スグリ君が闇落ちせずにシンオウを旅をして強くなったら 作:侍魂
シンオウ地方に来て二日目の朝・・・
「おはようスグリ君! 昨日はよく眠れた?」
「おはようございます。はい。よく眠れたべ。昨日はポケモンセンターまで運んでもらってありがとうございました!」
「ううん。私たちの方がお世話なってるし。それに良いバトル見せてもらったしね……じゃあナナカマド研究所に行こっか」
「はい」
オレたちはマサゴタウンに向かう。マサゴタウンに着くとナナカマド研究所に戻る。
「おはようございます」
「おはようございます! 今戻りました!!」
「おはよう二人とも……ジム戦はどうだった?」
「それがですね! スグリ君凄かったんですよ!!」
ヒカリ博士はナナカマド博士に昨日のジム戦を興奮しながら説明する。
「そうか。相変わらずだなジュンは。だが良いバトルだったようだなスグリ」
「でもジュンさんには勝てなかったです」
「当然だ。ジュンもヒカリもあの青年もこのシンオウ中を旅して様々な経験をして強くなっていった。スグリ、キミも青年たちと一緒でシンオウを旅して経験していけば勝てるはずだ」
「そうですね……オレ、シンオウ中を旅してけっぱって……頑張って強くなってジュンさんを倒します!」
「うむその意気だ」
「頑張れ! スグリ君!!」
満足そうに頷くナナカマド博士とオレの事を応援してくれるヒカリ博士がいる。
「オレもう行きます。ありがとうございました!」
「ではまた会おうスグリ」
「あっ! スグリ君私のスマホロトムの番号教えるね! また何かあったら電話掛けてきてね」
「分かったべ。」
ヒカリ博士とナナカマド博士に挨拶したオレは202番道路を進みコトブキシティを目指す。
「目と目があったらポケモン勝負だぜ!」
「分かった。頼むべヒコザル!」
向かう途中に出会ったポケモントレーナーたちと戦ってヒコザルのレベルを上げていく。
そして道を進んで行き目的地のコトブキシティに着いた。
ロトム図鑑のマップを確認するとコトブキシティの情報が載っている。
<シンオウ地方一の最大都市であり、他の町とは違い深夜まで建物の明かりが灯っていて眠らない町>と呼ばれてるみたいだ。
わやじゃ……めっちゃ都会だべ……、コトブキシティ今まで見た事ない大きな町に驚いた。
「あのう……」
コトブキシティに入ろうとすると白色のニット帽を被った女の子がオレに話しかける。
この女の子ってもしかしてヒカリ博士が言っていた妹さん?
「それって新しいポケッチですよね!?」
「はいそうですけど。えっとキミは?」
「私はショウっていいます!」
「オレはスグリ」
「スグリ君ですか! いいなぁ……ポケッチNEWは発売したばかりで持っている人少ないんですよ!」
「そうなんだべ……姉ちゃんが旅に出るオレの為に買ってくれたんだ」
「そうなんですか旅に出る弟さんの為に……優しいお姉さんですね! という事は私と同じで貴方は旅立ったばかりの新人さんなんですね! ……だったら少し私の方が先輩なので色々教えてあげますよ!」
「えっとオレ新人じゃ」
「ポケモントレ-ナーの事を教えるにはポケモンバトルの方が良いですね! 行きますよスグリ君!」
戸惑うオレを他所にショウはオレの手を引っ張ってバトルフィールドがある場所に移動する。
「スグリ君はポケモン何体持ってるんですか?」
「二体だべ」
「二体ですか……じゃあ二対二にしましょう! ではアタシから……お願いナエトル!」
「あのポケモンは」
スマホロトムの図鑑を向けるとポケモンの情報が表示される。若葉ポケモンナエトル。初心者用ポケモンの一体。
「草タイプ……だったらヒコザル頼んだ」
モンスターボールから同じく初心者用ポケモンを呼び出した。
「貴方はヒコザルを選んだんですね」
「そういうショウはナエトルを選んだんべ」
「正確には違うんですけどね……相性はスグリ君が有利ですか……行きますよ。ナエトル。たいあたり!」
「ヒコザル! 避けてひっかく!」
ナエトルの体当たりをヒコザルは素早い動きで避けるとカウンター気味にひっかくを繰り出す。
「ナエトル! からにこもって下さい!! 今です! はっぱカッター!!」
ナエトルはからにこもりひっかくを防ぐとすぐに鋭い葉っぱの刃で切り裂くわざ、はっぱカッターを放つ。
「ヒコザル! ひのこで全部燃やしてそのままグロウパンチ!!」
ヒコザルはオレの指示で口から小さな火で葉っぱを燃やしてそのまま右手を振り下ろす。ナエトルは力強い一撃を受けて目を回し戦闘不能になる。
