Another world trigger   作:@往生堂

4 / 10
登場人物の口調が難しい...


3話

三門市に警報が鳴り響き大規模侵攻が始まったということを容易に知らしている。夏凪は早坂のオペを受け基地から東側で戦闘をしている。

「敵は基地から5方向に分かれて侵攻している。各隊員はそれぞれ部隊ごとに集まり、本部並びに現場指揮に従い近界民との戦闘を開始せよ。」

「敵はアフトクラトルで狙いはC級隊員の拉致。」

ボーダー本部から隊員に指示が下され、敵の狙いが明らかになる。夏凪はトリオン兵を倒しながら移動し東隊と合流する。

「東さん。夏凪です。私が来た通りのトリオン兵は殲滅済みです。この後って合同で動きますか?」

夏凪がそう指示を仰ぐのはボーダーで最初の狙撃手であり、かつてA級1位部隊を率いていた東春秋だ。

「さっき本部から人型近界民が出現したと知らせを受けた。この辺のトリオン兵はあらかた始末したし周囲に新型の被害が出ているわけでもない。これからその人型近界民とB級合同で戦闘する予定だ。夏凪は周囲の部隊のカバーをしつつ可能なら人型近界民と戦うメンバーに入って欲しい。」

「了解です。人型と戦う時は場所を教えてください。」

「後で人見に伝えるよう言っておく。」

そうして夏凪は周囲の部隊のカバーをしている。

 

 

「緋山隊員は敵の狙いとなっている雨取隊員がいるC級避難グループを追って欲しい。」

忍田本部長からの指示を受け緋山はC級隊員が避難しているところへ向かう。そこでは迅と最近ボーダーに入隊した新しい黒トリガー使いの空閑遊真が2人の近界民と向き合い対峙している。

「緋山来てくれたのか。助かるよ。」

迅は増援に感謝しつつ自身の見た良い未来のために賽を投げる。

「彼が来たなら俺と2人であいつらとやり合える。遊真はメガネ君たちの援護に回れ」

「今来た人は強いの?」

「遊真は最近入隊したから知らないと思うけどあいつは緋山と言って単独戦闘力はボーダー随一だし黒トリガーが相手でも戦えるような奴だから安心して良い。」

「了解。」

戦況を把握した空閑は三雲や烏丸が護衛してるC級隊員の方へと向かうことを決める。

「レプリカ、オサム達の居場所はどこだ。」

「ここからおよそ250メートルほど離れたところだ。」

「了解」

『弾 二重』

遊真は黒トリガーを用いて空中を飛び回りC級隊員の方へと向かう。

「あれが新しい黒トリガーか。中々多彩なトリガーだね。」

緋山はその黒トリガーを見た感想を迅に話す。

「緋山には老人の黒トリガーの相手をして欲しい。正直言うと正面からの戦闘なら俺もお前も分が悪い。C級隊員の方へ向かわせなければ良いから足止めで十分だ。」

遊真には2人でやり合えると言った迅速だがそれは勝てるという意味で言ったのではない。

「了解。とりあえず分断して各個足止めをする感じで良いんだな?」

「あぁそれで良い。その方が良いと俺のサイドエフェクトが言ってる。」

そう言うと迅はエスクードで分断する。

 

 

「はて、私の相手はあなたがしてくれると言うことでよろしいのかな?」

老人は緋山に向けて話しかける。緋山には先ほどの木崎と近界民との戦闘のデータが送られている。

「そうゆうこと。そっちは俺を早く倒さないとアイツらに逃げられちゃうよ。」

そう言うと老人の杖が光る。瞬く間に周囲の建物は縦横無尽に切り刻まれた。

「おや、驚きましたな。割と本気で斬ったのですが。」

老人は緋山が無傷で回避していることに驚く。自身のトリガーの性質上単独での戦闘は老人にとっても好都合と言えたからだ。

「思ってもないくせによく言うよ。円形に高速移動する超高威力ブレードってところかな?攻撃範囲が広すぎることブレードの軌道が制限されること以外はかなり戦闘のバランスの良いトリガー使ってんじゃん。」

緋山は自身のSEで敵のトリガーの仕組みを正確に見抜いた。

「星の杖の性能を見抜きますか。これは少しばかり骨が折れそうですな。」

そうしてボーダー最高クラスの戦力とアフトクラトル最高位のトリガー使いの戦いは始まった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。