一花と別れた後で風太郎は自分の携帯にらいはから何通も着信があったことに気がついた。
先ほどまでの一花との話はかなり頭に血が登っていたらしい。全く気がついていなかった。
折り返しかけるとすぐに繋がり、零奈と一緒に行動していることと現在地を教えてもらった。
まだ腹の虫が治らない風太郎はらいはに合流場所を伝えて帰路につく旨を伝えたところ、向こうから待ったがかかった。
曰く、零奈が話したがっているらしい。
「お待たせしました」
渋々ではあるが風太郎はらいはからの電話で聞いていた貸切の屋上へと足を運んだ。
殺風景の屋上の一角で零奈とらいはは夜空を見上げていたが、こちらの呼びかけによって振り返った。
零奈が何を思って自分を呼び出したのかは、おおよその見当はついている。
「すみません。娘さんともはぐれてしまいました。なので今はどこにいるやら……」
本当は自分から距離を取ったのだが、娘を置き去りにしてきたと言うようなものであり正直に言えなかった。
「そうですか……あの」
「なんでしょう?」
「はぐれるまでの間に娘が入れ替わるようなことはなかったでしょうか?」
「……ええ、まあ。一花が出て来ました」
「ああ、そんな……!」
風太郎の答えに、零奈は困惑するように頭に手を当てた。
まるでそうなることを望んでいなかったかのような素振りは、いくらあの娘達が入れ替わったと言えど少しおかしい。
風太郎はすぐさま、出て来たのが一花であったから零奈がこのような態度を取ったのだという推測に至った。
「話も少ししました。どんな話だったか説明する前に俺も聞きたいことがあります」
「……あの子のことですね」
「話が早くて助かります。あいつは一体なんなんですか、人の神経逆撫でするようなことばかり言いやがって」
「…………」
零奈は逡巡する様を見せた。けれどそれも一瞬のことだった。
「いずれあなたには話さなければならないと思っていたことですが、一花は娘たちの中で唯一問題を抱えている子なのです」
「問題……」
確かに性格の悪さで言えば問題は大アリだろうな、と風太郎は思った。
「上杉……あなたのお父さんからあなたがこの仕事をやめたがっていると聞いていましたから、このことを中々お話できず……」
「回りくどい話は結構です。単刀直入に教えてください。問題とはなんですか」
「話せば長くなります。ただ君なら分かるかもしれないので要点で言います」
「……」
「あの子の体質、解離性同一性障害は後天性です。そして発症する前まであの体の持ち主をしていたのが、一花なんです」
「それって……」
後天性の障害。つまり生まれた時は持っていなかったはずが、後になってから症状が出てくるようになったということだ。
今回のあいつらの場合に当てはめるとするなら、元々は一花という一人の人格しかいなかった体の中に後から四人の人格が生まれたことになる。
うまく共存できればよし、そうでなかった場合──
「あいつは他の奴らのことを邪魔だと思っているんですか?」
「その通りです。あの子は他の子達のことを自分の体を奪った敵としてしか見ていません。それに何より、あの子達だけじゃなく、周囲のすべての人間に対して自分が本当の体の所有者だと主張するようになってしまったのです」
「……一花に言われました。自分は四葉の気持ちを応援したいと。だけどその割には俺を精神的に遠ざけるようなことばかり言ってきて……」
「あの子が何を目的にして行動しているのかまでは私もわかりません。ただ、もし自分よりも他の子を優先するようなことを言っていたのであれば、それは嘘である可能性が高いでしょう」
先ほどまでの一花との会話を思い出す。
一花は自分のことを好きとも、嫌いとも言っていた。それだけでも矛盾している。
前者が嘘であることは一花本人も白状していた。真反対のことを言っている以上、嫌いなのが本当だろうか。だけどそれをわざわざ口にする意味とは?
