バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜   作:ぷろとうぃんぐ

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翼「1か月半の時を経て、ようやく帰ってきたね」

鳥花「長かった………」

『ちなみに、次の更新は一切未定なんで』

鳥花「ええぇぇ」

翼「がっこうぐらしの二次創作なんて書いてる場合じゃないよ!」

『翼さんが主役ですよ?』

翼「そういう問題じゃないよ………」

鳥花「時間空けすぎて作者も全く覚えていないので、あらすじをお願いします」

翼「それじゃ、105話始まります」


105話 プールと水着と秘密の楽園⑤

【よく分かるあらすじ】

いつものように鉄人に粛清された明久と雄二は、ついにプール掃除の命を課せられる。だが、掃除さえすればプールは自由に使える、という条件だった。

彼らは翼や瑞希たちを誘い、週末少しばかり早いプール開きをする事に。だが、色々な意味で爆弾を抱えた人たちにムッツリーニはK.O.寸前。プール掃除どころではない。

しかし、運命というのは残酷だ。彼らに終焉を齎す。

 

-------このままで終わる訳がない、と。

 

 

「翼さーん!遊びま---------あれ?居ないですね……」

「さっき泳ぎに行ったよ?」

 

暫くして、鳥花はビーチパラソルの日陰の中で涼んでいた私を探していた。けど、既に私は水泳中。

鈴さんも一緒に休憩してたんだよね。

 

「でも、いる気配ないですね……目潰し5回目の坂本さんたちくらいしか」

「……それは放っといていいのかな……うーん」

「結構分かりやすいんで、探しやすいはずなんですよね。何より白ですから」

「……水()は探した?」

「…………へっ?」

 

 

「…………」

「…………」

 

水中内。少し濁ってる感じはするけど、1度水を抜いたらしいから、健康に害無し。だから、水中は多少安全。

外は暑いし、避暑にもなる。

 

「…………あの。まさか翼さん」

「…………脂肪0だね」

 

水中で本を読む私に鳥花と鈴さんは何か言っていた。水中内は無音だ。

 

「あぁ……成る程。脂肪がないからどんどん水中に沈む訳ですね……」

「息もしないらしいからね……」

「つーばーさぁーさぁーん!!そんな器用に水中で本なんて読んでないで遊びましょーよー!!」

 

刹那、勢いよく水にダイブしたのか、大きく波紋を残しながら救出された。

そのまま熱されたプールサイドへ雑に投げられる。

 

「痛ッ!熱ッ!?」

 

あまりに雑い攻撃と背中に一瞬に伝わった熱に思わず本を放り投げる。構ってちゃんか、鳥花。

 

「……はぁ。遊ぶって言っても、一体何をするの……」

「ノープランだよ」

 

巻き込まれたらしい鈴さんと一緒に、もう1度プールの中へ。せめて遊ぶって言うなら何か考えておけばいいのに。

すると、鳥花はどこからか黒ひげのアレを取り出して、一緒にプールに連れてくる。

私と鈴さんは唖然だ。

 

「……え、それやるの?水中で?」

「『水中用黒ひげ危機一髪』ですよ。完全防水の上発射される勢いも市販の水鉄砲より強力なのです!」

「それって普通の黒ひげと変わらないよね。あ、でも速度が違うのかな」

 

タルの中に水が入ってもいいなんて、最近の玩具メーカーはすごいね。

しかし、ぱっと見刺すのも剣だし、普通の黒ひげが水中型になった、って思えばいいのかな。

すると、鳥花が指を振りながら言う。

 

「違うんですよ。驚きなのは吹っ飛ぶ時の火力です。秒速およそ500メートルで発射されるので、水鉄砲よりも速度があり、尚且つペットボトルロケットよりも火力があるんです」

「もうそれは黒ひげじゃないね。危機一髪には変わりないけど。私たちが」

「剣刺す時は自分の顔に発射されるようにします」

「痛いじゃ済まないよ!?陥没するよ、陥没!!」

 

鈴さんは身の危険を感じてシャウトする。

ちなみに、実用性は?

