バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜 作:ぷろとうぃんぐ
翼「教師3人だと勝てないレベルかな」
鈴「教師よりも上ってどういうことなの…………」
蓮「そういうことよ。それじゃ次は太郎丸勇大さん。………アンタもう少し頑張れば?」
蘭「記憶が出来ないのよ。既に容量の7割使い切ってるから無理なの」
鳥花「17歳にして容量の7割使うってどういうことなんですか………」
蓮「最後はマリクさんね」
鈴「関係修復はちょっとまずいかもしれないね。この駄作者さん、そこまで考えてなかったっぽくて」
翼「アンチ不可避かな?」
蓮「そんなの私たちが許さないわよ。それと、今回も翼無双Ⅲがあるわ。あと、バカテストが秀悦よ。それじゃ本編始まるわ」
バカテスト 特別授業・面接
【第二十二問】
貴方の学校と氏名を言って下さい。
島田 美波の答え
『文月学園から来ました、島田美波です。よろしくお願いします』
教師のコメント
完璧ですね。しっかりと面接官に「受かりたい」という意欲が伝わるようにするといいですよ。
土屋 康太の答え
『文月学園の………お前に名乗る名はない』
教師のコメント
そんなことを言えば確実に不採用です。
吉井 明久の答え
『履歴書を見て下さい』
教師のコメント
名乗って下さい。
湾城 咲未の答え
『文月学園から来ましたわ。名前はまだありません』
教師のコメント
貴女はどこの迷い猫ですか。
☆
問題は1階とお風呂場の前か……高橋先生の指揮と、AクラスとBクラスの女子が張り付いているらしいし、強行突破は難しい。
しかも、代表認定された小山さんもどこにいるかが分からない。居場所が分からない分、攻め込むのは分が悪い………少なくても小山さんは坂本君よりも点数が上。
だとすれば、私は一体何をすれば………
『いたわ……小山代表が著した『マークしなければならない人5選』のトップよ………』
『えぇ………あの人、確か高橋先生を倒したんでしょ……?』
『4人で叩けば、いくらあの優等生も手が出せないわよ……』
『そ、そうかなぁ……』
……曲がり角からそんな声が聞こえたけど、特に気にしない。
私がやらなきゃいけないこと……私がやらなきゃいけないこと……
前線偵察は鳥花さんに任せるとしても、小山さんを倒せばこの戦争は終わるから……
『『『『
【Fクラス 小林 翼 日本史 836点】
VS
【Bクラス 砂籐 鈴夏 日本史 237点】
【Cクラス 藤城 実 日本史 194点】
【Dクラス 前崎 夢愛 日本史 140点】
【Eクラス 加藤 春 日本史 103点】
「「「「800!!!?」」」」
「うわっ!?」
深く考えていた時、感嘆の声に思わず私が仰け反った。点数のコードを見て見ると、確かに800をマークしていた。
昨日最終戦だからって、どの教科も本気で勉強してから受けたんだったっけ。ヴァルキリーは精神疲労が大きいから、いつでもどこでも召喚するわけにもいかないし、多少は自力で何とかするしかないからね。
「何よ、その点数!?化け物じゃないの!?」
「……まぁ、うん。得意教科だからね……」
「得意教科でもそんな点数普通出せないと思うよ!?」
日本史のフィールドだと言うことは分かっていた。でも召喚戦争仕掛けたのはそっちだし、正当防衛……?
あ、いや。戦争に正当防衛とか無かったね。そういえば。
「とりあえず………」
目の前で唖然としているCクラスの人とEクラスの人を一瞬で切る。近づくのも一瞬。
学園長からこんな話を聞いた。800点以上の召喚獣が持つスピードは、
【Fクラス 小林 翼 日本史 836点】
VS
【Bクラス 砂籐 鈴夏 日本史 167点】
【Cクラス 藤城 実 日本史 0点】
【Dクラス 前崎 夢愛 日本史 91点】
【Eクラス 加藤 春 日本史 0点】
それは私自身、制御するのが難しいけど、本気で走ればマッハ10ほどのスピードらしい。
一瞬で向こう側の壁まで移動し、また律儀に戻ってくる私の召喚獣を見て、呆然とする2人。
「な、なんて一撃なの……!?風圧でダメージって通るの!?」
「しかも小林さん無傷!?」
「もはや轢いたって感触だったよ、今」
2人の間を通り抜け(会釈して)、私の前に立つ召喚獣。これ剣いらない気がする。風圧で倒せるんだし。
「えっと、悪いんだけどこんな点数の召喚獣、制御したことないからちょっと練習するね。……よっ……と……うわっ!?疾い!?」
「練習が攻撃になってるんだけど!?」
「『速』が『疾』になるくらい速いんですか!?残像しか見えないんですけど!!」
突っ込まれながら暫く動き回って、ようやく動きも掴んで来たところで、点数を見てみる。
【Fクラス 小林 翼 日本史 826点】
VS
【Bクラス 砂籐 鈴夏 日本史 34点】
【Dクラス 前崎 夢愛 日本史 7点】
「「……………」」
この間僅か10秒。壁にぶつかったりしてるためか10点減ってるけど、仔細なしかな。
「よし、大丈夫。やろう」
「何を!?私たちの処刑を!?公開処刑でもするの!?」
「風圧怖ひ………!!」
前崎さんが黒歴史を思い出すかの如く怖がってるけど、うん。風圧って人間裂くほどの威力あるからね。
「こんなの勝てるわけないじゃないの………」
「……トドメがさしにくいから、引いてくれれば見逃すんだけど……」
「すみません!本当にすみません!!」
「お騒がせしたわね………」
妖怪か、悪霊でも見たかのようにぐったりとしながら戦闘から掃けていった2人。ちなみに、立派な敵前逃亡になるけど、西村先生は今補習室だし、誰も見てないから大丈夫。
ルールなんて破るためにあるって、私のクラスの男子の誰かが言ってた。
彼女らにご慈悲を。
☆
『2階もまもなく占拠だよ。あとは1階とお風呂場だけ』
鈴さんから通話でそんな状態が伝達される。無闇に攻めることはしないで、3階から順に封じて行くのが雄二君の考えらしい。
その為に、戦力を全て使って2階に占拠を優先にして、女子たちを1階へ追い返す。
つまり、2階以上は安全階となるわけで。
「じゃあ階段は全部?」
『うん。東階段も西階段も完全制圧。これでもう誰も上がって来れないってことだね。それで、代表たちが学習室に来てって』
「学習室?C?D?」
『広さ的にCだと思う。とにかく、全員収集してるっぽいよ』
2階の学習室といえばC・Dとあり、クラスによって分けられているのかなぁ、と思ってたけど、使用の頻度は低かった。
ここからなら1分もすればつくかな。よし。
「分かった。今すぐ行くよ」
『了解。結構集まってるから、早めにね。それじゃ〜』
と、鈴さんの通話を切った。
携帯を折り畳んで制服のポケットに突っ込み、学習室へと駆けた。