自分の記憶から一花の考えを読み取ろうとしたが、結局答えは出なかった。
実際今目の前で、あいつの実の母親が何を考えているか分からないと、お手上げであることを示したのだ。この短時間で自分が少し考えたところでわかるものでもないだろう。
なんにしても厄介な話だと思った。
なるほど、零奈が話をするのを後回しにしようと考えたのも理解できる。ただの家庭教師の仕事をするには個人に踏み込みすぎた話であるし、しかもこちらは一介の高校生だ。適切な対応ができるわけがない。
「事情はわかりました。正直、それでも支離滅裂なことを言う言動自体まで納得は行きませんが」
「あの子があなたに失礼なことを言ってしまっていたとしたら、親として謝罪します」
零奈がわずかにこちらに頭を下げてきた。
「そういうのは結構です。それよりも問題はあいつだ。一人にさせちまった以上、何をしでかすやら」
「それなら心配には及びません。あなたと一緒であった場合が心配なだけでしたので、あの子が一人になったのなら好都合です」
「それってどういう……」
「これでも私も、あの人も、あの子の親だということですよ」
風太郎と別れた後、一花は自分が所属する芸能プロダクションのマネージャー兼社長、織田へと連絡をしていた。
こんな辺鄙な体質をしている一花であるが、織田の好意によってプロダクションに所属を許してもらえている。
与えられる仕事は大体がモデルの撮影や録音、録画を前提としたナレーターや一人芝居、要するに他の芸能人とスケジュールを合わせなくてもいい小さなものばかりだった。
自分が表に出てこられる日をコントロールできないし、下手な刺激を受けて入れ替わられてもアウトなのだから普通の役者としての仕事は土台無理であることを理解している。
スカウトされた時はそんな事情を知らない織田であったが、だと言うのに事情を知った後も契約をなかったことにせず仕事を持って来てくれる。
自分だってこの業界で大成できないことは分かりきっていることだ。
それでも続けたい理由が一花にはあった。自分が自分であり続けるための理由だ。
だから一花にとって織田は足を向けて寝れない相手となっていた。
「お疲れ様でした」
「一花ちゃん、今日も最高だったよ」
仕事を終えて事務所の前に出て来た一花は、振り返って織田へと頭を下げた。
織田は営業スマイルなのか判断が付かないほど自然な笑顔で返すと、親指を立てた。
「こんな私にお仕事をくださって、本当にいつも感謝しています」
「それはこっちの言うことだよ。君が素晴らしい仕事をしてくれるから次もまた新しい仕事がうちに来るんだよ」
「そんな、私なんて」
「いいから、今はそう言うことにしておいて。もうお祭りは終わりの時間だよね……家まで送ろうかい?」
「それなら結構です。後は僕が引き取ります」
一花の背後から聞き慣れた声がした。
向かい合っている織田からは一花の肩越しに声の主が見えているようで、呼びかけられ目が合うなり背筋を伸ばしていた。
「中野さん! なぜこちらに」
「仕事終わりの娘を迎えに来ただけですよ。何もおかしなことはないでしょう」
一花も振り返る。やはりこの人かという思いで。
背後にはスーツを着た細身の男性、自分の養父、中野マルオが立っていた。
相変わらず無表情で何を考えているか分からない顔だった。だから一花は確認のために口を開く。怒りを込めて。
「"お父さん"、なんであなたがここにいるのかな。お母さんにだって言わなかったのに」
「その零奈さんから連絡をもらったんだよ。君の番が回って来たとね」
「その呼び方をしないで!」
マルオが話しかけるや否や、一花は絶叫した。
言葉をぶつけられたマルオ本人はどう思っているかは知らないが、意に介さないような風であり、代わりというわけではないが織田がオロオロとしていた。
