バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜 作:ぷろとうぃんぐ
翼「わ、私よりお似合いの人がいると思うよ………//姫路さんとか、島田さんとか………」
蓮「何で顔赤くなってるのよ」
鳥花「次は”蒼龍”さん!………長かった長編も収束に向かってるようで何よりです」
鈴「ちなみに次回以降の長編なんだけど、その前に水着回とか挟もうとしてるらしいから、テストの話はまだまだ先になりそうだよ」
蘭「原作3.5の話ね。闇鍋回とかいつやるのかしら」
鳥花「今でしょ!!………では次はマリクさん」
翼「綺麗に滑ったね………姫路さんと翔子さんは既にこっちの味方だよ!高橋先生に対しても戦えるかも」
鳥花「最後は太郎丸勇大さん。………散々オリジナル展開やって、結局犯人は捕まるんですかね?」
蘭「原作通りにならなきゃいいけど…………」
鳥花「それじゃ、本編!始まりますよっ!」
バカテスト 情報
【第二十一問】
QWERTY(クワーティー)配列とは何か、簡単に説明しなさい。
霧島 蓮の答え
『コンピュータのキー配列の1つ』
東雲 鈴の答え
『コンピュータの配列の1種で、上から2段目、左から6個分の文字列の配列を指す』
教師のコメント
正解です。『コンピューターのキー配列』という単語が入っていれば基本丸です。
東雲 蘭の答え
『Quiet War Experience Row Traditional Yo-yo-』
教師のコメント
訳すと、静かな戦争経験の伝統的なヨーヨーの列ですか。
土屋 康太の答え
『Twentyの800倍にあたる祖先の文字のこと』
教師のコメント
16000は『Sixteen Thousant』です。
☆
「…………さて。まずは戦力を確認したいところだね」
「そうね。鳥花さん。ちょっと視察に行って来てくれるかしら。Cクラスの連中だったら所構わず負かしていいから」
「そんなクレイジーなことはしたくないんですが、とりあえず核弾頭として行って来ます」
「自爆特攻!?」
まさしく神風とばかり鳥花さんは戦場へ消えて行った。
丁度その時だった。
「あ、お姉ちゃん!やっぱりここにいたんだ!」
廊下の奥から、鈴さんが小走りでやってきた。その脇には召喚獣がいるところを見ると、既に戦って来た後のようだ。
「鈴も参加してるの!?くっ……実の妹を手に掛けるのも癪だけど、私の前に現れた者は叩くのみ!
「まままっ、待って!お姉ちゃんと戦いに来たわけじゃなくて!」
「……アンタ、今の現代文の点数を述べなさい」
「確か、あと30点あればFクラス平均値だったと思うわよ?」
「……15点くらいだと仮定しても、間違いなく即死だね………」
点数低いんだから戦わないで欲しい。これ本音。
「そうじゃなくて、今の現状だよ。どうせよく分からずに突っ込もうとしてたんでしょ?」
「うぐ………」
「お姉ちゃんより人脈が多いこの私に何でも聞いて!」
「それじゃAクラス副代表。今知ってることを教えて」
私は鈴さんに聞いてみる。Aクラスってだけで相当人脈や信頼があるような気がする。Fクラスとの格差は勉強面ではなく、信頼云々だと思う。
「了解。Cクラス友軍連合についてだけど、主な主力が小山友香・中林宏美のC、Fクラス代表コンビ、島田美波・清水美春含めた友軍。その中でもAクラス女子、クラス女子が殆ど向こう側についちゃったみたい」
「やっぱりか……覗き犯の模倣はしなくないよね」
「そりゃ、吉井君たちの助けをすれば覗きに賛成ってことになるんだろうし」
だから戦争を仕掛けたのだろう。あくまでFクラスを中心とした男子に反抗するために。
鈴さんは肩を落としながら続ける。
「それに、少なからず大島先生、長谷川先生、五十嵐先生、布施先生、高橋先生はCクラス側だし」
「西村先生を抑えるのが精一杯だったからね………」
「教師っていう立場上、卑劣な行為を許すわけには行かないんでしょうね。野放しにしておくわけにも行かないし」
「で、Fクラス連合側は霧島翔子・湾城咲未・坂本雄二のトリプルコンビと、姫路瑞希・私、東雲鈴・根本恭二のトリプル助っ人が後ろにいて、B・D・Fの男子は全員参加。ジョーカーに蓮さんや翼さんがいるって感じかな」
「C・Eの男子は代表が代表だから参加しないんだろうけど……Aクラスの男子は?」
「……なんか動かない。点数を削りたくないのか知らないけど、今のところどっちにも属してないらしいよ」
話を聞くところによると、結構大事になってるみたいだなぁ。模擬戦みたいなものなんだろうけど、賭けているものはかなり大きい。女子は貞操、男子はプライド、か。
私は当然Fクラスだし、売られた喧嘩は買うのが私の主流だから明久君側につくけどね?
「ただ、1番辛いのは先生だろうね。こっちには誰も味方がいないから」
その瞬間、廊下の奥から響くような声と足音が同時に聞こえた。
『見つけたっ!Eクラス、遠藤李利が勝負を仕掛けますっ!
『Cクラス、萩浦琴音も行きますっ!
『Aクラス………って副代表!?……く、長峰智晶も勝負を仕掛けますっ!
