『シュガーラッシュ』   作:空っぽのティーポット

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※本作品はスマホ画面(縦)(執筆環境SE3)で
 読む方法を前提として書いています。
※これは後にシュガー・ラッシュ3を
 描くための基盤作りの物語です。
※王=黙字です
 ヴァネロペ王と表示されますが
 コレ読み易さの差別化です


『先駆者』

 

「オホン」

検査係のサージは咳き込みを一つすると

 話を続けます

 

「とは申しましても

 インターネットが導入されたとなっては

 笑っている場合ではありません」

サージは淡々と続けながら封鎖処置をします

 

「今までとは異なる、新しいシステムなのです

 みなさん、自分のゲームから

 外には決して出ないようにしてください」

 

 

封鎖処置が完了したサージは

 手を叩き埃を払う仕草をします

「さあ、いつものとおり仕事を始めましょう

 ゲームセンターがオープンする時間です!」

 

興奮の冷めないキャラクターたちが

 ブーイングをしますが

  サージは然として譲りませんでした

 

 

「つまり、新しい何かが始まったのに

 あたしたちは

 そこに入らせてもらえないわけだね」

「そうなりますね」

ヴァネロペがサージを問い詰めますが

 ですが譲りません

 

「ちょっとだけでいいからさ」

「なりません」

タフィタがサージの説得に掛かりますが

 とりつく島もありません

 

興奮冷めやまないオーディエンスですしたが

 サージの頑なな態度に

  一人また一人と去っていきます

 

そんな中でも

 フェリックス、ラルフ、ヴァネロペ王

  その場に残っていました

 

 

【ゲームセンター開店5分前です】

ヴァネロペとタフィタは

 がっかりして帰って来ました

「サージだけ楽しんで不公平よね」

「大勢で対戦なんて絶対楽しい」

 

そう不満を漏らすヴァネロペとタフィタに

 ラルフとフェリックスが疑問を覚えます

「そうか?」

「そう言えば

 一台青服の人が持っていっちゃったしね」

 

「今のゲームに何か問題があるのかい?」

 フェリックスが言葉の節に違和感を覚え

  気にしていることを聞くべく質問をしますが

【コイン警報】

 

そこに集まっていたキャラクター達は

 慌てて自分達のゲームへと

  戻っていきました

 

そんな中、ヴァネロペは振り返り

 Wi-Fiの方向をジッと見ていました

 

 

その夜、キャラクター達が

 ゲーム・セントラル・ステーションで

  いつも通りの日々を過ごす中

 

ヴァネロペは抜き足差し足

 誰にも気づかれない様に暗闇に紛れながら

  移動をしています

 

その目的地はもちろんWi-Fiです

 ですがサージが作った封鎖が夜間でも

  有効を示す青色の発光を続けています

 

「このままじゃ入れない…」

ヴァネロペはバリケードを飛び越えると

 封鎖の前に出ます

 

「どうやって解除しよ…う!!?」

ヴァネロペが封鎖を調べようと手で触れた時

【青いノイズ】により

 Wi-Fiの封鎖を透過してしまったのです

 

「え?…ラッキー」

 

 

ゲームセンターのWi-Fiが動き始めます

 アカウント・Vanellope、設定中

 

 

「わぁ〜♪」

コードの中を移動しヴァネロペが

 広い空間に出ると緑のライトが

  点灯しはじめました

 

「わお!綺麗!!」

喜ぶヴァネロペの目の前

 広い空間のちょうど中心に

  カプセルが現れました

 

「これなんだろ!」

ヴァネロペがカプセルに触れます

 

 

ゲームセンターWi-Fi

 アカウント・Vanellope、通信中

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