バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜 作:ぷろとうぃんぐ
蓮「いや、2000字ってところね。まぁ、構わないんじゃない?本格的な戦闘は明日なんだし」
鈴「それじゃ感想。アクアマンさん」
鳥花「まぁ………はい。あんな感じだったらしいですよ?」
翼「え?本当のことだったの?」
鈴「うん」
蓮「次は”蒼龍”さんね」
翼「展開としては原作と同じだけど、結末はどうかな……?」
蘭「違うの?」
鳥花「次は藤崎海斗さんです」
蓮「あの点差はおかしかったわよね………」
翼「しかも先生まで…………でも負けないよ!」
鈴「それじゃ本編だよ〜」
☆
「う……うぅ……酷い目にあった……」
「あれが補習なんだ……そりゃ皆恐怖するよね………」
「どうしたんだい。まさか補習ごときでバテたのかいジャリ共」
「「お前はもう1回道徳の授業を受け直してこいババァ!!」」
「ウチの学園長は思いやりが足りないと思います」
「哀れみの欠片もないみたいね………」
1時間経って、補習を受けて来た私たち。今の時刻はまもなく4時を回る、といったところかな。
6時から後夜祭が始まる訳だけど、教頭の方は動いてないのかな?
帰ったら帰ったで罵倒されるし……………
吉井君と坂本君、鳥花さんの一声に学園長は反発する。
「失礼な子だね。こんな優しくて若い学園長はどこの学校にもいやしないよ」
「こんな冷たくて年取った学園長はここにいるがな」
「うるさいガキだねえ………年取ってないよ。永遠の17歳さね」
「流石に無理がありますよ………」
「ところで、教頭は何してるの?」
「証拠集めでもしてるんじゃない?特別まだ動きは見せてないわね」
蘭さんはモニターをみながら答える。
その部屋には大型のディスプレイが配置されていて、各階や部屋までの監視カメラの映像が映し出されていた。
そのカメラの映像にときたま教頭が動いているらしいけど、うろうろしているのだとか。
「今は丁度お客は帰った時間だからね。本当にお偉い人が来るのは後夜祭からだよ」
「それじゃ、そこで行動を移すのが妥当ね………」
「ねぇ、だったら直接教頭を捕まえた方が早いんじゃない?まだ何か仕掛けてくるかもしれないし」
優子さんが提案する。確かに妥当な判断かもしれないけど、大きな問題があった。
「………………まず、証拠がない」
「あ………」
「そう。Ωの件にしたって、先輩後輩を釣った件にしたって、教頭が動いていたって証拠がないのよ」
「あの、脅したボイスレコーダーのは?」
「証拠としては薄いのよね………全ての所為を教頭に押し付けるのはこじつけだと思われるし」
「だからメインコンピュータを復活させることが優先なんですね」
土屋君のカメラは、文月学園とは別のコードで繋がっているため、無事に起動しているらしい。
現在復旧していないのは、召喚獣の制御、そして電気系統だ。
電気系統が復活すれば、誰があのメインコンピュータとサブコンピュータの線を切ったのか一目瞭然、ということなんだけど………これも重要な問題があるんだよね………
「だが………あの召喚獣をどう突破する?」
「………そこよね。吉井君と私の召喚獣じゃ、先生やその他の召喚獣を倒す、なんてこと出来ないし……」
「ただ、今動けるのが私たちしかいないんですよね………はぁ。私も荷が重いです」
鳥花さんは腕を回しながら溜息をつく。
工藤さんや土屋君の召喚獣がいるってことは、他の人の召喚獣もいるってことになる。
ただ、最悪モニターに召喚獣の場所は表示されるから、ある程度逃げ回れるけど、突破口が見当たらない。
すると、姫路さんが手を叩く。
「それなら-----------」
★
ここは教頭室。
とは言っても、学園長の部屋よりかは小さかった。
そんな部屋で、教頭は必死になって資料を集め直していた。
その資料というのは、これまで学園長がやってきた召喚システムの概要、Ωに頼んでハックしてもらった学園の設備。
更に、今回優勝景品の腕輪の不具合、学園と繋がっている如月グループの記載、などなど。
もう1つ。
試作段階にある『虹色の腕輪』。点数を約5倍まで引き上げるという
『フフフ………これさえあれば、この学園の召喚システムと学園長の座は私のものだ………!』
そんな薄暗い部屋の中、教頭は1人ごとを漏らす。教頭の心は晴れ晴れとしていたみたいだ。
『足止めとしてメインコンピュータの線を切断しておいて正解だった…!!この勝負、私の勝ちだ学園長!!』
メインコンピュータとサブコンピュータの3機を落としてしまえば、この学校は制圧したようなもの。
教頭室は悪どい笑い声が響いていた。
☆
それから更に1時間後。日が沈み、5時をとっくに回っている。
私たちは補充を終えて、既に作戦位置に再びついていた。
姫路さんがとった作戦。それは、『あえて教科難度を下げること』だった。
試験が小学生レベルなら、いくら吉井君や蘭さんといえども楽々解ける。まぁ、大化の改新の年号が分からなかったらしいけど。
私と蓮は教科難度を下げずに挑戦したわけだけどね。都合の悪いことに問題が準備出来なかったらしい。コピー機も機能不能になっていた。
これも教頭の所為だ--------------っていうのもこじつけだと思うけど。
「さて………最後の戦いになるわね………」
「僕も雄二から切り札をもらってきたから………今度は突破する!」
「よし、絶対に勝って帰る!行くよ------------!!」
ガツッ、と私たち5人は拳を合わせた。
覚悟を決めて決戦の地へ足を向ける。
これが、最後の勝負だ!!
翼「次回は、荒れるよ」
蘭「まぁ、荒らすのは私たちなんだけどね」
荒れるのはダクトの方ですけどね。
蓮「あんな罠作るくらいならもっと防犯機能に特化しておくべきよ………」
鳥花「至極もっともです」
翼「さ、次回は…………って教頭の動きも気になるよね。何そのチート」
鈴「あれ、本編でかなり食い込んできそうだね………」
蓮「それじゃ、ネタバレ厳禁で次回へ続くわよ」