「~♪」
『……』
奏に手を引かれ、リビングにあるソファーに移動した俺たちはなにをするでもなくぼーっとしていた。
『あー……奏?』
「なあに?」
『いつもは家で何してるんだ……?』
「んー……」
俺の腕を抱きながらスマホを弄っていた奏は、スマホを口許に当てて考え込む。
「ママを起こした後は部屋でTyuitter見たり、MyTube見たりしてるかな。あとは適当なゲームしたり……たまに掃除と勉強してる」
『なるほどな……』
うーん、実にインドアな趣味だ。まあ、全然いいんだけどせっかくだし、なにか二人で楽しめる事をしたいなぁ……。
「パパ、暇?」
『……正直な』
「じゃあ、ちょっと待ってね」
そういってスマホを高速でタップして、なにかを探してくれているようだ。俺のために……ほんま良い子やで……。
しばらくスマホとにらめっこしている姿を眺めていると、ついに見つかったのか
「
『……なんて?』
「おままごと」
……どうやら聞き間違いではなかったらしい。まさかのおままごとである。そりゃ、奏はまだ小学生だしそういう遊びをするのも普通……かもしれんが……。
『えーと、ほんとにするのか? ゲームとか映画見たりしてもいいんだぞ?』
「だめ。
腕を強く抱き締める奏を見て、人差し指で頬を掻く。まあ、せっかくだしやってみるか。
『……よし、早速やるか! 俺がパパでママは奏でいいか?』
「ううん。パパは捨て犬で私は独り暮らしのOL」
『ちょっと俺の知ってるおままごとと違うなぁ!?』
[【略奪から始まる】母親が男を連れてきたpart2【恋もあるよね】]
758:スレ主
パパと遊ぶことになったけどなにして遊べば良いと思う? 家の中で出来ること限定で
759:名無し
そりゃセックス
760:名無し
そりゃもうセックス
761:名無し
こんな朝っぱらからセックスなんて良いご身分ですなぁ!!
762:名無し
というか今日月曜日だろ? スレ主学校はどうした
763:スレ主
遊びだっつってんだろこのバカ共!
≫762 学校休んだ
764:名無し
は? 学校行けよ引きこもり
765:名無し
学校休んでやるまんJは楽しいか?
766:名無し
同級生は楽しい思い出作ってるって言うのに、お前と来たら……
767:名無し
この中で新しいパパが遊んでくれるってなったとき、仕事や学校を休まない者だけがスレ主を批難しなさい
768:名無し
ごめんなスレ主……
769:名無し
私たちが間違ってたよ……
770:名無し
私は最初からスレ主の味方だよ!
771:スレ主
遊んでないで案出せボケ共
772:名無し
いや、ここはあれやれよ
773:スレ主
あれ?
774:名無し
安価はよ
775:名無し
そう……まんJに伝わる伝統の……
776:名無し
775涙拭けよ
777:名無し
無駄に溜めるから……
778:名無し
(´;ω;`)
779:名無し
まあ、ここで募集したところで、とっちらかるだけだから安価が無難だぞ?
780:スレ主
えー……まあいいや、じゃあ≫785で
781:名無し
お医者さんごっこ
782:名無し
脱衣ババ抜き
783:名無し
Mpex
784:名無し
素人ナンパものAVごっこ(動画うp)
785:名無し
おままごと
786:名無し
あああああああああああああああああああああ!!
787:名無し
≫785おまえぇぇぇぇぇぇぇ!!
788:名無し
≫786せっかくのチャンスを活かせない敗北者
789:スレ主
いや、おままごととかきっついんだが……
790:名無し
安価は絶対だぞ?
791:名無し
安価守らないまんJ民が居るとかまじ?
792:名無し
昨今のまんJ民の質も下がったもんだな
793:名無し
最初から最低定期
794:スレ主
わかっとるわ。ちゃんとやるって!
795:名無し
となれば……!
796:名無し
役を安価で決めるしかないよなぁ!?
