TS転生悪役令嬢、仮面のヒーローになって無双する~婚約破棄されたけど気にせず闇落ちルートを回避しつつ成り上がります~   作:折本装置

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登場人物紹介

 ヴェーセル・グラスホッパー

 年齢十五(精神年齢ではない)

 仮面騎兵ヒールの資格者であり、本編の主人公。

 現代日本成人男性の記憶を持つ転生者でもある。

 転生者は、現時点ではローグしか知らない。

 グラスホッパー家の長女として生を受け、最初は女性になってしまったことやファンタジー世界に転生したことに動揺していたが数年で馴染んだ。

 その後、ローグと出会い、自分が仮面騎兵ヒールになることや、それによって悪役令嬢として婚約破棄をされてしまうということを知った。

 ただ、彼女としてはそこまでショックというわけでもなかった。

 性格は良くも悪くもプライドが高く、他者から注目されているか、特別視されているかということが彼女にとっては非常に重要である。

 しかしプライドの高さゆえに、自分に与えられた役割は何としてでも果たすという意志の強さを持つ。ゴレイムが元人間であることを知った時も、「そうしなければ別の犠牲者が出る」と殺すことをためらう様子はなかった。

 実際性的対象が女性でありながら、一時は本気でフィリップと結婚して子をなすつもりだった。

 自己肯定感の低さも相まって「特別な何か」になることにこだわっていたが、メイドたちの態度からすでにその願いが叶っていたことを知り、彼女達に恥じることのないヒーローであろうとする。

 趣味はメイドとのじゃれ合いである。傍から見ればセクハラだが、本人は違うと言い張っているし、メイドたちも同様である。ちなみに体を触るというだけでなく、何でもないことを話したり、食事をとったりするのも含む。

 

 仮面騎兵ヒール

 ヴェーセルが変身する対ゴレイム戦士、仮面騎兵の一人。

 ヒルガオをモチーフとした、紫を基調とした見た目をしている。

機動力に秀でた『兎』や高速特化の『蛇』など複数の形態を持ち、状況に応じて使い分けて戦う。

変身ポーズは、ギ〇ツの牛の人のそれと同じ。

メタいこというと、チェーンソーとか完全に影響を受けている。

 ダークネスなムーンブレイクとか、サイでゴリラでゾウとか、予算ガタガタとか、影響を受けたものはかなり多い。

 

ローグ・ウッドペッカー

 年齢十九(精神年齢ではない)

 本作における「二号」。

 ヴェーセルと同じ転生者であり、仮面騎兵ローゼイドの資格者。

 生前この世界とよく似ている(・・・・・・)『ドラゴンライド・アルブヘイム』というゲームにドハマりしており、推しであるローグに生まれ変われた時は狂喜乱舞した腐女子。

 推しをロールプレイできる今を楽しむ一方で、ローグやヴェーセルが元々闇落ちして死亡するというキャラクターであることからそのルートを回避するためにヴェーセルと同盟を組んでいる。

 ヴェーセルのことは大切な友人だと思っている。

 ちなみに、他にも転生者の知り合いはいるが、一番仲がいいのはヴェーセルである。

 趣味は執事をめでること。

 趣味も近い二人だったりする。

 

 

 仮面騎兵ローゼイド

 魔法職の仮面騎兵。

 薔薇をモチーフとした仮面騎兵であり、薔薇の花弁を思わせる覆面と、薔薇の棘を思わせる胴体が特徴。形態を切り替えると薔薇の色が変わる。

『赤』は炎熱魔法、『白』は氷結魔法などというように得意とする属性が変わる。

 ヒールが前衛とするなら、こちらは後衛である。

 こちらはたぶんウィザ〇ドあたりが参考になっている。

 なお変身ポーズはギ〇ツの白いきつねである。

 

 

 ルーナ・タイガーアイ

 年齢十八

 ウェーブのかかったロングの金髪巨乳メイド。

 ヴェーセル直属のメイド。

 獣人の血を引いており、身体能力だけであれば仮面騎兵に勝るとも劣らない。

 また、炊事や洗濯など、家事全般に関しても万能である。

 一番得意なのは紅茶をいれること。

 趣味は紅茶とお菓子作りである。

 主の喜ぶ顔を見るのが好きらしい。

 幼少期に家族を失い、孤児になったところをヴェーセルに拾われた。

 ゆえに、価値観の根本的な部分にヴェーセルへの忠誠心がある。

 例え、本当に死んだとしても、それでヴェーセルを守れるなら悔いはない。

 ジニーやアルのことも、妹のように思っており、彼女らの為であっても、命を懸けることができる。

 

 

