ネフィリム・ホロウ〜無類の機械好き、ロボゲーに挑まんとす〜   作:煌天

1 / 12
初めての小説です。対戦よろしくお願いします。


序章/新たな世界を求めて
第一話 宝探しに出かけよう


「おぉー、でけぇー」

僕は今、日本で最も大きなゲームの展覧会であるJGE「ジャパン・ゲーミング・エキスポ」のメガフロートサイトで大きなARの黄金の龍を見上げている。凛々しく佇む黄金に輝く龍は、最近一番話題が絶えない神ゲーの中に出てくるボスキャラらしい。

 

「こんなにリアルな敵が出てくるのか…」

流石は、時代の3つ先を行くと言われているだけある。ARの都合で半透明でなければ、そういう生き物だと錯覚しそうな威圧感をひしひしと感じる。

 

 

おっと、こんなところで突っ立って入られない。僕がわざわざリニアではるばる東京まで来たのには理由がある。面白そうなゲームを探すためだ。

 

僕は無類の機械好き(機械オタク)だ。機械だったら歯車から電子基板まで、どんな話題にでもついていける自信がある。家でも木材や鉄板、果てはレンタル3Dプリンターを使ったりして色々工作している。しかし、最近金欠で大掛かりな装置を借りたり、素材を買ったりするのが大変になってしまった。

 

 

そこで僕は、一回買ってしまえば無限に遊べるゲームを買って、溢れ出る機械欲を消費しようと考えたわけだ。そしてちょうど東京で開かれていたJGEに来て、いろんなゲームを見ようと思ったわけだ。

 

「さてさて、何か面白そうなゲームはあるかな〜」

 

すると突然

「パッパラパーパッパー」

と陽気なファンファーレが聞こえて虚空に華やかな舞台の映像が映し出される。そして、

 

「ハローワールド! ハロージャパン! 特設ステージから愛を込めて!」

 

そんなふうに、明るい声でハキハキと話す女性が登場する。おっ、この人は確かいろんな媒体で見かけるモデルの人じゃないか?あんまり雑誌とか見ないから名前は覚えてないけど、リアルイベントに出てくるって素直にすごいことなんじゃないか?

 

………

どうやら、これから発売されるいろんなゲームの宣伝をしていくらしい。目星の物があって来ているわけでもないし、しばらく見ていくとしよう。

 

………

「次は、ネフィリム・ホロウ2の紹介です!」

ホロウ?hollow?窪み?なんのことだろうか。とりあえず見てみるとするか。

 

…お、男がいるな。なんだ血を流して死にかけじゃないか。サバイバルゲームか?

…銃剣のライフル?FPSか?

…いや、なんか面白そうなナビゲーションデバイスが出てきた。

…なんだこの獣、生物らしくない…あの断面!まさか機械生命体?

…いやこれ弾切れは死ぬんじゃないか?

…うおっ、なんか巨人?みたいなのが降りてきた。そして獣を踏みつけて、一撃か。

…えっ、この巨人の声の質、こいつも機械か?

…ははっ、この巨人ジョーク飛ばせるのか、すごいな。

というか、この巨人の名前がネフィリムか。なるほど。

…これ、ロボゲーじゃないか?

 

なるほど、演出がうまいな。このゲーム面白そう。世界観とか、分類とかあまり分からないけれど、ロボが出てくる事は確定かな?何はともあれ、発売会社のブースに行って、実地調査してみよう。




わかる人向けへ この物語の始まりはスカイスクレイパーぐらいです。

どのくらいの長さが一番読みやすいですか?

  • 1000字程度
  • 1000〜1500字程度
  • 1500〜2000字程度
  • 2000字以上
  • 内容によって変わってもいい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。