スグリ君が闇落ちせずにシンオウを旅をして強くなったら   作:侍魂

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今回はバトル続きなので休憩のお話です。


11話 ソノオタウンとグラシデアの花

「ふあ~……あれメール……誰からだろう? ……アオイからだべ……」

 

{昨日は急に電話切ってごめんね!! えへへ私とナンジャモさんとのツーショット写真送っちゃいました!}

 

スマホロトムにメールが届いてた。確認するとアオイからで昨日電話切った事に対しての謝罪とアオイとナンジャモさんのツーショット写真を送ってきていた。

 

「わやじゃ!?」

 

思いを寄せる女の子の可愛い笑顔の写真を見て驚き叫んでしまう。

 

「うるさいぞ!! 今何時だと思ってやがる!?」

 

「す、すいません!」

 

早朝なので寝ている人がいるのは当然で隣の部屋に泊まってる人が怒るのは無理もない。オレは慌てて謝った。

 

204番道路・・・

 

コトブキシティの北に位置する場所ソノオタウンを目指して204番道路を歩く。

途中でポケモントレーナーたちがいたのでバトルしポケモンたちのレベルを上げる。バトル勝利後……

 

「ムックル?」

 

ムックルの身体が光りムクバードに進化した。

 

「おめでとう! 進化したんだべな」

 

 ムクバードをモンスターボールに戻して次の町ソノオタウンを目指す。

 

「あの先に行けば良いんだべ」

 

少し歩くと荒れた抜け道と呼ばれる小さな洞窟があり先に進む。

 

荒れた抜け道・・・

 

 オレの目の前には大きな岩があり先に進めないえーっとこういう時は確か……ショウから教えてもらったポケッチを操作する。

 

「頼むイシツブテ!」

 

 ポケッチNEWアプリの一つ、秘伝ワザアプリを操作すると野生のイシツブテが力を貸してくれる。

 

「イシツブテ! いわくだき!!」

 

 イシツブテは大きな岩を破壊してくれる。

 

「ありがとな」

 

お礼を言ってポケモンフーズを上げる。イシツブテは食べると野生に帰って行く。

 

「先に進むべ」

 

 洞窟の奥に進み、洞窟を脱出する。

 

ソノオタウン・・・

 

荒れた抜け道を抜けて先に進むと目的の町ソノオタウンに到着した。

 

「ソノオタウンえっと。美しい花で有名な町……」

 

スマホロトムでソノオタウンについて調べると美しい花で有名な町。町中には多くの花が咲き乱れているほか町の北側には広大な花畑がある。花畑があるんだな……

 

「オオタチもみんなも疲れてるよな」

 

みんなバトルの連戦続きで疲れてるし……今日はピクニックでもしよう。まずはポケモンセンターに行かないとな。

 

ポケモンセンター・・・

 

「お願いします!!」

 

「はい預かりますね!」

ポケモンセンターに着くとポケモンたちをジョーイさんに預けて回復してもらってる間に料理の食材を買いに行く。

 

「みんな喜んでくれるかな?」

 

 ポケモンたちをジョーイさんか受け取りソノオタウンから少し北に位置する花畑に向かう。

 

花畑・・・

 花畑に着くと辺りには綺麗な花が咲いている。

 

「みんな出てこい!」

 

 モンスターボールを投げるとキタガミの里から着いてきてくれたパートナーのオオタチ、このシンオウ地方で新たに仲間になったモウカザル、ムクバードが鳴き声を上げて登場する。

 

「みんな強敵とのバトル……悪者とのバトル本当にありがとう! 今日はけっぱってくれたみんなの為に料理作るから待っててな!」

 

 オオタチたちは嬉しそうに鳴き声を上げモウカザルとムクバードは遊び始める。

 

「確か材料は……オオタチおめえもゆっくりするべ」

 

 オオタチは首を横に振り僕も手伝うとアピールする。

 

「そういう奴だったべな……オオタチ……じゃあみんなの事面倒見てやってな」

 

 指示をするとオレを振り返りながらも渋々モウカザルたちの所に行く。

 

「よし頑張るべ!!」

 

キタガミの里で行われた林間学校でアオイに作ってもらったカルデア地方の名物サンドイッチを作る事にした。

 パンに次々と買ってきた具材をのせていき、最後に具材をパンで挟み込む。

 

「出来た」

 

 カルデアの名物サンドウィッチ。美味しそうだ。みんな喜んでくれると嬉しいな。

 

「みんなお待たせ」

 

