輪廻転生のご褒美はガルパンワールドでの人生   作:Rooto

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数日空いてしまいました...
これも短編小説がいけないんです。
急に浮上してきたストーリーが悪いんです。
俺は悪くねぇ!!


…遺言の内容は以上です


第5話 新しい戦車道

「んう?ん?」

「わぁ!?」

 

「ほら沙織さん、西住さん驚いていらっしゃるじゃないですか」

 

「あぁ、いきなりごめんね?」

 

「あれ、沙織さんと華さん、それに西住さん。何してたんだ?」

 

「あ、白石さん」

 

「え遥、西住さんと知り合いだったの?」

 

「いや、今朝通学路で会ったばかりだ。」

 

「なら、この4人で一緒に食べて仲良くなっちゃおう!」

 

「私は構わないぞ」

 

「わ、私も!私でよければ...」

 

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遥side

 

「へへ、ナンパしちゃった。」

 

「私たち、1度西住さんとお話してみたかったんです」

 

「そ、そうなんですか」

 

「なんかいつもあわあわしてて、面白いんだもん」

 

「お、面白い...」

 

「今朝も電柱にぶつかってたしな」

 

「あぅ...」

 

「あ、私はね…「武部 沙織さん、6月22日生まれ」あ、うん」

 

「五十鈴 華さん、12月16日生まれ」

 

「はい」

 

「白石 遥さん、125cm、25kg、生徒会役員」

 

「えっはい」

 

こわ。みほさんが誕生日覚えてるのは知ってたけど身長と体重どこで知ったの...?

 

「誕生日まで覚えてくれてたんですね」

 

「はい、いつ友達になっても大丈夫なように」

 

いやいやいや、俺のはその次元超えてたよ!?

生徒会役員は覚えててくれて嬉しいなって感じだけど、身長体重は怖いよ!?

 

「あの、私の身長と体重はどこで...」

 

「それは聞かないでください」

 

「えっいや」

 

「聞かないで?」

 

「アッハイ」

 

こわいよ、てか顔近くない?

 

まぁ俺の個人情報と引き換えにみほさんが戦車道とってくれるならまぁいっか。

 

 

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『全校生徒に告ぐ、体育館に集合せよ。体育館に集合せよ』

 

これからあのオリエンテーションもとい戦車道のプロパガンダが始まる。

ちなみに俺はステージに上がって柚ちゃんの隣に立ってる。

セリフはないけどな。

 

...俺なんでここに立たされてるんだろ。

 

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無事に上映が終わった。

初期メンバーたちの反応も上々だ。

これならちゃんと戦車道取ってくれるだろう。問題はみほさんだが...

帰り道でそれとなく聞いてみるか

 

 

 

 

「それでみほさん、戦車道、取ってくれるのか?」

 

「...うーん、やっぱり迷ってて...」

 

おぉ、原作より大分前向きだ。

 

「...みほさんは戦車道、やりたいのか?」

 

「...多分、やりたいんだと思う。戦車道の映像を見てもそんなに忌避感は無かったし」

 

すごい!すごいぞみほさん!トラウマを克服しつつある。

 

「それなら戦車道、とるといい。自分の気持ちが1番大切だ。その方がこちらとしてもありがたいし」

 

「でも、戦車道から逃げ出した私が、すぐに別の学校で戦車道を始めるなんて、お母さんが許してくれないだろうなって」

 

「...戦車道を続けて行きたいなら、親御さんとの和解は必須だ。そのためには『西住みほ』の実力を認めて貰う必要があると思う。」

 

我ながらいい方向に誘導出来た気がする。

 

「...うん、それじゃあもう少し考えてみるね」

 

よし、無事にみほさんを引き込めそうだ。

 

 

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みほside

 

私は悩んでいた。

私の人生は戦車と切っても切り離せなかった。

それは戦車道を辞めた今でもそうだ。

小さい頃、お姉ちゃんとII号戦車に乗って遊んでいた頃のことをたまに思い出して懐かしんでいる。

 

お姉ちゃんの操るII号戦車は、私をどこまでも連れて行ってくれそうな、そんな感じがしていた。

その頃はそんな楽しい時がずっと続くと思っていた。

 

去年の決勝戦のあの事故。

あれ以降、私はすっかり西住流の戦車道が嫌になっていた。

いや、正確には中学に上がった頃から少しづつだったのかもしれない。

 

でも、西住流以外に私には何も無い。

だから戦車道を捨てた。

 

そんな私を、遥ちゃんは1人の人間として、『西住みほ』として認めてくれた…そんな気がする。

少なくとも、私を西住流の型にはめていない。

それは、私の、西住流とは違う私自身の戦車道を見つけ出してくれた。

 

だから、もう少しだけ頑張ってみようかな

 

 

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結局私は戦車道を取った。

そして今日は戦車道の初めての授業だ。

私以外全員初心者なのはわかっていたけど、心配なのは戦車だ。

 

 

 

結局倉庫にはIV号D型が1両あっただけだった。

そんなわけで私たちがこれから戦車を探すらしい。

私は沙織さんと華さん、そして遥ちゃんが紹介してくれた秋山 優花里さんと一緒に動くことになった。

遥ちゃんは生徒会と一緒のチームになるらしい。残念。

 

優花里さんは面白い人で、戦車が大好きで戦車に詳しいのは聞いていたけど、戦車の知識は予想以上だった。

黒森峰になかった戦車なら絶対私より詳しいし、なんなら黒森峰にあった戦車でも私より詳しいかもしれない。

そして、なにやら私のことを尊敬しているようで、名前を覚えてくれていた。

聞いたところ、決勝戦のあの行動に感動して私に憧れの気持ちを抱いているようだ。

世間、意外と捨てたもんじゃないな。

 

「とは言ったものの」

「どこにあるって言うのよーー!!!」

 

「駐車場に戦車は止まってないかと」

 

「だって一応は車じゃない」

「...じゃあ裏の林に行ってみよ。何とかを隠すには林の中って言うし」

 

「それは森ですよ」

 

 

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遥side

 

何とか戦車5台集まったようだ。

しかし、20年も池やらなんやらで放置されてた戦車を一晩で直す自動車部って一体…。

 

それは置いといて、振り分けも原作通りだ。

俺は...何やるんだろ。

平和に戦車乗るなんて数万年生きてきて初めてだから出来ればやりたいんだけど、力仕事は出来ないし通信手あたりかな?

 

「それで、白石ちゃんには38(t)の車長やってもらうからね」

 

「うえっ!?」

 

「それじゃよろしく〜」

 

俺が車長か...経験自体は何百回もあるから問題ないんだけど、大洗の勝敗、つまりガルパンのストーリーに大きな責任を持つということだ。

いやまぁ軍人も国防に大きな責任を持つんだけど、しらん国と前前世から推してたアニメじゃあ、ね?

 

ただまぁ、何万年も軍人生活をしてきた俺としては上官の命令に逆らうという選択肢は存在しない。

やり抜こうじゃないか。

 

 




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