「ほら、お出ましよ翼、蓮、鈴。やっちまいなさい」
「よし、こうなったら蘭を囮にしてボコるわよ」
「「了解」」
「了解するんじゃないわよ!貴女たち純粋に強いんだから、囮なんて使う意味ないじゃないの!」
蘭と少し口論になりながらも、私たちも続いて召喚する。まだ超絶召喚の力はとっておかないと……あの技、超絶ってくらいに強いけど、疲弊とフィードバックが来るんだよねぇ。便利と不便は紙一重って奴なのかな?
とにかく、私は二刀流、鈴さんは大槍、蓮は両手剣を装備する。
「はぁぁっ!!」
相手………萩浦さん、だっけ。は、鎌を持っていた。何気にいい武器だと思う。
しかし、横薙ぎに振られた鎌を飛んで避けると、たった2歩で接近する。
「!?はや-------」
「ダブル・サーキュラーっ!!!」
技名を叫ぶと、左と右の剣のタイミングを僅かにズラしながら、召喚獣を滅多斬りにする。
【Fクラス 小林 翼 英語 405点】
VS
【Cクラス 萩浦 琴音 英語 0点】
「この点差……!!」
『戦死者は補習っ!!』
「いやぁぁぁぁっ!!」
どこからともなく、戦死者報告を受けたらしい西村先生は、萩浦さんをすごい速さで担いで補習室へ連行していった。本当神出鬼没だな、あの先生………
【Fクラス 霧島 蓮 英語 267点】
【Aクラス 東雲 鈴 英語 332点】
VS
【Aクラス 長峰 智晶 英語 283点】
【Eクラス 遠藤 李利 英語 83点】
「ふっ!!」
蓮は両手剣を振り回しつつ、長峰さんの持つダガーを牽制する。スキがある分リーチが大きい。
鈴さんは2人をほぼ同時に狙いながら大槍を回す。その理由は、遠藤さんの持つ武器が『クロスボウ』だからだ。
召喚獣には珍しい投擲武器なので、牽制をしつつ攻撃を入れていく。
「く……す、スキがまるでないわ……!!」
「この凸凹コンビ……全く近づけないわ……!」
「凸凹じゃないわ、凹凸よ」
「この際どっちでもいいよ、そんな細かい訂正!!」
競り合いが続いていたが、突然鈴さんの召喚獣が持つ大槍が一瞬だが歪曲し、
これは鈴の持つ腕輪の能力だ。僅かに槍の軌道をズラす。
「あっ………!!」
遠藤さんは大きく体制を崩す形となると、鈴さんは槍を一直線に突き刺した---------!!
【Fクラス 霧島 蓮 英語 243点】
【Aクラス 東雲 鈴 英語 322点】
VS
【Aクラス 長峰 智晶 英語 224点】
【Eクラス 遠藤 李利 英語 0点】
「蓮さんっ!!」
鈴さんはノールックで長峰さんに接近して、槍を無理やり入れ込む。ダガーは剣先が短いために唾競り合いになると相当厳しい。
あの鋭角ズラしは1回につき10点分ほど消費するらしいけど、その分攻撃がトリッキーになる。今回蓮は300点満たないため、能力は使用不可だ。
それでも、普通に蓮は強かった。
「さっさと-------」
鈴さんが入ってきたことによって集中が削がれた今を狙って、両手剣持ちの蓮が一足早く攻撃体制に入った。
この間合いだ。躱すことさえ出来ないし、ダガーでは巨大な剣の防御もまともに出来ない。
蓮は勝機とばかり叫ぶ。
「-----堕ちなさいッ!!」
【Fクラス 霧島 蓮 英語 243点】
【Aクラス 東雲 鈴 英語 322点】
VS
【Aクラス 長峰 智晶 英語 0点】
【Eクラス 遠藤 李利 英語 0点】
この2人、本当にスキがない。
『戦死者は補習!』
『『いやぁぁぁぁ!!?』』
「全く……オチオチ話もしていられないわね」
「だけど、意外に戦局が良い方には傾いてなさそうだね。Aクラスも少なからずいるみたいだし」
「そこなんだよ。……今の前線は1階かな。高橋先生とか、とかく強力な人が集まってて、もう攻め入るとか無理だから、手に余ってるみたいだよ」
「1度高橋先生倒した翼ならいけるんじゃない?」
「高橋先生だけなら何とか………」
正直、昨日は高橋先生だけだったから尚更だけど、そんな強力な人が揃ってる中で乱入とかされたら手一杯になる。
それに、今の指揮は坂本君だし、下手な行動はしない方がいい。
「私もまだ完璧に戦力は把握してるわけじゃないからねぇ。善戦が限界で」
「敵を撃破するしかないね。1箇所で固まってるよりかは分散した方がいいかも」
「分かったわ…………」
「………………」
「…………そんな捨てられたチワワみたいな目で見るまでもなく、ちゃんと連れて行くから………」
「何かと苦労してるのね………」
「妹って大変なんだよ……」
そんな会話を聞き流しつつ、階段を降りて2階へ降りる。3階はC、D、E、Fクラスの男子が謎の士気(べらんめぇ口調多数)により制圧されている。
記念
2月22日22時に投稿完了
翼「それがやりたかっただけなんだ………」