輪廻転生のご褒美はガルパンワールドでの人生   作:Rooto

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遅れてしまって申し訳ないです...。
かいちょーの過去に手間取ってました。

というか見てない間に評価バーに色ついてるやんけ!!!!
まじでありがとうございます!!!!!

それではどうぞ


第7話 会長の過去

さて、前回の最後で副隊長という重役を任された俺だが、早速仕事だ。

要件は聖グロと練習試合を取り付けること。

会長に仕事を要求したらこんな大仕事を任されちゃったぜ。

ずっと仕事がないことに気を揉んでいたからね。揉むのは肩と胸だけでいいんだよ。

 

そんなことはさておき、早速電話かけなきゃ。

門前払いされなきゃいいんだが。胃が痛い。

 

「はい、こちら聖グロリアーナ女学院高等学校です。ご要件はなんでしょうか?」

 

「もしもし、私は大洗女子学園高等学校の生徒会の者です。ダージリン様はいらっしゃいますか?」

 

「ただいまお繋げします。」

 

 

「ごきげんよう。ダージリンと申します。」

 

「こんにちは。大洗女子学園の生徒会の者です。いきなりですが、我が校は今年から戦車道を復活させました。」

 

「大洗女子学園?戦車道を復活されたんですの?おめでとうございます。」

 

「そこで、貴校と練習試合を設けたいと思い、連絡させていただいた次第です。」

 

「結構ですわ」

 

「本当に受けて頂けるのですね?」

 

「受けた勝負は逃げませんの」

「それに、大洗といえば角谷さんのところでしょう?彼女の名は信用に値します。」

 

「ありがとうございます。では詳細は後ほど…」

 

 

カチャン

 

…ふぅ。クッソ緊張した。

そりゃあ、原作通りに行けば受けてもらえるんだろうけど、万が一があるからなぁ。

 

そもそも原作ではどんな手を使ったか知らないけど、戦車道復活させたばかりの無名校が強豪校に試合を挑んでも門前払いされるのが普通だしね。

 

そういえば、ダージリンさん会長の名は信用に値するとか言ってたな。

会長、戦車道でなんか実績でもあるのか?

 

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杏side

 

やはり西住ちゃんを戦車道に引き入れたのは間違いではなかった。

うちの白石ちゃんも凄かったが、西住ちゃんはさらにその上をいっていたね。

 

唯一の戦車道経験者だから、というのがわざわざ引き込んだ理由になっているが、それは違う。

本当は私が西住ちゃんの実力を()()()()()からだ。

 

戦車道の経験、と言うだけなら実は私にもある。

かーしまと小山にも言ってないけどね。

なぜ秘密にするのか。

それは単に、もう恥を晒したくないからだ。

 

あれは中学生の頃の話だ。

当時の私は『学校一の砲手』としてもてはやされ、すっかり天狗になっていた。

どれだけ現場が優秀でも上が無能なら意味が無い、という

常識さえ私にかかれば崩せると思っていた。

上がどんなにバカで無茶な作戦を立てようと、私が敵を全滅させればいい。本気でそう思っていた。

でも、1番良くなかったのは本当にそんな状況が起こってしまったことだ。

 

1回、隊長がガバって味方が完全に包囲されたことがあった。

誰もが諦めていたが、そこで私は一瞬見えた遠くの敵フラッグ車を狙撃し、チームを逆転勝利に導いたのだ。

それで、私は完全に調子づいた。

ついには校内新聞のインタビューで、「どんな状況だろうと、私がチームを勝利に導く」なんて言ってしまった。

 

黒森峰中学校との試合はそのすぐ後だった。

さすがは強豪黒森峰、初めから押されていた。

しかし私は焦らない。

ヒーローは遅れてやってくるという考えで途中まで手を抜くからだ。

 

やがて試合は佳境に差し掛かる。

ここから私が奇襲を仕掛け、敵を撃破する。簡単なことだ。

 

 

「…こんなはずは…」

 

一瞬のことだった。

 

相手に学習されないよう、毎度毎度手を変え品を変え相手の虚を衝くことに苦労してきたのに、まるで私がどこからどう来るかわかっているかのように撃破された。

 

私を撃破したのは黒森峰の副隊長だった。

西住流の家元に生まれながら戦いが西住流らしくないことで有名だった。

 

黒森峰では姉の理解を得て独立して動き、マニュアル人間たちのマニュアルが崩れた時の機動防御を主に担当していたらしい。

 

照準器から見えた彼女の目は、まるで全てを見透かしているかのような、鋭い目付きだった。

 

「かっこいい…」

 

思わず、そう呟いた。

 

 

小さな練習試合だったので、インタビューと合わせて多少笑われたものの、責任を問われたりはしなかった。

 

しかし、本気を出して負けたという事実だけで私のプライドはズタボロだったし、恥ずかしくてたまらなかった。

私の驕り高ぶった発言が校外にあまり流出しなかったのが不幸中の幸いだ。

 

それ以降、私は交友関係も断ち、戦車道も辞めた。

 

そうして戦車道のないこの学校にわざわざ来たのに、それを自分の手で復活させることになるとは、もはや運命だよねぇ〜。

 

 

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みほside

 

今日の練習が終わったあと、今週の日曜日に聖グロとの練習試合が決まったと言われた。

 

この学校での初めての試合。

それももちろん楽しみなんだけど、相手さんが遥ちゃんを初めて見る反応も楽しみだ。

聞いたところ、遥ちゃんが練習の約束を取り付けてくれたみたい。

遥ちゃんって声だけだと高身長で気の強い女性ってイメージなんだけど、それが実は押しに弱くて可愛らしいロリっ娘なんだから相手の反応が楽しみだ。

 

ちなみに押しに弱いのは私が実証済み。

匂い嗅がせて〜とか(真っ平らな)胸触らせて〜とかお願いしても割とすんなりやらせてくれる。

あまりにも長時間やると言葉で若干拒否してくるけどそれだけ。

多分ヤらせてって頼んだらヤらせてくれる。

 

全く心配になるガードの弱さだけど、私が悪い人から守ってあげればいいよね。

 

という訳で最近は同志たちと見守りを続けてるんだけど、この間遥ちゃんからストーカー被害に遭ってるかもと相談されちゃった。

私たちが見てる限りでは特にそんな感じはなかったから相手は相当の手練だ。

これは気を引き締めて行かないと。

 

 

 




会長戦車道経験者説、結構好きなので盛り込んで見ました。

会長は卑屈になってるけど、周りの反応は意外とそうでも無いようです。
ダージリンさんを始めとした会長を知ってる人たちの評価はかなり高く、会長が戦車道を辞めてしまったことを残念がっていました。
みぽりんは情報収集とかをお姉ちゃんに任せてたので会長ことは大洗に来てから初めて知りました。
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