ネフィリム・ホロウ〜無類の機械好き、ロボゲーに挑まんとす〜 作:煌天
それ以上になる可能性もありますが、どうかご容赦ください。
『突如、空から人の形をした悪夢が降りてきた。ビルをも容易く踏み潰してしまうような巨体を以て、悪夢は世界のほとんどを滅ぼした。彼らの名前は、ネフィリム……。
『初めて空から巨人が降りてきた日、人々は恐怖し恐れ慄いた。巨人に生活を破壊され、あまつさえ命をも奪われてしまう事を。
『果たして、人々の不安は現実となった。世界の八割は巨人の攻撃によって失われた。文化も国も、人でさえも…。
『しかして、二割の人類の生き残りは巨人に恐怖しつつも屈することはなかった。
『武器を持ち、立ち上がり、巨人に立ち向かった。失われた生活のため、己の命を守るため、失った友の仇を討つため…。
………
『最初の悲劇から数十年が経った頃、人類はついに巨人を手の内に収めた。
『人々は巨人を制御下に置き、一つのパーツとして世界のシステムに組み込むに至った。
『しかし、人類の生き残りは思想の違いからバラバラに分かれてしまった。
『巨人を資源と見做し、世界の覇者に最も近いと言われている〈ネフィリム・カンパニー〉
『巨人を神の使いとして崇め、崇拝する〈天神教〉
『巨人の殲滅を掲げ、所属のネフィリムに自爆装置を付けた上で、無差別にネフィリムを破壊する〈ジャイアント・キリング〉
『世界は、全く異なる考えを持つ3つの組織によって、不安定な均衡を保っていた。
『皮肉にも人類は一人残らず巨人がいる生活に適応し、完全とはいかずとも復興も進み、ほとんどの人は以前と同じような生活を営めるようになった。良い部分も悪い部分も、いままでと同じように…。
『しかし、暴れるネフィリムも依然と存在しており、被害を受ける人や町もあった。
『貴方は巨人がある世界で何をしますか?ネフィリムを駆って他の勢力と戦うもよし。世界の謎を解き明かすもよし。ネフィリムを使って大規模な農耕をするもよし。どこに所属するか、何をするか。全てはあなたの自由です。
『これは、我々の地球から遠く離れた、もしかしたら次元をも超えた先かもしれないところにある、地球によく似た別の星のお話…
「はぁ〜〜〜(感動)」
なかなか味わい深い世界観な事で…。
けれど、ゲームの大まかな形は掴めた気がする。
「プレイヤーはこの巨人であるネフィリムを使って、この世界で自由に生きていくってことか。」
何をしても良いって書いてたよな…。ひたすら露天掘りとかもできるのかもな。
けど、農耕って…。世界観違いすぎない?まぁでもロボに働かせていると思えばありなのか、な?
しかし不思議なことに、俄然興味が湧いた。機械欲ではない。
どこに、と言われると困るような、何か思考の端っこに掠るような、そんな何かを感じた。
正直、よくわからないこともたくさんある。けれど、このゲームは僕の機械欲を満たす、という第一の課題は十二分に達成してくれそうだ。さっきの模型を見る限りただのエセ技術って訳ではなさそうだから、少なくともつまらないってことはないだろう。
よし、買おう!
意外と即決した僕は、ソフトを買うべくカウンターへ向かったのだがここでとあることに気づく。
「そうじゃん。無印と2があるじゃん。」
2は発売がまだだから、予約だけだが…。今予約しなかったら、次いつ手に入るチャンスが来るかな…。
うーん、どうしよう。鞄を漁って財布を覗くと、懐に余裕は…ある。
……………
2分経過
……………
どうしようかと悩みつつも、財布にお金があった時点で気持ちの天秤は傾きつつあったんだよね。
…よし決めた、どっちも買ってしまおう!
2が来るまで無印で練習すると理由を付けて頭を納得させる。
さらば、僕の諭吉先生。未練はない。……ない、うん。うん…
僕は、無印のカセットケースと2の予約申し込み用紙を持って、ホクホクしながらレジに並ぶ。
と、不意に僕は誰かに肩を掴まれる。そして続けて聞こえた男の声。
「せっかくのお楽しみだ。抜け駆けするつもりじゃないよな?」
振り返るとそこには夕日に背を向け、こちらを見ている見慣れた顔があった。
このプロローグ、原作で言及されたことを踏まえつつ独自の世界観も組み込まなきゃいけなかったので大変でした…。
声の主は誰なんでしょう…
前書きにもあるように、1〜2ヶ月ほど私用でお休みさせていただきます。それ以上になる可能性もありますが、どうかご容赦ください。
どのくらいの長さが一番読みやすいですか?
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1000字程度
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1000〜1500字程度
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1500〜2000字程度
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2000字以上
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内容によって変わってもいい