「お母さんのことを名前で呼んでいいのはお父さんだけ! あなたが呼ぶ資格なんてない!」
「君もさっき、僕のことを父と呼んでくれたと思うのだが?」
「皮肉のつもりだったのに理解できなかったのかな? 頭良いって聞いてたけどその程度なんだ!?」
「……僕は、君たちのことを心から娘だと──」
「聞きたくない!」
「──」
マルオの言葉を遮って叫んだ後、返しの言葉はなかった。
しばらくの間沈黙が続き、後ろではひたすら織田が二人を心配げに見て来ているのが不憫に思えてならなかった。
これ以上続ければこの人の迷惑になる、そう目を伏せ自分に言い聞かせた。
「私を迎えに来たんでしょ。ここじゃ社長の迷惑になる。いこ」
「……そうだね」
その後、一花とマルオは停めてあった車へと乗車した。
運転席で秘書の江端が控えており、二人は後部座席に並んで座る形となった。
車が走り始めてからしばらくしても二人の間に会話はない。ただ、一花が少しでもマルオから距離を取ろうと扉側により、窓ガラスの縁に頬杖をついていた。
車の中の光景はまるで時が止まっているかのように変わりがなかった。唯一、ちゃんと時計が時を刻んでいると自覚させてくれるのは窓の外で流れていく夜の街のネオンだけであった。
「一花くん」
「……」
返事はしなかった。
「もうずっと昔の話だが、君の本当のお父さん……無堂先生のことは、残念だったと──」
「あーあ、仕事して疲れちゃったな。私少し寝るね」
何をマルオが言おうとしたのかはわかる。だけどそれを最後まで聞くことはなかった。
マルオにも聞こえるように、そして話を聞きたくないからわざとしているとわかるように含みのある口調でそう言うと、本当に眠ろうと目を閉じた。
後のこの人の相手は他の誰かに任せようと思ったのだった。
幸い、仕事で疲れていたのは本当のようで自分でも少し驚くほどあっさりと意識は泥の中へ沈んでいった。
最後に、薄れゆく意識の中で考えていたのは、自分にとって大切な"あの頃"の記憶。
(またあの頃に戻りたい……私と、お母さんとお父さんの三人だけのせい、かつ……)
入れ替わりのタイミングというのは結構誰かに説明しようとすると難しいものだ。
何せ人格が入れ替わるなんて経験自体普通の人間はしないのだから。
だがあえて説明するために表現するなら、入れ替わりの感覚というのは"違和感"である。
自分の番になったって「君の番だよ」なんて天の声が教えてくれるわけでもない。
だから目覚めた時の感覚で自分が表と裏のどっちなのかを判断するしかないのだ。
そして彼女達は五分の一の確率でしか表に出てこれないから普通は裏にいる時の感覚に慣れている。表に選ばれた時は逆にすぐにわかる。裏にいる時よりも少しだけ感覚がリアルなのと、何を言っているのかと笑われるかもしれないけど自分で体を動かそうとしないと動かないのだ。
いつもだったら他の誰かが勝手に体を好き勝手にしてくれるのに。
だからすぐに気がついた、一花が眠った後、自分の番になって目覚めたのだと。
起きて早々、開口一番に彼女は言った。
「げ、私がパパの相手しなきゃなの?」
「二乃君か」
「ええそうよ。生意気な娘が続いて悪かったわね」
「構わないよ」
「構ってよ。そうやって娘に無干渉でいるからみんなに距離を取られるのよ」
「僕の感覚では、一花君の次に距離を取っているのは君だと思っているのだけどね」
「揚げ足を取らないで」
嫌なタイミングで出てきたな、と先ほどの一花と同じようなポーズで二乃は思った。
普段だったら父親と一緒にいる時は無視するか、適当にあしらっている。だけど先ほどまでの一花が振る舞った険悪な態度の後で、自分まで同じように振る舞うのは気が引けたのであった。
別に自分は一花のように本気で父を嫌っているわけではないし、父と認めていないわけでもない。
