バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜   作:ぷろとうぃんぐ

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翼「感想紹介してくよ!藤崎海斗さん!」

蓮「確かに翼は化け物よ。もはや未確認生命体よ」

翼「いや、まぁ…………うん」

鳥花「次は”蒼龍”さん。いつもありがとうございます」

蘭「エビ三兄弟はオリジナルキャラクターだけど、キャラがついて良かったわ。もしかすれば、また再登場あるかもしれないわね」

鈴「次は太郎丸勇大さんだね」

翼「確かにエビ三兄弟さんと鳥花さんって似たところあるかもしれないね」

蓮「……………バカとは言わないけど、天然ではあるわね」

鳥花「う…………生まれつきなんですから、どうにもなりませんよ………!」

蘭「それじゃ最後。狂歌の僕さん」

蓮「ま、基本楽しく馬鹿になるのがこの小説よね。真人間なんて逆に浮くだけだし」

鳥花「これからも面白さを求めていきましょー!では、45話、始まりますよ」


45話 断線と乖離

「おいババァ。きちんと納得のいく説明をしてくれ」

「いきなり沢山ズカズカ入って来て第1声がそれかい。長幼の序っていう言葉を知らない訳ではないだろう?」

「いや、敬う必要がないと思いまして」

「いちいちムカつくいいかただねクソジャリ。……まぁ、緊急事態であることは間違いないだろうね」

 

学園長室。

基本学園長はここで暇を持て余しているらしいが、今回ばかりは収拾に追われているようだった。

頭をかきながら、学園長は困った風に言う。

 

「何から説明すればいいかねぇ……」

「結局、Ωとかいうハッカーはどうなったんです?」

「そこにいる霧島蓮と東雲鈴のおかげで、警察に引き渡したよ。メインコンピュータのハッキングの件はどうにかなったようだがね」

「だが…………停電と同時にメインコンピュータのシステムがダウンした。これはどういうことだ?」

「現在調査中さね。大方管制室のメインコンピュータに繋がっているコンセントが抜かれたようだね。PTAも大騒ぎさ」

 

メインコンピュータは、サブコンピュータ2体の制御装置であると言う。

サブコンピュータ2体が、メインコンピュータによって管理・抑制されているらしいけど、サブコンピュータの1体と、メインコンピュータを繋ぐコードが抜かれた、と言うものだった。

 

「そのサブコンピュータっていうのは?」

「そうさね………1体が学園全体の電灯、もう1つは召喚獣の制御さね。恐らく電源の方が抜かれたらしいんだが

 

そういいかけた直後、学園全体に『召喚獣フィールド』が出現した。

基本召喚獣は教師の許可なしでは使用することは出来ないのが、学園全体にフィールドが展開された。

 

「-------------」

「どうやら、電気の方だけじゃなく、召喚獣の方も抜かれたらしいわね」

「えぇ!?だ、だったら………試獣召喚(サモン)!!」

 

絶句する学園長を余所に吉井君が召喚獣を起動させる。

だけど、負荷がかかったのか、至るところから吉井君の召喚獣(分身)が現れ--------

 

『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

『きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

 

学園は、吉井君の召喚獣によって溢れかえった。

 

「なんでこんなに出てくるんだよ!」

「邪魔だな、こいつ………」

「あぐふっ!!もうちょっとデリケートに痛っ!」

「フィードバックも搭載してるのね…………」

 

大惨事となった学園にて、吉井君の大量の召喚獣はゴミ箱に収納・保管もとい廃棄された。

当然フィードバックが生じるのは吉井君である。

坂本君は訝しげに召喚獣を見ながら言う。

 

「他の人は大丈夫なのか?」

「私がやってあげるわよ。試獣召喚(サモン)!!」

 

ワラワラワラワラーッ!(以下略)

 

『ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

 

世界は、蘭さんの召喚獣で埋め尽くされることになった。

 

「ぅ………なんで私までフィードバック有りなのよぉ………」

 

数分後、吉井君の召喚獣とともに、蘭さんの召喚獣もゴミ箱へ投棄されることになった。

もはや大事故の部類である。

しかも、あろうことかフィードバックも追加され、苦しみは倍増。

どこかでサンドバックにでもされているのか、吉井君は余りの衝撃に蹲る。

 

「仕方ねえ………試獣召喚(サモン)!!」

 

見かねた坂本君も召喚獣を出現させる。だが、五体満足で立っているだけ。

 

「…………あれ?」

「何にも起きないよ?」

 