「ナエトル!? ……お疲れ様です。よく頑張りましたね……次の私の手持ちはこの子です……ピカチュウお願いします」
黄色いネズミの可愛いポケモンを出す。
「ピカチュウ……」
「はいこの子を出させるって貴方やりますね……この子は卵の時から育てたアタシの一番のパートナーなんです」
「一番のパートナー……確かに強そうだ……ならオレも……ありがとなヒコザル。頼むべオオタチ」
オレはピカチュウに対抗するために一番の友達オオタチを出す。
「オオタチ!? このシンオウにいないポケモンですね」
「へへへ先行はもらう……オオタチでんこうせっか!」
シンオウには生息しないオオタチに驚くショウを余所に、オレがオオタチにでんこうせっかを指示する。オオタチは超スピードでピカチュウに体当たりした。
「嘘!? ただのでんこうせっかでこの威力ですか!? だったらピカチュウ
エレキボール!!」
ピカチュウは激しい衝撃を受けるが耐える。ショウの指示で尻尾に電気を球体の形に集めて一気に放つ。
「オオタチかみなりパンチで打ち返して」
「嘘!?」
オオタチは右腕に雷を纏わせてエレキボールに腕を振り下ろしてピカチュウに打ち返す。エレキボールはピカチュウに直撃した。砂ホコリが辺りに舞う。
「オオタチかわらわり!」
煙が晴れる前にオレはとどめを刺す為に指示を出した。オオタチはピカチュウに迫る。
(いやだいやだいやだ……アタシ負けたくない……コウキお兄ちゃんと戦うまで負けたくない……)「ピカチュウ……こうそくいどうで避けてそのままエレキボール」
ショウの雰囲気が変わった? さっきまで新人トレーナーらしく焦りながらポケモンたちに指示を出していたけど今はアオイと同じようなベテランのような雰囲気を感じる。
「オオタチ気をつけて! かみなりパンチ!」
エレキボールを跳ね返すがピカチュウはオオタチの近くまで移動していた。
「そのまま……ボルテッカー!!」
「ボルテッカー!? オオタチ避け……無理だべ……だったら迎え撃て……ギガインパクト!!」
ピカチュウは激しい稲妻を身体中に纏う。オオタチも身体中にオーラを纏う。そして二体のポケモンは勢いよくぶつかり合った。
ピカチュウは力尽き倒れオオタチがバトルフィールドにに堂々と立っていた。
ポケモンバトルはオレの勝利で終わる。
危なかった。油断してたらオオタチが戦闘不能になってた。
「……強いですね。新人さん」
ショウの雰囲気が元に戻る。さっきのはなんだったんだ? まるで別人と戦ってるみたいだった。
「オレ新人じゃないよ。オレ、キタガミの里から来たスグリっていうんだ。キミはヒカリ博士の妹さんだよね?」
「お姉ちゃんを知ってるんですか? ……って貴方新人さんじゃないんですか!?」
「うん。シンオウには昨日着いたばかりなんだ」
「そうだったんですか……道理で強いわけです。すいません。アタシよく早とちりしちゃうんだ」
「大丈夫。オレ旅するの初めてだから初心者みたいなもんだべ。色々教えてくれてありがとな」
「はいそう言ってもらえると助かります。では昨日お姉ちゃんから貰ったばかりのポケッチの使い方は分かりますか?」
「えっと恥ずかしけどまだ使い方分からねえべ」
「分かりました。では教えますね」
ショウは今日やっと新しいポケッチが届くのでコトブキシティで待っていたようだ。
そしてさっきポケッチカンパニーでポケッチNEWを受け取ったようだ。
ショウからポケッチの機能の紹介をしてもらう。
オレはあんまり機械系は得意ではないので助かる。
一番ポケッチの機能で助かるのは、ジムバッチが必要だけど野生のポケモンの力を借りて岩を破壊したり海を進んだり出来る秘伝技アプリだ。
「スグリ君はこの町は初めてなんですよね?」
「うん。大きくてわやじゃ」
「わやじゃ? アタシが町を案内してあげたいですが……今日中にジムがある町まで行きたいのですいません」
「大丈夫。ゆっくり観光していくから」
「分かりました。じゃあ次の町でまた会いましょう」
「うんまた会おうべ」
ショウは手を振るとジムがある町クロガネタウンに向かう。
「オレも観光するべか」
オレは観光の続きをする。テレビコトブキやポケッチカンパニーを見学した……わやじゃ建物ばかりで驚いたべ。
それで日が暮れてきたからポケモンセンターで宿泊する。
「わやじゃ建物だったべ」
「着信ロト!」
夜になるとスマホロトムに着信が入る。
見るとアオイの名前が表示されてる。アオイから電話……アオイ……!?
