バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜 作:ぷろとうぃんぐ
鳥花「うわ、マジですか」
鈴「うんマジ。さて、感想返信だよ!”蒼龍”さん!」
蓮「今回の議題は『百合』は有りか無しかになりそうね………」
蘭「……………なによ。なんで皆して私を見るのよ?」
翼「……鈴さん、いつもあのモードが発現したらどうしてるの?」
鈴「……………お姉ちゃんの馬鹿力に負けて……うん………絡みプレイをね………」
鳥花「実の妹に何手を出してるんですか!?」
蘭「まだ出してないわよ!」
蓮「既に手遅れよね」
鈴「さ、最後!太郎丸勇大さん!」
翼「真犯人は一体………?」
鈴「それじゃ本編へ続きます!」
バカテスト 音楽
【第十三問】
バロック後期の作曲家であり、『四季・春』を作曲した後に様々な楽器で協奏曲を書き、バッハやシューベルトに影響を与えた人物を答えなさい。
姫路 瑞希の答え
『ヴィヴァルディ』
小林 翼の答え
『アントニオ・ヴィヴァルディ』
教師のコメント
正解です。今なお人気を残す代表的な作曲家です。
土屋 康太の答え
『VIVAL』
教師のコメント
ロッカー(ロックを奏でる人)の名前のようですね。
東雲 蘭の答え
『モッツァレラ』
教師のコメント
………もしやモーツァルトと書きたかったのですか?
☆
「------っていうことがあったんだけど」
「思い切ったことしたわね。西村先生に言うなんて」
先生の計らいもあって、食事の前にお風呂を済ませるように言われた女子の面々。入りたい場合は自己責任にされた。
火傷の跡を持つ人は今のところいないけど、何とか真犯人を探さないと。
私たちは食事を済ませ、今度は大富豪をしながら今の状況を伝える。
「西村先生も何とか信じてくれたよ」
「それはそれで良かったけど………私たちはどうするの?」
「まず情報収集……からかな。カメラを見つけた第3者が怪しいし」
「第1発見者が犯人だった、なんて刑事ドラマでも有りがちですからね」
いいながら、場にQを2枚置く。むむぅ、K以上のツーペアなんて無いよ………あと3枚っていうのに。
「パス。あの試召戦争はどうするっていうのよ。参戦するの?」
「私もパス。取り返しのつかないことになったら介入するけど、まずは犯人を探すのが先だからね」
「はい、1ダブル」
「げぇっ!?」
鳥花さんはQのツーペアが蓮によって破られてとんでもない声を出す。
私はあと3枚、蓮はあと2枚、蘭さんはあと1枚、鳥花さんはあと4枚だ。
まだ命令の件は有効だから、皆気合が入ってる入ってる。
「それじゃ、ハートの9でも出しておくわ」
「スペードのJです」
「K」
ペムッとスペードのKを出した。2枚同じ色を出すと強制的にその色しか出せない縛りが発動するようになっている。
「スペード縛りとは……こっすいなぁ………」
「何弁よ。あ、私はパスね」
「じゃあここで私必殺のジョーカー!行ってこいっ!」
「あ。それじゃスペ3返しね」
「うっそん!?」
ジョーカーがもう1枚出てなかったから念のため持っておいて良かった。これで勝った。
「8切り。チェックメイト」
「それじゃ私も2抜けね。危なー……」
6をだして抜ける蘭さん。これで残りは蓮が1枚、鳥花さんが2枚だ。
「じゃあ実は隠し持っていたダイヤのK出しと来ますね!これでしにゃ
「2」
豪快にフラグを立てた鳥花さんが最下位となった。
ただ1位になったのは嬉しいんだけど、特に命令することがないなぁ。
「………はっ、翼さん!命令をどうぞ!」
鳥花さんは即座に態度を変えて服従のポーズを取る。う、うーん……どうしたものか。
そう思っていた時だった。
『女子全員に告ぐっ!試召戦争の準備をして大食堂へ集まるように!』
部屋の外から、メガホンを当てたような拡散力のある声が響いた。寝てる人もいるだろうに、無理に召集かけなくても。
「……だって、翼。どうする?」
「どうもしないよ。吉井君には私は攻めないって言ったから、傍観者になるよ。……あ、そうだ。鳥花さん、スパイとして潜入してきて。どんな動きしたのかも気になるから」
「イエス、マム」
バタン、と扉を閉めて一目散に走り去った鳥花さん。ここは彼女に任せて、私たちはクロンダイクでもしていよう。
☆
「クロンダイクソリティア……なんて難易度なの……全くクリア出来ないわ………!」
「半ば運ゲーだからね、それ」
30分くらいは経った頃、ついにクロンダイクの難しさを知った蘭さんは悔しそうに途中で詰んだトランプを見ていた。
スパイダーソリティアもそうだけど、基本頭脳プレイとかではなく、運がいいか悪いかだから、かなり難しい。
熟練者でもクリア出来るときと出来ないときがあると聞くし。
すると、
「1時戻りました!情報報告です!」
「あ、派遣社員が帰ってきたわよ」
「おかえり、鳥花さん。それでどうだったの?」
蓮はトランプをシャッフルして、再びクロンダイクをやり始める。
私はそれを眺めながら鳥花さんの言葉に耳を傾ける。
「あー、えっとですね。翼さんたちがいないことに多少不安を露わにしていた小山さんが主犯ですね。Cクラス代表の」
「それは予想通りね。絶対来ると思ってた。Eクラス代表の中林さんも躍起になってるんでしょ?」
「はい。あと相当怒ってるのか島田さんと霧島さんも来てましたね。あ、でも姫路さんはいませんでしたよ」
「そこは織り込み済みだからね。具体的には?」
「はい。やはり覗きに来るであろうFクラス男子を全力で向かい打つ作戦です。ただ、Aクラス女子の一部とBクラス女子全員は不参加とのことです」
鳥花さんはここまで走って来たのか、息を絶え絶えに続ける。
「ただ、戦力差としては結構開いてそうですね」
「そうだろうね。教師とかも出向くから」
一応声はかけておいたけど、参加しないわけにはいかない。高得点者はいるだけでもプレッシャーに感じる。
「鳥花はどうするのよ?」
「私?当然不参加ですよ。何の得もないことをしたくないですし」
「それじゃ鳥花さん、クロンダイクお願い出来る?」
「何ですかそれ?大工さんです?」
2日目の試召戦争は、私たちはスルーの方向を取った。
さて、真犯人はどう動いて来るのか…………複雑な心境のままクロンダイクをする私たちだった。
翼「さ、2日目も明後日で終わりだね。あと残すところ3日!」
鈴「ハイペースだねぇ………飛ばし過ぎでは?」
翼「………むしろこれからが長くなるという。それから、携帯的事情により、もしかすれば更新頻度が低くなりますが、どうかご了承願います」
鈴「それじゃまた次回、お会いしましょー!」