Another world trigger   作:@往生堂

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4話(夏凪side)

夏凪は東と別れトリオン兵と戦闘している部隊のフォローへと回っていた。

「今渚がいる位置から南に行った建物で東さん達B級隊員合同チームが人型近界民と戦闘を始めたよ。」

早坂からの通信で東達が先程言っていた人型近界民との戦闘が始まったことが伝えられた。その後人見さんから連絡を受け私もB級隊員合同チームへと合流するべく南側へと移動した。

「東さん。夏凪です。」

「夏凪、来てくれたのか。」

「どういう状況ですか?」

「現在は米屋、緑川、出水を主力としてる。人型が飛んでいれば出水の弾や俺や荒船隊の狙撃で攻撃してるが、中々決定打を浴びせられていない。夏凪は主力3人と協力してできるだけ人型の警戒値を削いで俺たちの狙撃が通りやすくなるようにして欲しい。」

「了解。」

東から指示を受けた夏凪は混着状態となっている主力3人の元へ向かう。

「夏凪です。東さんの指示で人型近界民との戦闘に参加します。」

3人へと通信をする。

「正直助かる。前衛2人をフォローしながら戦ってるが大分キツいって状況だったからな。」

「ここの連携に入ってスムーズに動けるレベルの人が今少なかったからね。」

「近接と狙撃手達の両方を相手からきちんと警戒されてたからな。」

出水、緑川、米屋がそれぞれ応答する。

「できるだけこちらの部隊に敵の注意を引いて狙撃を通しやすくしましょう。」

夏凪は3人に東さんからの指示を伝える。そしてB級隊員合同チーム全体に通信を入れる。

「私達4人でできるだけ人型近界民の注意を引きます。より相手のキャパを削ぐために東さん以外の狙撃手は荒船さんが指揮してください。東さんはアイビスでトドメを刺してください。」

夏凪は、敵の注意力を限界まで割き東の一撃で決着をつけることを選んだ。

「狙撃手じゃないB級隊員は少し離れたところから私達前衛4人に遠隔シールドを張ってアシストして下さい。」

夏凪はB級隊員合同チームに作戦を指示した。

「よし、それで行こう。みんな今の夏凪の指示通りに動いてくれ。できるだけこちらの被害を少なく勝てるようにな。」

東も夏凪の作戦に賛同。こうして人型との戦闘は苛烈を極めて行った。

夏凪達は人型と向かい合う。

「ガンナーとシューターを足した感じの攻撃をしてくるから気をつけろよ。一発の威力も洒落にならない。」

出水から相手のトリガーの情報を聞き戦闘を開始した。人型は米屋の槍を交わす。

「避けたと思うじゃん..,」

米屋の幻踊が相手のトリオン体を傷つける。4人の連携による地上戦や遠隔シールドによるアシストもあり、地上戦では比較的有利に立ち回れた。相手は地上戦での不利を悟るとトリガーを使い空を飛び回り攻撃してきた。上空に飛ばれ遠隔シールドを使う隊員の位置がバレ、相手の火力の高さから味方の多くがベイルアウトした。しかし人型が攻撃に意識を割いている間に荒船隊らが狙撃を敵トリガーへと命中させ地上に落とすことに成功した。

地上に落ちた人型に建物の上に隠れていた米屋が飛び降りながら攻撃する。人型近界民は攻撃を対処すべく米屋に向けて攻撃をするが、周りに残った隊員の集中シールドによって相殺された。米屋の自由落下攻撃を人型近界民は間一髪のとこで地を転がりながら避けたがその先でずっとトドメの一撃を放つべく待機していた東にトリオン供給機関を撃ち抜かれトリオン体が破壊された。

「いやぁ、サシでやりたかったんだかな。」

米屋は生身の近界民に話しかける。

「良い。これは戦争だからな。」

近界民は快活に笑い答えるが直後流れるように米屋に不意打ちするも交わされた。

「不意打ちすら交わされるか。完敗だ。」

そう人型近界民が言うと仲間のゲートを使う黒トリガーによって逃げられてしまった。

「撃退だけでも十分だ。とりあえずここは解散して援護が必要なところに回ったりする感じで行こう。」

東さんから合同チーム全体に指示が下された。

 

そんなB級隊員合同チームが人型と闘い始めた頃...

 

 

 

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