797:名無し
やるぞやるぞ私はやるぞ!!
798:スレ主
しゃーない。最後まで付き合ったるわ。
≫803 パパの役
≫808 私の役
799:名無し
雄奴隷
800:名無し
赤ちゃん
801:名無し
ナンパするAV男優
802:名無し
ママ
803:名無し
捨て犬
804:名無し
ナンパするAV男優
805:名無し
弟
806
近所のおばちゃん
807:名無し
発情した牝犬
808:名無し
独り暮らししてるOL
809:スレ主
パパ→捨て犬
私→独り暮らしのOL
……なんだこの役
810:名無し
AV諦めきれん奴いて笑うわ
810:名無し
それよりパパがママってなんだよ……
811:名無し
パパだって牝になりたいときだってあるはずだるぉ!?
812:名無し
薔薇っていいよね……てえてえ
812:名無し
あー薔薇を両方に侍らせて楽しみてえ……
813:名無し
……すぞ
814:名無し
おっと、雄を牝落ちさせるのは男だけの特権じゃないぜ!?
815:名無し
正直、雨の中裸足で膝抱えてる男に傘を差し出すのは憧れるから、このおままごとはありよりのあり
816:名無し
いーや、路地裏に座り込んでる目付き悪い男を拾うほうがいいね
817:名無し
公園のベンチでくたびれてるおじさまを拾いたい(小声)
818
……あ?
819:名無し
あ?
820:スレ主
パパと遊んでくるから勝手に争ってろ
「じゃあ、私が玄関から歩いてくるから、パパはここでうずくまって」
『ほんとにするのぉ……?』
リビングから玄関へと繋がる廊下に移動し、俺はすがるような目で奏を見る。
「パパは私と遊びたくないの……?」
『よーし、パパ頑張っちゃうぞー!!』
途端に悲しそうな顔をするので、俺は急いで廊下にうずくまる。とほほ……娘には勝てなかったよ……。
その様子を見て満足そうに頷いた奏は、玄関へ軽快な足取りで走っていった。
『……』
とりあえず、うずくまってはいるが……犬の真似なんてどうしらいいんだ……?
俺が犬について真剣に悩んでいると、玄関の方から声が聞こえてきた。
「はーあ……つっかれたぁ……ったく、早く開発しろしろうるさいっての~……」
どこかで聞いたような、間延びした独り言を呟きながらこちらに近づいてくる気だるげな様子の奏。
「あーあ、家に帰っても一人だし~……癒されたいわ~…」
そう言いながら俺の目の前までくると、ちらちらとこちらに視線を送ってくる……あ、いかん捨て犬だから拾ってアピールしなきゃ!
『わ、わん! わんわん!』
段ボールに入っているイメージで、箱の縁に両足を乗せて立ち上がり奏向かって吠える。……実際には膝立ちで両手を猫みたいに丸めてるのだが。
「……捨て犬?」
『わうん!』
「そっか……あんたも一人なのね~」
そういって少し身を屈めて俺と目を合わせてくるOLの奏。……その疲れきった目は演技だよね? 演技上手すぎない?
「よしよし……でもごめんね、うちは賃貸だから連れてけないんだ~…」
『わふ!?』
拾わないの!? と素で驚いた俺の頭を優しく数回撫でたあと、立ち上がって背を向けてゆっっっくり歩き出そうとしている……あ、そういうこと!?
『きゅーん! きゃうんきゅうん!』
俺は去る背中に必死にすがり付くように鳴き続ける。すると、満面の笑みを浮かべた奏ちゃんが振り返って飛び付いてきた。
「よーしよし! そんなに私と一緒にいきたいのか~? 仕方ない奴だな~!」
『わふん!』
胸に抱かれ、頭をわしゃわしゃ撫でられながらとりあえず返事をする俺。ふふ、犬の気持ちも大分わかってきたぜ……!
