バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜   作:ぷろとうぃんぐ

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蓮「さてさて、更新遅くなった理由を聞きましょうか?」

I'm busy.

翼「結局小説の下書き進んでないみたいだよ………」

蘭「まぁいいわ。感想が届いてるわ。”蒼龍”さん」

蓮「結局吉井君の恋愛については本家と同じにするか?オリジナル展開にするか?などなど議論しております」

翼「プレチケ貰って行ったカップルが、大体報われると想像しておいて下さいね!」

蘭「それじゃ、24話の始まりよ」


24話 交差と洗脳

「よし。翼、鈴、ムッツリーニは厨房の責任者。蓮、鳥花、秀吉はホールの責任者だ。よろしく頼む。俺と明久は召喚大会を済ましてくる」

「あれ?アンタたちも出るの?賞品目当て?」

「うーん、一応そういうことになるかな………」

「………誰と行くつもり?」

 

やばい。島田さんの目に浮かぶのは明らかに攻撃色だ。

恐らくクラスメイトの再認識の件は吉井君には話してないのかもしれない。

 

「明久は俺と行くつもりなんだ」

 

すかさず坂本君のフォローが入る。え、でもプレミアムチケットってカップルが行くんじゃ………

…………腐女子大喜び。

 

「な、なんだってー(棒読み)」

 

鳥花さんのツッコミ(?)が入る……ツッコミじゃないねこれ。

 

「やっぱりアキは木下よりも坂本の方が………」

「やっぱりって何!?そんな認識されてたのがショックだよ!」

「…………吉井。雄二は渡さない」

「はっ!翔子いつの間にクペッ!?」

「大丈夫だよ霧島さん。そんなの要らないから」

「…………安心」

「……ぐ………そろそろ時間だ!行くぞ明久!」

「とにかく!誤解だからね!」

 

慌ただしく教室を飛び出す2人。同性愛の疑いは晴れないね。

すると優子さんもこちらに来る。

 

「代表。そろそろ………」

「………………うん」

「あ、もしかして翔子も召喚大会に出るの?」

「代表がプレミアムチケットが欲しいってきかなくて………ちょっと席外すけど、お願い」

「任せて。安心して行ってきて」

 

………これはさすがに蓮の言う通りになりそう。

 

「蘭と鈴は出なかったのね」

「揉めたんだけど、流石に副代表2人が同時に抜けるのはまずいからね……今回は見送ったよ」

「何か悪いわね……」

「構わないわよ。それより……喫茶店。盛り上げましょう!」

 

清涼祭初日がスタートした。

 

 

Aクラス・Fクラス合同企画である喫茶店、『CAFE ”Sweat Age”』案の定好評を受けていた。

何より、最上位クラスと最下位クラスの合同企画というのが目を引いて、尚且つあのメニューの量だ。同じ人が何度も料理を注文する、ということもあり、一時期外まで行列が伸びていた。

 

「翼さん、鈴!3番テーブルにアイスカフェモカとフレンチトースト!あとデザートでマカロン3つ!」

「了解!鈴さん!」

「おおう!」

 

そんな行列が出来る喫茶店の厨房で、私たちは慌ただしく動いていた。何しろ注文を受けてから動くようにしているため、そろそろパンクしそうなものだよ。

手早い動きで冷蔵庫に入っていたマカロンを3つ取り出すと、小皿に乗せる。

 

「あら、大変そうね」

 

小皿を取りに来たホール担当の蓮が皮肉を込めて言う。正直、余裕は全くない。情状酌量の余地なし。

私は蓮を見ながら-----------

 

「…………………」

「な、何よ。何で私を見て固まってるのかしら?何かついてるの?」

「いや………その服があまりにも似合いすぎて………」

 

私が驚いたのは喫茶店の服。何しろこれは全てオリジナル。

エプロン姿も爽快なものがあったけど。

蓮はくるりと1周して見せる。

 

「そう?確かにさっきから告白じみたプロポーズ受けたり、綺麗ですねー、可愛いですねーって言われてるわよ?」

「少しは自覚すべしだよ………」

 

元々蓮はスタイルがいい。その影響もあるのか知らないけど、胸部強調しすぎじゃないですか………

私は内心ため息をつきながら、蓮に教える。

 

「これ、2番テーブルに。ホットドッグとほうじ茶」

「了解」

 

蓮は小皿を両手で持つと本人曰く『接客スマイル』を浮かべてお客さんの元へ向かう。

 

「んー………疲れちゃったなぁ……」

「…………まだ、戦える………っ!」

「重労働には変わりないけどね」

 

厨房に戻ると、それぞれ疲れを見せた面々がいた。土屋君は何で厨房担当なのにカメラを構えているのかな?

オーダーも一通りこなしたから、休憩のようなものに。

 

「今の所問題なさそうだね……」

「そうだね。営業妨害とかあるかなって心配だったんだけど」

「鈴!6番テーブルの注文が凄まじいからしっかり聞きなさいよ!」

「え、お姉ちゃん?」

 

蘭さんが顔色を変えながら駆け込んで来る。どういうことだろう。注文が多いならメモしてこればいいのに。

 

「………姫路さんの特製ジュース5つ」

「うわ………いつか来るかな、とは思ってたけど………」

「ありのままだすか、それとも上手いこと調合させるか………」

「事実ここに姫路さんいないわけだしね………」

 

実は、姫路さんと島田さんは会計報告のために抜けてしまっていて、店員不足となっていた。

以下は、私達厨房スタッフ達の戦いの記録である。

 

「………よし、ここに1つ炭酸水があります」

「炭酸水から調合するの!?」

「チリソースを加えます」

「…………この時点で、既に目を背けたい」

「そして適当にオイスターソースを………」

「翼さん!これも!これも!!」

「鳥花さんから受け取った謎の液体を流します」

「マグマのようにコポコポなってる………!!」

「そして………生クリーム」

「うわぁ………………」

「ハバネロと、タバスコ………ホイップクリーム………」

「油あるよ、油」

「……………ここにレモンジュース」

「か、片栗粉…………」

「な、何してるのよ………もうそれジュースじゃないわよ?」

「つ、翼さん………何か私、楽しくなってきました………」

 

鈴さんが壊れた。

 

「最後にアイスを乗っけて、終わりかな」

「…………これ、もうアウトよ…」

「『当店パティシエがお作りしたものなので、責任はお取りかねます』って釘さしてくればいいよ」

「…………卒倒覚悟」

 

これが姫路さんのジュースだと思う。結構適当。

 

「次はここにパインの缶詰の残り汁があります」

「そこから!?」

「コンソメを入れます」

「なんだとぉぉ!?」

 

という大ブーイング覚悟のジュースは破棄して、奥からメロンとサイダーを混ぜたものを取り出す。

だって、客に売るものを実験料理にしちゃいけないからね。自重はするよ。

 

「今までのやりとりは何だったの?」

「これ、冷やしておこうか」

「………え、出すの?リアリィ?」

 

そんな会話を繰り広げつつしばし。厨房の方は何とか回るようになってきた。

 




翼「あの混沌ジュースが後にだされるフラグが立ちました」

蓮「フラグって怖いわね」

蘭「多分だすのはあの人たちかしら?」

翼「さあ?ってことで、次回もお楽しみに〜♪」
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