バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜   作:ぷろとうぃんぐ

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翼「てっとり早く行くよ!感想返し!まずは”蒼龍”さん」

鳥花「何回かマジで死に際を彷徨う程の攻撃が飛んできたのは、予想外でしたね」

翼「本当だよ………次はマリクさん」

鈴「その頃私たちは爆睡してたね」

蘭「そういえば、原作でも書かれてなかったけど、吉井君たちはどうしてたのかしらね?学園長の裸を見たあとだったけど」

蓮「……学園長の夢を見て、魘されていたに50円」

鳥花「50円www」

鈴「賭けるならもっと高額にしようよ………」

蓮「作者が今『賭ケグルイ』って漫画にどハマりしてるから、私はそれに反発したのよ」

鈴「今更反抗しても………」

翼「最後はガンガンさん!………オチはあんまり秀逸とは言えないけど、何とか終わらせたよ」

蘭「さて、それじゃ……翼。あとよろしく」

翼「強化合宿編ファイナル!始まります!」


99話 窮鼠と追い討ち

バカテスト 現代文

【第三十七問】

思い切った行動をすることを俗に、何というか。

 

小林 翼の答え

『清水の舞台から飛び降りる』

 

教師のコメント

正解です。

 

月風 鳥花の答え

『窓ガラスにドロップキック』

 

教師のコメント

思い切りすぎです。

 

東雲 蘭の答え

『崖から飛び降りる』

 

教師のコメント

ただの自殺ということに気がついて下さい。

 

 

それから1時間くらい周りを走り回っただろうか。

 

「翼さんっ!ここは私に任せて先に行って下さい!!」

「………むしろ、あの人形が狙ってるの鳥花なんだけど。私無関係だよ?任せてって言うなら遠慮なく逃げるけど」

「…………そうでしたね、原因私でしたね。離れないで下さい」

「え、そこ忘れちゃダメじゃないの?」

 

甚だ鳥花の天然マイペースにも困ったものだ。

一応私には方向音痴スキルがついてるから、できるだけ校舎が見えるような場所で当てもなく動く。とはいっても、背後からせまる窮地には脱せれていない。

 

「4時12分。丑三つ時タイムは抜けましたね。寅の刻には流石に現れませんよね……」

 

鳥花はそういって後ろを振り向く。人形も疲れたのか、もう追いかけてはいなかった。

ただし、

 

「ぬぁぁぁっ!?今度は鉄釘ですか!?」

 

鋏と同様、工具が突き刺さる現象は終わりを迎えていないどころか、進化している。今度は遠距離攻撃に切り替えるとは………!!どこまでもどこまでも追いかけてくるなんて、流石に想定外……!

私はまだしも、鳥花の体力も限界寸前だし………

仕方ない。

 

「鳥花!捕まって!!」

「え……?」

 

物凄い嫌な予感が、と冷や汗をかく鳥花を横目に私は鳥花の手を取り、女子側の校舎の2階目掛けて地面を蹴った。

 

「ひやぁぁぁぁ!?」

 

別の意味で恐怖心が現れた鳥花は、人形に追いかけられている時よりも叫び声をあげていた。

そのまま窓ガラス目掛けてドロップキックを放つ。

 

ガッ、シャァァァンッ!!

 

と、此方も耳を劈くような音を立てて、丸々1枚窓ガラスが割れる。

幸いにも廊下だったらしく、被害は窓ガラスと私の両足だけだ。

 

「翼さんんんん!?滅茶苦茶無茶しますね!?文学少女ってこんなスペック高くないですよ普通!!」

「最近の文学少女はアクティブなんだよ多分」

「それは多分翼さんだけ………」

 

鳥花はそういいかけるも、モンキーレンチが3階の廊下に投げ込まれる。

 

「ついに殺傷力のないものまで投げ込んで来ましたね!!ネタ切れですかぁぁぁぁ」

「ほらぁ!鳥花が煽るからチェーンソーが!!」

 

それにしても不思議なのは、こんなに騒いでるのに、誰も廊下に出てこないことである。

 

「まるで孤立した空間みたいに静かですね。もう補習室行ってみましょうか……」

「諦めたね、ついに。もう手遅れのような気が………」

 

私はそういいながら、警戒心を強めて補習室へ向かう。というか、これだけ窓ガラスが破壊されていれば間違いなく------------

ガッ、と勢いよく向きを変えて逆方向へ進行する鳥花。

 

「今行ったらあの変な態のドリルさんと隣り席じゃないですかやだーっ!!」

「駄々を捏ねない!……あ、いや、確かに嫌だなぁ……」

「翼さんも一緒に自首してくれるなら考えますけど」

「何で私も!?無関係だよ!」

「窓ガラス割ったじゃないですか!」

「……………。」

 

気付けば、取り返しのつかない所まで来てしまったようだ………

ともかく、このまま廊下にいるのも二重の意味で強いため、私たちの部屋までとんぼ返りした。

鳥花を布団の中へ詰め込み、様子を見る。

 

「よし、これで安全かな」

「私雑に扱われすぎてないかな?かな?」

「………やっぱりあの人形、テイクアウトしてきたでしょ鳥花………」

 

その後、いつの間にやら寝ていたようで、朝食を食べてバスへと乗り込んだ。

割れた窓ガラスについては、結局謎のままで不祥事として片付けられたんだけど………何故誰も起きてこなかったのか………謎のまま幕を閉じた。

 

そして、その帰りのバスの際。

 

「ってことがあったんですよ……」

「それは、まぁアンタの自業自得よね。これに懲りたら、人形も翼も、大事にしてあげることね」

「いや、私は別に………」

「窓ガラス蹴ったくったの、貴女だったのね………これは一生引きずることになるわよ……」

 

いつものように4人で談笑していた。と、ここで蓮がふと思い出したように言った。

 

「そういえば、結局あの人形どうしたのよ?」

「置いてきましたよ………ビニール袋に入れて、ぐるぐる巻きにして」

「朝は人形活動しないからね。起きたら元いたテーブルの下にあったよ。それはそれでホラーだけど」

「ま、除霊しなさいよ。念のため」

「わかってますよ。あ、トランプでもしません?インディアンポーカーとかどうです?」

 

鳥花がそういいながら、鞄の中を開ける。

 

「---------------」

 

すると、(・・;)こんな顔から、( ̄O ̄;)こんな顔になっていった。

 

「どうしたのよ?」

「いや………あの………」

 

徐に鞄から取り出したものは、例の目が怪しく光る

 

() ()

 

「………あ、悪夢はまだ………終わって……いないみたいです……あはは……」

 

いやぁぁぁぁぁぁぁっっ!!と、3人の悲鳴が綺麗にシンクロしたのだった。

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