2023年12月。
「やっぱり、楽しいな、これ」
俺は
大学2年だ。
俺は色々と遊んでいた。
遊んでいたのは、DXオージャカリバーZEROとDXキングオージャーZEROだ。
何故なら、理由は先日の王様戦隊キングオージャーの第42話を見たからだ。
その話は、ラクレスの秘密が明かされた話だからだ。
ラクレス・ハスティー。
主人公のギラ・ハスティーの兄で、オージャカリバーZEROを用いて変身するオオクワガタオージャーの資格者だ。
当初は、あまり好きとは言えないキャラだったのだ。
民を見捨て、五王国を支配しようとしていたのだから。
だが、ラクレス王の秘密を見たり、話が進むにつれて、ラクレスがただの敵とは思えず、しばらく見ていた。
シュゴ仮面として復活してからしばらくが経った41話。
ギラに止めを刺すと思われたが、不死身を殺す力を付与されたオージャカリバーZEROを、ダグデドに向けた。
そこからの42話で、色々と明かされた事で、好きになった。
キングオージャーの時系列で17年前、神の怒りが起こった際、ラクレスは何も出来なかった。
その出来事をきっかけに、邪悪に堕ちようと、ダグデドを倒す事を決意する。
そのラクレスが見せた覚悟は、本当に男と言える物だった。
それから、ラクレスの事が尊敬できる様になったのだ。
「本当にかっこいいよな」
俺はそう呟きながら、DXオージャカリバーZEROを持つ。
ちなみに、通常のオージャカリバーなどのキングオージャーのおもちゃも所持している。
やっぱり、キングオージャーのおもちゃは、どれも良いからな。
メモリアルのオージャカリバーも出たから、いずれ、メモリアルのオージャカリバーZEROも出そうだからな。
キングオージャーZEROを持つ中、突然、部屋の中に風が吹く。
「な、なんだ?」
俺は顔を腕で守りつつ、目を閉じる。
それにしても、窓なんて開けてたか?
そう思いながらしばらくして、風が止んだ気配がしたので目を開けると……………。
「…………あれ?ここ、どこ?」
そこは、森の中だった。
さっきまで、自分の部屋に居た筈だ。
それなのに、どうしてこんな所に?
俺は身だしなみを見る。
服装自体は、場所が変わるまでの服装で、靴も履いており、持っているのはDXオージャカリバーZEROのみだった。
マジでどういう事だよ。
すると、ガサゴソと音が鳴る。
「誰かいるのか?」
俺はそう呟きながら、音が鳴った方へと向く。
俺がそれを見ていると、音を出した主が現れたのだが……………。
「……………え?」
俺は呆気に取られてしまう。
それもそのはず。
俺の視線の先に居たのは、巨大な蟻だったのだ。
そんな蟻は、俺の方に少しずつ向かってくる。
それを見て、俺は命の危険を感じた。
「やっべぇ……………!逃げるしかねぇ!!」
俺はそう叫んで、走り出す。
蟻は俺に向かって走り出す。
やべぇ、早い!
俺はなんとか周囲の物を使いながら、駆け出していく。
後ろにいる蟻は、障害物を物ともせずに駆けている。
俺は、ある事を悟っていた。
(…………これ、絶対に異世界転移した奴じゃん!!)
この状況から鑑みて、絶対に異世界転移したというのは、間違いない!
でも、何で!?
俺の心中は、そんな思いで満ちていた。
唐突過ぎるのだ。
しばらく走ると、壁へと追い詰められる。
「しまっ……………!?」
俺がそう言う中、後ろの蟻は、俺を追い詰めたと言わんがばかりに、じりじりと迫っていた。
蟻が迫る中、俺はチラリとDXオージャカリバーZEROを見る。
(これが本物なら、こんな蟻なんて倒せるだろ!ラクレスなら、きっと!)
俺はそんな風に思っていた。
この程度の危機、ラクレスがダグデド打倒に備えていたラクレスの直面する困難と比べたら格段に可愛い方だろう。
すると。
『確認しました。ユニークスキル『
そんな声が聞こえてくる。
いきなり何なんだ。
そう思うが、俺の本能がオージャカリバーZEROを使えと聞こえてくる。
チラリと見ると、オージャカリバーZEROが伸びて、プロップサイズとなっていた。
何もせずにやられて死ぬよりかは、遥かにマシか!
そう思いながら、オージャカリバーZEROのクワガタトリガーを引く。
『
その音声が流れると、荘厳な待機音が流れてくる。
そして、姿を変えるあの言葉を言う。
「王鎧武装!」
そう言って、俺はオージャカリバーZEROのクワガタトリガーを再び引く。
『Lord of the, Lord of the, Lord of the Shugod!』
『オオクワガタオージャー!』
その音声と共に、俺は琥珀に似たエネルギーに包まれると、後ろにゴッドクワガタZEROがエネルギー体として現れ、顎で挟み込まれ、琥珀に似たエネルギーが割れると、俺の姿が変わる。
オオクワガタオージャーへと。
「マジか……………!これなら、やれる!」
オオクワガタオージャーへと変身した事で、力が湧いてくる。
巨大な蟻は、ゴッドクワガタZEROが現れた事に怯えていた。
俺は、オージャカリバーZEROを構える。
「よし!行くぜ!」
俺はそう言って、オージャカリバーZEROを持って、その蟻へと向かっていく。
蟻は、俺に向かって噛みつき攻撃をしてこようとするが、俺はそれを躱して、オージャカリバーZEROを一閃する。
その攻撃は、蟻の顎の部分に当たり、容易に切断をする。
「ギシャアアアアア!?」
「よし!」
蟻は怯み、俺はそう言う。
そして、オージャカリバーZEROのトリガーを長押しする。
『オージャチャージ!』
その音声が流れると、俺はクワガタトリガーを3回倒す。
すると、待機音が流れ、刀身にクワガタの顎を模したエネルギーを纏わせる。
「ひれ伏せぇぇぇぇ!!」
俺はそう叫びながら、トリガーを引く。
『ロードフィニッシュ!』
その音声と共に、俺は攻撃をする。
すると、蟻は攻撃が当たり、そのまま消えた。
俺は息を荒く吐いていたが、変身が解除され、俺はオージャカリバーZEROを見つめる。
「俺が……………オオクワガタオージャーに……………か。夢じゃないな」
俺はそんな風に呟く。
今の俺の胸中には、オオクワガタオージャーになれた事の喜びと、謎の異世界へと転移してしまった事の戸惑いなどが多かった。
だが、すぐに気持ちを切り替える。
「絶対に生き残ってみせるさ。この謎の異世界でな」
俺はそんな決意表明をして、前へと進んでいく。
今回はここまでです。
キングオージャーの最新話を見て、書きたくなり書きました。
あと、気分転換に、ヒナタやマサユキみたいに、転移した感じになります。
現状、リムルと会うのは、大鬼族関連の話になる予定です。
その為、シズさんは死亡します。
ただ、直也と会ってからしばらくして、蘇生させようかなと考えています。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
直也のヒロインはどうするか(再)
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