続いて姫路さん、霧島さん、木下君、木下さん、工藤さん、土屋君、島田さん、鈴さんと召喚させるも、変わった様子はない。

鈴さんはジト目で蘭さんの方を向く。

 

「お姉ちゃん………何かやらかしたんじゃない?」

「やらかしてないわよ馬鹿なだけよ!!」

「ついに肯定しちゃったね………」

 

しかし、その片鱗はすぐに訪れた。

急に召喚獣の目の色が赤くなったかと思えば、あちこちに飛び回る。

 

「……………制御が効かない……!!」

「どういうことよこれ〜っ!!」

「西村先生、召喚取り消しを!」

 

いつからそこにいたのか、ダンボール箱に入った西村先生が召喚の取り消しを行うが、取り消しにすらならず、学園全体をフィールドがすっぽりと覆う形となった。

 

「悪化してません?」

「ああっ!召喚獣がっ!!」

 

しかも飛散していた召喚獣は、メインコンピュータがある管制室の方へ姿を消して行った。

 

「な、何あれ………」

「………………召喚獣の、暴走……!!」

「でも吉井君と東雲さんの召喚獣は大丈夫みたいですね」

「バカだからさね」

「「何だとこのババァ長!!」」

「息ピッタリじゃのう………」

 

さっきは肯定してたのに、と言う言葉は飲み込んでおいた。

自分では言えるけど、改めて他人に言われると腹が立つのかもしれない。

学園長は頭をかかえる。

 

「困ったねぇ………召喚フィールドは取り消しが不可能、サーバーもダウンしてるさね」

「小林、霧島。お前たちはどうなってるんだ?」

 

召喚しなかった私と蓮に振る西村先生。

暴走状態になっても嫌だけど、やるしかないか………

 

「「試獣召喚(サモン)!!」」

 

声を合わせて召喚する私と蓮。

しかし、2匹の召喚獣も五体満足である。

 

「あれ………翼と蓮も大丈夫なの?」

「それじゃ馬鹿だから、っていう理由じゃ無さそうですね。私も無事ですし」

「本当だ………」

 

見ると、鳥花さんの召喚獣も床で寝そべったきり動かない。

単に寝ているだけなんじゃ………

 

「原因は、恐らくはサブコンピュータの断線による不具合さね」

「断線だったら、コードを繋げばいい話じゃ………」

「明久。まだ管制室の扉は開かないままだぞ。予備電源なんだろうが、あの扉は複雑な電子回路によって成り立っているらしいからな……」

 

電気系統は復帰したとはいえ、電子式の管制室の扉は開かないままだった。

しかし、方法がないこともない。

 

「東雲姉、そして吉井。2人にはダクトを通って管制室に降りて、コードを繋げてほしいのさ」

「え、2人で?」

「翼たちも連れて行くわ。旅は道連れ世は情けよ」

「………情けも条理もないけど」

 

5人って流石に嵩張るんじゃないの?ダクトって狭いイメージあるけど。

 

「当然、行く途中にも様々なトラップが仕掛けてあるさね。侵入者防止用に」

「ダクトはトラップがあって、なんで管制室に侵入を許したんですか………」

 

鳥花さんは召喚獣を叩き起こしながら突っ込む。

ちなみに、私も蓮も、鳥花さんも召喚獣に触れることが出来た。ついでにフィードバックも起きる不具合に見舞われている。

甚だ迷惑な機能だよ………

 

「ダクト内の地図さ。管制室の前で召喚獣を操作しな」

「だけど、どうやって操作するの?召喚獣の動きも、周りも見えないじゃないか」

「カメラと無線マイクを持たせる。お前たちにも持たせておくから、こっちからの指示を仰ぎな」

 

かくして、断線したコードを繋げるという緊急ミッションが幕を開けた。




翼「この章もあと4話で終わるわけだけど、どうだった?」

蓮「まだ終わってないわよ?………まぁ、ニート生活よりは画期的だったかもしれないわね。世界最高峰のハッカーとも戦えたし」

蘭「面白かったわね。来年が楽しみよ」

鳥花「この小説は3年生編は作るんですか?」

分かりません。恐らく、VS3年生編以降も作るとは思うんですが、3年生編までは………

蘭「いいじゃない。どこまでも行きなさいよ」

早くもネタ切れなのに何を言ってるんですか。あ、でも修学旅行編とか描いてみたいかもしれないです………

鈴「あ、いいじゃんいいじゃん。行き先どうするの?」

蘭「北海道」

翼「韓国」

鳥花「鹿児島」

蓮「東京」

鈴「こ、国外がいるし皆バラバラ…………じ、次回もお楽しみに!」
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