完成したサンドイッチを持っていくとポケモンたちは喜び鳴き声を上げて礼を伝えると食べ始める。

 

「いっぱいあるからたくさん食べてな。オレも食べるか」

 

花畑でサンドイッチポケモンたちと食べる

 

「ロトム、みんなの写真頼んだべ」

 

その様子をスマホロトムに撮ってもらう。花畑でポケモンたちとゆっくり休んでいると突然視界が真っ暗になる

 

「だーれだ?」

 

綺麗な女の子の声絶対あの子だよな……

 

「ショウだよな?」

 

「正解!!」

 

オレが声の正体を当てると視界が戻る。目の前には手で目を隠していたショウがいた。

 

「ソノオタウンに来たって事はクロガネジム勝ったんだベ?」

 

「うん!何とか勝利したよ。でもスグリ君アタシを置いて先に進むんだもん。応援に来てくれたら良かったのに」

 

頬を膨らませてジト目で見つめるショウ。

 

「何でジム戦見に来てくれなかったの?」

 

「ショウなら大丈夫って信じてたから」

 

「そう言われるとこれ以上言えないね……みんな出てきて!」

 

ショウはオレの考えに納得するとポケモンたちをモンスターボールから出す。

 

「サンドイッチ余ったんだけど食べる?」

 

「わぁ~美味しそうだねありがとう! 喜んで頂くね! みんなスグリ君がサンドイッチ分けてくれたよ!」

 

 ショウの手持ちポケモンであるピカチュウ、ナエトルは嬉しそうに鳴き声を上げてサンドイッチを食べ始める。

 

「ショウも食べてな」

 

「ありがとうスグリ君!」

 

「どういたしまして」

 

「じゃあアタシもこれスグリ君たちにどうぞ」

 

 ショウは手提げ鞄から袋に入ったお菓子を取り出してオレにくれる。

 

「これは?」

 

「シンオウの名物ポフィンだよ! アタシが作ったんだ!」

 

「ポフィン……美味しそうだべ……ありがとな」

 

 オレは貰ったポフィンを口に入れる。

 

「わやじゃ! めっちゃ美味しいべ!!」

 

「本当!? ありがとう!! みんなもどうぞ!!」

 

感想をいうとショウは嬉しそうにしてオオタチ達にもポフィンをくれる。オオタチ達は鳴き声を上げてお礼を言うと食べ始める。

 

「お隣失礼するね」

 

「ショウ」

 

「どうしたの? スグリ君」

 

「近くないべ?」

 

「そうかな……アタシは普通だと思うけど……温かい//」

 

 ショウは密着しながら惚けた顔で笑う。

 

「スグリ君美味しいよ!!」

 

「ありがとう。そのサンドイッチ、カルデア地方の名物でアオイに教えてもらったんだ」

 

「アオイちゃんに……」

 

「ショウ?」

 

「何でもないよ! 次何食べようかな」

 

 不機嫌そうな顔からすぐに笑顔になりサンドイッチを手に持つショウ。 オレとショウはサンドイッチとポフィンを食べながら仲良く話す。

 

「ポケモン……? スグリ君あれって……」

 

空を見ると、空から傷だらけのポケモンが落ちてくる。

 

「危ない!!」

 

 何とか受け止めると手には小さな緑色の身体をした見た事ないポケモンで図鑑を確認するとデータ無しと言われる。

 

「スグリ君……早くポケモンセンターに!」

 

「ああ急ごう!」

 

謎のポケモンをポケモンセンターに急いで連れて行く。

 

「ジョーイさんお願いします!!」

 

「分かりました」

 

 ポケモンを運んでいき少しすると戻ってくる。

 

「あの子どうでした?」

 

「シェイミーね……少し休んだら元気になるわ」

 

「良かった……あの子シェイミーっていうんですか?」

 

「ええ。感謝ポケモンシェイミー。花運び……この時期になるとグラシデアの花畑から花畑へと渡りをするのよ」

 

ジョーイさんから大丈夫と聞いて安心するオレたち。ジョーイさんからさっきのポケモンの正体が分かる。感謝ポケモン シェイミー。ジョーイさんからソノオタウンに伝わる伝説を聞く。

 

「感謝か」

オレは優しい祖父、祖母と意地悪な時もあるが根は優しい姉の顔を浮かべる。隣ではショウも誰かの顔を浮かべている。

 

「シェイミー元気になりましたよ」

 

「ミーはシェイミーっていうでしゅ。お前たちに感謝してやるぞ!」

 

ジョーイさんが元気になったシェイミーを連れて来ると誰かがオレたちに話しかけてくる。

 

「どういたしまして……嘘!? ポケモンが喋った!?