慌てて好きな女の子に見られても良いように自分の身だしなみを確認する。うん大丈夫だ。アオイからの電話を出る。
「久しぶりゼイユちゃん! ……スグリ君!?」
「久しぶりアオイ」
「あわあわ! どうしてスグリ君が……ちょっとごめんねスグリ君!!」
アオイは姉ちゃんと思って電話したみたいだけどオレに気づいたら慌てて切る。相変わらめんこいな……そう思ってるとアオイは直ぐに電話を掛けてくる。
「久しぶりだねスグリ君」
「久しぶりアオイ」
「もうびっくりしたよ。ゼイユちゃんに電話したらスグリ君が出るんだもん」
「ごめんな。旅をするのに姉ちゃんがスマホロトム借してくれて、姉ちゃんのスマホロトムはオレが持ってる」
「そっか……だからか……スグリ君旅に出たんだね……何処にいるの?」
「キタガミの里から北にあるシンオウ地方に来てる」
「シンオウ地方……スグリ君頑張ってるんだね」
「へへへ。それで一緒に来たオオタチとシンオウで初めて友達になったヒコザルだべ」
オオタチとヒコザルをモンスターボールから出す。
「わあ! その子ちっちゃくて可愛い!! それにその子はオタチ君!? 進化したんだね!!」
「ジュンさんとの戦いでけっぱって進化したんだべ」
「ジュンさん?」
「うんシンオウ最強のジムリーダーみたいだべ」
オレは昨日の出来事を話す伝説のポケモンとの出会い、ヒコザルとの出会い……そしてジュンさんとのバトル。好きな女の子の話はぼかしたけど……
「伝説のポケモンエムリット……それに最強のジムリーダーのポケモンに膝をつかせるって凄い!! 凄いよスグリ君!」
「そんなことない……ポケモンたちが頑張ってくれたから」
「そうだね。スグリ君もポケモンたちもみんな偉い! けっぱったね!」
へへへアオイに褒めてもらえるって嬉しいべ……
「アオイはあれからどうなんだ?」
「えへへ私はね! じゃん! 見て見て!」
嬉しそうにアオイがジムバッチを見せる。
「わやじゃ。ジムバッチ手に入れたんだべ」
「うん。皆の特にニャローテのお陰なんだ~」
アオイはそう言いながらニャローテ、鬼様、コライドンを出す。
「ニャオハ進化したんだべ?」
「うんジムバトルの時にね」
「ポケモンたちもアオイもけっぱった」
「……」
「アオイ?」
「う、うん! ありがとうスグリ君! 本当に皆けっぱったんだ~」
アオイは一瞬オレの顔を見つめてショートすると嬉しそうに返事を返す。
「それでね。友だちのお願いでヌシポケモンが持ってる秘伝スパイスを集めてるんだけど見てスグリ君!」
アオイはスマホロトムで撮ったヌシポケモンの写真を見せる。
「わやじゃ……デカ!?」
「それでねこれが倒した後に撮った写真」
「小さ!?」
「だよね。私びっくりしよ~」
「オレも驚いたべ」
「スグリ君はこれからどうするの?」
「オレはとりあえず今日は寝て明日最初のジムがあるクロガネタウンに向かおうって思ってる。アオイはどうするんだべ?」
「私? 私は今から次のジムがあるボウルタウンに向かおうかなって……スグリ君がいるシンオウってもしかして夜なの?」
「うんそうだべ。もしかしてパルデアは朝?」
「うんそうだよ! 海外だと時差があるんだね……そっか……だからスグリ君パジャマなんだ! 凄く似合ってる!」
「ありがとう。アオイの制服わやじゃ似合ってる……めんこい」
「あ、ありがとう! スグリ君……また……明日電話しても良いかな?」
「う、うんもちろんだべ……オレも電話しても良い?」
「うん当たり前だよ!! スグリ君お休み! また明日ね!!」
「お休みアオイ。また明日!」
アオイの通話が切れる……久しぶりに話たべ……相変わらずめんこかったな……アオイの可愛い笑顔を思い出してオレの顔……多分りんごあめみたいに赤くなってる。
「明日もアオイと話せるんだな……オレ明日が楽しみすぎて寝れるかな……」
ベッドに横になると顔が熱いので手で仰ぎながら無理矢理寝ようとするけど全然眠れない。次の日寝不足なのは言うまでもない。
アオイside
ジムバッチを手に入れて新しく友達になったばかりのペパーのお願いでヌシポケモンを倒して秘伝スパイスを手に入れる。
「疲れたな……そうだ久しぶりにゼイユちゃんに電話してみようと」
ペーパーと別れて近くのポケモンセンターで休む。
久しぶりにゼイユちゃんに電話掛けようっと。
この時の何も考えてない過去の私をひっぱ叩いてやりたい……だって好きな人に砂で汚れてる顔を見せたんだよ……くそうあのヌシめ!
絶対次会ったら捕まえてやるんだから!
私は女の子に恥ずかしい思いをさせたヌシポケモンに正当な怒りを抱く。え? ただの八つ当たりって? ……全然聞こえない!!
「それにしても相変わらずスグリ君格好良かったな……それに私の事けっぱったってそれにめんこいって……えへへ嬉しいな」
よーし今日もスグリ君に褒めてもらえるぐらいけっぱるぞ! また明日もスグリ君と電話で話せるし……楽しみだな……
私は上機嫌で次のジムがある町ボウルタウンに向かう。
次話を考えていたらショウをもう一人のヒロインにするかどうか迷いました。
ダブルヒロインはあり、なし。アンケートするのでよろしくお願いします。
ショウをもう一人のヒロインにするのはどう思う?
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ありダブルヒロインでけっぱれ
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なしスグアオしか認めん