バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜   作:ぷろとうぃんぐ

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翼「手早く行くよ!藤崎海斗さん!」

蓮「まぁ…………うん。仕方ないわよ。そうでもしなきゃ点数取れないんだし」

鈴「それじゃ”蒼龍”さん!」

蘭「アイテムについては色々出すつもりらしいわよ。この間はチートのアイテムが出て来たのよね」

鳥花「最後は太郎丸勇大さん!」

蘭「私はハッカーじゃなくて傍観者よ、基本」

翼「それじゃ本編開始ー!」


49話 応酬と覚醒

【Fクラス 小林 翼 政治経済 392点】

【Fクラス 霧島 蓮 政治経済 320点】

【Fクラス 吉井 明久 政治経済 47点】

VS

【Fクラス 姫路 瑞希 政治経済 326点】

【Aクラス 霧島 翔子 政治経済 338点】

【学年主任 高橋 洋子 政治経済 583点】

【Fクラス 小林 翼(シャドウ) 政治経済 392点】

 

「うぐっ…………!!」

 

点数が現れる直前から一撃を入れられる私。動きが素早すぎる……!!

 

『翼さん!ひいて下さいっ!!』

『…………量も質も違いすぎる…』

「ここまで来て逃げる訳には……行かないよ」

 

対して二刀流で応戦するけど、高橋先生の召喚獣がやはり圧倒的だ。武器はムチ。

私の二刀流では威力が足りないし、蓮の両手斧ではそれまでの段階が大振り過ぎて当てることは不可能。

 

「………ねぇ、僕は?」

「「戦力外」」

「2人して言わなくても!!」

 

小学生レベルのテストに政治経済がなく、更には点数も減っていないために、どうすることも出来ずにいた。

この強力メンバーの打ち合いに、流石に2ケタは戦力外だ。

左から来た巨大な剣を避ける。すると物凄い速度でムチが飛んでくる。

 

「こ…………んのっ!!」

 

無理矢理威力を殺しながら両剣でガードしつつ、戦闘にならないように突破しようと試みるが、先をシャドウ翼が封じ込める。

くそ………自分ながらすごい邪魔だな………

更に奥からここぞとばかりに優子さんと土屋君、島田さんの召喚獣も現れる。

 

「7人を3人で迎え打つのって無理じゃないかな………!!」

「「2人だね」」

『息ピッタリね…………』

 

ナビの奥から溜息が漏れる。でも事実じゃない?

 

「でも大丈夫!科目が変わったから今度は僕も参加出来るよ!」

 

【Fクラス 小林 翼 情報 327点】

【Fクラス 霧島 蓮 情報 584点】

【Fクラス 吉井 明久 情報 60点】

VS

【Fクラス 姫路 瑞希 情報 300点】

【Aクラス 霧島 翔子 情報 343点】

【学年主任 高橋 洋子 情報 637点】

【Fクラス 小林 翼(シャドウ) 情報 301点】

【Fクラス 島田 美波 情報 63点】

【Aクラス 木下 優子 情報 274点】

【Fクラス 土屋 康太 情報 51点】

 

「蓮高………って言おうとしたけど向こうのが一枚上手!?」

「化け物がいるわね………吉井君!悪いけど島田さんと土屋君の召喚獣をお願い!」

「折角テスト受け直したのに弱いままじゃないかぁ………っ!!」

 

吉井君は悶えながら2人と深入りしないよう注意しながら戦闘する。

私もダブル優等生を受け持ちながら何とか格闘するけど、このままでは平行線だ………!

蓮なんて私のレプリカと高橋先生たちを同時に相手にしているため、相当辛いことだろう。

その時だった。

 

「翼さんっ!!もう少し持ちこたえて下さいっ!!」

「鳥花さん!蘭さん!!」

 

向こうから鳥花さんと蘭さんがやってくる。

よし、これなら7VS5!!

しかし、更に奥の方から湾城さんと根元君の召喚獣も出現する。

 

「なになに………!この場所に何かあるの……?」

「最後の砦の場所なんでしょ……!ここを突破するしか………ないってわけよ!」

 

蘭さんは短刀を振り回す。

さて、ここからが本当の、最後の勝負になる。

 

【Fクラス 小林 翼 化学 401点】

【Fクラス 霧島 蓮 化学 363点】

【Fクラス 吉井 明久 化学 31点】

【Fクラス 月風 鳥花 化学 253点】

【Fクラス 東雲 蘭 化学 14点】

VS

【Fクラス 姫路 瑞希 化学 314点】

【Aクラス 霧島 翔子 化学 329点】

【学年主任 高橋 洋子 化学 581点】

【Fクラス 小林 翼(シャドウ) 化学 363点】

【Fクラス 島田 美波 化学 124点】

【Aクラス 木下 優子 化学 287点】

【Fクラス 土屋 康太 化学 47点】

 

「……戦力外が2人ほどいるんだけどぉぉぉ!!!?」

「ただでさえ人数足りないのにこれはきついわね……!!」

「早く逝って下さい2人とも!」

「酷い言われよう!!」

 

鳥花さんの心ない言葉に驚愕しながら対応する2人。いやでも確かに役に立ってないかも………

 

「あぅっ!!」

「鳥花さん………!!」

 