 

「わやじゃ!?」

 

「テレパシーね」

 

 驚くオレとショウにジョーイさんがシェイミーの話せる理由を説明してくれる。

 

「オレはスグリだべ。こっちが」

 

「ショウだよ! よろしくねシェイミー!」

 

「二人共よろしくでしゅ! お前ヒカリに似てるしゅね?」

 

「ヒカリはお姉ちゃんだよ。シェイミーはお姉ちゃんの事知ってるの?

 

「妹でしゅか〜オイラヒカリとコウキにお世話になったんでしゅ」

 

「お姉ちゃんだけじゃなくてコウキお兄ちゃんにも会ったんだね」

 

シェイミーは過去にギンガ団っていう組織に傷つけられた時にヒカリ博士とコウキさんって人に助けられたみたいだ。

 

「ギンガ団が悪者……」

 

「ショウ?」

 

「何でもないよ」

 

 ショウはシェイミーの話を聞くと顔色を悪くする。どうしたんだろうな?

 

花畑・・・

 

さっきの花畑に着くと沢山のシェイミーがグラシデアの花畑に集まっていた。

 

「わやじゃ……」

 

「進化……違うよね……」

 

目の前のシェイミーたちは次々と身体を変化していく。

 

「私たちはグラシデアの花に触れると、翼が生えて空を飛べるんです」

 

 シェイミーはオレたちに説明しながらグラシデアの花に触れて身体を変化させる。

 

「じゃあまた会いましょう! ショウ! スグリ!」

 

「うん元気でねシェイミー!!」

 

「また会おうな!!」

 

 シェイミーは空を飛び去って行く。オレとショウは見えなくなるまで手を振った。

 

「いっちゃったね」

 

「そうだな」

 

「これからスグリ君はどうするの?」

 

「オレは今日はポケモンセンターに泊まって、明日ハクタイシティに向かおうと思う」

 

「そうだね。確かにもう遅いしね」

 

 空を見ると太陽が沈み日が暮れている。

 

「ショウはどうするんだべ?」

 

「アタシもスグリ君と同じかな。……じゃぁ明日一緒に行こうよ!」

 

「そうだな。うん一緒に行こう!」

 

オレたちは後片付けをしながらこれからの事を話す。

ポケモンセンターに帰る。

 

夜になるとアオイから電話が掛かってくる。

 

「昨日は急に切ってごめん!!」

 声だけでも申し訳なさそうに謝罪するアオイ。

 

「いいべそれより写真びっくりしたべ」

 

「あのね……写真どうだった?」

 

「……めんこかった」

 

「へ……っ//えっと……ありがとうございます//」

 

「うん//」

 

照れ臭そうに答えるとアオイも恥ずかしそうに敬語になりながらお礼を言う。

 

「えっとオレもアオイに写真送るべ」

 

オレも花畑で取った写真を送る。

 

「わぁ~綺麗な花畑!! それにスグリ君もポケモンたちもみんな楽しそうだね!!」

 

「楽しかったべ。それにアオイが教えてくれたサンドイッチも美味しかった」

 

「カルデアの名物作ってくれたんだ!! ぶう~私もスグリ君のサンドイッチ食べたかったな」

 

頬をハリセンみたいに膨らませる。

 

「またアオイと会ったら絶対作るべ」

 

「うん楽しみにしてる!!」

 

晴れた日見える太陽みたいに綺麗な笑みを見せるアオイに再会したら絶対作ろうと決心する。

 

「そんでな珍しいポケモンと出会ったんだべ」

 

感謝ポケモンシェイミーの事を話す。

 

「この子凄く可愛いね」

 

「感謝ポケモンシェイミーっていうみたいで感謝を伝える時にグラシデアの花を渡すみたいだべ」

 

「感謝か私はやっぱりママかな」

 

 アオイは感謝してる人の顔を浮かべていた。

 

「アオイは何してたんだ?」

 

「私? うん私はね……」

 

アオイは冒険の話を一つ一つ話し出す。

 

「特にマスカーニャが頑張ってくれたんだ~」

 

「マスカーニャ? ……ニャローテ進化したんだべ?」

 

「うん!! ナンジャモさんとのジム戦でね」

 

「お疲れ。アオイもポケモンたちもけっぱったべ」

 

「えへへ。ありがとう!」

 

 嬉しそうに笑うアオイ。今なら大丈夫そうかな?

