バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜   作:ぷろとうぃんぐ

68 / 108
翼「1日開けたのに、そんなに文字数がないね」

蘭「さ、感想行くわよ。”蒼龍”さん」

鈴「結局あれが最初のフラグだったんだよね」

鳥花「次は太郎丸勇大さんです」

蘭「姫路さんのゴマ団子を食べて失神しかけた私が通るわよっと」

翼「実際失神した私が通るよ………」

蓮「通らなくていいわよ。最後は狂歌の僕さん」

鳥花「流石にぶれないキャラですよね」

翼「それじゃ、本編始まるよ!」


66話 冤罪と冒涜

バカテスト 強化合宿編

【第一問】

強化合宿を行うにあたって、貴方が1番学んで帰りたいことを答えなさい。

 

姫路 瑞希の答え

『他クラスの勉強方法』

 

教師のコメント

強化合宿では、主に合同補習が行われます。その時に教えてもらうといいでしょう。

 

土屋 康太の答え

『バレないカメラの配置方法』

 

教師のコメント

そんなこと学ばないで下さい。

 

島田 美波の答え

『拷問方法』

 

教師のコメント

絶対に真似しないで下さい。

 

 

「はぁ〜っ!やっと着きましたね〜!」

「そうだね……」

「所要時間は約4時間……ってところかしら」

 

しばらくして、目的の場所に着いた私たちは、E・Fクラスの女子が寝泊まりするだろう3階客室にいた。

部屋割りは4人で、私と蓮、蘭さん、鳥花さん。姫路さんと島田さんは2人一室らしい。

しかし、4時間も揺られていたとなると、体調面でも解れない。蓮でさえも疲れたように手を伸ばす。

蘭さんは荷物を降ろして言う。

 

「この旅館ってわざわざ文月学園が買い取って合宿所に変えたらしいわね」

「そうなんですか?」

「そのおかげかいつでも召喚フィールドが張ってあるらしいわ」

「そんな贅沢かけるくらいなら、もっちょっと生徒に配慮とか出来ないのかしらね?」

 

わざわざそんな4時間もかけて来るくらい遠い場所にある旅館建て替える意味なんてあるのかな。

すると突然鳥花さんが言った。

 

「さて、それじゃ早速、まだ集合までに時間があることですし、探検しましょうよ、探検!」

「探検というより、把握よね。せめてどこに何があるか知っておきたいし」

「それならしおりの中に書いてあるわよ?」

「実際に見たほうが早いじゃないですか。翼さんも、そう思いません?」

 

…………(枕草子読書中)

 

「…………ん?呼んだ?」

「……アンタ………口数少ないっていうか1度も喋ってないわよね……」

「歩く文学少女よね」

「文学少女が歩くのって、普通だよね?あ。私としては図書室を広くして欲しいかな」

「その話題終わったんですけど!?」

 

読書とは、私にとって憩いのものである。(断定)

 

「冗談冗談。把握したいから、合宿所を練り歩くんでしょ?」

「そんな祭りの時みたいに闊歩するわけじゃないけど、大体合ってるわね」

「翼さんって頭いいのにどっか抜けてますよね………」

「いや、貴女がそれを言うの?」

 

蘭さんは溜息をつきながらツッコミを入れる。

すると、いきなり外が騒がしくなったのが中に居ても分かった。

 

「……何だろうね?」

「ちょっと行って来ます。情報収集の月風にお任せしてください」

「ええ」

 

騒がしくなった、といってもザワザワ程度だけど、着いてからいきなり誰かやらかしたのかな。

まだ10分程度しか経っていないんだけど、一体何が---------

 

「大変ですっ!何か、吉井君たちが女子風呂の脱衣所を盗撮した罪で処刑されそうです!」

「…………え、展開早くない?」

「特に霧島さんと姫路さん、島田さんが燃えています」

「……さらば雄二君。また来世で会いましょう……」

「勝手に殺されるなんて、甚だ迷惑な話よね」

 

蓮は部屋の隅っこでしおりをパラパラと見ていた。

 

「でも、それって本当に吉井君たちなの?」

 

私は枕草子を閉じて床に置く。

まだ10分しか経過していないのに、流石に実行に移すには早すぎる。

それに、土屋君はもし仕掛けたとしてもすぐに気付かれることはないような気がする。

彼は別の意味でプロ級だからね……

私の質問に誰から聞いて来たのか、鳥花さんが答える。

 

「えと、とあるEクラスの話ですとそうらしいです。むしろ吉井君たちしか仕掛ける人がいないって……」

「………………冤罪ね」

「………………冤罪よね」

「………………カモフラージュ。犯人は別にいると思うよ」

「3人とも結論早すぎますって!」

 

むしろそう考えない方がおかしい。状況は知らないけど、そうとしか思えない。

まず、吉井君たちはそんなことしないんだろうし。

 

「それでアッサリと吉井君たちを疑う方も方よね。それで?主軸は?」

「主に動いてるのは小山友香さんですかね、あのCクラス代表の」

「思い込んだら突っ込んで行くタイプの人でしょ?うわ、もう明らかに真犯人説が濃厚じゃん」

「それでも証拠が足りなさすぎですけどね。見つかったのが小型カメラとマイクだそうですが、それだけで決めつけるのは……」

 

誤解云々の話じゃない気がする。

さらに話を聞いて行くと、『覗き反対』を掲げるC・D・Eクラスの女子反抗軍と、翔子さん、姫路さん、美波さんを加えた処刑隊が攻めていったのだとか。

それで違ったら謝罪で許されるの?

 

「ま、そうなったら完全に女子と男子の戦争よね。全く、何を考えてるんだか」

「私たちは不参加します?」

「勿論不参加で。多分吉井君たちとは敵としてじゃなくて味方として合流するかもしれない」

 

ぶっちゃけ巻き込まれたくない、っていうのが私の本音だけどね。吉井君や坂本君はそんな卑劣なことはしないのは明白。

根本君だって最近は咲未さんの影響か分からないけど丸くなってるくらいだからね。

 

「全く、いい迷惑よね」

「さてさて、この種火が何処まで上がるか………」

 

いよいよ強化合宿1日目が幕を開ける。




鈴「さて、次回はどうなることやら」

蓮「さぁ。それよりも色々フラグが立ってるわね。衝突は免れないのかしら」

鈴「基本免れないよ。うん。でもAクラスの一部は「やってないんじゃない?」って言う人も………」

蓮「あ、ネタバレ厳禁。それじゃまた次回ね」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。