ゲヘナ学園所属の夏油スグリです
この世界は夏油スグリを説得できた世界です。なのでゲヘナに戻ってきていますし、ヒナとも仲直りしています。え?夏油スグリが犯した罪?知りませんね!
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「これでよし。」
これでまた罪を償うことができたのだろうか?
・・・おそらくまだだろう。夏油スグリは数か月で多くの人を呪い殺した。その人物たちがいくら犯罪者のみだろうと殺人は許されることではない。
「だからこそ、後戻りをできなくしたのに・・・。」
風紀委員長である空崎ヒナ。今の私の親友でもある。
「だが、こうして名が知れたことでゲヘナでヒナと同等レベルで恐れられるようになったのはよかったかな?」
私は事務職が得意というわけではないのでこうしてヒナと役割を分担するようになった。
罪を犯したものたちを捕まえる。その傍らに呪霊を取り込む。
昔はこれで多くの呪いを取り込んだものだ。今は一日に10体取り込めばいい方だ。
だが、これでいいのだ。幸いにも私の戦闘能力は呪い関連がなくとも高いのだ。現在持っている呪いの数も少なくて済む。
そういえば、キヴォトスで最強は夏油スグリという噂を最近きいたことがある。
・・・私はみんなが思うほど強くはないのに。
そんなことを考えて道を歩く。
突然、声が聞こえてその方向に向く。するとそこには
"やっ!スグリ!"
そこには私の恩師がいた。
「先生何してるんですか?こんなところに護衛もつけずにいたら死にますよ?」
私は忠告するように言うと"はいはい"と適当に返事をされた。
「・・・先生は知っていると思いますけど、あなたは弱いんですよ。これ以上一人でゲヘナにいないでください。」
"でも今はスグリがいるから"
「・・・そうやってすぐにほめたりするから先生には変な人ばっかり来るんですよ。」
正直この言葉は私らしくないと思った。心なしか敬語もいつもより丁寧になっているような気もする。
私は先生の方を見るも先生は何もないようにいつも通りの顔になる。
"ははっ、変な人ね・・・。私の近くにくる人はみんないい子だよ。"
「・・・無自覚ですか?」
もしかして・・・先生ってまじめに気づいてない?まさか本当に馬鹿なのか?
私はついそのままため息をついた。
「先生は・・・ヒナの方に行ってほしい。私は大丈夫だよ。それよりも多少マシになったとはいえ、まだ仕事は多いから。・・・もちろん、学校までは私が送るよ。」
"そうやってまた犯罪者になったらいけないでしょ?"
「ならないさ。今は、そんなことに割く熱意もないし、そして何より親友のヒナが大変そうだからね。手伝った方がいいとそう思っただけだよ。」
そう言ってヒナがいる本校舎まで先生を送る。
「先生。私にできることがあれば、手伝ってあげるさ。」
"うん。その時はまた頼むね"
先生はそう言いながら校舎の中に入っていった。
私はため息をつき、後ろを向く。
「さてと、めんどくさいんだ。さっさと出てこい。」
「へー気づいてたんだ。」
そこにはそこそこの数の不良たち。風紀委員内でも特に危険視されていた集団だった。
「最強だか、最恐だか忘れたけどさあ。結局はあんたもあたしたちとおんなじ犯罪者なわけじゃん。」
「・・・。」
「なのにさあ。なんか調子乗ってんじゃねえの!」
不良たちの装備はまるでプロの武器のように高そうなものだった。
何者かがバックにいることは確実だろう。
そう考えて私はしっかりと二節混の状態から直した游雲を取り出す。
「確かに私は犯罪者だけど、君たちと同じにしてほしくはないかな?」
「ああ、そうかよ。まあ、お前を殺しにきたんだ。雑談は終わりでいいな?」
「なにをそう律儀に聞くんだい?勝負はもう始まっているさ。」
ドガアアアアン
「なんだ?」
「わからん。なぜか、後ろにいる部隊のほとんどが壊滅した!」
混乱する彼女たちを見ながら私は歩き始める。
「私をなめるのはよした方がいいよ。まあ、もう聞こえてないか。」
次の瞬間には不良は壊滅していた。
「校舎を襲うとどうなるかわかった?」
「すみませんでした・・・。」
この騒ぎに気づいてかヒナを合わせた複数の風紀委員が出てくる。
「やあ、遅かったね。終わったよ。」
私はさわやかな笑顔でそう言って見せた。
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後書き的なやつ
これ、別におまけの最終回っていうわけではないです。この先も気ままに書いていく感じですかね。
夏油スグリがゲーム実際に実装されたときの性能とか考えたい。(願望)