バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜   作:ぷろとうぃんぐ

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翼「さて、感想コーナーだよ!狂歌の僕さん。ありがとう!」

鳥花「ま、死んではないんですけどね」

蘭「最後は”蒼龍”さんね」

蓮「解答不可能、ついでに脱出不可能とか、もう死亡フラグktkrじゃないの」

鈴「キタコレじゃないよ……それじゃ、本編どうぞ!」


60話 抗戦と絶黙

バカテスト 家庭科

【第六問】

丸い棒状のものを縦半分に切り、切り口を下にして、端から直角に一定の厚さで切る切り方のことを何というか答えなさい。

 

吉井 明久の答え

『半月切り』

小林 翼の答え

『半月切り』

 

教師のコメント

正解です。さらに半分に切ると『銀杏切り』になります。

 

 

東雲 鈴の答え

『かまぼこ切り』

 

教師のコメント

形状ではなく、その切り方を答えて下さい。

 

東雲 蘭の答え

『たくあん切り』

 

教師のコメント

姉妹揃って、同じような解答をしないで下さい。

 

湾城 咲未の答え

『湯切り』

 

教師のコメント

それはまた違う切り方です。

 

 

 

(こうなったらとことん抗戦するしかないぞ………!)

(木下優子……腐っても秀吉の姉かっ!!)

(……いっそのこと、答えを無回答か、「分からない」とかにしてみればいいんじゃないかしら?)

(それだ咲未っ!!)

(ばっ……!?気安く呼ばないで下さる!?)

 

話がずれたけど5.1秒ほどのアイコンタクトにより、話の展開を持って行くことが出来る。

いくら出来レースだとしても、流石に無理をしてくるはず。

 

≪それでは第3問!お2人がたは付き合ってから何か月でしょうか!≫

 

なんかとんでもない問題来た。問題というか質問だけども。

 

「おい翔子。俺たちっていつ付き合ったんだ?」

「………………今日の朝」

「捏造すんなこら。俺が寝てる間に何をしたんだ?」

「………………恥ずかしいから、言わせないで………(ポッ)」

「何をしたんだぁぁぁ!!いい!俺が書く!!」

 

≪では、両カップル、解答をどうぞ!≫

 

根本家『解答不可』

坂本家『分かりません』

 

≪正解ですっ!!≫

 

「「何に!?」」

 

再び揃ってシャウトした。司会者のこの堂々っぷり。さては想定内の解答だったのかな。

 

≪根本恭二さん・咲未さんカップルはあくまで自称『カップル』であってカップルではありません!今日の帰り道に告白するのでしょう≫

 

「「しねえ(しませんわ)!!」」

 

≪そして坂本雄二さん・翔子さんカップルは時期を忘れるほど長い付き合いであり、今年で17年目だそうです!≫

 

「生まれてたった数か月で彼氏彼女に!?」

 

まさかの返答に青ざめる3人。出来レースというか、もはや当てつけになって来ている。

それでも筋だけは通ってるのが解せないみたいだけどね。

 

≪それでは運命をかけた最終問題です!!≫

 

そうアナウンスしたその時だった。彼らだけじゃなく、想定外すぎる邪魔が入った。

 

『チョットオカシクな〜い?アタシたちも結婚する予定なのに、どうしてそんなか弱そうな高校生さんが特別扱いなワケ?チョーあり得ないんですけど〜』

 

私たちからすれば不愉快な客だけど、坂本君たちからすればまさに救いの神と思える人物だった。

すると、声を発した女性と、その取り巻きの男が呼んでもいないのに壇上まで上がってくる。

 

≪あの、お客様?イベントの最中ですので、どうか--------≫

『あァ?グダグダとうっせえぞぉ!オレたちゃなぁ、オキャクサマだぞゴルァ!』

 

茶髪でチャラチャラとしたチャラ神が威嚇するように叫んだ。

この2人……先ほど邪魔してきたバカップルか。

 

『アタシらもウエディング体験ってヤツだっけ?ゃってみたぃんだけドぉ〜?』

≪で、ですが----≫

『ゴチャゴチャと喚くんじゃねぇぞコルァ!オレたちもクイズに参加してやるって言ってんだろボケが!!』

『じゃあこうしよーよ!アタシらがあの4人に問題出すから、両方答えられなきゃ、アタシらの勝ちってコトで!』

 

慌てるスタッフに対してマイクを奪い取るチンピラカップル。

 

(お、おい。よく分からないがチャンスじゃないか?これに答えさえしなければいいんだろ?)

(その通りだ………)

 

坂本君は1つ頷くと、翔子さんの手を取る。これで動くことはままならないはずだと踏んだ。

わざと間違えるだけでウエディング体験はおじゃんになる。

 

『じゃあ……問題だ。超難しいから覚悟しておけよ……』

 

わざと溜めるようにして言う男。確かに、見た目とは裏腹に実はかなり優秀だったり、大人が故のブランクがある。

これは若干不利かもしれな--------

 

 

『ヨーロッパの首都はどこだっ!!』

 

 

----------え?(難聴)

 

『オラ、答えろよ。制限時間は30秒しかねえぞ?』

 

言葉を失った。あのバカの代名詞である、蘭さんや吉井君でも目を丸くしている。

正解は『ない』なのかな。ヨーロッパは国というカテゴリーには入っていない。

やはり、バカはバカだった………

 

≪………では、答えをお願いします≫

 

顔を引きつらせながら、ここは穏便に指示を出す。

 

根本家『無回答』

坂本家『無回答』

 

『ふっ……造作もねえ奴らだな!おい司会!オレたちの勝ちだよなぁこれ!!』

『そうよそうよ!だって分からなかったじゃない!』

 

ぎゃあぎゃあと騒ぎ立てる不良たち。木下さんははぁ、と溜息をついて問いかける。

 

≪………あのぉ………ヨーロッパの首都って一体………≫

『はぁ?おいおいおいおい、まさかお前も分かんねえのか?『うるぐあい(・・・・・)』に決まってんだろうが!?』

『常識よねぇ〜?』

 

唖然呆然大騒然。

ウルグアイって南アメリカに属する国……のはず。いつヨーロッパにご引越しをして、首都にまで登り詰めたのか……真相は謎のままだよね……

 

≪………坂本雄二さん、翔子さん。そして根本恭二さん、咲未さん。【如月ハイランドウエディング体験】をプレゼントします≫

『おい待ちやがれ司会この野郎!こいつら答えられなかっただろうが!?』

『マジありえなくない!?バカなんじゃないの!?』

 

バカはそちらでございますよ、バカップル様………

 




鈴「もう60話なんだね………」

蘭「オリキャラ紹介と、幕末入れれば62話よ」

鈴「ここからどうなるんだろ。強化合宿編?」

蘭「根本ルート行ったら強化合宿編のつもりらしいわよ。当然オリジナル展開有りの」

鈴「翼さんの無双が始まるうぃる」

蘭「うぃるじゃないわよ。まぁ、超絶召喚とか訳の分からない能力持ってれば無敵よね」

鈴「確かに。では、また明後日にでも〜!」
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