激闘から結構もかなり経ち、度々来てくれるようになったトレセン学園の学生さんも多くなってきた。
あの青鹿毛の…マンハッタンカフェさんは週2、3回で様々なコーヒーを楽しんでくれてます。うちは何回来てもそれでこそ半年ずっとそのペースで通わないと行けないほどコーヒーは揃えてあるから…流石にブラックアイボリーやコピ・ルアクはまだ出せないかな…一応あるけどカフェさんが、
「…まだ、いいです。高いものよりありふれたものを様々な入れ方を見せてくれている方が…私には合ってます」
って言って取り置きはしてるけどまだ飲まないらしい。
そのカフェさんから、新しいお客様も紹介されたな。アグネスタキオンさんだったかな?あの子は…変人だったな…
「なるほど!キミはトレーナーの素質を奮うよりもこちらを優先した。興味深い。どれ程の才能だったかも気になるが…うん!この紅茶は素晴らしい!私のモルモットにならないかね?」
「間に合ってます」
とか言って来て、とりあえず2人とも常連位には遊びに来てくれるようになったな。
他にも激闘が再び来た時はもうこの店も終わりかと思ってしまったな…偶然来店した芦毛の怪物…オグリキャップ。そのとなりで平然としていたので恐らく芦毛の小さい子がタマモクロス、鹿毛の方がスーパークリークだったのだろう。
「ふむ…では、この店の料理を10人前ずつ…」
「アホかっ!店主の兄ちゃん殺す気か!」
「いえ、頼まれた料理…作りますよ。ただ、在庫が無さそうなので今から追加で買いに行かないと行けないけど…作りますよ…」
「本気か!?死ぬで兄ちゃん!!」
「…私も、この店を継いで2年目…ここでお客様を不満足で帰らせるほど落ちぶれてはいませんよ…」
「兄ちゃん…わかったで!そこ心意気は受け取った!オグリのためにそこまでやるとはなぁ…よっしゃ!ウチとクリークで買いもんしたる!メモに必要なもん書いて渡してや!ええな!クリーク!」
「はい、もちろんですよタマちゃん。店主さんもオグリちゃんのためにお料理沢山作らないといけないなら私達もお手伝いしますよー。」
「…(グゥー)お腹が空いたな…」
なんて事もあった。その後はキングの電話に出てからすぐ寝た。次の日筋肉痛になったのはその日ぐらいだな…
色々なお客さんも来るようになって賑やかな時も多くなってきた。朝来る常連さんも微笑ましく見てる時もあるし、やっぱりここを継いで良かったと思っていた。
今日も誰か来る可能というのが出来たから、最近は夕方も準備をしっかりとしている。トレセンの学生が良く来るようになるまでは、この夕方の時間帯に在庫確認してたけど、今は店を閉めてからでも在庫確認とかは出来るからということでやってない。
ちなみにここの店の食材の大半…9割は商店街の人達が直接届けに来てくれる。だから心配はないけど…オグリさんの時は迷惑かけたかな…と思ったら笑いながら値段まけてくれたり、多めにサービスしてくれたりしたらしいな。本当に頭が上がらない。
商店街の人達も朝が早いのでうちの所で食べに来たり弁当として頼んできたりしている。お互い様というわけだな。
ということで入り口を見ていると、2人の人影が店に入ってくる。トレセンの制服を着ているが、どうやら始めてらしく、辺りをキョロキョロしていたので声をかける。片方はどうやら怪我をしているらしく松葉杖だ。
「いらっしゃいませ。2名でよろしいですか?」
俺が声をかけると、先に、芦毛の方のウマ娘が答えてくれた。
「ええ、そうですわ。席は…テーブル席の方でもいいですわよね?テイオー」
「うん!カウンターの方が良いならそっちでもいいけど…」
「いえ、あなた怪我人ですわよ…?では、案内して貰っても?」
……なんだ?このカップルは。百合ですか?素晴らしいですね(I)。なんか毒電波浴びてしまったが、それ程までに仲の良い二人組が来店してくれたな…しかし、怪我かぁ…ウマ娘にとって、しかも足。それは致命傷だな…
脳内でアホみたいな事を思いつつ案内する。勿論営業スマイルで。
「かしこまりました。では、こちらのテーブル席へ。」
席へ案内すると、2人は仲睦まじく会話をしながらメニューを決めてる。
「おっ!ココ、スゴイヨー!こんなめったに手に入らない茶葉置いてる!」
一瞬で見抜かれた…だと…?今日はウキウキにメニューに載せて自慢するつもりが…となりの方がお嬢様っぽいが…両方ともお嬢様説が浮上したな…
「あら、これですか…確かに家でも良く仕入れている茶葉ですわね。」
「うわ!流石お嬢様だね。こんなの常に飲んでるとか…」
うぉい!メジロじゃないか!!!良く見たらメジロマックイーンか!?隣は…トウカイテイオーじゃないか!!最近話題の奴らばっかじゃん!