どや顔で一人満足そうに撫でられていると、手を引っ張り立って立ってとせがまれる。どうやら移動するようだ。
「こんなに汚れて……家に帰ったら洗わないとね~」
手を繋ぎならリビングに移動してると、そんな独り言が聞こえてきたけど……まさか、ほんとに入らないよな?
「はいついた。今日からここがあなたのおうちよ~」
『わん!』
リビングに無事着くと、手を離されたのでテーブルの周りを歩き回ろうとして……じとっとした目で見られる。……ま、まさか……。
「……パパは犬……」
『くぅん……』
俺は小さな声で抗議するも無言の圧力で却下されてしまった……。
俺はゆっくりと
「まず名前を決めないとね~……よし、名前はポチ! わかった?」
『わん!』
隣で膝立ちになって頭を撫でる奏に、元気に返事をする俺……なんか楽しくなってきた!
「よし、じゃあお風呂に入るよ~」
『わふ!? きゅーんきゅーん!』
いや、楽しんでる場合じゃねえ! 慌てて首を何度も振って拒否するが……。
「だーめ、身体洗わないと汚いよ?」
『くぅん……』
「さ、いくよ~」
娘の圧には勝てなかったよ……。俺はがっくりと項垂れ、背中を押されながらとぼとぼと歩き出した。
「大丈夫? 熱くない?」
『わん!』
ソファーに座った奏の前に座らされて、頭をわしゃわしゃ撫でられている。信じてたよ奏ぇ!
思いの外、撫でられるのが気持ちよくなってきていると手がだんだん下に移動してきた。
『わふ?』
「か、身体全体洗わないといけないからね!」
『わふー!』
お、背中も流してくれるのか? すまんねぇ……。子供に背中を洗われるってこんな感じなんだなぁ……。
うなじから肩、腰まで撫でられながら物思いに浸っていると、背後から聞こえてくる奏の鼻息がどんどん荒くなってきた。
「すご……♡ おっき……♡」
『わふん?』
「じゃ、じゃあ次は前を洗うから!! ごろんてしてごろん!!」
『わ、わふ……』
い、いきなりどうした!? あまりの剣幕にちょっとびっくりするも、言われた通り横になってお腹を見せる。
「お、お腹も洗わなきゃ……♡ 洗わなきゃ……♡」
ふー♡ ふー♡ と鼻息荒く両手でお腹をなで回す姿に、若干恐怖を覚えるものの、まあお腹くらいならいいかと好きにさせる。
『わふふふ』
「ご、ごめんなさい! 痛かった……?」
お腹の次は胸板と脇を撫でられつい笑ってしまうと、心配そうな顔で奏ちゃんが見てくるので大丈夫だと笑いかけてあげる。
「……き、綺麗にするためだからね……これは綺麗にするためだから……!♡」
ほっとしたのもつかの間、目をとろんとさせ頬を上気させた奏はお腹より下に手を伸ばそうとした。……こーら、それはだめだぞ。
『がうっ』
「んひっ!? ♡」
俺はそれ以上触らせないため、伸ばした手を掴んでかぷりと優しく甘噛みをする。
「あっ……あっ……!♡」
『わう?』
いきなり叱られたのが怖かったのか、身体を一際大きくぶるりと震わせると奏は黙って俯いてしまった。やばい、やりすぎちゃったか!?
「ぱ、パパ……♡」
『ど、どうした?』
慌てて口を離し、体を起こして奏の様子を伺う。怖がらせてしまったか……?
「ちょ、ちょっとトイレ行くね……♡」
『そ、そうか。行っておいで』
……ああ、もしかしてトイレ行きたいの言い出せなくて我慢してたのかな? 悪いことしたなぁ……。
ゆっくり立ち上がりふらふらとトイレに向かう奏を、俺は申し訳く思いながら黙って見送るしかできなかった。
『お。おかえりー。おままごとの続きするか?』
「おままごとはもうおしまい!」
『まだ拾われてお風呂しか入ってないぞ!?』
誤字脱字報告ありがとうございます! 本当に助かってます!
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