貞操概念逆転世界に転生!?やったー!   作:夢見る社畜

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第12話 疑似家族⑤

 気が付けば夜ももう10時。いつもなら寝る時間にはまだ早いのだが、奏ちゃんは小学生で成長期。ちゃんと寝ないとよくないのだが……。

 

「だめよ~」

 

「や~」

 

 かれこれ30分はこれである。原因は奏ちゃんによる今日はパパと一緒に寝る発言……おおう、なんか嬉しいなぁ……っていかんいかん。

 

『あー……奏ちゃん』

 

「なあにパパ?」

 

 おおう、今まで聞いたことない甘い声だぜ……君そんな声出せたの?

 

『今夜はパパとママが一緒に寝るから、いつも通り一人で寝てくれないか?』

 

「断固拒否」

 

 なんという硬い意思を感じさせる言葉だ。これはちょっとやそっとではどうにもならんぞ……!?

 

「私はパパの娘。娘とパパが一緒に寝るのは極めて自然なこと。決して他意はない」

 

 しかもめっちゃ喋るじゃん……朝の寡黙で口下手な君はどこへ行ったんだい?

 

 しかし言っていることは間違いではない。もしかしたら初めてできた父親に甘えたいのかも……そうなると、無下に断ることもできない……。

 

 どうしたものかと頭を悩ませていると、聡子さんが口を開いた。

 

「パパとママは仲良しするからだめで~す!」

 

『!?』

 

「大丈夫。私も混ざるから」

 

『!?』

 

「む~!」

 

「……!」

 

 なにいってるんだこの二人は!? 聡子さんはまだしも奏ちゃんまで……やばい、場が混沌としてきた……!

 

 目の前で始まる先程とは違う、女同士の戦いが始まってしまった。ああ、俺はどうしたら……!

 

「……だから……は……わよ~?」

 

「……?」

 

 俺が一人で頭を抱えていると、聡子さんが奏ちゃんに耳打ちをする。すると、奏ちゃんの表情が明るい笑顔になった。……おや?

 

「ええ~!」

 

「わかった。今夜は一人で寝るね」

 

 おお!? あんなに頑なだった奏ちゃんがあっさり……いったい何を言ったんだ?

 

 俺が不思議そうな顔で二人を見ていると、もうすでに話しは終わったようで俺と聡子さんにおやすみというと、奏ちゃんはそそくさと二階へ行ってしまった。

 

『……なに言ったんだ?』

 

「ふふ~秘密で~す。そ・れ・よ・り~」

 

 奏ちゃんを見送ったあと、すすす……と身を寄せてきた聡子さん。

 

「やっと二人っきりになれましたね~」

 

『そ、そうだな』

 

 ああ、なんかムーディな雰囲気に! あかん、この流れはあかんで!?

 

「今日は本当にありがとうございました~。ふふ、あの子のあんなに楽しそうな顔久しぶりに見ましたよ~」

 

『それは……本当によかった』

 

 と、思いきや真面目な話だった。いかんいかん、なに考えてるんだ俺は……。

 

「きっとあの子も喜んでます~。……でも、これからは私の時間ですよね~?」

 

 やっぱえろい話だったわ。めっちゃおっぱい腕にすり付けてくるし耳元で囁いてくるもん。

 

『あー……そ、そうですね?』

 

「ふふ、緊張してますか~? ……ふふ、実は私もなんです~。ほら、どきどきって胸が高鳴ってるのわかります?」

 

 そういって俺の手を取り、胸に強く押し当ててくる聡子さん。……ベビードールの薄い布の上からでも熱が手に伝わってくる。……ああ、蕩けそうだ……。

 

「……海さん、二階に行きましょう~……?」

 

『……うん』

 

 俺はなすがままに手を引かれて二階へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……この流れだと普通、エッチしてハッピーエンドでは~?」

 

『……すみません』

 

 大きいベッドの上でうつ伏せで寝ている聡子さんの隣で正座している俺。……なぜこうなったのか。

 

それは寝室のベッドに(いざ)われて押し倒されたあと……俺が待ったをかけたからだ。

 

「……やっぱり……私がぶさい『それは違う!』」

 

 悲しそうに呟く聡子さんに俺は身を乗り出して否定する。それを横目で見た聡子さんは、ため息をつきながら起き上がり俺を見つめてくる。

 

「じゃあ、なんで抱いてくれないんです~?」

 

『それは……』

 

 ……俺は意を決して自分の想いを伝える。正直、聡子さんは魅力的でエロいと思っている事、エッチしたいとも思っている事……全て話す。

 

「なら抱けばいいじゃないですか! ほら、来てくださいよ~!!」

 

 そういって両手をこちらに伸ばしてくる聡子さん。伸ばした瞬間に揺れるおっぱい……透けて見える乳首……むっちむちな太ももから覗くパンツ……ああくっそ! えっろいなあおい!!