ただ、一花のように実父への愛情も理解できるからこそ、いけしゃあしゃあと後夫の座に着いたこの人が苦手なだけだった。
最近だって勝手に家庭教師なんて雇ったりして憤慨したものだ。まあ、それは零奈も家庭教師を迎えることに肯定的であったことと、先日の"四葉"の一件のせいで思い出してしまったことがあって不問としているが。
「あーあ、私も少し寝ようかしら」
「寝る子はよく育つというからね」
「子供扱いしないで!」
「今は僕の娘だよ」
「ああもう、調子狂うわね! 大体起きてすぐ寝れるわけないじゃない。江端さん、まだ着かないですか!?」
「まもなくです」
ドライバーとしても一流の江端はこれまでのやり取りだって全部聞いていたはずだというのに、聞かれたことのみに端的に答えるだけだった。
そして報告も正確であった。
事実、車は二乃の感覚からして間もなくの範囲内のうちに自宅へと到着した。
車を降りると、中でシートに座ったままのマルオへと振り返った。
父親だけど別々に暮らしているせいで、家へ帰って来たというのに見送られることになる。こういうところも気に入らない。
「それじゃあ一花のことはお母さんに謝っておくから。パパも迎えに来てくれてありがと」
「これも父親の勤めだよ」
「こういう時はどういたしましてっていうところよ。じゃあね」
車から一歩離れ、軽く手を振った。
あの父が返してくれるわけもなく、少しの間の後で車は走り去っていった、
少しだけ見送ってから階段を上り、自分の家へと入った。
花火大会はとっくの昔に終わっている時間だった。きっと一花を捕まえた時点でマルオから零奈にも連絡は行っているだろうし自分の帰りを待っているだろうと思っていた。
だからリビングに顔を出すなり、母の帰宅を確認するより早く帰りの挨拶をした。
「ただいま」
「よ、よう。おかえり……」
リビングで待っていたのは母親ではなく、風太郎だった。
代わりにリビングに零奈の姿はなく風太郎一人だけであった。
二乃の心臓が跳ね上がった。
「風太郎く──上杉!? なんであんたがここにいるのよ!?」
「お前ともう一度話すためだ、一花」
「……」
「どうした?」
「残念、今は二乃よ」
一瞬、予想外の風太郎の出現に取り乱したが一花が目的と聞いて冷静に慣れた。
あの暴君は自分の好き勝手に振る舞って風太郎を混乱させてくれたのだから、納得がいかなかったのだろう。
確か一花が表に出ている間に風太郎と別れた時は帰ると言っていたが、今この場に居るということは零奈から何か言われたのかもしれない。
「くそ、もう入れ替わっちまったのか」
「仕事に行ってる間も色々あったのよ」
「仕事?」
「一花限定だけどね。学生しながらお仕事してるのはあんただけじゃないってこと」
「お前らはそれより勉強が優先だろ……」
「そういう小言は一花本人に言って。それで話って?」
「お前に言ったって仕方ないだろ」
「忘れたの? 誰が表に出てようが裏では一花にだって聞こえてるのよ。それにあの承認欲求モンスターのことだから、自分に関係する話には聞き耳立ててるわよ」
一花本人の経歴を考えれば、モンスターなどという言い方をすれば本人の逆鱗を買うことになりかねないが、生憎こちとら一花と面と向かい合うことは生涯ない身である。それに自分たちだって一花の邪魔がしたくてこんな体質になるよう生まれたわけではないのに、まるで病原菌みたいに一花から扱われるのにうんざりしていたからこれはちょっとした仕返しであった。
「話すだけ話しておきなさい。返事はできないけど、逆に反論がない分言いたい放題よ」
「なら遠慮なく」
そう言うと風太郎は一度言葉を切り、大きく息を吸った。そして──