 ジニー・セカンドハンド

 年齢十五

 紺色の長い髪で、眼鏡をかけている。

 孤児院で育ち、ヴェーセルのメイド兼、家庭教師を務めている。

 両親の記憶などはないものの、自分を引き取り、様々な環境を整えてくれたヴェーセルには心から感謝している。

 魔術を得意としており、魔術の実技を苦手としていたヴェーセルにあれこれ教えていた。

 魔術師としての技量は確かなものであり、仮面騎兵などの例外を除けばこの国でも十指に入る。

 半面、メイドとしての能力は非常に低い。

料理は大体焦がすし、掃除は間違って物を倒したりする。そもそも運動神経が壊滅的である。

 趣味は読書であり、食事や風呂も忘れて没頭することもしばしば。

 魔導書のみならず様々なものを読み漁る乱読家。

 いわゆる官能小説も読むが、この世界にでは十八禁などという年齢制限はないので問題なし。

 ちなみにヴェーセルもジニーに勧められていろいろ読んでいる。

 最近は、本の台詞を全部ジニーが読む、というとんでもないセクハラをヴェーセルに強いられている。

 

 

 アル・レジェンダリー

 年齢十四

 銀髪に虹色の瞳。ただし、右目は眼帯で覆われている。

 視力や聴力が人より優れており、気配を消す術も持っていることから密偵として活躍することが多い。

 ヴェーセル直属メイドの一人だが、家事はさほど得意ではない。

 ジニーほど酷くはなく、得意ではない程度。ジニーは本当にダメ。

 過去に住んでいた村がゴレイムに襲われた際に、一人だけ逃げたことがトラウマになっている。

 その後孤児になっていたところを、人材を探していたヴェーセルに取り立てられて今に至る。

 幼少期の凄惨な経験もあって表情は変わらないが、感情自体は豊か。

 趣味は、格闘技。

 よくルーナに教えてもらっている。また、観戦するのも好きで、時々ルーナと一緒に見に行っている。ジニーとは、対魔術師戦について話すことが多い。

 実は自分の容姿にコンプレックスがあるが、ヴェーセルはいつも「かわいいかわいい」と言ってくれるので好き。

 なので、大抵のセクハラは受け入れている。

 

 

 

 フィリップ・フォン・アルブヘイム

 年齢十五

 王国の第一王子にして尖った耳をした美少年。

 成績優秀で、魔術の天才でもあり、この国では十指に入る。

 ヴェーセルの元婚約者。

 ヴェーセルが仮面騎兵に選ばれたことをきっかけに、元々愛憎を向けていた彼女に対して婚約破棄を行った。憎んでいた理由は、「愛情を返してもらえなかったから」であり、並々ならぬ感情を向けていた。

 結果的にアメリアに取り入られてしまい、多くの人を危険にさらすことになり、追放されることになった。一応ざまぁと言えばざまぁである。

 現在は、修道院でおとなしくしている。

 趣味は手紙であり、アメリアやヴェーセルにも大量に送っていた。

 今でも家族には送っているようだ。

 

 レグルス・フォン・アルブヘイム

 年齢四十

 国王。

 とにもかくにも王国の運営を第一に考える合理主義の男。

 第一王子のことは既に記憶から消した。

 彼への手紙はすべて部下が代筆している。

 

 ラベンダー

 貴族の一人。

 ヴェーセルとはよく話すようになった。

 

 パンジー

 貴族の一人。

 ヴェーセルとはよく話すようになった。

 

 アメリア・ローズマリー

 年齢十五(享年)

 『ドラゴンライド・アルブヘイム』の主人公であり、フィリップの新しい婚約者だったが、その正体は、人の魂が土の体に転生した怪物、ゴレイムだった。

 生前の「キラキラしたものが好き」という思考が反映され、宝石を盗み、眼球をほじくり出す嗜好をもった最悪の化け物。

 眼球からレーザーを射出する能力を持っており、その威力は仮面騎兵を一撃で戦闘不能に追い込むほど。

 人を食うことで力をつけていたが、ヒールとローゼイドのコンボに敗れた。

 フィリップに近づいたのは、宝石を持っていそうだったのと、目が綺麗だったから。

 

 

 余談だが、ロックゴレイムのモデルはワームとグリードである。

 ロックゴレイムはストーンゴレイムを作ることができ、ストーンゴレイムはまれにサンドゴレイムを産み出す。

 ロックゴレイムがどこから生まれるのかはわかっていない。

 現状仮面騎兵以外のあらゆる攻撃手段が効かず、魔術での拘束が精いっぱいである。

 これはゴレイムが異常に硬いことが原因であるとわかっており、実はゴレイム同士が戦闘をすれば傷はつくことが判明している。

 もっとも、ゴレイム同士で争い合うことは非常に稀である。

 

 

 余談その二

 仮面騎兵はいずれも天より装甲が「降ってくる」。

 そして、ゴレイムは地より生まれ出る。

 天より与えられた龍の力が、大地の悪魔を打ち滅ぼさん。

 

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