ネフィリム・ホロウ〜無類の機械好き、ロボゲーに挑まんとす〜   作:煌天

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えっ?遅い、3ヶ月以上立ってるって?そんなわけ、、、ほんとだ…
いやっ、コレは違う!私の周りだけ重力が極端に大きかったんだ!だから私の1ヶ月が外界のこんなに長い時間になったんだ!だから私悪くない。


本当にお待たせしました。

2024/08/10 表記方法に一部修正


第十一話 長すぎる試験

僕の目の前には、赤く点滅するウィンドウが表示されていて、そこにはエラーの文字とともに、[ネフィリムライダー]なるライセンスの取得を要求する文章が書かれている。

 

名前から察するにネフィリムに乗ることを許可してもらうのに必要になってくるライセンスなんだろう。このゲーム、ライセンスなんていうやり込みしたくなること必至のシステム持ってるのか…。

 

しかし、いかんせんどうやって取ればいいのか、とかじゃあそもそもないとどうなるのか、とかどこで取れるのか、などわからないことが多すぎる。

 

自分知らない知識はどれだけ考えてもわからないものだ。だから僕は登録作業の間ずっと待ってくれていた二人の方に顔を向け、

 

「これってどういうことですか?」

 

と、このウィンドウの意味するところを尋ねた。

 

それにしてもこの2人には今日だけでも何度も手伝ってもらったり、質問に答えてもらっちゃってるし、近いうちにお礼とかしないといけないな。また落ち着いたら考えよう。

 

 

そんな計画はさておき、質問に答えてくれたのはニアさんだ。

 

『そのライセンスは、ネフィリムに乗るときに必要になってくるアイテムで、ネフィリムカンパニーに所属し、ネフィリムを商売道具として使う職で登録した人が配属前に要求されるんですよね…。』

 

……ん?言葉に先ほどまでの溌剌さがない。もしかしてニアさんはこのライセンス、持ってない?

 

 

そんなふうな疑問が顔に出ていたのか、

 

「私はもともと戦闘職を希望していたんですけどね…。このライセンスが取れなくて、そのおかげでジョブを取っても何もできなくて、結局【武器職人(ウェポンメイカー)】に転身したんですよね…」

 

と、ニアさんは苦笑しつつ答えた。

 

 

なるほど、ここはこのジョブに就くための一つの鬼門ってことなんだろう。なら、出来るだけ試行回数を増やしたいし、さっさと始めちゃうか。じゃあ早速取ろ、うか、な……

あっ、

 

「ライセンス取るにはどうしたらいいんですか?」

 

そう、いつ取るにしても肝心のことを聞けていなかった。

僕はまだこのワールドのマップ把握できてないから、またニアさんに案内をお願いすることになるかもしれないな、などと考えていたが、予想とは違う人から反応が帰ってきた。

 

 

「この場でのライセンス取得を所望されるのなら、すぐにライセンステストが始められますが、いかがいたしますか?」

 

 

声の先を探すと、さっきニアさんと話していた受付NPCだった。やっぱり受け答えにAIぽさが感じられない、すごい技術だ。今のだって他のプレイヤーの言葉を遮らないように話し始めたし、言葉のアクセントもよくある合成音声っぽさを全く感じない。日本語って難しいはずなのになんでこんなAI一台にこんな技術が使われてるんだろう…もしかして本当は中に人がいるとかなんじゃないの?

 

 

……………ごほん。

それで、このままテストを行うか、か。まぁネフィリムに乗る時に要求されるなら、早く取ることに越したことはないんじゃないのかな。

 

 

「じゃあ、このままお願いします。」

 

 

すると、受付NPCは今まで座っていた小さな部屋から出てきて、僕の近くに設置されているものに近づいた。そして、その黒い板が途中で曲がった形をした、いわゆる僕らの想像する未来の操作盤のようなものに触れる。するといくつかのホログラムウィンドウが浮かび上がり、NPCは出てきたウィンドウに対して少しばかりの操作を行なった。

 

しばらくして受付NPCは顔を上げると、僕に対してこう宣言した。

 

「準備が完了しました。ライセンス[ネフィリムライダー]取得テストを開始します。」

 

 

 

 

その言葉と共に僕の視界は暗転した。




救急隊員(レスキュー):
救急隊員の使命は、原因がネフィリムに基づく災害・事故・事件での負傷者や救助者を現場から安全な場所へ避難させ、市民の命を守ることである。
ネフィリムは、天よりもたらされた人智を超えた善悪を持たぬ力。その力によって生まれた絶望を希望に変えることこそが、救急隊員の力である。

ライセンス[ネフィリムライダー]
ネフィリムカンパニーが提供するネフィリムに搭乗する時に必要なライセンス。このライセンスを持たずして、ネフィリムカンパニーの提供するネフィリムに乗ることは不可能である。
ネフィリムは、天よりもたらされた人智を超えた善悪を持たぬ力。故にこの力を自由に扱えることは、世界の混沌を意味する。力が悪意を持ったものに使われることを嫌い、使用者を管理するためにこのライセンスは造られた。


ネフィリムライダーは、仕事の中でネフィリムに乗ることが必要な時に要求されるライセンスです。
わかりやすく例えるなら、トラックドライバーの免許みたいなものです。つまり、レスキューはネフィリムに乗って人を助けに行くということです。

カンパニー産のネフィリム、つまり市場に流れるネフィリムのほとんどは搭乗時にライセンスを要求してきます。ですが、ネフィリムカンパニー以外の組織ではライセンスを要求されません。コレは各組織が運用するネフィリムは独自確保した機体(ごく稀にカンパニー産ネフィリムの改造品)だからですね。



新環境つらすぎ…
多分また開きますが、のんびりお待ちください。
果たして見てくれる人はいるのか…

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  • 内容によって変わってもいい
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