「お前が何を思って俺にあれこれ言って来たのかは知らん。だがお前の目的のために好きかってされるのは、ハッキリ言ってムカッとしてる。俺の家には借金がある、その借金を返すために家庭教師をやっている。だからお前がお前自身の目的のために勝手をするなら、俺も好きにさせてもらう。お前も、二乃も、四葉も、五月も、まだあったことがない三玖ってやつも多重人格だろうが関係ない。お前ら"一人一人"が俺のパートナーだ。みっちり授業してやるから覚悟してやる。覚悟しておけ」
息継ぎを忘れているのかと思うほど、一息で言い切った。
さっき二乃が言った通り、一花にも言ったことは聞こえているだろうが本人が表に出ているわけではないので反論はあるはずがない。
だと言うのに清水の舞台から飛び降りる気持ちで言ったのか、それからしばらく風太郎は目を瞑っていた。
その間、代理で話を聞いていた二乃も何も言わなかった。
何も、言えなかった。
「……二乃?」
反論が来るはずがないことに遅れて気がついた風太郎が、恐る恐るそう言いながら片目を開けた。
その先にいる二乃はといえば──
「────」
やはり何も言えなかった。
ただ、目を見開いて、顔がわずかに紅潮しているような気がしながら凝視するだけだった。
そして同時に思い出した。五年前のことを。
あの時表に出ていたのは間違いなく四葉であったけども、その記憶は自分たち全員が共有している。
だから昔から知っていた。この男は、自分たちが欲しいと思っている言葉をくれるのだと。
一花の暴走は自分たちだって目に余るものがあるが、気持ちがわからないわけではない。
多重人格者はどの人格が前に出ていようと、同じ人間として扱われる。
この体質に理解がある人だって、表に出ている人格ごとの"対応"をしようとしているだけで、根っこの部分では同じ人間だと扱っている。
だけど風太郎の言葉は、当事者だからわかった。この人は心の底から私たちが五人であると思ってくれている。
母親から一度聞いたことがある。風太郎のノルマは学校を卒業できるようになればいいと。
きっと彼は知らないだろう。自分たちは五人だけど、学校では一人分の成績として扱う為に"テストは全て五月が代表して受けている"ということに。
姑息なやり方だけど、突き詰めれば風太郎は五月一人に集中して勉強を教えればいい。他の人格が表に出ている時でも、五月がわかっていないことがあれば何度も同じことを言い聞かせればいいだけだと言うことを。
多重人格者に対する学校サイドの評価の仕方について考えれば、容易に思い浮かぶだろうことを、頭のいい風太郎が考えていないわけがない。
……もしかしたら本当に考えていないのかもしれないけど、それでも風太郎が当たり前のように五人全員をキチンと面倒見ると言ってくれたのは何より嬉しかった。
こういう、自分では自覚がないけど誰かに寄り添えるところに、四葉は好きになれたのだろう。
そして、私も。
「確かに話は聞いたわ。ならさっさと帰りなさい」
「何だよ……お前も俺のことが嫌いかよ……確かに前に会った時もこんな態度を取られたが……」
「いいから!」
そうして二乃は再び、風太郎を押し出すようにして玄関から外へ押し出した。
これ以上は平静を装った顔をし続けるのが無理そうだから。
今度は零奈の邪魔が入るようなこともなかった。
風太郎を外へ押し出して、一瞬の間の後大人しく階段を降りていく音を聞いた後、二乃はその場で玄関の扉に背もたれをついた。
確かに自分は風太郎と再会した時、五年前のあの子だと思いだせなかった。きっと再会して直後で一番に彼を想っていたのは四葉かもしれない。
だけど今は違う。改めて話していて再確認させられてしまう。
五年前の約束は私たち全員が共有している。だから全員が多かれ少なかれ彼に対して思うところがあるはずだ。
そして私は自覚してしまった。
だから、あの子達に向けて言った
「四葉、悪いけど、私も風太郎君のこと、好きよ」
「それと一花……あんたがあり得ないって言ってたことが、起こるかもしれないわよ」