バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜   作:ぷろとうぃんぐ

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翼「2日空いちゃったけど、更新開始だよ。待たせたね!」

蓮「バカテスト考えるの、そろそろ辛くなってきたのは内緒よ」

鈴「それじゃー、まずは”蒼龍”さ----------」

翔子「………….…雄二。逃がさない」

雄二「うおお!!このままだと墓場送りにされちまう!!」

翼「………ご冥福をお祈りします」

鳥花「まだ死んでないですよ!?」

蘭「最後は太郎丸勇大さんね」

鈴「本当大変そうだよねぇ………」

蓮「逃げ回って、結局仕置きされるのがオチよね」

翼「それでは、本編スタートっ!」


57話 推論と逃避

バカテスト ライティング

【第3問】

以下の英文は、日本のことわざを英語表記したものである。英文をことわざ表記で和訳しなさい。

『cast pearls before swine.』

 

霧島 蓮の答え

『豚に真珠』

姫路 瑞希の答え

『豚に真珠』

 

教師のコメント

正解です。『cast pearls before swine』の直訳「豚の前に真珠を投げる」は、聖書の一節が由来となっている英語イディオムです。

日本語の「豚に真珠」のもとでもあるので、訳も意味もそのままです。よく出来ました。

 

 

島田 美波の答え

『真珠の前に豚を投げる』

 

教師のコメント

豚を投げないで下さい。

 

吉井 明久の答え

『以前真珠を泳がせたキャスト』

 

教師のコメント

正解云々の前に、日本語が崩壊しています。

 

 

 

坂本君は流石に納得しないのか、全力でツッコミをする。

一方悪びれもしない似非外国人は、誓約書を破いて捨てる。

 

「冗談デス。アメリカーンジョークデスよ」

「アメリカンにしては重すぎるだろ………」

「それデハ気を取り直して、邪魔になりそうな大きな鞄を預からせてもらいマース」

「…………お願い」

 

似非外国人の人は霧島さんからバックを受け取る。

それにしても、ただのデート(?)にしてはやけに荷物が多いような気がするけど………お手製の昼食でも作って来たのかな?

 

「デハ、行ってらっしゃいマセ」

「…………雄二、行こう」

「いだだだだっ!!待て待て!俺の肘が捻れるっ!?」

 

抵抗も虚しくお化け屋敷に強制的に入れられる坂本君。

そこは、廃病院を改築したと噂が立ち”本物”も混じっているのではと言われているらしい。

リノリウムで出来た床を歩く霧島さんと坂本君。先は薄暗く、辺りすらマトモに見渡すことが出来ない。

 

「…………ちょっと怖い」

「ん?こういうものにあんまりビビらないお前にしては珍しいな。雰囲気のせいか?」

「…………そうかも」

 

1階を無事何事も無く探索を終え、2階付近に差し掛かった時、ひんやりとした風と共に、何かの声が聞こえてきた。

 

「……………この声、雄二………?」

「……俺はここにいるぞ?」

 

この間、坂本君は口を開いていない。そうなると、何かの演出か、それとも悪意のこもった罠か--------

 

 

【姫路の方が翔子よりも好みだな。胸も大きいし】

 

 

------悪魔の罠だった。

 

「……………雄二、覚悟、出来テル?」

「怖え!!どうせこのシチュ考えたの明久だろ!?バカなのかあいつ!!」

 

坂本君は全力でダッシュしつつ、後ろにまた全力ダッシュをする霧島さんから逃げる。

すると、端からさらに釘バットやらチェーンソーやら、お化け屋敷にありそうでないものがズラリと姿を現した。

 

「……………気が利いてる」

「くそっ!趣向は違うが確かに恐怖のお化け屋敷だっ!!」

 

嵌められたぁぁ!!と叫びながら1階と2階を往復しながら何とか霧島さんから逃れる。

 

「………はぁ………はぁ………どうせ、あんなの………秀吉の声真似だろ…………」

 

電灯が照らす『第1手術室』の前で息を切らす坂本君。

自分は何も喋っていないのに、声が聞こえるということは、ボイスレコーダーからの声が、秀吉の声真似の他あり得ない。

その時、前から同じ境遇にあったらしい男性がこちらに走って来ていた。

そして、同じく坂本君の前で膝に手をつけて息を整え始める。

 

「………ふ、ふざけるな………何で俺がこんな目に………」

「そうか………お互い………大変だな……」

 

お互い顔を見合わせた。

その顔は、明らかに馴染み深い、あの代表の姿---------

 

「………げっ、お前が何故ここにいるんだ!?」

「お前こそ何でここにいるんだ!?」

 

根本恭二。

いつもより血相を変えながら、そこにいた。

全く状況を飲み込めないが、坂本君は冷静に落ち着く。

 

「………お前たちも来ていたなんてな………」

「あぁ………実は昨日咲未の奴に言われてな……連れこられたと思ったら、似非な奴に写真撮られるわ、咲未からは関節技決められるわ……災難しかなかった……」

「………それはまた………つか、お前がここにいるってことは、まさか明久たち(あいつら)に………」

「……似非な奴と、Aクラスメンバーに出迎えられた。特にあの副代表におもてなしされたぞ」

「………鈴まで来ていたか………」

 

蘭が来ていたために何と無く想像はついていた。

急遽坂本君たちの他に根本君までもてなすことになったけど、メインは坂本君たちらしいよ。

 

「てことは、小林と蓮の方の霧島も来ているのか?」

「………いや、それはなさそうだ。一応良心はあるし、まず如月ハイランドに協力体制も取らない」

 

うん。まさしく。

 

ウェディングシフトは如月ハイランドに実装されているらしく、例の噂通り『カップルを結婚させる』ことが目的になっている。

私や蓮が参加しなかったのは、そんな無理に結婚させなくてもいいじゃないか、という反論タイプだ。

過程や未来をすっ飛ばして、今が良ければそれでいいあのグループのやり方には反論を唱える。

決めるのは自分たちなのに、外野がとやかく言う資格はないと思うんだよ。

 

「Fクラスの他の奴らは?」

「はっ。元々論外だ。うちには『異端審問会』という謎の集団がいる。このことが知られれば、ジンクスを作るどころじゃないからな。今のところ明久、ムッツリーニ、秀吉、姫路、島田。蘭と鈴。その他だ」

「……月風は?」

「居てもおかしくないんだがな……裏方にいるタイプじゃないから、きっと来てないんだろう」

「ま、今はともかく-----------」

 

『……………雄二。お仕置きの時間』

『ふっ………ふふふっ………私をコケにしてくれたこと、後悔させてあげますわ……!!』

 

「----------あれをどうにかしないとな……!」

「どうにもならねえ!!処刑されたくなかったら逃げるぞ根本!!」

 

結局、何とか全力ダッシュ中の説得により、落ち着いた両名だった。




蓮「ここでようやく、如月ハイランド編は中盤にさしかかるわ。最後まで、何が起こるか分からないわよ?」

鈴「そうなの?」

蓮「そうよ」

鈴「…………ところで、何で私と蓮しかいないの?」

蓮「それはあれよ。後書きが当番制になったからよ」

鈴「まぁ嵩張るのもねぇ」

蓮「さて、じゃあそろそろ終わるわよ」

鈴「あ、うん。次回もお楽しみに!」
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