 

「使ったことは?」

「家のお風呂の中でやったんですけど、正直顔は怖かったんで浴槽狙って発射させたら、それはもう浴槽壊れました。お陰様でシャワーしか使えませんw」

「ぶww笑い事じゃないよwww」

「浴槽壊れるとかどんな威力……」

 

戦慄するほどの威力は織り込み済みだ。これはもはや玩具じゃなくて兵器の1つなのでは。

遊びというか、生か死かを賭けた戦いが勃発しそうな時、咲未さんと根本君が会話に入る。

 

「どうしたんですの?……って何ですのソレ」

「水中型黒ひげロケットです。良かったらお2人もどうですか?」

「水中型っていうと……防水なのか」

「これをご存知で?」

「あ、そうか。咲未は知らないのか」

 

知らない方が今は身の為じゃないかな。

 

「元々この穴に剣を入れてって、ランダムで真ん中のコイツが飛び出したら負けってゲームだ。どうやら、それの水中型ゲームらしい」

「面白そうですわね。やってみますわ。何か注意事項は………」

「あ、今回タルを上向きに、自分の顔に当たるようにして刺して行ってください」

「……危なくないか、それ。まぁいい。最初に俺が行く」

 

根本君は青い剣を鳥花から受け取ると、早速仕事○の中村主○さんのような構えを取る。何となくデスゲームっぽいのは、雰囲気を察すれば把握出来るか。

さて、まずは1本目だ。ここは迷わずに刺して行きたいね。

 

「咲未!見てろよ、これが黒ひげ危機一髪の醍醐

 

 

\ブシッ/

 

 

あっ(察し)。

 

「みぐしっ!?!」

 

一瞬の閃光。

まさか1本目で当たりを引いたの……!?

そして、言葉もマトモに出ない程までに、威力が途轍もなかった。

勢いよく吹き飛んだ黒ひげ(仮)は、根本君の首元に、水を含みながら衝突した。

水力もあるのか、衝突したまま、秒速500メートル跳ね飛んだ。その光景は、車に轢かれ………いや、打ち上げられた鯉のような奇抜さと綺麗さがあった。

私たちは根本君を目線で追う。空中を彷徨った後に一気に急降下し、水中へ再び水飛沫をあげながら撃墜もとい転覆。

これは危ない。うん。今ので実証完璧だ。

 

「………鳥花。危ないから、使ったら駄目だよ」

「俺で実験するなァッ!!」

「あ、生きてたんですのね。てっきり天にお召しになったのかと思いましたわ」

「少しくらい心配しても、罰は当たらないぞ咲未………」

 

息を整えつつ、唖然とする根本君の傍ら、明久君が真顔なのにもの凄い速さでこちらに来た。

 

「速っ!明久君、何かあったの?」

「それが葉月ちゃんの提案で、水中鬼をするって話になったんだけど、どれ程危ないか実践してるんだよ」

「水中鬼?あぁ、鬼ごっこのことか」

「ううん。水中『鬼』」

「………ごっこが取れてる所を見ると、恐ろしく嫌な予感がするんですけど……」

「えっと、ルールは簡単。霧島さんか東雲さんが雄二を水中に引きずり込んで溺れさせて、人口呼吸をさせたら勝ち」

「「死ぬよ!?」」

 

私と鈴さんが突っ込む。成る程、ごっこの部分が消えて大人のガチな遊びになる訳だ。道理で……

 

『明久ァァッ!!テメェ一生恨んでやるからなァァ!末代まで祟(ガバゴボゴボ)』

『翔子、絶対負けないわよ!』

『………望むところ』

『張り合うなァァァ!!論議点はどっちが俺を溺れさせるかじゃねぇ(ガバガバゴボ)』

 

少し向こうで戦争もどきが勃発してる訳だ。っていうか、流石に止めないと死んじゃうんじゃ………

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