 

『くっ……! だ、だめ!! だめだ聡子さん!』

 

「なぜ!?」

 

『だって俺たち出会ってまだ1日しか一緒に過ごしてないんだぞ!?』

 

「……はえ?」

 

 いくら、いくら聡子さんが魅力的でエロくても!! エッチするのは早すぎる!! だって知り合ってからまだ正味一日しか経ってないんだもの!!

 

『俺は会った初日でエッチするような軟派(なんぱ)野郎ではないんだ!』

 

「……」

 

 俺の言葉を聞いて、聡子さんは手を下ろして俯いてしまう。……伝わったか、俺の想い!?

 

「……歩ちゃんとはエッチしたって聞いたけど~?」

 

『ヴッ』

 

 あれは……あれは違うから!! 天道さんはその……特別だから!!

 

「あと営業部の人とも~」

 

『ああ、それはノーカンで。あれとエッチしたのは次世代機セクサロイドです』

 

 山上 海としてえっちしたのは今のところ天道さんただ一人である。

 

 ……だが、そんなこと聡子さんには関係ないだろう。俺だって逆の立場ならなんであいつとはよくて、自分とは出来ないんだって不満に思う。

 

『……これは俺のわがままだ。すみません、聡子さん』

 

 俺は深々と頭を下げる。……もしかしたら嫌われたかもしれない。明日には追い出されてしまうかもしれない。それでも……それでもこれは譲れない俺の気持ちだ。

 

「……はあ~……。わかりました~……」

 

『聡子さん……』

 

 顔を上げた聡子さんは困ったように笑っていた。

 

「それだけ、私との関係を大事にしてくれてるってことですもんね~」

 

『ありがとう、聡子さん』

 

 ぱたんと後ろに倒れ、横向きになって俺を見上げてくる聡子さんに再度、俺は頭を下げる。

 

「無理矢理なんてしたくないですからね~……そんな顔でお願いされたら、嫌だなんて言えません~」

 

『ははは……』

 

「じゃあ、寝ましょうか~。……まさか、寝るのもだめなんて言いませんよね~?」

 

『もちろん、一緒に寝させていただきますはい!』

 

 俺は敬礼し、いそいそと聡子さんの隣で横になる。……おや、聡子さん? 俺の腕に抱きついてどうしました?

 

「ふふふ~えっちはしませんので~()()()()()()()()()()()()()使()()()()()()()~」

 

『はえ?』

 

「ではおやすみなさい~」

 

 え? なんで聡子さんパンツ脱いだんです? 手を掴んで……聡子さん? 聡子さん!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハア……ハア……ッ♡」

 

『……』

 

「海さんの……ゆび……きもち……っ♡」

 

()()手に自らの手を重ね、ベビードールの上からその豊満すぎるおっぱいを揉みしだき、指に突起物を擦り付けている。

 

「ああっ……んん…ぷはっ♡」

 

 もう一方の手は指を口に含まれ、美味しそうに甘噛みしたりちゅうちゅうと吸い付かれていた。

 

「海さんの……太くて……素敵……肌触りもいい~♡」

 

 これは決してちんちんの話ではない、俺の太ももの話だ。……その太ももは今、聡子さんの股に挟まれて……何がとは言わないが、擦り付けられている。

 

『あの……聡子さ「あら~? 海さんったら寝言言ってるわ~。もし起きてたらこれは私が()()()オナニーしてるんじゃなくて、えっちの前戯になっちゃいますね~」ぐ、ぐー! ぐー!』

 

 俺がわざとらしく寝息を立てると、聡子さんは上気した頬を緩めてまた耳元で熱い吐息を漏らし始める。……たまに、我慢できなくなったらいつでも襲ってくださいね~♡という一言を付け加えて。

 

 

ーーおお、神よ。私はなにか悪いことをしたんでしょうかーー?

