『シュガーラッシュ』   作:空っぽのティーポット

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※本作品はスマホ画面(縦)(執筆環境SE3)で
 読む方法を前提として書いています。
※これは後にシュガー・ラッシュ3を
 描くための基盤作りの物語です。


『物知りタッパーの居酒屋と巧妙』

「タッパー、どこに行ったら

 メダルを貰えるだろう?」

「私も悪役がメダルを貰える

 ゲーム何て知らないな…」

ナイスランドを飛び出したラルフは

〈タッパー〉に来ていました

 

モノレールの駅から徒歩1分未満

 むしろ歩いて直ぐの高アクセス

  様々なキャラクターが飲みにくる居酒屋

「こんなに真剣になったのは初めてなんだ

 あんたは物知りだから…」

 

「それは…」

「タッパー、ルートビアをくれ!」

「ラルフちょっと待っててくれ」

ラルフの悩み相談中に注文が入り

 タッパーが素早く注文を届けると

  ラルフの元に戻ってきます

 

「悪役か、弱ったな…」

「こんなに真剣になったのは初めてなんだ…」

「なんだ…お客さんの忘れ物は

 掃除道具置き場に纏めてるんだ」

「?」

「無くなっても気にするものはいないだろう」

「…!」

 

ラルフは目を輝かせながら掃除道具置き場

 忘れ物箱の中を探し始めます

【発見した音】

【キノコの音】

【1000点の音】

【蝋燭が消える音】

【メタルスラッグ!】

 !マークに赤いキノコ

 メロンに短剣…Sアイテム

 

〈メタルギア〉・〈マリオシリーズ〉

〈パックマン〉・〈悪魔城ドラキュラ〉

〈メタルスラッグシリーズ〉

「違う!違う…うげぇ

 ザンギエフのパンツ…ザンギエフ?」

忘れ物箱から頭を持ち上げたタイミングで

 重い金属音が居酒屋の通路に響きます

 

「おい!気をつけろ」

「我々は人類最後の希望だ…ミッションは」

「酔ってるのか?大丈夫か?」

ぶつぶつと上の空な様子で言葉を繰り返す

 重厚な鎧?姿、背丈はラルフと同じ程

  戦闘服姿のキャラクターは突き当たりを

   壁に向かって進み続けています

 

「俺達は!!電源が入ってから1週間!!

 毎日毎日!!!『サイ・バグと戦え!』

『タワーをよじ登れ!』その繰り返し…」

泣き崩れる人類最後の希望

 ラルフに抱きつく形で項垂れる

 

「大変なのは分かったから放してくれ

 つらいのはお互い様だ」

「それもあんなくだらない勲章のために…」

「!!?」

戦闘服から勲章の情報が出てくる

 それはラルフのよく知るヒーローメダルに

  とても酷似した物だった

 

「君のゲームでは誰でも勲章が貰えるのか」

「ああ、人類最後の希望だから」

「ピカピカでヒーローって書いてある?」

「ああ、ピカピカでヒーローって書いてある」

興奮を隠せないラルフはタッパーのところに

 人類最後の希望を連れて行く

 

「なぁ、あんたそれって

 タワーをよじ登れば貰えるのか?」

「それだけじゃない!!狂暴な害虫サイ・バグ

 と戦うんだ!!!」

ラルフにくってかかる人類最後の希望もとい

 マルコフスキーは酒の勢いも助けて

  機密事項をポロポロこぼすものの

   そのほとんどが

 

『サイ・バグ』や『カルホーン軍曹』への

 愚痴でした

 

 

居酒屋で飲み潰れたマルコフスキー

 身包みを剥いだラルフは戦闘服を着込むと

 〈ヒーローズ・デューティ〉を目指しました

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