地球の近くにドラゴンボールで作られたツフル星で超サイヤ人4に変身した
優勢は悟空で大猿ベビーが押されていた。
(悟空のやつ完全に復活してやがる!)
「あばよベビー!」
悟空のかめはめ波で大猿ベビーがダウンする。
気功弾で大猿ベビーの尻尾を切り落とす悟空。すると大猿ベビーの体はみるみるうちに縮み始め、ベジータの姿へと戻っていく。
(こ……このままでは!)
ベビーがベジータの体から離脱すると宇宙船に向かって逃げ出した。
「おじいちゃん、ベビーが逃げちゃうよ?」
「なに、逃しはしないさ」
悟空は頃合いを見計らって、ベビーの乗った宇宙船に向かって、かめはめ波を放った。
宇宙船はかめはめ波受けて、太陽に向かって落ちていった。
(ベビーの気が消えた!)
悟空とベビーの戦いは、悟空の勝利で幕を下ろす……はずだった。
ところ変わって、惑星ピタル。
プランという端正な顔立ちをしたサイヤ人の女が、怪我人を病院に運んできた。
「この方の治療を急いで」
「はい!」
医療スタッフが大急ぎで怪我人の緊急手術を行なった。
術後、怪我人は個室で目を覚ました。
(ここは……)
怪我人の目にプランの姿が映る。
「医療惑星のピタルです」
(まさかまたここに戻ってくるとはな)
怪我人はプランの尻尾を見る。
「貴様、サイヤ人か?」
「ええ、まあ」
「なぜ俺を助けた?」
「誰かを助けるために理由が必要ですか?」
「貴様は正気なのか?」
「そうですね。けど、私はあなたの味方です」
「ほおう。正気でありながら、このベビー様に従うということか。いい心がけだな」
ベビーは生きていた。太陽に落下する直前、ベビーはプランの瞬間移動で救出されていたのだった。
「一つ聞いてもいいですか、ベビー様」
「なんだ?」
「なぜカカロットじゃなくて、ベジータだったんですか? ベジータよりカカロットの方が強いんですよ? カカロットの体を奪えば、あなたは最強になれたはずです」
「ふん。悟空は俺に直接手を下そうとした。だから地獄へ送ってやろうと思ったんだが、確かに悟空の体を頂戴しておけば、最強だったかもしれんな」
「お怪我が治ったら、もう一度地球に行きましょう」
「今更行ったところで、俺様が悟空に敵うとは思えんがな」
プランが袋を取り出した。中にはドラゴンボールが入っている。
「ドラゴンボールではないか」
「実はベビー様がご利用なさった後、大急ぎで集めてきたんですよ」
「ほおう。では早速——」
「待ってください」
「……?」
「ここで使ってしまっては、ピタルが滅んでしまいます」
「ではどこで使うのだ?」
「無人惑星で使いましょう」
「なるほどな。いいだろう」
プランはベビーを無人惑星へと連れ出した。
「お母さん、おかえりー!」
と、尻尾を生やした女の子がやってきた。
「こいつは?」
「娘のエッグです」
「おじさんは誰?」
「だ、ダメよエッグ! この方にそんな口利いちゃ!」
「構わん」
プランはドラゴンボールを袋から取り出す。
「ベビー様、何かお願いごとはありますか?」
「貴様が集めたのだ。貴様が使え」
「と言われても、なにも思いつかないんですよね」
「ならばとっておいて何かの時に使え」
「そうですね」
プランはドラゴンボールを袋にしまった。