 

「あのアオイ……ジム戦」

 

「駄目です」

 

「どうしても」

 

「だーめーです」

 

「はい……わやじゃ」

 

「素直でよろしい」

 

 アオイのジム戦見れると思ったんだけどな……またこんど頼むべ。

 

アオイはさっき聞いた話……秘伝スパイスを持つヌシポケモンの一体潜鋼のヌシ……巨大なミミズの姿をしたヌシポケモン。ミミズズを倒した話以外の話をする。

 

「次はスター団のほのお組にカチ込みした話かな」

 

「カチ込み? ……アオイが不良になったべ!?」

 

「ええ!? 不良!? ち・違うよ!」

 

「なんて冗談だべ。アオイの事だから誰かの為なんだよな?」

 

「もうスグリ君は……うんそうだよ。スター団がみんなを困らせてるから」

 

アオイからやんちゃな生徒たちが集まった組織を潰す“スターダスト大作戦“について聞く。カシオペアという謎の人物から頼まれたみたいだ。そんな怪しい人の頼みを聞くってアオイはやっぱお人好しで優しい女の子だべ。

 

「相変わらずだべ……」

 

「スグリ君?」

 

 小さく呟くとアオイが聞こえずに問いかける。

 

「こっちの話。アオイ……けっぱってな!オレ応援してるから」

 

「ありがとう! スグリ君のけっぱれを受け取ったら私は誰にも負けないよ!」

 

 俺は優しい頑張り屋な女の子のアオイが頼ってきたら絶対に助けようそう心に決める。

 

「もうそろそろ時間だね」

 

「そうだな」

 

「また明日ねスグリ君!」

 

「うんまた明日!」

 

 電話を切ろうとするオレに呼びかけるアオイ。

 

「スグリ君!!……お疲れ様でスター!」

 

「……」

 

「スグリ君?」

 

「えっと//お疲れ様でスター」

 

 電話を切る……何だよ!? あれ反則だべ!! わやめん

こいべ//オレ寝れるかな……さっきのスマホロトムに映っためんこいアオイの姿が頭から離れずに寝不足になるオレであった

 

 

アオイside・・・

 

「……」

 

恥ずかしい//スター団の人たちみんなあんなポーズしてたんだ// 

 

「スグリ君。わや可愛いかったな……」

 

 スグリがポーズを返してくれた時つい声が出そうで出さなかった私を褒めてあげたい。

 

「よし! 今日も頑張るぞ!!」

 

 私は赤い顔を誤魔化すように気合いを入れて次の目的地に向かう。

 

※※※

数日後キタガミの里にあるスグリの自宅では配達員からグラシデアの花が届く。

 

「スグリからグラシデアの花か」

 

「ええ!」

 

グラシデアの花言葉を知る祖父母は喜んでいてる

 

「お爺ちゃん、お婆ちゃん。スグから花が届いたの?」

 

「ええ!この花グラシデアの花って言うんだけどね……花言葉は」

 

「感謝だよ」

 

 ゼイユにグラシデアの花の花言葉を教える祖父祖母。

 

「感謝……スグの癖に生意気。でも綺麗な花ね! お爺ちゃん。お婆ちゃんこの花私の部屋に持っていって良い?」

 

「ああ持っていきなさい」

 

「ええ持っていってもいいわよ」

 

二人の返事を聞いたゼイユは上機嫌で花を部屋に持って行く

 

「ありがとうねスグ……アンタもシンオウでの旅頑張りなさいよ……お姉ちゃん応援してるからね」

 

「あの子本当に素直じゃないな」

 

「ええ本当ですね」

 

 ゼイユがボソリと呟いた祖父祖母には丸聞こえであり、そんなゼイユの姿を見て亡くなった息子と素直じゃない義理の娘の姿が見えた。。

 

ショウの自宅・・・

 

ショウの家にもグラシデアの花が届く。

 

「わぁ綺麗な花~グラシデアの花か……懐かしいね……ありがとうショウ……頑張ってね」

 

ヒカリは妹から届いた花束に嬉しそうにしていた。

 

 

 

 

 




見て頂きありがとうございます。シェイミーは劇場版のポケモンを見て思いつきました。次かその次の話では考古学者の女性キャラを出したいと考えてます。

ショウをもう一人のヒロインにするのはどう思う?

  • ありダブルヒロインでけっぱれ
  • なしスグアオしか認めん
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