 

 

 それは、聡子さんが疲れて眠ってしまうまで続いたのだった……とほほ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[【略奪から始まる】母親が男を連れてきたpart2【恋もあるよね】]

 

 

 

651:スレ主

という訳でパパと一緒に寝れなかった件

 

652:名無し

そら(同棲初夜なんだから)そう(娘は混ざれない)よ

 

653:名無し

でもいきなり潜り込むんじゃなくてちゃんと事前に聞いたのはスレ主成長したよ

 

654:名無し

私のパパに叱られたのがよほど効いたとみえる

 

655:名無し

今日初めて会った男の風呂に突撃するような淫乱がいるとは、パパは知らなかったようだな

 

656:名無し

私も背中流しにいくと思う

 

657:名無し

そもそも男が女の家の風呂入るとか無防備すぎひん?

 

658:名無し

警戒心強い男は絶対入らないもんなぁ

 

659:名無し

と、彼氏いない歴の女が申しております

 

660:スレ主

というか、パパと一緒に風呂入るって普通じゃないの?

 

661:名無し

パパいないからわかんね

 

662:名無し

私もわからん

 

663:名無し

パパがいる勝ち組がまんJにいるわけないんだよなあ

 

664:名無し

私、パパいるけど毎日身体洗ってもらってるよ

 

665:名無し

ダウト

 

666:名無し

ママが許さないんだよなあ……

 

667:名無し

いや、知り合いの知り合いが言ってたけど、肉親にはさすがに欲情しないし風呂入ってたのは小学生低学年くらいまでらしいぞ

 

668:名無し

でた、知り合いの知り合いの話

 

669:名無し

創作話あるあるだな

 

670:名無し

結果、わからん

 

671:名無し

しかたないね

 

672:スレ主

いつか絶対入ってやる

 

673:名無し

しかしそのパパは今ママに……

 

674:名無し

まあ、初めて婚約者の家に来たら……ねえ?

 

675:名無し

いつも使うホテルじゃなくて自宅でやると興奮度が違うからな

 

676:名無し

と、またまた彼氏いない歴の女が申しております

 

676:名無し

彼氏じゃなくて彼女との話な

 

677:名無し

あーね

 

678:名無し

最近彼女とのプレイ中にセクサロイド混ぜてるけど結構よかったぞ

 

679:名無し

音声認識あるから普通に動くバイブとして優秀だよなー

 

680:スレ主

ちょっとトイレ行ってくる

 

681:名無し

わざわざ報告せんでよろしい

 

682:名無し

勝手に行け

 

683:名無し

馬鹿野郎、お前らスレ主の意図を汲み取れないのか!?

 

684:名無し

意図?

 

685:名無し

トイレに行く→仕方なく親の寝室の前を通る→偶然たまたま、喘ぎ声聞こえてもしかたない→偶然たまたまだからパパも叱るに叱れない!

 

686:名無し

おおおおおおおおお!!

 

687:名無し

まじかよ!!さすが俺たちのスレ主だぜ!!

 

688:名無し

叱られて小賢しくなったなスレ主……

 

689:名無し

頼む! オホ声頼む!!

 

690:名無し

いーや、甲高い系だね!!

 

691:名無し

低音系がいっちゃん子宮に響く

 

692:名無し

もしかしたら鬼畜責め声やも……

 

693:スレ主

……母親の喘ぎ声しか聞こえなかった……

 

694:名無し

終了

 

695:名無し

解散

 

696:名無し

はーつっかえ

 

697:名無し

はあはあ……もしかしたら無言で悶えてるかもしれん……!!

 

698:名無し

それならもうどうしようもねえよ

 

699:スレ主

おやすみ

 

700:名無し

おやすみ

 

701:名無し

パパの喘ぎ声がどんなのかわかれば明日の仕事耐えられたのに……

 

702:名無し

思い出させるなよ……

 

703:名無し

日曜日の夜の憂鬱加減は異常

 

704:名無し

というかお前ら全員ニートだろwwwなにが明日憂鬱だ、だよwww

 

705:名無し

え、おめえら今日休みだったの?

 

706:名無し

あっ……(察し)

 

707:名無し

あっ……(過労死)

 

708:名無し

洒落にならんからやめようぜ……

 

 

 

 

 

 




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