夏油傑?いえ、夏油スグリです   作:ロールクライ

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作者から
ごめんなさい。先に言っておきます。最終回になりませんでした!無計画ですね。


最後の呪い合い(1)

 

ヒナたちと戦って数か月がたった。私は今も呪霊集めをしている。

「・・・ゲトウソレヨリ何故、ワザワザ宣戦布告スル?イキナリヤレバイイダロウ?」

「ミゲル・・・それを言ってはいけないよ。それに相手も強者なんだ。敬意を表するする必要があるだろう?」

「ワタシハソウハ思ワンガナ。」

この片言な言葉を話すのはミゲルだ。呪力をもち、呪いが見える。私の今の相棒だ。・・・もちろん、ヘイローはあるし女ではあるのだが、まさかこの世界にこんなそっくりさんがいるとは思わなかったよ。

「さて、いこうか。シャーレにそしてキヴォトスに絶望を布告をするよ。」

 

 

 

シャーレの建物から先生が出てくるのを確認し、先生のもとに移動する。

「久しぶりだね、先生。」

"夏油スグリ!"

「・・・ああ、何今先生を殺すつもりはないよ。ただ、今は発表しにきただけさ。」

先生のピンチを感知したからなのか。どこからか生徒が現れる。

"発表?"

「そうだ。よく聞いておけよ?今からちょうど1週間後私はキヴォトスに宣戦布告をする。戦場となるのは先生が今まで関わってきた学校だ。先生は頑張って人助けをしたんだろうけどそれを破壊しにきた。その学校たちには各自治区に200の呪いを放つ。だが、もちろんこの程度で済まさない学校もある。キヴォトス三大校である。ゲヘナ、トリニティ、ミレニアム。この三校にはそれぞれ1000の呪いを放つ。思う存分、呪い合おうじゃないか。」

これを言い終えた直後に生徒たちが銃を私に向けた。

「言いたいことはそれだけか?」

「ああ、そうだよ。だけど、私より、先生の方を気にしてあげたら?」

先生の周りには4級クラスの呪霊が複数おり、先生を襲おうとしていた。

生徒たちが呪霊を片付けている間に私は鳥型の呪霊を出し、乗る。

「ああ、言い忘れていた。先生、私の狙いは先生あなただ。だから殺されたくなければ、少数精鋭の人を集めて自分を守るんだな。」

私はそのまま撤退した。

 

 

 

 

1週間後。

 

「ミゲル。君の役はあくまで足止めだ。何も彼女を倒す必要はない。念のため、君に私がもつ特級7体のうち、2体を預けておく。片方はともかくもう片方は逃げるときに使いなさい。」

「ワカッテル。聖園ミカの相手はマカセロ。」

「頼んだよ。」

夏油スグリはミゲルの言葉を聞くと自身の行くべき場所に向かう。

 

場所は何もない広場。近くには廃ビルなどがあるもそこには誰もいない。

広場には夏油スグリ。

 

そしてその目の前には空崎ヒナ、小鳥遊ホシノ、剣先ツルギ、美甘ネルの4人の生徒。そして先生。

「なるほど、君たちが先生が厳選した生徒たちか妥当だね。」

「・・・聞いたぜ。多くの人を殺したんだってな。」

「キシャーー!」

剣先ツルギと美甘ネルがこっちを見て睨む。

「・・・人を殺したか。まあ、確かにそうだ。私は私の大義を優先しただけのこと。その過程などもはやどうでもいい。だから、空崎ヒナと小鳥遊ホシノ君たちにも容赦はしない。」

「私たちも覚悟を決めてきているの。あなたが元同僚だとしても容赦はしない。」

「おじさんも同じくー、容赦はしないよ。」

「・・・そっか。その言葉を聞いて安心したよ。容赦のある戦いはもう戦いとは言わないからね。」

緊張が走る5人。

そこに先生が言葉を発する。

"スグリ・・・君を止める。"

「そうかい。止められるといいね。」

そういうスグリの声は冷たい声だった。

「・・・君たちは強者だ。それだけはわかる。だからこそ、私も武器を使わせてもらおう。」

そう言ってスグリが取り出したのは三節混だ。

「特級呪具游雲。私がもつ最強の呪いの武器にして私のスタイルとかみ合った武器だ。」

「・・・そう。私たちもあなたに備えて強力な武器をそろえてきたの。」

「まあ、これ以上の雑談は時間をつぶすだけだ。始めようか。」

「・・・そうね。始めましょう。」

 

空崎ヒナの射撃とともに4人が駆け出す。

夏油スグリは飛んでくる銃弾を游雲で叩き落としながら進む。

一番最初に夏油スグリの射程に入ったのは美甘ネル・・・彼女だった。

「まあ、君からだね。」

「ははっ!光栄だね。」

美甘ネルの射撃。それは至近距離であるがゆえに、さすがの夏油スグリでも全て叩き落すのは不可能である。だが、着実に美甘ネルと夏油スグリの距離は近づいていた。

さらに言えば、足の速さや身軽さは美甘ネルの方が上だろう。

ただ、夏油スグリが腕を振るう速度だけは美甘ネルよりも上だった。

「っ!」

游雲がかすっただけされど強力な一撃であることにはかわりなかった。

美甘ネルはすぐに下がろうとするも、逃れることはできないかった。

游雲の強力な一撃が彼女を直撃した。防御はしているも一撃でやられてもおかしくない威力だ。

「生きているかい?」

「・・・サイコパスかよ。自分でやっておいて・・・。」

「軽口が話せるくらいには大丈夫か。」

 

