色々あって更新遅くなります
今日はそれを伝えたくてちょっとキリが悪くて内容が薄っぺらいけど投稿しました。
「面白いくらいおバカだね♡ こぞーは♡」
「よしっ、そこにいる虫くん♡ あそぼっか♡」
宿儺はそう言うや否や、反転術式で一瞬で全身を治癒して地を蹴った。それから呪霊の顔面を右手のみで掴み取り、地面に叩きつける。
「ちょっとぉ♡ 弱すぎ〜♡」
両膝を折り、目線を落とす。
「ほぉら♡ がんばれ♡ がんばれ♡」
パン♡ パン♡ と拍手しながら、バカにするように笑う宿儺。
「早く立たないと斬っちゃうよぉ? いいのぉ? やだよねぇ? 怖いよねぇ♡ なら早く立ちなよぉ♡ 一分だけ待ってあげる」
そんなこと言っときながら、すぐに左脚を斬り落とす。
「うそ♡」
ニンマリと笑い、顔面を踏み付けてグリグリと動かす。呪霊は逃れようと宿儺の右脚を掴み、投げ飛ばそうとする。しかし宿儺は掴まれた直後、腕を斬り飛ばす。
「触っていいなんて許可してないよぉ? そんなに我慢できなくなっちゃった? よっきゅーふまんだね♡」
宿儺は落ちている呪霊の腕を親指と人差し指の二本で掴み、「くっさぁ♡」と臭いを嗅いでから放り捨てる。
「あれぇ? 腕と脚治さなくていいのぉ? ワタシが治してあげよっか?」
両手に正のエネルギーを纏いながら、「ほれ♡ ほれ♡ 治しちゃうよぉ♡」と呪霊の腕と脚に近づけたり、遠ざけたりする。
呪霊はその手に触れてはマズイと感じ取り、慌てて距離を取って呪力で腕を生やす。実際、この判断は正しかった。このまま宿儺に治してもらおうとした場合、正のエネルギーにより一瞬で消えてしまう。そうしたら宿儺はきっとバカ笑いするだろう。
呪霊は余程嬉しかったのか、腕と脚を生やすことができてニッと笑った。
「なぁ〜んだ♡ できるじゃん♡ あー、でもぉ♡ 呪霊の治癒って人間と違って難しくないんだよねぇ〜♡ ってことはやっぱり雑魚じゃん。褒めて損した♡ やーい、ざーこ♡ ざーこ♡ はずかしくないのぉ? そんなんで喜んじゃってさ」
宿儺は一歩ずつ呪霊に近づく。そして呪霊は恐怖から一歩ずつ下がる。
「ねぇ、次はなにしてくれるのぉ? 教えてよ」
そう言った時には既に呪霊の四肢は綺麗な断面を残して無くなっていた。
宿儺は暗に四本同時に治してよ♡ と要求する。しかし宿儺の要求とは異なり、呪霊は一本一本ゆっくり治癒してしまう。
「えぇ? それさっき見たんだけどぉ♡ 芸がないなぁ♡」
ざーこ♡ ざーこ♡ と罵り、呪霊の横腹を蹴り飛ばす。呪霊は壁へ一直線に飛んでいき、そのまま壁に激突した。その衝撃で壁が崩れ、呪霊は瓦礫の下敷きとなる。
「ぷぷっ、飛びすぎでしょ♡」
宿儺は地を蹴り、一瞬で呪霊の元へ移動して瓦礫に埋もれている呪霊の右脚を掴んで引っ張り上げる。
「特級なんでしょぉ? ワタシと同じ。もうちょっと動けないのぉ? いい加減飽きるよ」
宿儺は現代の特級とやらがどれ程なのかとワクワクしていたが、この体たらくを見て心底ガッカリし、呪霊をテキトーにぶん回して前方へと投げ飛ばた。
「あっ、そうだった。あぶないあぶない」
宿儺はそう言って自身の心臓の辺りを思いっきり突き刺す。そして抜き出した手にはドクンドクンと元気よく動く心臓が握られていた。
「よし、これで出てこれないでしょ♡ 別にウソはついてないしぃ♡ バカなこぞーが悪いんだよぉ♡」
虎杖と宿儺の間には『宿儺が呪霊を祓うのに力を貸す代わりに虎杖は宿儺の言うことをできる範囲で一つ実行するという
「ワタシは心臓がなくても生きてられるけどぉ〜、こぞーは違うからねぇ? そこのところ理解してよねぇ〜♡」
宿儺は心臓をポケットの中に入れて両手が自由となる。
「はーい! せっかくだから見せてあげる♡ こぞーも見とけよぉ♡ 滅多に見れないんだから♡ 雑魚すぎて♡」
こぞーレベルの相手なんかに誰も使わないよ♡ とバカにする。そして両手で少し先にいる呪霊の方を向いて掌印結ぶ。
「りょぉーいきてんかぁい♡」
『りょぉーいきてんかぁい』とは呪術戦の極致であり、自身の生得領域に術式を付与することで展開される。そしてその領域内では術式に基づく攻撃は必中となり、術者本人にバフがかかる。
しかし勿論、デメリットも存在する。呪力の消費が莫大であり、基本的には一日に何度も使う事はできない。更に領域解除後、もしくは消滅後には術式が焼き切れてしまい、一定時間術式の使用が不可能になる。
それを宿儺はただの虫ケラ如きに使用した。理由は単純明快。よっわぁ〜い呪霊をいじめるのが楽しいからだ。
――『ふくまみづし♡』
宿儺の背後には様々な動物の頭骨に囲まれたお堂が出現した。
『ふくまみづし』は必中効果範囲内の呪力があるものには「捌」が、呪力がないものには「解」が浴びせられ、領域が解除されるまで続く。しかし今回は相手が虫ケラであるため、宿儺は3枚くらいにおろせるように手加減をした。
だが、呪霊は三枚どころか……。
「えぇ…ウソでしょ…3枚におろしたつもりなのに……。いーちぃ♡ にぃー♡ さぁーん♡ しぃー♡ ごぉー♡ ろぉーく♡ しーちぃ♡ はぁーちぃ♡ きゅぅー♡…………たぁ〜くさん♡」
甘ったるい声を出しながら人差し指で数えていたが、面倒臭くなって途中でやめた。なにせ、30枚におろされたのだから無理もない。
「あっ、これワタシの指じゃーん。勝手に取らないでよね」
宿儺は呪霊が取り込んでいた自身の指を回収し、心臓が入っている反対側のポケットに指をしまう。その際、裏梅が調理してくれればこの指も美味しくなるかなぁ、なんて考えていた。
「こぞー! 見てたぁ? ざっこ〜いこぞーにはできないでしょ♡」
宿儺は虎杖に格の違いを見せつけちゃったぁ♡ と自慢する。
「よーし♡ この前はウニおにーさんと遊べなかったから、今度こそ遊んじゃおっ♡
こぞーは中でオトモダチがワタシに遊んでもらってる姿を眺めてなよ♡ それくらいできるよね? それしかできないからさ♡」
裏梅のできたてご飯食べたぁ〜い♡ とウキウキになる宿儺。
そして、やっと手に入れた自由。せっかくだからと、先程尻尾巻いて逃げていった伏黒で遊んでからにしようと建物から出る。
──心臓が無くなったことで交代を回避し、自由を取り戻した
──これって……
──ああ、
え〜?待てないのぉ?
ただ宿儺をメスガキに変えただけなのにさ♡
ホント男って、たんじゅんだよね♡