『シュガーラッシュ』   作:空っぽのティーポット

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※本作品はスマホ画面(縦)(執筆環境SE3)で
 読む方法を前提として書いています。
※これは後にシュガー・ラッシュ3を
 描くための基盤作りの物語です。


『Wreck-It Ralph』
『プロローグ』


『Wreck-It Ralph』

ここは初老の男性リトワクさんが店主を勤める

ゲームセンターです。

1900年代に開かれ、これまで多くの子供達

 かつての子供達を虜にしてきました。

 

一握りの硬貨を手の中に子供達は

 ゲームセンターへと向かいます。

ゲームセンターの店内には

 たくさんのゲーム機が並んでいます。

 

・相手と戦う格闘ゲーム

・的を撃ち抜くシューティングゲーム

・車やマシーンに乗って競うレースゲーム

・体を動かすダンスゲーム       など

 

様々な種類のゲームが所狭しと並んでいます。

これらは三十年もの間

 子供達で賑わいを見せています。

 

 

 

賑やかな店内、右からも左からも

 前からも後ろからも

  そこかしこから効果音や音楽が溢れています。

 

そんな賑やかな店内でもいろんなゲームが

 流行っては消えていきます。

子供達が見向きもしなくなった物や

 壊れて動かなくなった物はみんな、

  青い服を着た人が持っていってしまいました。

 

少ないながら帰ってくる筐体もありましたが

 その多くは悲しいですがお払い箱(・・・・)です。

 

寂しくなった空間には

 新しいゲームがやってきます。子供達は

  そんな新しいゲームによく夢中になります。

 

ですが昔からいるゲームの中にも

 長い間人気のゲームがあります。

 

最新ゲーム機の美しいグラフィック

 臨場感あふれる効果音や音楽

  複雑で考えさせられるストーリー

   旧式のゲームでは味わうことができません。

 

それでも旧式のゲーム機も負けていません。

 少しのお金で遊べて

   分かりやすく簡潔なストーリー

    直感的な操作性と愛嬌のある粗い画質は

 

かえって子供達を虜にしていました。

 

 

夕方になりました。

遊んでいた子供達はそれぞれ

 自分たちの家へと帰っていきます。

 

リトワクさんは彼ら、彼女らを見送ると

 店の鍵を閉めて家へと帰っていきます。

 

日中の喧騒はどこへやら

 誰もいなくなった店内は電子音だけが響きます。

「もう大丈夫!閉店の時間よ!」

〈DDレボリューション〉のレディが踊りをやめて

 店内に合図をしました。

 

途端に、鎬を削っていた二人

 ケンとリュウが戦いを止めると

  熱く握手を交わします。

「おい、ケン、タッパーに飲みに行くか?」

「ああ、お前の奢りでな」

二人は談笑をしながら

 ゲーム画面の外へと消えていきます。

 

その他のゲーム画面でも

 争っていた者、対決していた者、働いていた者も

  各々が仕事をやめます。

 

 

 

ゲームセンターが閉店すると

 ゲーム内のキャラクターたちは

  家に帰る者や仲間と遊びに行く者など

 

仕事の後はコンセントを通じて

 思い思いの時間を過ごしているのです。

 

このことは子供達もリトワクさんも知りません。

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