他のメンバーが彼女を守るように突撃してくる。

すると、夏油スグリの後ろから呪霊が大量に出る。

「邪魔だね。」

次に狙われたのは、剣先ツルギだった。

剣先ツルギはすぐに攻撃の態勢をとる。

夏油スグリは游雲を放つもそれがあたることはない。

剣先ツルギはしゃがんで避けていた。そうこうしている間に夏油スグリの横には空崎ヒナと美甘ネル。

後ろには小鳥遊ホシノがいた。

全方位からの射撃。一般的な銃なら夏油スグリは無傷だろうが、これは対夏油スグリ用に改造された銃だ。どれも夏油スグリにダメージを入れられるほどに強力である。

さすがの夏油スグリもいくつかは防ぐも多少銃弾があたる。

夏油スグリはすかさず、呪霊を出す。

振動を操る呪霊だ。呪霊は地面に攻撃して全員の態勢を崩す。

夏油スグリは游雲を振り回し、着実に全員にダメージを負わせる。

「少し距離をとろうか。」

衝撃波を操る1級の呪霊を出し、全員を吹き飛ばす。

その中でも一番吹き飛ぶことのなかった小鳥遊ホシノに游雲で攻撃する。

その攻撃は小鳥遊ホシノの顔に直撃したようでさすがの小鳥遊ホシノでもかなりのダメージを負ったようだ。

「いててて。おじさんでもその攻撃が何回もくるのはきびしいかなー。」

「その顔で言われても説得力ないね。」

夏油スグリはすかさず攻撃するも小鳥遊ホシノは盾で防ぐ。

後ろにのけぞりながらも攻撃を続行する小鳥遊ホシノはさすがとしかいいようがないだろう。

その間にも剣先ツルギと美甘ネルが近づいてくる。

夏油スグリはすぐに術式をもった呪霊を出す。

この呪霊は触れた場所を爆弾に変えるというものなお、生物を爆弾に変えることはできない。

だが、すでにここら一帯の空気は爆弾に変わっている。

ドカーン

「ちっ!」

美甘ネルはすぐに態勢を立て直すも剣先ツルギは爆発が直撃したのか少しよろけた。

夏油スグリはよろけたことを見逃さない。

剣先ツルギに游雲が直撃した。

さらに追い打ちをかけるように呪霊を出す。

しかし、呪霊が剣先ツルギに届くことはなかった。

空崎ヒナだ。

「一番遠くに吹き飛ばしたはずだけど、もう帰ってきたのか。」

「言ってるほど、速くないと思うけど?」

「そうかもね。」

 

夏油スグリは考えていた。このまま戦っても時間を無駄にするだけ。

なら、分断すればいいと。

 

夏油スグリは特級の呪霊を出す。

「じゅ、ジュ。オマエラ、誰?」

自転車に乗った肉塊。先生も夏油スグリと相対する生徒も誰もがそのキモさに驚いた。

「小鳥遊ホシノを狙え。」

"!ホシノを一人にさせるな!"

先生が気づくももう遅い。

「りょ、領域展開。」

肉塊は夏油スグリが見た中で唯一この世界で領域が使える呪霊。必殺効果こそないものだが、外からの攻撃に強く、孤立させることに向いている。

「なんだか知らねえけどよ。展開しきるのが遅えぞ。」

夏油スグリは忘れていた。美甘ネルの速度を。

「はやめに倒されてもめんどうだな。」

夏油スグリは領域の中にもう一体の特級をいれる。

「二人を孤立させてどうするの?」

「殺すんだよ。私がもつ呪霊でも選りすぐりの強力な呪霊が2体彼女たちと戦わせている。」

「特級とかいうやつだったか。」

「・・・そういえば、ヒナには言っていたかな?」

「呪霊とやらについては少しあなたが教えてくれたでしょ?でも、昔のときでも特級とやらはもってるってきいた。今ではもっともいそうだけど?」

「あいにく、私の現在の手持ちにはもういないよ。それが見たいなら、別の戦場にでも行って来たらどうだい?」

「・・・言ったでしょ。私はあくまであなたと戦いに来たの。それに、別の戦場はみんなを信じてるから。」

「そうか。・・・ところでそろそろ再開しようか。」

「そうね。」

「キシャァァー!」

剣先ツルギがいの一番に飛び出る。

「次は君からだ。剣先ツルギ。」

游雲で攻撃する夏油スグリ。

剣先ツルギはかすってよろけるもすぐに動き始める。

「そういうところは美甘ネルより厄介だね。」

タコの呪霊を出し、足を固定する。

そこに游雲で攻撃する。

さすがの剣先ツルギも頭に攻撃をいれられ、意識が朦朧としている。

そこに低級の呪霊を呪力で強化し地面に向かって攻撃する。

地下は水道となっているようでそこに剣先ツルギは落ちていく。

その地下水道にはおびただしいほどの呪霊がいた。

「君のことだ。死ぬことはないと思うよ。ただ、しばらくはこの呪霊たちを相手していてくれ。」

夏油スグリはすぐに前を向く。

「これで先生と空崎ヒナ。君たち二人だ。」

「・・・。」

空崎ヒナの考えていることはただ一つ。負けるかもしれないただそれだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

後書き的な奴。

 

無計画すぎてに一話で終わりにしようとしていたのに思ったより長くなって一話ではなく二話にわけようかなと思いました!

ゴメンナサイ!

 

 

 

 

 

 

 

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