バカとテストと召喚獣〜The Another Story〜   作:ぷろとうぃんぐ

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翼「今日は少し少なめかな?」

蓮「さ。感想返しするわよ。”蒼龍”さん」

鳥花「私たちのクラスってFクラスですよね…………」

蘭「そうだとは思えないわよね………」

鈴「Fクラスの一生徒が学年主席超えの点数叩き出してるから………」

蓮「次。狂歌の僕さん。………彼女らにとっては運ゲーなのでは?」

翼「避けないで欲しいけどね………」

蓮「次。マリクさん。………んー、高橋先生でもバーサーカーの翼は止められなかったわよね……」

鈴「私もバーサーカー使えたらいいのになぁ………」

翼「………分かってると思うけど、あれバーサーカーじゃなくて、TASシステムだからね?」

鳥花「略してツバーサーカーですよね」

翼「やめて!!何か痛い子みたいだからやめて!!」

蓮「何も略してないことにあえてツッコミはしないのね。それじゃ最後は太郎丸勇大さん」

蘭「理科科目は高いわよ!」

蓮「それじゃ、本編始まるわよ」


85話 不意打ちと刺客

バカテスト 特別授業・面接

【第二十四問】

休日の過ごし方を教えてください。

 

小林 翼の答え

『予習復習や、余った時間で本を読んでいます。』

 

教師のコメント

模範的な回答ですね。もう少し本の詳細を述べるとなお良しです。

 

坂本 雄二の答え

『先週は翔子に攫われて軟禁されていた。』

 

教師のコメント

危ない休日を過ごしていますね。

 

霧島 翔子の答え

『雄二を調教。』

 

教師のコメント

一体休日から何をしているのですか。

 

 

 

その他にも咲未さん、根本君、木下さん、工藤さんもこちら側だし、戦力からすれば強力の域を越している。

 

「とにかくだ。しばらくは睨み合いが続くと思うから、俺たちは上からでも見物させてもらおう」

 

と、雄二君が言ったところで、私はある()気付いた(・・・・)

2階の階段の付近に、掃除道具を片付けるために配置してあるはずのロッカーが、ガタリと揺れた。

微かな揺れだったが、無人のはずのロッカーがひとりでに揺れることはまず無い。窓も完全にシャットアウトされているから、風も入って来ないはずだし、まさかロッカー開けたとたん、2D顏のたけし(仮称)がガタガタ震えている訳でもない。

階下から聞こえてくる喧騒に混じって音が聞こえなかったのか、1階に降りようと無防備にロッカーを通過する雄二君に慌てて声をかける。

 

「待っ…………!」

 

しかし、私が言い終わるか早いか、いきなりロッカーが開いた。中からは少女が飛び出して来た。

 

「うおあっ!!?」

 

あまりの突然な襲撃に素っ頓狂な声をあげて後ずさりする雄二君。うん、確かにあれは怖い。

 

「Aクラス、矢野佳苗がFクラス坂本雄二に勝負-----------!!」

「Aクラス、東雲鈴が勝負を受けます!!試獣召喚(サモン)っ!!!」

 

 

【Aクラス 東雲 鈴 数学 316点】

VS

【Aクラス 矢野 佳苗 数学 294点】

 

 

流石はAクラス。鈴さんの点数でもギリギリだ。

蘭が駆け寄る。

 

「雄二君!大丈夫!?」

「あぁ………何とか………!!」

「ここは私に任せてっ!!」

「頼んだわよ、鈴っ!!」

 

私たちは3階に逃げるようにして移動した。ロッカーに忍んでの奇襲…想定して無かったわけじゃなかったけど、今までずっとロッカーに居たってこと?

それなら、これ安全地帯(アンチ)ないのでは?

 

「他のロッカーに潜んでる場合があるから、慎重にね」

「分かっている。やはり代表は派手に動くべきじゃない」

「しかし、今のは驚いたのう………」

「……………(コクコク)」

「驚きすぎて三半規管が飛び出そうだったよ…………」

「……なんで三半規管。でも近衛部隊が多くて助かったね……」

 

ちなみに総勢8人居た。盤石の布陣といってもいいだろう。近衛部隊こんなに要らないよね。

 

「蓮は大丈夫だった?」

「はぁ……はぁ……ど、どこのホラゲよ……ひと昔前の脱出ゲーじゃないんだから、あんな手の込んだこと、やめて欲しいわね………」

「だが、完全に攻めに来てるな。防戦一方だと思ってたが、少々敵の戦力を侮りすぎた」

 

そう悔しそうに歯噛みする雄二君。

……そういえばロッカーの中に見えたロープみたいなのが気になるなぁ………鳥花さんも帰って来てないみたいだし。

あとで見に行ってみよう。

 

「でも向こうも相当必死ね………ロッカーの中でいつ通るか分からない坂本君を狙ってた、なんて」

「いつから居たんでしょうね………少なくとも、2階占拠時にはあそこにいたってことになるんでしょうけど」

「とにかく、まだ隠れている奴がいるかもしれない。十分に警戒してくれ」

 

ロッカーだけに限らず、部屋の中や床下とか、あわよくば窓の外に居るとか………ある意味ホラーの領域だね。

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