ちなみにキングが勝つまで興味を持たないようにマトモにレースを見てなかったし、今になって色々見てきたが…無敗の2冠ウマとメジロの誇り…なんでうちに来た…?
「すいません、お客様、お間違いでなければメジロマックイーン様とトウカイテイオー様ではないですか?うちは良くレースを見るのに来る方々も多くて…」
「うん!そうだよ!無敗のウマ娘、テイオー様だぞ!」
「ええ、そうですわ。良く分かりましたわね?」
そりゃあ…その怪我含めて分かるよ…
「お二方の走りも見させて頂きましたからね。」
「え!もしかしてファン!やだなぁ~困っちゃうよ~。」
「全く…調子の良いですこと…」
しかし、怪我で菊花回避かぁ…うーん。これはどうしようかなぁ…俺個人としては無敗の3冠とって欲しいが…差し出がましいかな…
「ねぇ、店主さん!注文いい?」
おっと、考えてたら声がかかったな。今はただのお客様として対応しないとな。
「はい、大丈夫ですよ。」
「えっとね…ボクはこのハチミツの紅茶にしようかな?マックイーンは?」
「私は…こちらの紅茶をミルクティーで…ケーキは…!?これはなんですの!?」
「うわぁ!?急にどうしたのマックイーン?」
うお!?急に大声あげてどうしたんだ?ケーキの所をみて大声あげられるとこっちも困るのだが…?
「本当ですの!?甘さそのままカロリーカットの美味しいケーキというのは!?」
「え、ええ…なにかと女性の方の要望もあり、去年から作らせて頂いているものですが…」
そう答えると、ギラついた目をしてこちらをみてくる。え?何?どうした急に…
「……見つけましたわ…私が求めていたスウィーツをッ!…店主さん。メジロで働きませんこと?」
冗談はよしてくれ…いや、違うあの目は"ガチ"だ…カロリーオフのスイーツを求める為に引き抜かれそうになるとか…勘弁してくれよ…
「あの…大変光栄なのですが…私もこの店を続ける必要がありまして…もし、宜しければレシピのみ渡すことが可能ですが…」
「幾らですの?言い値で買いますわ。」
え?まぁ…確かにただでとは言いづらかったけど…かといってメジロのご令嬢だしなぁ…ポンッと出されそうで怖い…
「マックイーン…それほどまで体重気にしてたんだね…」
ほらみてみろよ!!トウカイテイオーも困惑だぞ!!メジロマックイーンがこんなにスイーツでガツガツ来るとは…メジロの誇りを掲げたウマ娘の姿か…これが…?
「…!コホン!レシピに関しては後程お話させて頂きますわ。とりあえずここのカロリーカットのおすすめ3つをお願いしますわ。」
「あはは…ボクはこのババロアとプリンにしようかな~クラシックの方で!」
ようやく先に進めたので作ろう。意外な一面もみられて面白かった。そうしておこう。
「承りました。ごゆっくりどうぞ。飲み物はお先で宜しかったですか?」
そう聞くと頷いたので先に飲み物を作り、その後にデザートを提供した。
ケーキの方はガトーショコラ、ベイクドチーズケーキ、ショートケーキをカロリーを控えめにして作ったもの。プリンは一般で売ってるやつみたいなのじゃなく、固い方のプリンを、ババロアは先日キングに持たせたものの紅茶の方を出していく。
「…!!!これですわぁ…これでカロリーが抑えられているのでしたら…必ず持って帰って見せますわ…」
マックイーンはとても気に入ってくれたようで…うん、これはあれだな。お金貰わなくても…いや、ここはきっちり貰った方が相手も納得するか…うーん…
「うん!美味しい!はちみーがあればもっと良いんだけどなぁ…」
あのハチミツをドリンクとして売ってる狂気のドリンクをうちでも売れと…?その紅茶で我慢してくれ…
「ご馳走~おいしかったよ!また来るね!」
「ええ、私の方も収穫がありました。感謝致しますわ。店主様」
おい、敬称がグレードアップしてるぞ。そんなに必要なものだったんだな…確かに体重維持するには…必要なことだしな。仕方ないよな…うん。そうしておこう。
「またのご来店お待ちしておりますね。」
2人を見送ると良い時間になるので店を閉める準備をして、勉強の準備をする。来年にはお酒も提供出来るようにしないとな…ついでにバーも再開させないと…忙しくなるぞ…
なるべくキャラ崩壊はさせないようにしているけど…っ!
まぁある程度お気持ち貰ったらキャラ崩壊つけますね…
今の話が終わったら、次に出すウマ娘候補です。多かった順からストーリーを作ります。一番多かったのは長めに、その他は意外なお客様形式にです。
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キングヘイロー(原点回帰)
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マンハッタンカフェ
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アグネスのやべー方
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アグネスのヤヴァイ方
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カイチョー
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ギャルを信じてください
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ミホノブルボン
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ユニヴァァァァァァァス
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キタサンブラックRX!
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サトノダイヤモンドは砕けない