バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜 作:ぷろとうぃんぐ
蓮「さ、早速返信行くわよ。太郎丸勇大さんね」
鳥花「私たちの戦いはこれからだ!」
翼「それ、終わっちゃうフラグ」
蘭「実際4日も空けてるじゃないの。それから、原作通りに行くらしいから、例のくだりはあるわよ」
蓮「”蒼龍”さん」
鳥花「解決はまだまだ先ですかね………」
蓮「マリクさん」
鈴「調教………って」
翼「それじゃ本編始まるよ!」
バカテスト 心理
【第十六問】
貴方は森の奥深くで1人の異性と通り過ぎました。
貴方が考える異性の名前を書きなさい。
小林 翼の答え
『久保利光君』
教師のコメント
貴方が今通り過ぎた異性はライバルとなり、それぞれ別の道を歩いていく人となります。良き友達となるでしょう。
吉井 明久の答え
『木下秀吉』
教師のコメント
異性です。
玉野 美紀の答え
『アキちゃん』
教師のコメント
異性、という言葉を見て真っ先に書かないで下さい。
☆
私たち5人は早速犯人の動向を確認すべく更衣室へと向かった。
時間外立ち入り、としても既に訴訟が起こせる訳だけど、私たちの目的としてはそんな生易しいものではない。
それはここから僅か10分もかからない程度で、更衣室へ繋がる階段はここだけ。逃げ場はない。
そのはずだった。
「……何よ、どういうこと?」
「誰も………いませんね………」
既にもぬけの殻状態だった。
そんなはず無いんだけど……と色んな場所を探し回ったけど、結局犯人は捕まえることが出来なかった。
後に、カメラを確認したところ、確かにツインテールの少女が更衣室に入っていく映像が写し取れていたが、顔までは判別出来ず、証拠不十分となった。
☆
強化合宿もいよいよ大詰め。その夜のこと。
「………とんだ失態だったわ……というか今日は失態だらけだわ全く………」
「蓮さんの所為じゃないですよ。不可抗力です。アンラッキーデイなだけですから」
「フォローありがとう。それよりも翼。今日の予定はどうするのよ?」
「………」私は少し考えたあと、結論を出した。「行ってみる。今日は高橋主任も来るんだから、間違いなく勝てないのは目に見えてるし」
「翼が頑張ったところで無駄骨だと思うわよ?それに…………」
ここで蓮が今の現状を整理し、第三者的立ち位置に立つ。これも読者さんの為だと思う。
「現在強化合宿3日目。あと明日、明後日で強化合宿は終わりになるけど、明後日は帰宅だけだから実質今日か明日しかチャンスはない……ということね」
「私たちに課せられているのは犯人を特定して、捕まえること。それから女子と男子の溝の仲裁が新しく加わったわね……」
「絆を深めるどころか段々と溝が出来てますからね。やっぱり男の人はケダモノでしたか………」
「人間が怖いよ、まず」
今回起きた事件は、吉井君が脅迫されていたから云々の話じゃなく、どの道覗きの疑いをかけられていた。疑うことを知らない女子と、己の欲望だけで活動する男子多数……正直、どっちの方にもつきたくはない。
「それで、3日目のブリーティングだけど、吉井君の情報だとD、E、Fクラス男子が味方に加わって、女子たちは高橋主任を本格的に戦闘に参加させるみたい」
「…………明らかに勝ち目がないのは一目瞭然よね。翼、アンタが高橋先生をボコりなさい」
「えぇ、目的が違う………」
「翼さんとしてはどうなの?」
「………証拠すらまともに無いのに、初めから疑ってかかるのがまず許せないかな」
「結局、どっちも私怨があるわよね。女子は『覗かれた
「混じってるのはまぁ間違いないわね。気持ちは分からなくはないもの。真犯人をボコボコにして差し出して公表すれば早いんだけど………」
「それは無理ですね………風評被害に敏感な学校ですから。例え「この人が真の黒幕でした」なんて発言すれば酷評どころの問題じゃないですし」
「だからってこのまま真相が闇の中には嫌だよ?」
「それにもうこの戦争は止められないわよ。プライドがあるんだろうし」
蘭さんは冷たく言い放った。そこに辿り着くんだよなぁ……でも吉井君たちが戦う意味なんて無いわけだし………
「皆私怨なんだし、翼も私怨で行動すればいいじゃない。結局はアンタがどうしたいかよ?」
「…………私は……女子を止める」
「そ。それなら私もついて行くだけだわ」
「ええ。その意見には同意よ」
「姫路さんはどうするんですか?」
「一応連絡だけは入れておかないといけないかもね………でも出来れば明日の総力戦まで温存しておきたい秘密兵器だけど」
こうして島田さん以外のFクラスメンバーを加えた私たちの戦争が開幕した。
私たちはまず鈴さん、咲未さん、そして姫路さんにメールを送ってから、待機しているはずの大食堂に向かった。