2人を庇って散々攻撃を受ける鳥花さん。このままじゃ保たない。

 

【Fクラス 小林 翼 化学 317点】

【Fクラス 霧島 蓮 化学 308点】

【Fクラス 吉井 明久 化学 31点】

【Fクラス 月風 鳥花 化学 0点】

【Fクラス 東雲 蘭 化学 14点】

VS

【Fクラス 姫路 瑞希 化学 311点】

【Aクラス 霧島 翔子 化学 313点】

【学年主任 高橋 洋子 化学 580点】

【Fクラス 小林 翼(シャドウ) 化学 291点】

【Fクラス 島田 美波 化学 107点】

【Aクラス 木下 優子 化学 251点】

【Fクラス 土屋 康太 化学 47点】

 

「あ…………っ!!」

 

島田さん、優子さんの攻撃を浴び続けてついに点数が0になり、満身創痍になる鳥花さん。

ついでにフィードバックもあるので、精神的にも身体的にも辛いものがある。

5人いた戦力も「戦死者は補習!」これでは「いやぁぁぁぁ!?」火の車だ。

 

「翼!どうするの!?」

「…………策が無いことはないけど………」

 

私が最後の策を練っていると、今度は奥からツインテールの召喚獣が現れた。

え、誰あれ。

 

『おっねえさまぁぁぁぁ!!!』

『み、美春!?アンタなんでこんなとこにいるのよ!』

『お姉様あるところ清水美春ありです!!』

 

ナビの向こうでは何故かよくわからない少女が島田さんに絡みついて居た。ちなみに召喚獣も同様。

 

「…………待てよ、これなら……」

 

私は二刀流を防御の体勢から攻撃の体勢に変える。

教科がこれで変わるはず………

 

【Fクラス 小林 翼 化学 317点】

【Fクラス 霧島 蓮 化学 308点】

【Fクラス 吉井 明久 化学 31点】

【Fクラス 月風 鳥花 化学 0点】

【Fクラス 東雲 蘭 化学 14点】

VS

【Fクラス 姫路 瑞希 化学 311点】

【Aクラス 霧島 翔子 化学 313点】

【学年主任 高橋 洋子 化学 580点】

【Fクラス 小林 翼(シャドウ) 化学 291点】

【Fクラス 島田 美波 化学 107点】

【Aクラス 木下 優子 化学 251点】

【Fクラス 土屋 康太 化学 47点】

 

「これなら行けるかも………!!」

「翼!とっととボコしちゃいなさい!」

「言われなくても!!」

 

現代文だったのが幸だったのか、全員一様に戦える状態にあった。

だったら私もこの技を使わせてもらう!!

腕輪の力であるコピーの能力をフル活用させて、両手に構えた剣に炎を灯して特攻させる。

 

「火炎鳳凰斬っ!!!」

 

これはソードスキルとは違うものだけど、要するに

 

自爆技(・・・)だ。

 

【Fクラス 小林 翼 現代文 0点】

【Fクラス 霧島 蓮 現代文 393点】

【Fクラス 吉井 明久 国語 393点】

【Fクラス 東雲 蘭 国語 412点】

VS

【Fクラス 姫路 瑞希 現代文 341点】

【Aクラス 霧島 翔子 現代文 362点】

【学年主任 高橋 洋子 現代文 0点】

【Fクラス 小林 翼(シャドウ) 現代文 0点】

【Fクラス 島田 美波 現代文 32点】

【Aクラス 木下 優子 現代文 349点】

【Fクラス 土屋 康太 現代文 48点】

【Dクラス 清水 美春 現代文 148点】

 

「翼!?」

「蓮も早く!突破するなら今しかないと思う!」

 

蓮は言うが早いか即座に腕輪の力を発動させる。

そして吉井君もついに最大の策を使う。

 

「来い--------二重召喚(ダブル)だっ!!」

 

そう叫ぶとなんと吉井君の召喚獣が2体に増える。

それは優勝賞品である白金の腕輪の能力だ。もう一体の召喚獣、つまりは分身の腕輪だ。

相手の一閃を横に避けてから、一撃を打ち込み、蘭さんも加速斬撃(マッハブラスト)を発動させながら敵を切り刻む。

 

【Fクラス 霧島 蓮 現代文 132点】

【Fクラス 吉井 明久 国語 246点】

【Fクラス 東雲 蘭 国語 293点】

VS

【Fクラス 姫路 瑞希 現代文 134点】

【Aクラス 霧島 翔子 現代文 0点】

【Fクラス 島田 美波 現代文 0点】

【Aクラス 木下 優子 現代文 0点】

【Fクラス 土屋 康太 現代文 0点】

【Dクラス 清水 美春 現代文 0点】

 

「あとは姫路さんのだけ……!!」

 

そう吉井君が振りかぶった時だった。

姫路さんの召喚獣の様子が変化したのだ。

全身から紫色の不気味なオーラを出して、背中から羽を生やす。

 

「こ、これは…………?」

「何なのよこれ………召喚獣にこんなシステムが………」

 

驚愕を口にする中、両手の剣までも変化する。

まるでその姿は、悪魔のようだった。

 




蘭「結局終わらなかったわね………」

翼「次回こそは最終覚醒戦争だね」

鳥花「時間なくて無理矢理端折ったのは内緒ですよ……」
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