ねぇ、これとかお兄ちゃんに似合うんじゃない?」

 

「そうかな? あっ、このアクセサリーとかカレンに似合うんじゃないか?」

 

「わっ、ありがとうお兄ちゃん❤」

 

「よし、それじゃあ買ってくるよ! ちょっと待ってて」

 

「えっ、でも……」

 

「大丈夫だよ、頑張ったカレンにプレゼントしたいんだ」

 

「お兄ちゃん……❤」

 

 もう! どれだけカレンをキュンとさせれば気が済むのお兄ちゃん❤

 

 もう絶対逃がさないから(豹変)

 

 お兄ちゃんが商品をもってレジへ向かう。ついでにカレンが進めたアクセサリーももっていっているのがカワイイ♪

 

「……ふふっ」

 

 お兄ちゃんがプレゼントしてくれることがうれしくてそわそわしてしまう。

 

「あっ……」

 

 その時、ふとリングネックレスが目に留まった。

 

 そのリングネックレスは、中心に淡く美しいピンク色の宝石が埋め込まれた、シンプルなものだった。

 

 普段ならきっと、気にも留めなかったと思う。

 

 でも、その時だけは思わず目が離せなくなってしまったの。

 

「……いつかは、お兄ちゃんからもらえるのかな?」

 

 その時のことを考えると、胸がキュっとなってドキドキしちゃう。

 

 もしもお兄ちゃんが、この薬指に指輪をはめてくれたら……

 

「カレン、お待たせ! はいこれ」

 

「あっ、ありがとうお兄ちゃん!」

 

 帰ってきたお兄ちゃんから、プレゼントをもらう。

 

 たとえ指輪がもらえなくても、このプレゼントだけで胸がいっぱいになる。

 

「あっ、もしやカレンチャンとそのトレーナーさんではありませんか!?」

 

「あっ、えつっ…… 乙名史記者、ご無沙汰しています」

 

 そこで、なんというか、面倒な人がやってきてしまった。

 

 乙名史記者、私たちウマ娘のこととなると誇大妄想を繰り広げる変な記者さんだ。

 

「もしかして今デート中でしょうか?」

 

「あっ、いえデートではなくおでk「素晴らしい!」」

 

「さすがカレンチャンのトレーナーさんです! やっぱり担当のためなら火の中水の中……」

 

 あっ、お兄ちゃんが変態記者さんにつかまってしまった。

 

 こうなった彼女は暫く止まりそうにない。

 

「はぁ……」

 

 せっかくのデートだったのに……

 

 と、そこで思わず閃いてしまった。

 

 もしかしたら、今の状況はいいネタになるかも……

 

 

 

 

 

 ついにお兄ちゃんと結ばれた私は、まだ学生であることもあり周りに秘密にしながら付き合っていた。

 

 もちろん普段からコンプラに気を付けていることもあり、周囲にばれないようにデートに行ったりしていたんだけど、お兄ちゃんと付き合えて浮かれてしまった私はミスをしてしまった。

 

 私とお兄ちゃんのスキャンダル写真を手に入れた乙名史記者は、以前から目を付けていたお兄ちゃんに近づいていく。

 

 カレンとのスキャンダル写真をネタに関係を迫られるお兄ちゃん、断ればカレンに迷惑がかかるし、受け入れればカレンを裏切ることになる。

 

 すさまじい葛藤の末、お兄ちゃんは脅しに屈することとなる。

 

 ゾクッ

 

 その様子に口元をゆがませる乙名史記者、そして二人は夜のネオン街へと向かっていくのであった……

 

 ゾクゾクッ

 

 うつろな目で体を揺らされるお兄ちゃん、それを法悦とした目で見る乙名史記者。

 

 ゾクゾクッ バチッ

 

 そして夜が明けるも、この関係が一度で終わるはずもなく……

 

 ゾクゾクッ バチバチッ

 

 その時に隠し撮りされていた映像によってさらに脅されたお兄ちゃんは、その後も乙名史さんと関係を続けていく。

 

 ゾクゾクッ バチバチバチッ

 

 やがて、身も心も落とされてしまった、お兄ちゃんは、乙名史さんに唆されて、それで……

 

 バチンッ

 

 

 

 

 

「すいません乙名史さん、そろそろお暇させてもらってもよろしいでしょうか? カレンが待ちぼうけになっていますので……」

 

「あっ、これは失礼しました! それではお楽しみ下さい!」

 

 そういうと乙名史さんは嵐のように去っていきました。

 

「……ふぅ」

 

 さすがに乙名史さんの相手をして疲れたのか、一息つくお兄ちゃん。

 

 もういい時間だし、ここは休憩できるところを探したほうがいいかな?

 

「お兄ちゃん、せっかくだし近くのカフェに行かない?」

 

「うん、そうだね。もういい時間だしそこでご飯にでもしようか?」

 

「うん♪」

 

 こうしてカレンとお兄ちゃんのデートは、まだまだ続くのでした……

 




乙名史記者の秘密

実は、プライベートでもお兄ちゃんと会っている。
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